JR西日本、新たな長距離列車の運行を検討 「鉄道の旅を気軽に楽しめるものを」

JR西日本が、2017年6月に運行を開始する豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のほかに、それとは別の形で、気軽に鉄道の旅を楽しめる新たな長距離列車の運行を検討していることが明らかになりました。

希少になっている在来線の長距離列車

 JR西日本の来島達夫社長は2016年11月29日(火)、同社が2017年6月から運行する豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(トワイライトエクスプレスみずかぜ)」に関する記者会見で、新たな長距離列車の運行を検討していることを明らかにしました。

JR西日本の寝台特急「トワイライトエクスプレス」。2015年3月まで、大阪~札幌間で運転されていた(2014年7月、恵 知仁撮影)。

「瑞風」は、1人あたりの行代金が1泊2日で27万円(2名1室)から、最高で2泊3日125万円(2名1室)という高級志向の列車ですが、新たな長距離列車は、より多くの人が気軽に鉄道の旅を楽しめるものを考えているとのこと。JR西日本の来島達夫社長は「気軽に鉄道を利用したいというニーズは多いと思います。そこで『瑞風』とは別の価値を提供し、鉄道の良さを味わっていただければ」と話します。

 詳細について、運行区間は「まずJR西日本管内」の想定で、電車か、架線のない区間も走れるハイブリッドタイプか、寝台か座席か、定期か臨時かなど、さまざまな可能性のなか、早いタイミングで進めていきたいと考えているそうです。

 近年、日本ではクルーズトレインや観光列車への注目が高まっていますが、長距離列車は大きく減少。たとえば寝台列車では、東京~高松・出雲市間の「サンライズ瀬戸・出雲」しか現在、定期運行されているものがありません。

【了】

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コメント

6件のコメント

  1. 管内をぐるぐる回るだけではつまらない。
    旅の目的地への交通手段として、
    長距離列車を利用したい。

  2. ゆっくりのんびりまったりとした、鉄道旅がしたい。
    寝台列車がサンライズのみとなった今、旅の一部にフェリーを組み合わせるようになった。
    始発の新幹線は朝が辛い、飛行機ではただの移動…そしてそのどちらも味気ないよ。
    行く行くはJR他社とも協力して、寝台列車の復活を願いたい。

  3. JR西日本管内に限定しないでJR九州と提携してサンライズの交直流版を走らせればいいだけの事。または思い切って既存のカプセルホテルユニット各種を車内に置いて「走るカプセルホテル」として運行すればいい。

  4. 金持ちからばんばか金を搾取して、全体のサービス向上につながれば良いのですがね。そうはならないでしょうね、今のこの国の社会では、

  5. 皆さん書いておられるように、鉄道旅は乗るのも目的の一つですが、やはり移動手段としての鉄道に大きな魅力がある。夜行寝台列車のみんなが寝静まった通路で、折りたたみ椅子を引き出してぼんやり外を眺めながら、後にしてきた土地、これから訪れる土地に思いを馳せているとき「旅情とはこういうことかなぁ」と感じる。それを感じられる列車がなくなったのが寂しい、今日この頃です。

  6. だいたい、クルージング列車をやる前は臨時で夜行や長距離列車を走らせてますよね・・・
    例:JR九州ではななつ星の前に九州一周のブルトレ
    JR東日本は四季島の前に臨時で東北に行くブルトレ
    JR西日本は瑞風の前に臨時トワイライト

    JR西日本はついこのあいだ、関西から長崎行きのあかつきを走らせていたから…もしかすると…