元銀座線車両がさらに熊本へ 記念列車の東京・熊本同時運行も

新型車両の導入によって役目を終えた東京メトロ銀座線の01系電車が、さらに2両、熊本電鉄へ譲渡されることになりました。また、東京と熊本で同時に「譲渡記念列車」を運行するそうです。

熊本へ移籍する前に、東京で

 東京メトロは2016年度までに、銀座線で使用されている電車を全て新型の1000系に置き換える予定です。これにより、1984(昭和59)年から同線で営業運転を行ってきた01系電車は順次廃車、解体が進められています。

 しかしその01系電車のうち、経年の少ない01-136号車と01-636号車の2両については熊本電鉄へ譲渡され、2014年度末から新天地の肥後熊本で営業運転を始めました。

熊本電鉄へ譲渡される予定の銀座線01系電車(画像提供:東京メトロ)。

 そうしたなか東京メトロは2015年5月18日(月)、さらに01系電車の01-135号車と01-635号車の2両についても熊本電鉄へ譲渡すると発表。合わせて5月23日(土)から6月7日(日)までの7日間、その記念ヘッドマークを掲出した「譲渡記念列車」を運行すると明らかにしました。

 ヘッドマークが掲出されるのは、熊本電鉄の01形01-136編成と、東京メトロの01系01-135編成。つまり既に熊本電鉄へ譲渡された01系電車と、熊本で第二の人生を送る前に東京で最後の活躍をする01系電車にヘッドマークを掲出し、熊本と東京で同時に運行する形です。

 熊本電鉄は昨年度、元東急5000系「青ガエル」を東京メトロから導入した01系で置き換えており、同電鉄に残るもう1両の「青ガエル」も今年度中の引退が伝えられています。「青ガエル」は1954(昭和29)年から製造され、渋谷前のスクランブル交差点付近に保存されている電車で、現役車両は熊本電鉄にその1両が残るのみです。

【了】

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