日本初 自律移動型のAI監視カメラ搭載警備ロボット、西武新宿駅で実証実験

自律移動型のAI監視カメラ搭載警備ロボット「Perseusbot」の実証実験が、西武新宿駅構内で行われます。

2020年目標に普及目指す

 東京都立産業技術研究センターとアースアイズ、日本ユニシス、西武鉄道は2018年10月16日(火)、警備ロボットの日本初の実証実験を西武新宿駅(東京都新宿区)構内で11月に行うと発表しました。

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自律移動型のAI監視カメラ搭載警備ロボット「Perseusbot(ペルセウスボット)」のイメージ。高さ1675mm、重さ172kg(画像:西武鉄道)。

 名前は「Perseusbot(ペルセウスボット)」。自律移動型のAI監視カメラ搭載警備ロボットです。駅構内の安全性向上、駅係員の業務負担軽減を目指し、今回、実証実験が行われます。

 期間は11月26日(月)から30日(金)までの各日10時から16時までです。なお、これに先駆けて準備期間として11月7日(水)から9日(金)までと19日(月)から22日(木)までもロボットが現地で稼働します。

 実験内容は、ロボットが西武新宿駅の改札外コンコースを巡回し、踏破力や自律移動の安全性、不審者・不審物の検知精度の確認などを行うというもの。実証実験後は、検証結果を踏まえ2020年を目標に、駅や空港でのAI監視カメラ搭載警備ロボットの普及を目指すといいます。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 2020年に開催される東京オリンピックの準備なのでしょう。何でも無人化すれば良い訳では有りませんが、やはり人手不足なので一日も早い実用化が望まれると思います。