あえて地図を出さないナビ、その意図は? 地下鉄駅で実験 東京メトロ

東京メトロが実証実験を行う、地下にある駅構内でも行先案内できるアプリ。ナビでありながら、あえて地図が表示されないようになっています。

表参道・日本橋の2駅で実施

 東京メトロが2015年12月10日(木)から2016年3月中旬までの期間限定で、「東京メトロおてがる出口案内アプリ」の実証実験を行います。

 このスマートフォン用アプリでは、GPS電波が届かない地下鉄駅でもナビゲーションが可能ながら、地図が表示されないのが特徴です。

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「東京メトロおてがる出口案内アプリ」の画面イメージ(画像出典:東京メトロ)。

 この「出口案内アプリ」は地図ではなく、設定した目的地の最寄り改札口や出口番号を表示し、誤ったルートを進むとバイブレーションで通知。東京メトロによると、表示する情報を限定することにより、「歩きスマホ」を抑止する意図があるといいます。

 対象駅は表参道駅と日本橋駅で、アプリはiOS8.2以上、Android4.4以上に対応します。

 東京メトロはこの実証実験を通じて実際の利用状況を調査し、アプリの実用化を目指す予定です。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 全く役に立たない。使ってみたが情報が少なすぎてどっちに向かえば良いかさっぱりわからない。変なとこで振動するので、むしろながらスマホ促進する。東京都はいくら開発費無駄遣いしたのかちゃんとチェックして欲しい。