危険な逆走、人立ち入りは無くなるか 首都高で防止システム試行

自動車専用道路ではしばしば、逆走や人の立ち入りが事故の原因になっています。そうした事故の発生を防ぐため、首都高が新システムの試行運用を始めました。

1月にも逆走事故が発生

 首都高速道路は2015年3月27日(金)の10時から、2号目黒線の目黒出入口と横羽線の大師出入口で「立入、逆走検知・警告システム」の試行運用を開始しました。

 首都高への歩行者などの立ち入り、また逆走車を検知すると警告表示板やスピーカーで注意をうながし、同時に交通管制室へ異常発生を通報。パトロールカーの出動や、マイクによる呼びかけなどが行えるシステムです。

試行運用される「立入、逆走検知・警告システム」(画像提供:首都高速道路)。

 たとえば目黒出口の場合、逆走車を検知すると警告表示板の内容が「高速出口」「進入禁止」から「STOP」「もどれ」に変わり、音声で「ここは出口です。ただちに引き返してください」という注意が流れます。

 また大師入口の場合、歩行者や自転車の進入を検知すると、警告表示板に歩行者や自転車は通行できないことが示され、音声で「こちらは高速道路です。歩行者、自転車の立ち入りは禁止です」という注意が流れます。

 首都高への歩行者立ち入り、車両の逆走は重大事故に繋がる危険があり、2015年1月7日の午前0時過ぎにも、5号池袋線を逆走した軽乗用車が大型トラックや大型トレーラーと衝突。死傷者が出ています。

 このシステムは現在「試行運用」ですが、首都高によると今後、その効果を検証しつつ、ほかに新たな設置場所を選定、導入していく予定とのこと。また既に導入された目黒、大師出入口以外に、5号池袋線の護国寺出入口でも試行運用を始めるそうです。

【了】

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