銀座線駅改装案決定 アキバ最寄り駅は「虚実が交錯」するホームに

銀座線の駅リニューアルを計画している東京メトロ。そのうち浅草~神田間の「下町エリア」について、デザインが決定しました。各駅ともその土地の個性を活かしたものになっており、アキバ最寄りの末広町駅はディスプレイをイメージしたホームになる予定です。

浅草は寺社風に

 東京メトロでは2017年の銀座線開業90周年、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え銀座線(浅草~渋谷)全駅のリニューアルを計画しており、2015年2月23日、そのうち下町エリア(浅草~神田)の7駅について新デザインを発表しました。

上段がアキバ最寄りの末広町駅、下段が浅草駅の新デザインイメージ(画像提供:東京メトロ)。

 各駅ともその地域の個性がデザインで表現されており、秋葉原電気街へのアクセス駅である末広町駅については「電気の街」「electric gate」がコンセプト。「ディスプレイ」がイメージされたホームで、照明器具による実際の光「実の光」と、鏡面仕上げに反射する「虚の光」が交錯。それを表現していくといいます。また改札口はゲート状のデザインとし、躍動感ある光のアイキャッチで視認性を向上させるとのこと。渋谷方面のホーム階から地上まで、エレベーターも設置される予定です。完成は2018年が見込まれています。

 末広町駅以外の6駅も同様に地域の個性を活かしたデザインになる予定で、浅草駅は「祭りの街」、田原町駅は「道具の街」、稲荷町駅は「佇む街並み」、上野駅は「美術館のある街」、上野広小路駅は「上品な横丁」、神田駅は「昭和のオフィス街」がコンセプト。浅草駅ホームは、寺社風のベンガラ色が印象的なデザインになっています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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