奈良〜郡山間に新駅 県、奈良市、JR西日本がまちづくりで連携へ

大和路線(関西本線)・奈良〜郡山間への新駅設置に向けて、奈良県と奈良市、JR西日本が連携協定を締結しました。

新駅の前後区間では高架化も計画

 奈良県と奈良市、JR西日本は2016年5月17日(火)、大和路線(関西本線)の奈良〜郡山間に設置する予定の新駅について、整備に関する連携協定を締結したと発表しました。

 この協定は新駅の整備をはじめ、それを中心としたまちづくりや観光振興などについて、奈良県と奈良市、JR西日本の3者が連携、協力して取り組むというものです。

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「JR新駅周辺地区」における連携協定締結のイメージ(画像出典:JR西日本)。

 計画では奈良駅からおよそ1.8km南西の、済生会奈良病院に近い場所に新駅が設置されるとももに、その前後区間およそ2kmを高架化。新駅付近では、国道24号「大和北道路」の奈良IC(仮称、奈良県奈良市)に接続する「西九条佐保線」という道路が新たに建設され、線路と交差します。

 奈良県などによると、現在は新駅周辺の土地利用計画、交通計画などを含む「まちづくり基本構想」がまとまりつつある段階であり、このタイミングにおいて、協定を締結した3者が連携を強化し、新駅を中心とした地区の持続的なまちづくりの推進に向けて、事業に着手していくとしています。

【了】

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