電子マネーの特徴活かすSuica専用飲料自販機、一律5円引で販売へ

JR東日本の駅に導入されている「Suica電子マネー専用自販機」において、商品価格が通常の一律5円引になります。また、6月上旬までに山手線の全駅へ導入される予定です。

1円単位だった従来のシステムを変更

 JR東日本の駅に設置されている「Suica電子マネー専用自販機」が2016年3月1日(火)以降、商品価格が通常の自販機と比較し一律5円引になります。

「Suica電子マネー専用自販機」はこれまで、電子マネーで決済するという特徴を活かし、各商品のメーカー希望小売価格(税抜)に消費税率(8%)を掛けた1円単位で価格を設定。一般的な10円単位の自販機より安くなる場合はその価格で、高くなる場合は10円単位の通常価格で販売していました。

 それが3月1日(火)以降、一律で全品5円引になります。ただ従来の1円単位と比較し、値上がりになる場合もあるとのこと。

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全品5円引になる「Suica電子マネー専用自販機」。「PASMO」「ICOCA」など全国相互利用の交通系電子マネー(「PiTaPa」除く)でも利用できる(画像出典:JR東日本)。

 この「Suica電子マネー専用自販機」は現在、山手線の10駅を含む19駅21カ所に設置されており、6月上旬までに山手線の全29駅へ導入される予定。なお、2016年2月29日(月)時点における導入駅は東京、秋葉原、上野、池袋、目白、高田馬場、渋谷、五反田、品川、田町、中野、吉祥寺、武蔵境、国分寺、赤羽、亀有、金町、錦糸町、新木場です。

 JR東日本ウォータービジネスとJR東日本は「現金の投入やお釣りの取り出しが不要でスピーディーにご利用いただける『Suica電子マネー専用自販機』は、より多くのお客さまにわかりやすく、お求めやすくご利用いただけるよう進化します。この機会に『Suica電子マネー専用自販機』をぜひご利用ください」としてます。

「Suica電子マネー専用自販機」は2015年2月1日、当初は期間限定で登場。それが終了したのちも継続展開されていました。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 面白いです

  2. 「ドヤ顔でサービスを提供するけど、その過程で不都合不利益を被る利用者については丸無視」といういつもの東スタイル