トイレ進化、新マーク 特急「サンダーバード」改良でどう変わる?

JR西日本の在来線で初の温水洗浄機能

 内装については、グリーン車と普通車の身障者対応トイレが温水洗浄機能付きの暖房便座になるほか、それ以外のトイレについてもすべて暖房便座になります。温水洗浄機能付き暖房便座の導入は、JR西日本の在来線車両では初めてだそうです。

 モバイル用コンセントも拡充されます。「サンダーバード」すべての列車について、そのグリーン車全席、普通車の客室出入口付近にある席へコンセントを整備するとのことです。現在「サンダーバード」でコンセントを備えるのは一部車両のみで、どの列車でも確実に使える設備ではありませんでしたが、以後はそうした不確定要素が消えより便利になりそうです。

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よりソフトでホールド感のある座席になる特急「サンダーバード」のグリーン車(画像提供:JR西日本)。

 座席の改良も実施され、グリーン車はよりソフトでホールド感のあるものになるといいます。デザインについてもグリーン車は落ち着きと趣のあるものに、普通車はブルーを基調とした最新デザインに統一するそうです。また女性専用席には、その席で使えるブランケットが2015年夏までに用意されます。

 これら「車両のリフレッシュ」は特急「サンダーバード」に使用される681系、683系特急形電車の全車両を対象に行われ、2015年秋頃から2018年度末にかけて順次投入する計画といいます。

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