東海道新幹線、車内改札省略へ 自由席は従来通り

これまで全乗客に対し行われていた東海道新幹線の車内改札。その方法が変更されます。

自由席は従来通り

 2015年11月19日(木)、JR東海は東海道新幹線における車内改札の方法を変更すると発表しました。

 これまで東海道新幹線では、全ての乗客に対し車掌がきっぷを直接チェックしていましたが、今後、指定席・グリーン席の乗客に対しては基本的に車内改札が省略されます。

 ただ、きっぷの座席とは異なる場所に座っている場合は車内改札が行われるほか、利用資格が限定されているきっぷを使っている場合などは、車掌が確認する場合があるとのこと。自由席ではこれまで通り車内改札が行われます。

指定席とグリーン車の車内改札が省略される東海道新幹線(2009年11月、恵 知仁撮影)。

 実施は次回のダイヤ改正日からの予定。JR東海によると車内改札を省略する理由について、予約内容を乗車直前まで変更できる会員制ネット予約「エクスプレス予約」の利用者が指定席乗客の約3割に達していること、そして車掌の携帯端末で座席の利用状況をより正確に把握することが可能になったためとしています。

 携帯端末や通信環境の進化などにより近年、このように車内改札を省略する例が増えており、東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線では、すでに原則として実施されていません。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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