乗客と一緒に宅配便も 北越急行と佐川急便、「貨客混載」実施へ

北越急行と佐川急便が、旅客列車で乗客とともに宅配便の荷物も運ぶ「貨客混載」事業を開始します。

うらがわら~六日町間46.8kmで実施予定

 ほくほく線を運行する第三セクターの北越急行と、物流大手の佐川急便は2016年6月8日(水)、旅客列車で宅配便の荷物を運ぶ「貨客混載」事業に取り組むと発表しました。

 佐川急便の営業所間で荷物を運ぶ際、うらがわら駅(新潟県上越市)と六日町駅(同・南魚沼市)のあいだ46.8kmにおいて、トラックの代わりに旅客列車を使用することが検討されています。

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ほくほく線で行う「貨客混載」のフロー図と、調印式の様子(画像出典:佐川急便)。

 また、駅利用者の利便性を向上させるため、宅配カウンターや、再配達の荷物を引き取ることができる宅配ボックスがほくほく線の駅に設置される予定です。

 佐川急便は、このサービス開始によって、渋滞などによる到着遅延を防止でき、安定的な輸送を実現できると説明。北越急行は利便性の向上と利用者の確保に向け、沿線自治体などと緊密に連携を図りながら事業に取り組んでいくとしています。

【了】

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