ANAのターボプロップ機「DHC8-Q400」に「祝」の文字光る 就航前の世界自然遺産登録特別機

10月以降にデビュー予定です。

整備作業と並行して

 ANA(全日空)グループが保有するターボプロップ機のボンバルディアDHC8-Q400「JA858A」が、那覇空港にある航空機整備施設「MRO Japan」の格納庫内で、世界遺産登録記念ロゴデカール機としてのデビューに向け準備を進めています。

 ANAグループでは2021年7月に奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島が世界自然遺産として登録されたことをうけ、記念ロゴデカール機を就航させています。すでにANAグループでは、ボーイング787-8「JA818A」、ANAの737-800「JA71AN」、ANAグループのLCC(格安航空会社)、ピーチの「JA08VA」(バニラエア復刻塗装機)の3機が同様のコンセプトをもつデカール機としてデビューしており、この「JA858A」はそれらにつぐ形です。

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ANAのDHC8-Q400「JA858A」に記念デカールを貼り付ける様子(2021年9月16日、乗りものニュース編集部撮影)。

「JA858A」のデカール貼り付け作業は、整備作業と並行し実施されました。デカールの大きさは横180cm、縦50cm。金色の文字で「祝」と描かれたデザインが特徴です。この機は10月以降に定期便へ就航する予定です。

 ANAグループでは、同地域の自然遺産登録を記念した取り組みの展開を進めています。9月25日(土)には、那覇空港発着で総2階建て巨大旅客機「A380」による周遊チャーターを実施し、世界自然遺産の上空を巡る予定です。

【了】

デビュー直前!整備作業と並行して実施のデカール貼り付けに密着!

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