京急空港線、運賃引き下げへ 10月に加算運賃減額、品川~羽田空港290円に

普通運賃も定期運賃も引き下げられます。

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京急空港線の羽田空港国内線ターミナル駅(2018年11月、草町義和撮影)。

 京急電鉄は2019年2月19日(火)、空港線に設定している加算運賃を10月1日(火)に引き下げると発表しました。

 空港線の延伸工事や輸送力増強に要した設備投資の事業費などを回収するため、同線の天空橋~羽田空港国内線ターミナル間には、基本運賃に加え加算運賃が設定されています。

 京急電鉄によると、加算運賃を設定している区間の利用者が堅調に増加し、事業費の回収が順調に進んでいることから、次のとおり加算運賃を引き下げるといいます。

・普通:現行170円→改定後50円
・定期(通勤1か月):現行6220円→改定後1830円
・定期(通学1か月):現行2030円→改定後600円

 また、加算運賃の引き下げに伴い、京急蒲田・糀谷・大鳥居・穴守稲荷~羽田空港国際線ターミナル・羽田空港国内線ターミナルの相互間に設定されている20~30円の割引は廃止されます。

 これにより普通運賃(現金)は、品川~羽田空港国内線ターミナル間が現行410円から290円に、横浜~羽田空港国内線ターミナル間が480円から360円にそれぞれ変わりますが、2019年10月1日は消費税率の改定も予定されています。京急電鉄は、消費税率10%への引き上げに伴う運賃改定に関しては、今後、変更認可申請を行う予定としています。

【了】

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