心を痛めるハンター 首都圏でジビエ料理提供、そこにある意味 JR東日本系飲食店で

「ピタ」との相性が抜群

「ベッカーズ」で販売される「房総ジビエ 猪肉のスパイシーピタポケット」のイノシシ肉は、千葉県君津市で捕獲されたものです。

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千葉のイノシシ肉を使用した「房総ジビエ 猪肉のスパイシーピタポケット」(2016年7月、青山陽市郎撮影)。

 半円型のパンである「ピタ」に挟まれた、サイコロ程度の大きさに切られた肉とレタス、チーズ、小麦粉を粒状にしたクスクス。試食したところ、スパイスが加えられたイノシシ肉とさっぱりした野菜、そしてモチモチしたピタが相性抜群で、トルコで食べたケバブサンドを思い起こす味と食感でした。「ベッカーズ」の18店舗で、単品500円(税込)で販売されます。

 今後の展開として、JR東日本 事業創造本部 地域活性化部門の名川次長によると、現時点ではジビエを前面に出したツアー商品などを販売する予定はないそうですが、来年、2017年7月から9月まで開催される大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」に向け、「信州ジビエ」にスポットを当てたイベントを実施。「ジビエといえば信州」を定着させることを考えているそうです。

【了】

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