アメリカ空軍 史上初の女性最先任上級曹長が誕生 アジア系米国人としても初

女性初でかつアジア系アメリカ人初の最上級下士官が誕生しました。

 2020年8月14日(金)、アメリカ空軍の第19代最先任上級曹長にジョアンヌ・S・バス上級曹長が就任しました。

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就任式で敬礼するジョアンヌ・S・バス最先任上級曹長(画像:アメリカ空軍)。

 空軍最先任上級曹長は、32万人いるアメリカ空軍のなかで1名だけ選ばれるポストで、軍曹や伍長など、いわゆる下士官や兵士たちを監督する責任を負うとともに、彼らの代表者として空軍参謀総長に直接助言することも可能です。

 一般的に将兵と呼ばれるなかの兵士側の代表として活動し、かつ空軍参謀総長のカウンターパートになるべき立場のポストに女性が選ばれたのは初めてのことです。

 また彼女はアジア系アメリカ人としても初の就任でもあります。

【了】

【写真】多民族国家らしい? 空軍参謀総長も非白人系

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