「夜行急行の旅」秩父鉄道で再現 12系客車を使用、12月にツアー開催

秩父鉄道と日本旅行が、夜行急行列車の旅を再現したツアーを企画。電気機関車と12系客車からなる列車で、臨時急行「三峰」として熊谷~三峰口間を運転します。

秩父駅で車両撮影会も

 秩父鉄道と日本旅行は2018年10月12日(金)、かつての夜行急行を再現したツアー「あの時の感動がよみがえる 12系客車夜行急行の旅」を開催すると発表しました。

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秩父鉄道の電気機関車と12系客車のイメージ(画像:秩父鉄道、日本旅行)。

 秩父鉄道の12系客車(外観は赤茶色)で夜行座席列車を再現し、当時の感動をよみがえらせようというもの。ツアーは12月22日(土)の夜から翌23日(日・祝)の朝にかけて実施されます。

 列車編成は秩父鉄道の電気機関車1両+12系客車4両です。ツアーの集合・解散は熊谷駅。列車は、臨時急行「三峰」として熊谷駅を22日22時50分ごろに出発し、終点の三峰口駅で折り返します。秩父駅には翌23日2時10分ごろに到着。このとき、停車している車両の撮影会を行います。列車は折り返して3時00分ごろ出発し、再び三峰口駅に到着。さらに折り返して熊谷駅には早朝5時30分ごろに到着します。

 ツアーでは、列車オリジナルのヘッドマークを掲出。また、途中の秩父駅や三峰口駅では進行方向が変わるため機関車の付け替え(機回し)を行います。車内では区間を限定して秩父鉄道グッズの車内販売を実施。また、深夜帯は車内照明が減光されます。参加者には記念硬券が進呈されます。

 最少催行人員は150人です。旅行代金は1万円(子ども8000円)、窓側から2席の占有だと1万8000円(同1万6000円)、1ボックス(4席)占有だと3万4000円(同3万1000円)です。

 旅行商品の申し込み受付は10月16日(火)15時から、日本旅行の「鉄道の旅」または大阪法人営業支店のウェブサイトで行われます。

【了】

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