北陸新幹線、25日に全線運転再開へ 東京~金沢間の直通本数は通常の9割 JR東日本

線路や長野新幹線車両センターが冠水し運転を見合わせていた北陸新幹線の長野~上越妙高間が再開へ。東京~金沢間の直通列車は通常の約9割の本数が確保されます。

再開後も順次本数増やす

 JR東日本は2019年10月18日(金)、北陸新幹線の東京~金沢間直通運転を25日(金)に再開する見込みと発表しました。

 台風19号の影響で現在、長野~上越妙高間が不通ですが、復旧作業や安全確保の見通しが立ったことから運転を再開させるといいます。

 ただし、一部の車両が使えないことから、運転本数は、東京~金沢間の直通列車が通常の約9割、北陸新幹線全体では約8割程度になります。具体的なダイヤは23日(水)に発表される予定です。直通運転再開後も、本数は順次増やされます。

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千曲川の氾濫により冠水した北陸新幹線の線路と長野新幹線車両センター(画像:JR東日本)。

 北陸新幹線は、台風19号の大雨で千曲川が氾濫し、長野~飯山間の線路や長野新幹線車両センターが冠水するなどの被害が生じました。

 新幹線車両は、北陸新幹線用E7系・W7系電車の3分の1にあたる10編成で床下や車内が水に浸かり、そのうち2編成が脱線。車両の検査や修繕を行う施設なども浸水被害が生じています。

【了】

【画像】新幹線車両の被害

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