嵐で走る臨時夜行特急

かつて道内各地を結んでいた夜行ディーゼル列車が、1日だけ復活します。その理由は「嵐」でした。

「はまなす」が運休する日に

 JR北海道は2014年12月14日(日)に、札幌発函館行きの臨時特急「北斗」88号を運転すると発表しました。この列車は札幌を23時5分に発車し、終点の函館駅には翌朝7時9分に到着。特急「まりも」や快速「ミッドナイト」、特急「オホーツク」など、かつて札幌駅から道内各地へ走っていた夜行ディーゼル列車が1日だけ復活することになります。

特急「北斗」に使用されるディーゼルカーの一例(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 運転理由はJR北海道によると、12月12日から14日にかけて札幌ドームでコンサートが行われるためといいます。同期間は男性アイドルグループの「嵐」が、札幌ドームで「ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN」を開催する予定です。

 また通常、札幌~函館間では夜行急行「はまなす」(札幌~函館~青森)がディーゼルカーではなく、機関車にけん引される客車を使って毎日運転されていますが、この12月14日の札幌発青森行きは運休になっています。北海道新幹線の開業に向けて検査や試験を行うため、青函トンネルを含む津軽海峡線で、列車を運行しない時間帯を拡大する必要があるからです。

 「はまなす」が走らない12月14日限定で運転される、臨時夜行特急「北斗」88号。札幌駅を23時5分に発車すると、新札幌(23:15着)、千歳(23:43着)、南千歳(23:47着)、苫小牧(0:12着)、登別(0:57着)、東室蘭(1:15着)、伊達紋別(2:05着)、長万部(3:00着)駅に停車。終点の函館到着は7時9分です。5両編成(指定席3両、自由席2両)で全車禁煙。グリーン車、車内販売はありません。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

この記事の写真一覧

  • 20141127_yakou

関連記事

最新記事

コメント