重量管理トラブル欠航なぜ? 重さにシビアな航空機 もし力士団体きたら

あえて重くして離陸する場合も

 旅客機の運航はパイロットや客室乗務員、空港の地上係員や整備士など、乗客の目に見える場所で働く人たちのほか、裏舞台で支える人たちがいて初めて成り立ちます。

 そのうち「ロードコントロール」と呼ばれる業務では、乗客の預け手荷物や貨物などを客室床下にある貨物室へどのように搭載するか計画し、航空機が地上を走行するときも、上空を飛行するときも安定性を保てるように、その重量や重心位置が制限の範囲内に収まるよう調整します。

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旅客機の安全運航のため、貨物はフライト毎に搭載位置を計算され、積み込まれる(写真出典:fer737ng/123RF)。

 重心位置は、おもに貨物の積載場所を調整することでコントロールしていますが、貨物の配置だけで調整しきれない場合には「バラスト」と呼ばれる鉛の重りを積んで、最終的に均衡を保つようにしています。

 そして航空機が出発する前に、乗客の人数や座席配置、手荷物の個数、貨物の重量や重心位置などの最終的な情報が機長へ知らされます。機長はこのデータを確認しなければ、出発できないことになっているのです。

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