首都高C2全通でC1が有利に? 想定される渋滞ポイントと賢い使い方とは

3月7日に全線開通する首都高中央環状線。多くの場所で渋滞緩和が予想されている便利な道路ですが、実は渋滞が悪化する場所もありそうです。どの場所でどんなことが予測されるのか、また渋滞を回避するにはどうしたらいいのか、考察しました。

開通により都心部の渋滞は4割も減少

 2015年3月7日(土)に首都高中央環状(C2)品川線が開通し、江戸川区の葛西JCTと品川区の大井JCTを結ぶC2は全線が開通します。圏央道、外環道、中央環状からなる「首都圏三環状」で、初の全線開通です。これによって、具体的にはどのような効果があるのでしょう。

 ネットワークが充実すれば、それだけ便利になるのは当然ですね。たとえば3号渋谷線、4号新宿線、5号池袋線沿道から羽田空港へ行く際には、都心環状線(C1)を通らずにC2で近道できるようになります。

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中央環状線C2。この全通によって環七通りや、環八通りの渋滞緩和も予想される(画像提供:首都高速道路)。

 渋滞も減少するでしょう。首都高の渋滞量(渋滞距離×渋滞時間)が約2割減り、C2の内側(都心部)に限れば4割減少すると、首都高側は予測しています。

 つまり今回の開通で渋滞が減るのは、多くが都心部です。C2が全線開通すれば、わざわざ都心部を通過しなくても東京を通り抜けられるルートができるわけですから、それだけ都心部の渋滞が減るのは、これまた当然といえます。

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コメント

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2件のコメント

  1. 首都高は東名・中央道方面からだとC2品川線経由で湾岸線に出られるので保土ヶ谷バイパスを通らなくてもそちらに行けば、東関東道に出られるので成田に近くなります。

  2. どうしてあんなジャンクションの構造にしたのか… 渋滞多発ポイントになることは目に見えてますよね