夜行高速バス車内がプラネタリウム!? 京成バス「K★スター・ライナー」に新車登場!

京成バスの夜行高速バス車両「K★スター・ライナー」に新型車両2台が登場。従来の3台と同様、天井へプラネタリウムのように星空が広がります。また、隣席とのあいだには、プライベート空間を確保できるカーテンも付きました。

夜行高速バス車両5台の置き換え完了

京成バスの夜行高速バスに使われる新型の「K★スター・ライナー」(32秒)。

 京成バスが夜行高速バス「K★スター・ライナー」に新型車両2台を導入。2019年3月5日(火)、千葉県内で報道陣へ公開しました。

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京成バスが導入した「K★スター・ライナー」の新型車両(2019年3月5日、伊藤真悟撮影)。

 同社は「K★スター・ライナー」を、2014年に2台、2015年に1台導入。続いて2018年12月と2019年1月に1台ずつ導入し、夜行高速バス用車両5台の置き換えを完了しました。車種は三菱ふそうトラック・バス「エアロクイーン」で、定員は30名です(乗務員2名含む)。

 この車両の最大の特徴は、天井に描かれた星空です。ブラックライトで照らすと、車内はプラネタリウムのような幻想的な空間に。星空は車両ごとに異なっており、今回導入されたH657号車は「夜更けから暁の空」、H658号車は「オーロラの降りる星空」が、それぞれ職人の手によって描かれています。

 シートは3列独立で、各座席は電源コンセントとUSB充電ポート付き。フットレストを使い、前席の下まで足を伸ばすことが可能です。窓側席と中央席のあいだを仕切るカーテンもあり、プライベート空間を確保できます。このカーテンは、従来車両3台にも取り付けられる予定です。このほか、従来車両と同様、トイレや無料Wi-Fi、衝突被害軽減ブレーキなども備えられています。

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新型車両の室内。
プライベートを保てるカーテンを設置。
プラネタリウム仕様の天井(H658号車)。

「K★スター・ライナー」の運行は、千葉中央駅と大阪(阪急三番街)、神戸三宮などを結ぶ神戸・大阪線、JR津田沼駅(千葉県習志野市)、京成上野駅と近鉄奈良駅、五位堂駅(奈良県香芝市)などを結ぶ奈良線に加え、西船橋駅(千葉県船橋市)と名古屋駅などを結ぶ名古屋線(ファンタジアなごや号)でも始まります。いずれの路線も東京ディズニーリゾート、横浜駅経由です。

 京成バス業務部 車両課長の石丸哲也さんは「特徴ある京成バスを知ってもらい、お客様に京成バスを選んでいただきたいです」と話しています。

【了】

【写真】新旧バスが勢ぞろい!

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