開業当時の「マルーン&ベージュ」カラー、復活 筑豊電気鉄道

福岡県内を走る筑豊電気鉄道で、開業60周年を記念して、開業当時の「マルーン」と「ベージュ」のデザインが3000形電車で復活します。

記念ヘッドマークも掲出

 西日本鉄道は2016年10月21日(金)、子会社である筑豊電気鉄道(福岡県中間市)の路線が開業60周年を迎えることを記念し、開業当時の塗装色を復活させた車両を走らせると発表しました。

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「マルーン」と「ベージュ」の3000形電車と、記念ヘッドマークのイメージ(画像出典:西日本鉄道)。

 筑豊電気鉄道線は1956(昭和31)年に貞元(現・熊西)〜筑豊中間間が開業。今年3月に60周年を迎えました。これを記念し、3000形電車1編成(3005号車)が、60年前に走っていた車両の塗装色である「マルーン」と「ベージュ」のツートンカラーに変更されます。

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1959年に木屋瀬〜筑豊直方間が開通したときの、遠賀川橋梁を走る祝賀電車(画像出典:西日本鉄道)。

 運行期間は10月28日(金)からおよそ4年間。運行区間は黒崎駅前〜筑豊直方間です。車両には記念ヘッドマークが掲出されるほか、車内では開業当時の写真が展示されます。

 11月19日(土)、20日(日)には黒崎車両工場(北九州市八幡西区)で開催される「ちくてつ電車まつり2016」で、この車両が展示される予定です。

【了】

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