新型の「電子踏切装置」開発 雷や温度変化に強く JR東海

JR東海が新しい踏切装置を開発。駅構内用と駅間用とで異なっていた装置の共通化が図られ、コストも削減されます。

構内用と駅間用の集積回路を共通化

 JR東海は2016年11月9日(水)、新型の電子踏切装置を開発したと発表しました。

 新しい電子踏切装置は、配線や機器配置を工夫し、雷による過電流を回避しやすい設計に。制御回路をコーティングしたり、踏切装置を格納する器具箱を改良したりして温度変化にも強くしたことで、従来の電子踏切装置よりも装置寿命がおよそ30%延びるそうです。

静岡県内を行く東海道本線の踏切(2016年6月、恵 知仁撮影)。

 また従来は、列車が複雑に行き交うことから高度な情報処理能力が必要な駅構内の踏切用と、より情報処理が簡易な駅間にある踏切用とで装置の種類が分かれていましたが、高性能な汎用集積回路を採用することでこれを共通化。施工時やメンテナンス時の作業効率が向上し、装置本体1台あたりの製作費も約25%低減するといいます。

 新型電子踏切装置は2017年4月以降、JR東海管内にある約1800か所の踏切を対象に、導入が進められていきます。

【了】

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