日本一低いJR駅は日本一高いJR駅? そのワケとは

日本でもっとも標高の高い所にあるJRの駅は、小海線の野辺山駅です。一方、もっとも低い駅は青函トンネルに設けられた吉岡海底駅でしたが、この駅は北海道新幹線の工事にともない廃止。現在は、誰でも知っている“あるJR駅”が、日本一低くなっています。

青函トンネルにあったふたつの海底

 北海道から鹿児島県まで、起伏の多い日本の各地を結ぶJR線。その駅数は4500以上におよびます。そのうち、標高がもっとも高いJR駅は小海線の野辺山駅(長野県南牧村)で、1345.67mです。

「JR線最高駅」の標柱がホームに立つJR小海線の野辺山駅(2008年7月、恵 知仁撮影)。

 一方、低い所にある駅は、かつては本州と北海道を結ぶ青函トンネルの途中に設けられた吉岡海底駅(北海道福島町)でした。その高さ(低さ?)は海抜マイナス149.5mです。しかしこの駅は北海道新幹線工事にともない廃止され、2014年3月以降は避難設備などがある施設「吉岡定点」になっています。

 ちなみに青函トンネル内にはもうひとつ、本州側に竜飛(たっぴ)海底駅(青森県外ヶ浜町、海抜マイナス135m)もありましたが、これも吉岡海底駅と同じく2014年3月以降、「竜飛定点」に変わっています。

かつて青函トンネルの見学用としても活用されていた竜飛海底駅(2010年10月、恵 知仁撮影)。

 両駅とも、名前に「駅」が付くものの、元々はトンネル維持に使う資材の置き場や非常時の避難用などとして造られた施設。誰でも利用できる一般的な駅とは異なり、見学者しか乗り降りできませんでした。

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コメント

1件のコメント

  1. タイトルで想像はついていたけど、まさか京葉東京が一番深い駅になろうとは。