JR東海「315系」 2022年3月5日営業運転開始 国鉄から継承の211系は引退

211系だけでなく213系、311系も取り替えます。

JR東海の保有車両はすべてJR発足後に新製した車両に

 JR東海は2021年11月17日(水)、新形式の在来線通勤形電車「315系」を2022年3月5日(土)より運転を開始すると発表しました。

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JR東海315系電車の外観(画像:JR東海)。

 315系はモーターを駆動する電力変換装置にSiC素子を導入するなど、省エネルギー化を図り、電力消費量を約35%低減(211系比)するなど、環境負荷の低減を図った車両です。安全性・安定性のさらなる向上、バリアフリー設備の充実やセキュリティの強化、さらにAIを活用した冷房機能の向上や座り心地の向上を図っています。

 運転区間は中央本線の名古屋~中津川間。特急車両を除いて同区間の車両は2023年度中に315系に統一します。また、315系の投入で211系電車250両、213系電車28両、311系電車60両を取り替えます。これにより、国鉄から継承した211系8両は2022年3月中に引退、JR東海が保有する車両はすべてJR発足後に新製した車両となります。

【了】

【画像】315系の車内をサッと見る

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