新宿~中部・北陸のバス割引きっぷ発売へ 片道や周遊タイプなど3種類 京王

高速バスで新宿から中部、北陸地方へ旅行する人向けに、割引乗車券が発売されます。片道だけのものから、観光地でのフリー乗車券が付いたものまで、全部で3種類です。

新宿駅構内に新設される観光案内所で7月から発売

 京王電鉄は2016年6月21日(火)、京王電鉄バスとアルピコ交通(長野県松本市)、濃飛乗合自動車(岐阜県高山市)、北陸鉄道(石川県金沢市)、富山地方鉄道(富山市)と連携し、高速バスで新宿から中部、北陸地方へ行く際の割引乗車券3種類を7月1日(金)から発売すると発表しました。

 新宿から金沢へ移動する人に向けては「三っ星ルート新宿きっぷ」が発売されます。新宿を出発して松本、高山で高速バスなどを乗り継いで金沢まで行くことのできる(金沢から新宿へも可)片道の割引乗車券で、途中、平湯温泉(岐阜県高山市)と白川郷(同・白川村)で途中下車することも可能です。有効期間は7日間。値段は大人8200円、子ども4100円です。割引率は最大30.3%引きといいます。

 なお、これに松本市内、高山市内、金沢市内の1日周遊バス乗車券と、主な観光施設の割引が付いた乗車券(大人9820円、子ども4910円)も発売されます。

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京王電鉄は「三つ星」級の日本文化とアルプスの山々を楽しめる新宿~松本~高山~金沢、富山の観光ルートを「三つ星日本アルプスライン」と命名した(画像出典:京王電鉄)。

 新宿から北陸に向かう途中に松本周辺や乗鞍高原、上高地、下呂など「信州・飛騨地域」を周遊できるきっぷも発売されます。名前は「三っ星アルプスフリーきっぷ」。新宿を出発し、あいだに「信州・飛騨地域」が乗り放題になる区間があり、到着地は「金沢および小松空港」「富山経由金沢」「富山および富山空港」の3通りから選べるものです。有効期間は7日間。値段は4月から11月までが1万6900円、12月から3月までが1万5000円です(子ども半額)。

「信州・飛騨地域」から金沢や富山へ行かず、新宿に戻って来る人には「三っ星アルプスフリー新宿きっぷ」があります。これも有効期間は7日間。値段は大人が1万5000円から、子どもが7500円からです(金額は季節や高速バスの利用区間により異なる)。

 きっぷの発売場所は、新宿駅構内の「京王モール」内に、7月1日(金)にオープンする「中部地方インフォメーショプラザ in 京王新宿」ですが、「三っ星ルート新宿きっぷ」はさらに「バスタ新宿」や金沢駅前にある「北鉄駅前センター」でも発売されます。

【了】

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