廃線跡も楽しめる! 横浜・みなとみらいのロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」4月開業

ついに運行の詳細が明らかに!

開業は4月22日、運賃は大人1000円

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貨物線の廃線跡の脇に経つ支柱(2020年11月、乗りものニュース編集部撮影)。

 横浜市は2021年1月13日(水)、JR桜木町駅とみなとみらい地区の新港ふ頭を結ぶロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」について、4月22日(木)に運行開始すると発表しました。

 このロープウェイは常設の都市型ロープウェイとしては日本初となるもので、JR桜木町駅東側と新港ふ頭の運河パークやショッピングモール「ワールドポーターズ」付近までの約630mを約5分で結びます。

 営業時間は午前10時から午後10時まで、運賃は大人1000円、こども500円。ゴンドラの定員は8名で、計36基が同時に往復します。事業主体は泉陽興業株式会社です。

 ロープウェイは運河の上を通行していきますが、これに並行して、かつてこの地にあった東海道本線の貨物支線「横浜臨港線」の廃線跡である「汽車道」と呼ばれる遊歩道が整備されており、線路やトラス鉄橋など数々の遺構を眼下に見ることができます。

 横浜臨港線は1911(明治44)年に開業し、1986(昭和61)年に廃止された貨物線です。かつて山下ふ頭まで伸びていたこの貨物線は、船舶による輸送が主要だった時代に、日本の物流を支える重要な路線となっていました。

【了】

【画像】路線図と完成イメージ

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コメント

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4件のコメント

  1. このご時勢に換気や知らない人と同席したりしないのかについて言及がないのは不自然だ。

    • そもそもその辺の話、横浜市からのプレスリリースでも触れられてないんで……。事業主体も特に何も書いてなかったし。

  2. たった5分で大人1000円‼️
    子供2人の家族で乗ったら
    3000円かよ

  3. >常設の都市型ロープウェイとしては日本初
    お隣の川崎市に既に存在するので日本で2番目かなぁ