先代スカイライナー車、定期運行終了 LCC利便性向上も 京成ダイヤ改正

京成が12月に行うダイヤ改正で、特急「シティライナー」が定期運行を終了。先代「スカイライナー」車両AE100形も、定期運行を終了する見込みです。ダイヤ改正では、LCC利用者の利便性向上なども図られます。

先代「スカイライナー」車両を使用

 京成電鉄は、2015年12月5日(土)より実施するダイヤ改正について、その概要を発表しました。

 この改正で、特急「シティライナー」の定期運行が終了します。空港特急「スカイライナー」が2010年、ルートを京成本線から新たに開業した成田スカイアクセス線へ切り替えたことに伴い、従来の京成本線を行く特急として誕生した有料の特急列車です。

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定期運行を終了する京成の特急「シティライナー」とAE100形(写真出典:photolibrary)。

 しかしこの「シティライナー」、当初は上野~成田空港間で1日7往復が走っていましたが、次第に運行を縮小。2014年11月のダイヤ改正以降は、わずか土休日に1往復のみの運転になっていました。

 また、この「シティライナー」が使用しているAE100形という、1990(平成2)年にデビューした先代の「スカイライナー」用車両も、京成電鉄によると今回のダイヤ改正で定期運行が終了するとのこと。「シティライナー」は土休日のみの運行であるため、11月29日(日)が定期運行最終日です。

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