先代「スカイライナー」ついに引退、さよならツアー実施

2015年12月で定期運行を終了した京成電鉄のAE100形。2代目「スカイライナー」として走ったこの車両の「廃車前のラストラン」として、特別ツアーが開催されます。

当日の経路は「お楽しみ」

 京成グループの京成トラベルサービスが、2016年2月21日(日)と2月28日(日)の2日間限定で「さよならAE100形記念ツアー」を開催します。

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1990年に2代目「スカイライナー」として走り始めた当時のAE100形(写真出典:京成トラベルサービス)。

 AE100形は1990(平成2)年に、東京都心と成田空港を結ぶ特急「スカイライナー」の2代目車両として運行を開始。2010(平成22)年に成田スカイアクセス線が開業し後継車両が登場してからは、京成本線を運行する特急「シティライナー」として使われ、2015年12月で定期運行を終了しました。

 このAE100形の「廃車前のラストラン」(京成トラベルサービス)として実施されるツアーで、両日とも京成上野駅を9時頃に出発。14時に宗吾車両基地(千葉県酒々井町)で解散します。

 ただその運行経路は「当日のお楽しみ」とのこと。車内ではオリジナル弁当や限定記念品の配布、「AE100形クイズ」などのイベントが行われます。また宗吾車両基地へ到着したのちは、京成カードのキャラクター「京成パンダ」が登場しての撮影会や、ツアー参加者限定でAE100形の廃品を含めた物品販売会が実施される予定です。

 旅行代金は大人1万円、小人9000円で、各回350人を募集。1月25日(月)10時から専用電話(047-411-1125)で予約を受け付けます。

 京成トラベルサービスは「鉄道ファンの方だけでなく、これまでにAE100形にご乗車いただいた方々、沿線の皆様にもお楽しみいただける内容となっております。ぜひAE100形との最後の思い出づくりにご参加ください」としています。

【了】

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