外装はうろこ柄 鯛をイメージした観光列車、加太さかな線に登場 南海

魚が泳ぐ「めでたいでんしゃ」車内

 車内はつり革が“魚形”で、まるで車内を魚が泳いでいるかのようにされています。座席も“鯛柄”です。

「優しさと温かみを感じる車内。さかなが車内を泳ぐイメージを表現しました」(南海電鉄)

 そうした“魚が泳ぐ”車内、窓のカーテンが魚を獲る網をイメージしたデザイン、というのも面白いところでしょう。

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観光列車「めでたいでんしゃ」の内装デザインと、その座席やカーテン、つり革、縁起物のイメージ(画像出典:南海電鉄)。

 また車内には“縁起物”として、「加太の鯛」と「淡嶋神社の雛人形」をイメージした木彫りの飾りがドア横にひとつずつ設置されおり、「触るとめでたいことが起こるかも!?」(南海電鉄)とのこと。

 ちなみに、各車両へひとつ「ハート柄のつり革」が、また外装や座席の“鯛模様”のなかに「ハートのうろこ」があるそうです。

 この加太さかな線の観光列車「めでたいでんしゃ」は、4月29日(金・祝)から和歌山市~加太間で運行される予定。和歌山港線と多奈川線で運行する場合もあります。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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