列車の走行位置が確認可能に 「近鉄アプリ」で6月1日サービス開始

2017年6月1日、スマートフォン向けの「近鉄アプリ」で、「列車走行位置」の提供が始まります。

近鉄14路線の列車走行位置がわかる

 近鉄は2017年6月1日(木)、スマートフォン向けアプリ「近鉄アプリ」で、各列車の走行位置をリアルタイムで表示する「列車走行位置」サービスを開始しました。

「近鉄アプリ」は2016年12月13日に公開され、これまで約5万件のダウンロードがあったといいます。「列車走行位置」のサービスは関西私鉄では初。すでにインストールしている人は、アプリをアップデートすることでこのサービスを利用できるようになります。

 サービス提供路線は、難波・奈良線、京都線、橿原線、大阪線、名古屋線、生駒線、天理線、田原本線、信貴線、湯の山線、鈴鹿線、山田線、鳥羽線、志摩線の14路線です。南大阪線やけいはんな線などについては、順次拡大が検討されます。

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「近鉄アプリ」の「列車走行位置」画面のイメージ(画像:近鉄)。

「列車走行位置」画面では、各列車の走行位置や「特急」「急行」などの列車種別、遅れている場合はその時分が表示されます。列車や駅をタップすると、さらに詳細な情報が確認できます。

 情報提供時間は原則、早朝5時から深夜1時までです。利用料は無料(通信料は各自別途負担)。アプリの対応OSは、Android 4.4以降とiOS 8以降です。

 なお今回、「列車走行位置」の提供開始にあわせ、車掌が携帯している緊急連絡用の携帯電話がスマートフォンに更新されます。これにより、近鉄は、ダイヤ乱れのときなどはより細やかに情報提供を行うよう努めていくとしています。

【了】

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