「さんふらわあ号」鹿児島市電に40年ぶり復活

鹿児島市電で、フェリーさんふらわあの車体広告を施した「さんふらわあ号」が運転を開始。約40年前に走っていたものと同様に、白地の車体側面に同フェリーを象徴する「ひまわり」マークをあしらった車両が鹿児島のまちを走ります。

フェリー新造を前に、40年ぶりの復活

 鹿児島市電で2016年9月22日(木・祝)から、「さんふらわあ号」が走り始めました。関西と九州を結ぶフェリーさんふらわあの車体広告車で、白くペイントした鹿児島市電9000形に、「さんふらわあ」を象徴する「ひまわり」マークが大きくあしらわれています。

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鹿児島市電に登場した「さんふらわあ号」(写真出典:フェリーさんふらわあ)。

 2018年に、鹿児島県の志布志と大阪を結ぶ航路に新造船が投入されることから、鹿児島市民に「フェリーさんふらわあ」を身近に感じてもらうため、行われたものです。

 実は、「さんふらわあ」が鹿児島へ就航した1970年代にも、今回のものと同様、白地に大きく「ひまわり」をあしらった800形(元・大阪市電2601形)による車体広告車が走っていました。それが40年ぶりに復活する形です。9月26日(月)には、鹿児島市上荒田町の交通局敷地内で出発式も行われます。

 なお、志布志港には鹿児島市内から無料の高速バス「さんふらわあライナー」が運転されているほか、マイカー利用者向けに無料駐車場も用意されています。夕方に志布志を出港すると、翌朝には大阪港に着くことが可能です(ダイヤは曜日により異なる)。

【了】

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