武蔵野線の205系電車、インドネシアへ 336両がジャカルタで「第2の人生」 JR東日本

JR東日本が、おもに武蔵野線で使用している205系電車336両をインドネシアの鉄道事業者に譲渡します。

2018年3月初旬から譲渡開始

 JR東日本は2018年2月28日(水)、おもに武蔵野線で使用してきた205系電車をインドネシアに譲渡すると発表しました。

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ジャカルタ近郊の都市鉄道で運転されている205系電車(2017年9月6日、草町義和撮影)。

 車両は、同国の首都ジャカルタの近郊で都市鉄道を運行するインドネシア通勤鉄道会社(PT Kereta Commuter Indonesia)に譲渡されます。期間は2018年3月初旬から2020年までで、車両は336両の予定です。

 JR東日本は2013年から2015年にかけて、埼京線、横浜線、南武線で使用してきた205系476両をインドネシアの鉄道事業者に譲渡しています。

 また、2014年3月に締結した協力覚書に基づき、JR東日本はインドネシア通勤鉄道会社に対して、車両のメンテナンス、乗務員による車両の点検・整備、サービス向上などの協力を実施。今後、JR東日本は、新たに譲渡する車両を対象とした支援をはじめ、さらなる協力を進めていくとしています。

【了】

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