北海道の東西つなぐ国道274号日勝峠、2017年秋ごろ目標に通行止め解除へ

2016年8月の台風被害により、北海道の東西をつなぐ国道274号は、日勝峠を含む区間が現在も不通ですが、今回、この区間の通行止め解除の目標時期が2017年秋ごろと発表されました。

被災箇所は計66か所に

 国土交通省北海道開発局とNEXCO東日本北海道支社は2016年11月29日(火)、国道274号日勝峠(北海道日高町、清水町)の通行止めを2017年秋ごろを目標に解除すると発表しました。

 国道274号は北海道の札幌市から標茶町に至る道路です(一部未開通区間あり)。道東道や国道38号などとともに北海道の東西を結ぶ動脈として機能していましたが、今年8月の台風による豪雨の影響で、日勝峠を含む日高町から清水町までの区間において大規模な被害が生じました。

落橋した日高町内の「千呂露橋」。下の写真は架設が完了した仮橋(写真出典:NEXCO東日本)

 被災状況の調査はクルマのほか、徒歩、自転車ヘリコプター、ゴムボートなどさまざまな手段が使われたといいます。調査の結果、落橋など橋の損傷が10か所、雪崩や地吹雪対策用の覆道の損傷が3か所、道路本体の大規模な欠損が6か所、その他が47か所の、計66か所で被害を確認。現在も39.5kmの区間にわたり通行止めが続いています。

 通行止め解除の目標は2017年秋ごろですが、天候の影響で時期が変わる可能性があるとのこと。また、道路が開通した場合でも仮橋の通行や片側交互通行の区間が生じる見込みです。さらに防雪施設などの復旧状況によっては、冬季通行止めになる場合もあります。

 なお現在、国道274号の日勝峠区間が通行止めとされていることから、道東道・占冠IC~トマムIC~十勝清水IC間では、この区間のみの利用に限り無料とする措置がとられています。

【了】

この記事の写真一覧

  • 161129_r274_02
  • 161129_r274_01
1 2

関連記事

最新記事

コメント