横浜中華街前に地下鉄大江戸線が出現 深夜に行われた新車輸送、どこから地下へ入れる?

深夜の横浜中華街前、しかも道路上に都営地下鉄大江戸線の車両が現れました。愛知県の工場で製造された新車を、トレーラーを使って輸送していたのです。しかしこの陸上を運ばれた大江戸線の車両、どこから地下へ入ったのでしょうか。

横浜を走る大江戸線

 2015年1月15日(木)の深夜、横浜中華街の前を都営地下鉄大江戸線の車両が通りました。みなとみらい線の元町・中華街駅に都営地下鉄の車両が現れたのではありません。横浜中華街東門の目の前を、大江戸線の車両が通過したのです。

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横浜中華街の東門前を通過する都営大江戸線の新車12-600形(2015年1月15日、恵 知仁撮影)。

 この車両は大江戸線の12-600形という新車で、都営地下鉄によると日本車輌製造(愛知県豊川市)の工場から都営地下鉄の車両検修場(車庫)まで、鉄道とトレーラーを使って運搬したとのこと。そのため突如、深夜の横浜中華街に大江戸線の車両が現れたというわけです。

横浜中華街前の道路を通過する都営地下鉄大江戸線の新型車両(2015年1月、恵 知仁撮影)。

 また大江戸線に新車を入れる理由について都営地下鉄に尋ねたところ、12-000形の1次車と2次車を更新するためという回答がありました。12-000形は大江戸線(都営12号線)が1991(平成3)年に開業した当初から同線を走っている車両で、その1次車(最初に造られたグループ)と2次車(その次に造られたグループ)について新しい車両で置き換えるというわけです。

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