下り穴川~貝塚間で車線増設 渋滞損失時間7割減見込む 京葉道路

京葉道路下り線の穴川(中)IC~貝塚IC間で、2016年5月31日から付加車線の使用が始まります。

付加車線設置で交通容量が約25%増加

 NEXCO東日本・関東支社は2016年5月20日(金)、京葉道路下り線の穴川(中)IC(千葉市稲毛区)~貝塚IC(同・若葉区)間において、付加車線の使用を5月31日(火)早朝から開始すると発表しました。

 NEXCO東日本によると、穴川(中)IC~貝塚IC間は1日におよそ10万台の交通量があり、平日朝夕の通勤時間帯や週末には渋滞が慢性的に発生。追突事故も発生しているといいます。そのため、渋滞緩和や交通安全対策を目的に、付加車線が整備されることになりました。

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穴川(中)IC~貝塚IC間の付加車線は1.9kmに。車線増設に際しては、路肩と中央分離帯の幅を縮小するなどしてスペースを確保した(画像出典:NEXCO東日本)。

 この付近では、2014年4月24日に上り線の貝塚IC~穴川(東)IC(千葉市若葉区)間0.7kmで付加車線の使用を開始しており、同年5月28日には下り線の貝塚ICでも減速車線が0.6km延伸。これらの対策により、渋滞緩和や交通事故削減において効果が得られているといいます。NEXCO東日本は今回の付加車線設置においても、交通容量がおよそ25%増加することでクルマの流れがスムーズになることから、渋滞損失時間が設置前に比べ70%程度減少すると見込んでいます。

 なお、京葉道路では現在、上り線の幕張IC(千葉県習志野市、千葉市花見川区、美浜区)と花輪IC(千葉県船橋市、習志野市)においても、渋滞対策として加速車線と減速車線の延伸工事が実施されています。

【了】

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