しばしば起こる貨物列車への強行乗車 どんな罪になる?

駅に停車している貨物列車、乗れそうだな……と思ったこと、結構な人があると思います。もしそこで本当に乗ってしまったら、どんな罪になるのでしょうか。実例があります。

名水を求めて貨物列車

 列車を待っていると貨物列車が到着し、ちょうどホームと同じぐらいの高さに貨車が停止。「乗れそうだな」と、貨物列車が走っている路線なら、結構多くの人が思ったのではないでしょうか。行き先はよく分からないけど、どこか遠くへ行くらしい貨物列車。冒険心も刺激されます。貨物列車に少年たちが隠れて乗って、様々なトラブルに巻き込まれ成長する物語など、アメリカ映画とかでありそうですよね。

ホームで乗客を誘う貨物列車。

 しかし、それをやってはいけないのは言うまでもありません。なにより危険ですし、罪にも問われます。

 2011(平成23)年8月、夏休み。京都大などへ通う19~20歳の大学生3人が、滋賀県の湖西線近江舞子駅に停まっていた貨物列車に乗車。そのまま列車は走り出しました。その光景を、ホームにいた中学生が目撃して駅員に通報。連絡を受けた貨物列車は緊急停止し、大学生たちは運転士に見つかり警察に引き渡されるという出来事がありました。

 大学生たちは調べに対し、湖西線の新旭駅近くにある「平成の名水百選」のひとつ「針江の生水」へ行こうとしたところ、「乗る予定の電車が遅れて焦り、停まっていた貨物列車に乗れそうだったため、乗ってしまった」とのこと。しかし貨物列車は新旭駅に停まりません。大学生たちがマンガのように回転受け身をしながら飛び降りればOK、みたいなことを考え、実行し、惨事になる前に発見されて良かったのかもしれません。

 さてこうした場合、どのような罪に問われるのでしょうか。いわゆる無賃乗車などでしょうか。

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