atis-feed | 乗りものニュース 鉄道(新幹線、観光列車、通勤電車など)、バス(高速、夜行、一般路線バスなど)、飛行機(旅客機、戦闘機など)、船、自動車、道路といった「乗りもの」や「交通」に関するニュース、最新の情報をわかりやすくお届けします! 2017-03-23T11:09:22+0000 (c) mediavague Co., ltd. https://trafficnews.jp/app/wp-content/themes/sp_v2/common/img/logo.png WordPress <![CDATA[高速道路の逆走対策28件を選定 2018年度の実用化目指す NEXCO各社]]> https://trafficnews.jp/?p=66829 2017-03-23T06:52:25+0000 2017-03-23T06:52:25+0000 NEXCO各社が高速道路の逆走対策28件を選定。今後、実道で検証などが行われ、2018年度からの実用化が目指されます。

応募100件から28件を選定

 NEXCO各社と国土交通省は2017年3月23日(木)、高速道路における逆走対策技術の公募結果を発表しました。

 国土交通省は、2020年までに高速道路での逆走事故をゼロにすることを目指し、道路側、運転者側、自動車側それぞれからハード・ソフト面での重層的な対策を講じる方針です。

 この一環として、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本が、2016年11月から2017年2月にかけて、民間企業などから逆走対策技術を募集していました。

 今回、応募100件の中から、実道での検証などを行う技術28件が選定されています。

積水樹脂「錯視効果を応用した路面標示」のイメージ。逆走車からは路面標示が立体的に見える(画像:NEXCO中日本)。

 その中のひとつ、積水樹脂の「錯視効果を応用した路面標示」は、路面に文字や矢印を描くというもの。立体的に見えるようにして、逆走車に注意を喚起します。キクテックの「路面標示ゴムマット」は、標示内容が片方向からのみ視認できまです。路面に設置し、逆走車に「進入禁止」などを視認させ、注意を喚起します。

物理、センサー技術などで逆走を防止

 大成ロテックの「ウェッジハップ」は、路面に設置するくさび形をした非対称の段差(ウェッジハップ)です。順走車はスムーズに通過できますが、逆走車がこれを踏むと振動と衝撃音が発生します。

大成ロテック「ウェッジハップ」のイメージ(画像:NEXCO中日本)。

 逆走車を検知する技術も各社から提案されました。準ミリ波レーダー、マイクロ波センサー、レーザーセンサー、3Dステレオカメラ、高解像度カメラ、ドップラーレーダー、赤外線サーマルカメラなどを用いて、車両を解析、特定するというものです。このほか、ETC2.0などを活用した車載機器による逆走車両への注意喚起技術も提案されています。

古河電気工業「準ミリ波レーダーによる逆走検知」のイメージ(画像:NEXCO中日本)。

 選定された技術提案は、2017年度からおおむね1年間、実道において検証と評価などが行われ、2018年度からの実用化が目指されます。

【画像】片方向からしか視認できない「路面標示ゴムマット」

キクテック「路面標示ゴムマット」のイメージ。順走車からは視認できない(画像:NEXCO中日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170323_gyakusoutaisakuu_01.jpg
<![CDATA[新宿~扇沢間の高速バス、4月14日運行開始 立山黒部アルペンルートの玄関口へ]]> https://trafficnews.jp/?p=66667 2017-03-22T12:42:31+0000 2017-03-23T01:40:47+0000 京王バスとアルピコ交通が、2017年4月14日から、高速バス「新宿~安曇野・白馬線」の「扇沢系統」便の運行を開始します。

GWや夏休み期間は毎日運行

 京王バス東とアルピコ交通は2017年3月21日(火)、高速バス「新宿~安曇野・白馬線」の「扇沢系統」便を、立山黒部アルペンルートの開通にあわせて、4月14日(金)から運行すると発表しました。概要は次のとおりです。

●運転時刻
・下り
 新宿西口23時15分発→扇沢5時32分着
・上り
 扇沢16時10分発→バスタ新宿21時11分着
※新宿は下りと上りで発着場所が異なります。

●運転日
・下り(新宿発基準)
 4月14日(金)~22日(土)の金・土曜、
 4月28日(金)~5月6日(土)の毎日、
 5月12日(金)~7月8日(土)の金・土曜、
 7月14日(金)~9月23日(土・祝)の毎日、
 9月29日(金)~11月4日(土)の金・土曜・祝前日
・上り
 4月15日(土)~23日(日)の土・日曜、
 4月29日(土・祝)~5月7日(日)の毎日、
 5月13日(土)~7月9日(日)の土・日曜、
 7月15日(土)~9月24日(日)の毎日、
 9月30日(土)~11月5日(日)の土・日曜

●片道運賃
・新宿~扇沢4850円(子供半額)
・下り夜行便は1350円増し。
・夏季繁忙期は下り夜行便、上り昼行便ともに400円増し。

黒部ダムの高さは186mで日本一。黒部川第四発電所でもあることから「くろよん」とも呼ばれる(画像:京王電鉄バス)。

 予約は電話やウェブサイト「ハイウェイバスドットコム」で可能です。

 長野県大町市の扇沢は、立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口です。ここから、立山駅(富山県立山町)まで計37.2km、最大高低差1975mのルートを、トロリーバスやケーブルカー、ロープウェイ、バスなど6つの乗りものを乗り継いで移動します。途中では、黒部ダムや室堂、弥陀ヶ原など、変化に富んだ雄大な自然や景色が楽しめます。

 京王バス東とアルピコ交通は「見どころ満載の立山黒部アルペンルートへは、中央高速バス白馬線『扇沢系統』をぜひご利用ください」としています。

【画像】春の恒例「雪の大谷」

室堂付近で、除雪によってできる「雪の大谷」。壁の高さは20mにも迫る(画像:京王電鉄バス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170321_keiobusougisawa_01.jpg
<![CDATA[根室本線の代行バス、区間を東鹿越~新得間に延長 JR北海道]]> https://trafficnews.jp/?p=66743 2017-03-22T06:22:32+0000 2017-03-22T06:22:32+0000 2016年8月の台風災害により根室本線の東鹿越~落合間でバス代行輸送が行われていますが、この区間が東鹿越~新得間に延長されます。

3月28日から変更

 JR北海道は2017年3月22日(水)、根室本線の東鹿越~落合間で実施しているバス代行輸送の区間を、鉄道の不通区間と同じ東鹿越~新得間に延長すると発表しました。

 現在は鉄道が不通になっている東鹿越~新得間41.5kmのうち、東鹿越~落合間で下り4便、上り6便のバスが運転されています。しかし落合~新得間は、バス代行輸送がない状況が続いていました。

土砂が線路内に流入した根室本線の第4落合トンネル入口付近。写真は2016年10月発表(画像:JR北海道)。

 東鹿越~新得間のバスは3月28日(火)から当分のあいだ運転されます。時刻は次のとおりです。

●下り東鹿越発(4本)
・8時09分、12時05分、17時36分、19時55分
・幾寅まで8分、落合まで20分、新得まで60~62分

●上り新得発(5本)
・7時52分、10時49分、13時58分、16時20分、18時38分
・落合まで45~50分、幾寅まで55~60分、東鹿越まで65~70分
・このほか、落合発6時08分の1便あり。

 バスはいずれも、東鹿越駅で滝川、富良野発着の列車と接続します。

 東鹿越~新得間は、2016年8月の台風災害により土砂流入や法面崩壊、道床流出などが複数箇所で発生。復旧工事の着手は早くても2017年春以降とされており、今のところ、運転再開のめどは立っていません。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170322_jrhbus_01.jpg
<![CDATA[新宿の「ゴジラバス」が一部リニューアル 『シン・ゴジラ』BD・DVD発売にあわせ]]> https://trafficnews.jp/?p=66718 2017-03-21T12:32:35+0000 2017-03-21T22:20:20+0000 新宿を循環する「ゴジラバス」が、『シン・ゴジラ』のBD・DVD発売にあわせ、一部リニューアルしました。

床面や座席デザインが変化

 京王バス東は2017年3月21日(火)、新宿の東西を循環する路線バス「新宿WEバス」で運行しているラッピングバス「ゴジラバス」を、一部リニューアルしたと発表しました。

「ゴジラバス」の車内床面に新たに加わったゴジラの足跡(画像:京王電鉄バス)。

 映画『シン・ゴジラ』の公開にあわせ、2016年7月から運行されているこの「ゴジラバス」では、降車バスを押したときやバス停案内放送の一部でゴジラの咆哮が流れます。また、ショーケースにはゴジラのフィギュアが展示されています。

 今回は『シン・ゴジラ』のBD、DVD発売にあわせ、車内を一部リニューアル。床面にゴジラの足跡が追加されたほか、座席はゴジラやモスラなどの絵がデザインされました。

ゴジラやモスラなどの絵がデザインされた座席(画像:京王電鉄バス)。

「新宿WEバス」は2009(平成21)年9月から運行を開始。「歌舞伎町ルート」は新宿駅西口~歌舞伎町~ホテルグレイスリー新宿~新宿駅西口~西参道~新宿駅西口を、「朝・夜ルート」は新宿駅西口~西参道~新宿駅西口を走っています。また、「ゴジラバス」は走りませんが「新宿御苑・西新宿循環ルート」などの系統も運営されています。運賃は現金、ICカードともに100円です。

【画像】「ゴジラバス」の外観とオリジナル仕様の降車ブザー

「ゴジラバス」と降車ブザーのイメージ。ブザーは「お降りの方はこの足あとを押してください」と書かれたオリジナル仕様(画像:京王電鉄バス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170321_keiobusgodzilla_01.jpg
<![CDATA[日産を変えたカルロス・ゴーン氏、CEO退任までの18年間の功罪]]> https://trafficnews.jp/?p=66236 2017-03-20T21:37:49+0000 2017-03-20T21:20:38+0000 ゴーン氏が日産CEOを退任しました。経営危機に陥っていた日産はこの18年間でどのように息を吹き返し、そしてどう変化したのでしょうか。

カルロス・ゴーン氏、日産CEOを退任

 2017年2月23日(木)、日産は同社CEOがカルロス・ゴーン氏から西川廣人氏に変わることを発表しました。ゴーン氏は引退ではなく、ルノー・日産・三菱自動車のアライアンス全体を率いることに。つまり、階段をさらに一歩上に上がったのです。

2014年6月、日産自動車の第115回定時株主総会に臨むカルロス・ゴーン氏(画像:日産自動車)。

 そんなゴーン氏の率いる、ルノー・日産・三菱自動車のアライアンスにおける2016年の自動車販売数は約996万台でした。気がつけば、業界トップ2のフォルクスワーゲン(1031万台)とトヨタ(1017万台)に、あと少しで手が届くところまできています。カルロス・ゴーン氏が日産にやってきた1999(平成11)年のころを考えれば、なんという違いでしょう。当時の日産は、まさに倒産寸前だったのです。

 ゴーン氏がやってくる直前の日産の「1998年の実績(見込み)と1999年の計画」には、当時の日産は年間約280万台を生産し、そのうち約100万台を日本国内で販売していることが記されています。しかし、1998(平成10)年の生産は前年比マイナス8.6%、国内販売はマイナス13%という非常に厳しい状況です。国内シェアは約20%。かつてはトヨタと覇を争っていた日産ですが、90年代は日産にとって没落の時代となっていたのです。

わずか1年でのV字回復、ゴーン氏はなにをなしたか

 ゴーン氏が日産にやってきた半年後の1999(平成11)年10月に、「日産リバイバル・プラン」が発表されます。1兆円のコスト削減や工場閉鎖など、文字通りにリストラの嵐。当時、ゴーン氏が「コストカッター」と呼ばれたのも無理のない内容でした。

 ただ、いま資料を読めば、プラットフォームが24もあったり、工場稼働率がわずかに53%だったりと、経営危機も仕方ないと思わせるような効率の悪さです。ちなみに、1999年のルノー・日産アライアンスの年間生産台数は480万台でした。

 そしてゴーン氏は辣腕をふるい、2000(平成12)年度の決算で、日産はいきなり過去最高の3311億円の利益を叩き出したのです。わずか1年でのV字回復には、誰もが驚きました。

日産「ジューク」は2010年6月9日、日本国内販売開始(画像:日産自動車)。

 それから日産は、プラットフォームの整理をどしどしと進めます。「サニー」や「パルサー」「プリメーラ」「ステージア」「アベニール」「ラシーン」といったクルマたちはいなくなりました。「セドリック/グロリア」や「ブルーバード」といった歴史ある車名も刷新されています。しかし、「フェアレディZ」や「GT-R」「スカイライン」といった伝統の車名は大切に守られています。また、「エクストレイル」や「ジューク」といった新しいヒット車も生まれました。世界に先がけて電気自動車の「リーフ」もリリースされています。国内導入はできませんでしたが、世界市場に「インフィニティ」ブランドを定着させることにも成功しています。また、中国市場など、世界進出も積極的に行いました。

グローバル企業への成長と、その一方で失ったものとは

 2017年現在の日産はどうなったでしょうか。2016年の実績を見ると、年間生産台数は約555万台。会社の規模は2倍に成長しました。三菱自動車をアライアンスに加えることで、世界3位のポジションも手に入れています。ゴーン氏は18年の日産在籍で、大きな成果を残したのです。

インフィニティ「Q60」の2017年モデル(画像:日産自動車)。

 一方、日本市場はどうでしょうか。日産の2016年の国内販売は約38.5万台。軽自動車を含むと約53万台です。シェアは11%から12%程度。かつては100万台を国内で販売し、シェア20%を誇った日産としては寂しい数字です。世界での成長を横目に、日本市場は縮小してしまいました。

 ただし、日本市場自体の元気のなさも理由のひとつでしょう。1990年代の後半の日本は、年間500万台もクルマが売れていました。しかし、現在は320万台規模。全体のパイ自体が小さくなっているのです。斜陽の日本市場はそこそこに、グローバルで儲けるという会社に日産を育てたのがゴーン氏の仕事だったのでしょう。

 経営者としては正しいのかもしれませんが、日本に住む人間としては、もう少し日本市場に力を入れてほしいものだと思うのが正直なところです。

【写真】日産新CEOの西川廣人氏

西川(さいかわ)氏は1977年に日産へ入社、2017年4月1日より同社社長兼最高経営責任者(CEO)に就任する。2017年3月現在、日本自動車工業会の会長も務めている(画像:日産自動車)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170313_nissan_01.jpg
<![CDATA[ホンダ3代目「プレリュード」 「トレンディー」なクルマの代名詞、大ブレイクの理由]]> https://trafficnews.jp/?p=66463 2017-03-20T04:19:50+0000 2017-03-20T05:00:48+0000 バブル期、いわゆる「スペシャルティカー」と呼ばれるクルマが大いに流行しましたが、その代名詞ともいえるのがホンダの3代目「プレリュード」でしょう。大ブレイクしたのには、もちろん理由があります。

3代目「プレリュード」、あのころホンダも若かった

 現在のホンダに「オシャレ」なイメージを抱く人は、どれくらいいるのでしょうか。どちらかといえば、ロボットやジェット飛行機、燃料電池車など技術の最先端なイメージや、ミニバンなどのアットホームなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。しかし、かつてオシャレなイメージでホンダが見られた時代がありました。それが1980年代の後半です。

1987年発売の3代目「プレリュード」。リトラクタブルヘッドライトやサンルーフのほか、解禁されて4年目のドアミラーもオシャレポイントのひとつ(画像:ホンダ)。

 振り返れば1980年代は、どんどんクルマが身近になり、そして豪華になった時代です。モータリゼーションが到来して、ようやく普通の人がクルマを購入できるようになったのは1960年代のことですが、それでもクルマは非常に高額で、家と同じような思い切った決意で購入するものでした。それが1970年代になると、手頃な価格のクルマが出回り始め、普通の人もどんどんクルマを買うようになりました。そして1980年代は中古車流通も整い、若者がクルマを購入できる時代になります。若い男女がクルマでデートするのは当たり前になっていました。

 そのころのホンダのイメージは、いまとは異なります。本田宗一郎氏が裸一貫で戦後に創業したホンダは、いまでいえばベンチャー企業です。1970年代から1980年代にかけて、ホンダは若い企業ならではのフレッシュな感覚のクルマを数多くリリースします。「シビック」も「シティ」も、当時は斬新な印象です。

 ちなみにいまでは、小型乗用車のスタンダードとなっているFF(前輪駆動)が普及したのも1980年代でした。そのため当時、FFといえば、「新しい技術」というイメージもあり、そしてホンダは初期からFFを推しているメーカーのひとつです。

 また、積極的にF1などのモータースポーツへ参加したのもホンダの特徴でした。そうした1980年代のホンダは、フレッシュで若々しいイメージでとらえられていました。

下地を作った2代目と、大ブレイクを果たした3代目

 1982(昭和57)年、2代目の「プレリュード」がデビューします。FFモデルでありながら驚異的なまでにボンネットは低くなっており、ライトもリトラクタブルの開閉式になりました。

 サンルーフが標準装備であったことも注目されました。当時のサンルーフは贅沢で、多くの人が憧れた装備だったからです。また、指一本でハンドルが回せるほど軽いパワーステアリングも驚きのひとつでした。こちらも当時は豪華な部類の装備です。

「斬新なスタイル」と「豪華な装備」と「女の子でも苦もなく操れるクルマ」として、2代目「プレリュード」は大いに注目を集めます。

2代目「プレリュード」は1982年発売。標準装備のサンルーフは大いに注目を集めた(画像:ホンダ)。

 やがて1980年代も後半に進み、バブルの時代を迎えます。若者であってもデートでは、女の子のために大いに奮発する必要がありました。女の子が、送り迎えと食事を奢らせるボーイフレンドを「アッシー君、メッシー君」と呼びます。できるだけ豪華なクルマを持っていることが、女の子にモテる秘訣となっていました。

 そんな時代のまっただなかである1987(昭和62)年、基本コンセプトをそのままに洗練を重ねた3代目「プレリュード」が登場します。市中には同じようなデザインで価格のこなれた中古車も存在、ここで「プレリュード」はデートカーとして大ブレイクしました。

「スペシャルティカー」の頂点を極めた「プレリュード」と、その後

 1987年当時、デートカーは「スペシャルティカー」と呼ばれており、「プレリュード」はその代表格とされ、これに乗ることがオシャレなことと見られていたのです。その頃のライバルは「セリカ」や「シルビア」、「カリーナED」といったあたりで、もう少しあとになると走り屋御用達になる「シルビア」も、当時はデートカーとされていました。

3代目「プレリュード」から、車速と前輪の操舵角にあわせ後輪にも舵角をつける「4WS」採用モデルも発売された。量産乗用車としては世界初(画像:ホンダ)。

「プレリュード」はそののち1990年代も、モデルチェンジを重ね生産が続けられましたが、人気は徐々に下火に。2000年代になるころには、すっかり存在感が消えフェードアウトしてしまいました。そしてホンダはミニバンのラインナップを拡充して、若者のデートカーというイメージからどんどんと離れていきます。

 振り返れば、ホンダ車が最も若者に支持されたのは、バブル期のオシャレなデートカーとしての「プレリュード」だったのではないでしょうか。

【画像】3代目「プレリュード」のインパネまわり

1987年当時のカーオーディオは、AM/FMのラジオとカセットテープが一般的(画像:ホンダ)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170316_prelude_01.jpg
<![CDATA[クルマの「♪キンコン」いつ消えた? 速度警告音が聞こえなくなったワケ]]> https://trafficnews.jp/?p=66448 2017-03-20T00:18:01+0000 2017-03-19T02:00:45+0000 かつてのクルマは、高速走行時に「♪キンコン♪キンコン」と警報音が鳴りましたが、それはいつ、どうして鳴らなくなってしまったのでしょうか。

「カローラ」ではいつから鳴らなくなった?

 記者が子供のころに乗っていた家のクルマでは、高速道路を走っているときに「♪キンコン♪キンコン」というチャイムのような警報音が鳴っていました。しかし、クルマを買い替えるにつれ、この音はいつの間にか聞こえなくなりました。

かつての普通自動車では、100km/hを超えると速度警報音が鳴っていたという。写真はイメージ(画像:blueone/123RF)。

 この速度警報音、いつから鳴らなくなったのでしょうか。40年以上の歴史をもつトヨタ「カローラ」でその変遷をたどるべく、トヨタ広報部に聞いてみました。

――昔の「カローラ」は「♪キンコン♪キンコン」という音が鳴っていたのでしょうか。

 はい。カローラのような普通自動車では速度が100km/h以上、軽自動車は80km/h以上になると警報音が鳴るように設定されていました。

――いつから鳴らなくなったのでしょうか?

 法規制が撤廃されたことを受け、1987(昭和62)年5月に発売した6代目「カローラ」から廃止しました。ただしこのときはオプションで設定できるようにしました。

――なぜなくなったのでしょうか?

 上記の法規制撤廃が理由ですが、輸入車メーカーからの反対と、警告音が眠気を誘導する可能性があることから、安全対策上の観点からも撤廃されたと聞いています。

※ ※ ※

 当時の輸入車メーカーが反対した裏には何があったのでしょうか。業界団体である日本自動車輸入組合によると、この速度警告音は日本独自の装備であるとして、日米自動車協議の場でアメリカ政府から日本に対して撤廃が求められたそうです。同協会は「その裏に米自動車メーカーの意向があることは明白」と話します。

 なお、自動車検査場での検査を手掛ける自動車技術総合機構によると、かつて速度警告音を発する装置は保安基準第46条第2項「速度警報装置の装備要件及び性能要件」において装備が義務づけられており、車検においても、速度メーターの誤差や振れ具合のチェックとともに、音が鳴ることを確認していたそうです。

 ところが、1986(昭和61)年3月に、この第46条第2項は項目そのものが削除されたといいます。自動車技術総合機構によると「速度警告音のように保安基準上から項目そのものが撤廃される例は珍しいかもしれない」とのことです。

【写真】あのクルマにもついていた「キンコン」

1983年に発売されたトヨタ「スプリンタートレノ(AE86)」。漫画『頭文字D』では、このクルマにおけるチャイム式の速度警告音が描写されている(画像:suteenakin/123RF)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170314_kinkon_01.jpg
<![CDATA[首都高K7「横浜北線」きょう開通、何が変わる? 流れ変えるもうひとつの「改良」も]]> https://trafficnews.jp/?p=66575 2017-03-18T14:44:45+0000 2017-03-18T03:25:35+0000 首都高の新路線K7「横浜北線」が、2017年3月18日(土)16時に開通。およそ8.2kmの路線は、周辺の交通状況をどう変えるのでしょうか。同時に実施された「改良」も、その変化を促します。

首都高K1横羽線、K5大黒線、第三京浜を連絡

 首都高の新路線であるK7「横浜北線」が、きょう2017年3月18日(土)16時に開通するのにさきがけ、同日午前、開通セレモニーと「通り初め」が行われました。

横浜北線の開通セレモニー。中央の菅 義偉内閣官房長官は、横浜市会議員のころからこの道路の建設を後押ししてきたという(2017年3月18日、中島洋平撮影)。

 横浜北線は、生麦JCT(横浜市鶴見区)と横浜港北JCT(同・都筑区)を結ぶ約8.2kmの路線で、首都高K1横羽線、K5大黒線、および第三京浜をつなぎます。生麦JCTと横浜港北JCT付近の計2.3kmが、高架橋などのいわゆる“明かり区間”になっており、そのあいだの約5.9kmは、市内最長のトンネルである横浜北トンネルです。

「横浜市には、南部の港湾都市としての顔と、北部の田園都市としての顔の2面があります。両地域は少し離れた印象でしたが、横浜北線によって直結します。横浜港に求められる国際競争力の強化という面でも、これを後押しする道路です」(林 文子横浜市長)

 横浜北線の開通によって何が変わるのでしょうか。首都高速道路によると、次のような効果が期待されるそうです。

●横浜市北部と横浜港が直結
新横浜を中心とする横浜市北部と、本牧ふ頭とのあいだの所要時間は、第三京浜、首都高K2三ツ沢線経由(港北IC、新山下出入口を利用)の25分から、横浜北線、大黒線経由(新横浜出入口、本牧ふ頭出入口利用)の15分に。物流の効率化が図られ、臨海部と横浜市北部の連携が強化される。

●横浜市北部と羽田空港とのアクセス性向上
新横浜駅と首都高湾岸線・空港中央出入口との所要時間は、三ツ沢線経由の40分から、横浜北線経由の30分に。たまプラーザ駅やセンター北駅、新横浜駅などと羽田空港を結ぶ連絡バスの所要時間短縮が見込まれる。

●多様なルート選択が可能に
たとえば第三京浜の港北ICと横浜港方面を結ぶルートは、従来の三ツ沢線経由に加え、横浜北線と大黒線経由、横浜北線と横羽線経由の3ルートから選択が可能に。防災力が強化され、災害時の医療輸送にも役立つ。

 この「多様なルート選択」の実現には、横浜北線の開通と同時に実施される、もうひとつの大きな「改良」があります。

横浜中心部の外周に環状ルート完成

 横浜北線の開通と同時に実施される大きな改良とは、「生麦JCTの4方向化」です。これまで生麦JCTは横羽線の羽田方面(上り線)と大黒線のみが接続していましたが、横羽線の上下線と大黒線、横浜北線が相互に行き来できるようになりました。

 これにより、たとえば三ツ沢線の横浜駅西口出入口や、横羽線のみなとみらい出入口など、横浜の中心部を発着したクルマが、石川町JCT、本牧JCTを経由することなく生麦JCTと大黒線経由で湾岸線へ出入り可能に。生麦、金港、石川町、本牧、大黒の5JCTのあいだを環状に回ることができ、ルートの選択肢が大きく広がります。

「4方向化」が図られ利便性が大きく向上した、横浜北線と横羽線、大黒線が接続する生麦JCT(画像:首都高速道路)。

 横浜北線の開通と生麦JCTの4方向化で首都高速道路が期待していることのひとつに、大型車を住居地域が多い横羽線から、大黒線経由で工業地帯を通る湾岸線へ誘導する、という点があります。横羽線沿線の住環境を向上させるねらいです。

 また、このたび開通の横浜北線ほか、その横浜北線・第三京浜の横浜港北JCTと東名高速の横浜青葉ICを結ぶ「横浜環状北西線」の建設も進められており、2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」までの開通が予定されています。それが開通すると、首都高と第三京浜、東名高速の連絡が強化されるため、横浜におけるクルマの流れが大きく変わる可能性もあるでしょう。東名上りの混雑を避け、横浜環状北西線・横浜北線経由で東京都心方面へ向かう、といったこともできるようになります。

【地図】横浜北線開通で広がるルートの選択肢

横浜北線の開通と同時に、生麦JCTが「4方向化」することで、さまざまなルート選択が可能になる(首都高速道路の画像を一部加工)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170318_yokohamakitasen_01.jpg
<![CDATA[軽自動車と普通車が別物のワケ 規格や税、差異の根拠はどこにある?]]> https://trafficnews.jp/?p=65472 2017-03-18T01:36:34+0000 2017-03-18T02:00:09+0000 四輪の軽自動車と普通車とでは近年、価格差が縮まってきており、装備面もさほど変わらなくなってきました。しかし法的にはまったく別物と扱われるのは、なぜでしょうか。

高速道路料金も安い「軽」 車両価格も安い?

「軽自動車」は、法律上は二輪車や三輪車も含まれます。ゆえに「軽四輪」といった呼称も使われることがありますが、実情では、三輪自動車は現在ほとんど見ることはありませんし、二輪自動車といえばバイク(法律上はサイドカー付きバイクも含まれる)と表現されることがほとんどです。よって一般に「軽自動車」といえばおおむね「軽四輪」を指すものといえるでしょう。

 現在、四輪の軽自動車規格は、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2m以下、排気量660cc以下、定員4名以下、貨物積載量350kg以下という、普通車よりも小さなものです。車両が道路を占める割合や、道路を傷める割合が小さいことを理由に、たとえばNEXCO各社が管轄する高速道路において軽自動車は、普通車より通行料金が安く設定されています。

四輪の軽自動車のナンバープレートは、自家用、駐留軍人用、レンタカー用が黄地黒字で事業用は黒地黄字。画像はイメージ(画像:写真AC)。

 しかしながら、かつては「小さくて安い」イメージがあった四輪の軽自動車も、近年は規格ぎりぎりまで大きくした車両が増え、先進安全技術なども採用されていることから、価格の高騰が見られるようになりました。

 たとえば、2016年に軽自動車で販売台数1位となったホンダ「N-BOX」の価格は119万8000円(税込、以下同)から、2位のダイハツ「ムーヴ」は113万4000円からですが、普通車のホンダ「フィット」(1.3L)は129万9800円から、トヨタ「ヴィッツ」(1.0L)は118万1520円からです。新車で100万円を切る四輪の軽自動車もありますが、普通車との価格差は縮まってきています。

 もはや大きさと排気量くらいしか差がないように思えるかもしれませんが、普通車と四輪の軽自動車とでは、そもそも法的な位置づけが大きく異なります。

「普通」と「軽」、法的には全くの「別物」

 公道を走る普通車は1台1台、国に登録されますが、これはかんたんにいうと、土地や建物といった不動産の登記に相当します。このため普通車は「登録車」ともいわれます。

 一方、軽自動車は国に登録されません。普通車の登録を行う場所は国の陸運支局ですが、四輪の軽自動車の場合、軽自動車検査協会で検査を受け、車検証とナンバープレートを取得します。これは「届出」と称し、このことから、普通車が「登録車」と呼ばれるのに対し、四輪の軽自動車は「届出車」とも呼ばれます。

 税金面でも違いがあり、軽自動車は普通車に比べて優遇されています。たとえば普通車は総排気量に応じて「自動車税」が課され、自家用乗用車の場合、最も低い総排気量1L以下で年2万9500円、その次に低い1L超~1.5L以下で年3万4500円です。一方、自家用軽四輪乗用車に課せられる「軽自動車税」は、「標準税率」を年1万800円(2015年4月1日以降に初度検査を受けたもの)と定められています。標準税率の1.5倍を課す自治体もありますが、排気量あたりで考えると、普通車との差額は大きなものといえるでしょう。

そもそも「軽自動車」とは何なのか

 そもそも軽自動車とは、1949(昭和24)年の法律改正によって、それまでの「小型自動車」が、「小型自動車」と「軽自動車」に分割されて誕生した「自動車の種類」です。二輪、三輪、四輪の区別はなく、寸法と排気量、定格出力が小型自動車より小さなものとして定められ、たとえば自転車に補助エンジンをつけただけの二輪車なども該当します。税金ももちろん安く抑えられました。

 軽自動車検査協会によると、昭和20年代当時の「軽自動車」とは、二輪車や三輪車がほとんどだったといいます。しかし、その後に登場した「軽自動車の規格に沿った四輪乗用車」は、日本の家庭における乗用車の普及率を押し上げました。そうした経緯から、長年にわたり税金が安く据え置かれていたといえます。

 一般社団法人 日本自動車工業会が2016年3月にまとめた「軽自動車の使用実態調査報告書」からは、自家用軽四輪乗用車の所有者について「世帯年収400万円未満の層が最も多い」という状況が見られ、また多くの人がその選択の理由として「税金の安さ」、「燃費の良さ」、「車検費用の安さ」といったランニングコストにおけるメリットを挙げています。普通車への買い替えに対しては、多くの人が「経済的な負担が増すので車を持つことができなくなる」と答えています。普通自動車との購入価格差が縮まってきても、軽四輪が「庶民のためのクルマ」という位置づけは、いまもなお変わらないようです。

 ちなみに、車体の改造などによって前述した軽自動車の寸法規格をオーバーすると、普通車として扱われます。税率が上がってしまうため、あえて軽自動車を普通車にしようとすることは一般的には稀かもしれませんが、光岡自動車でそのようなクルマを販売していたことがあります。

【写真】「軽」から「普通」に改造したクルマも

光岡自動車の「雷駆(ライク)」は、三菱の軽EV「i-MiEV」をベースにした普通車。全長が伸び、定員も5人に増えている。現在は販売終了(画像:光岡自動車)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170224_futsutokei_01.jpg
<![CDATA[7割近くが海の上、国道58号の謎 「海上区間」が設けられている理由とは]]> https://trafficnews.jp/?p=66395 2017-03-17T07:14:03+0000 2017-03-17T07:13:41+0000 国道58号は、沖縄本島北部から那覇市に至る区間のほか、奄美大島にも、種子島にも、本土の鹿児島市内にもあります。それどころか、海の上まで「国道」といいます。どういうことでしょうか。

日本で2番目に長い国道!?

 沖縄本島北部から島の西側を通り、那覇市に通じる国道58号は、海あり、緑あり、都会ありと変化に富んだ本島の主要道路です。しかし、この国道58号があるのは、沖縄本島だけではありません。

沖縄本島の海沿いを通る国道58号(画像:photolibrary)。

 沖縄本島から北におよそ170km離れた奄美大島、そこからさらに約230km離れた種子島、さらにそこから約100km離れた本土の鹿児島市内にも、国道58号があります。

 この国道は政令上では、起点が鹿児島市、終点が那覇市となっています。総延長は880kmに及び、国道4号に次ぐ日本で2番目に長い国道だとか。鹿児島市内と3島内の道路を合計しても270km程度にしかなりませんが、残りの区間はどこにあるのでしょうか。国土交通省鹿児島国道事務所に聞きました。

――国道58号は総延長が880kmもあるそうですが、どういうことですか?

 クルマが走れる「共用区間」としては合計約270kmですが、それ以外の約610kmは「未供用区間」でかつ「海上区間」とされています。

――「未供用区間」というからには、国道58号として海上に道路の開通予定が?

 いえ、それはありません。

海上も含めた「1本の国道」であるワケとは?

――なぜ海上が「国道」とされているのでしょうか。

 たとえばフェリーなど、「道路と道路を結ぶ1本の交通系統」があれば、海上でも国道に指定できるとされています。とはいえ、その「1本の交通系統」に厳密な規定はありません。また、海上の具体的にどの場所が国道か、というふうに決まっているものでもありません。

――本土と各島とで別々に番号を振ってもよいような気がしますが、なぜ1本の国道にしているのですか?

 一般国道として指定される条件のひとつに、「都道府県庁所在地など、特に重要な都市を連絡する道路」という項目があります。国道58号の場合は鹿児島市と那覇市という県庁所在地どうしを結ぶことから指定されています。

手前の、鹿児島市電が走る通りを横切っているのが国道58号。鹿児島市内の延長は0.7kmで、「朝日通り」と呼ばれている(画像:photolibrary)。

※ ※ ※

 ちなみにフェリーは2017年3月現在、鹿児島市~種子島間、鹿児島市~奄美大島~那覇市間で運行されています。国道58号が指定された時点では、種子島と奄美大島を結ぶ航路も存在したそうですが、現在は廃止されています。なお、途中の航路が廃止されても、国道の指定が変わることはないそうです。

【画像】国道58号の概念図

赤線が道路、青線が海上区間。鹿児島市~種子島間、鹿児島市~奄美大島~那覇市間のフェリーがそれぞれ存在するが、種子島と奄美大島を結ぶ航路はない(国土地理院の地図を加工)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170310_kaijokokudo_01.jpg
<![CDATA[新名神の城陽~八幡京田辺間、4月30日開通 京奈和道、第二京阪道路と接続]]> https://trafficnews.jp/?p=66497 2017-03-17T06:17:58+0000 2017-03-17T06:17:58+0000 新名神高速の城陽JCT/IC~八幡京田辺JCT/IC間が、2017年4月30日に開通します。

普通車は270円

 NEXCO西日本は2017年3月17日(金)、新名神高速の城陽JCT/IC~八幡京田辺JCT/IC間3.5kmが、4月30日(日)15時に開通すると発表しました。

 新名神高速は、名古屋市を起点として、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫の各府県を結び、神戸市に至る延長およそ174kmの高速道路です。現在は四日市JCT~新四日市JCT間と、亀山JCT~草津JCT間(連絡路含む)の2区間が開通しています。

2017年4月30日に新名神高速の城陽JCT/IC~八幡京田辺JCT/IC間3.5kmが開通する(画像:NEXCO西日本)。

 今回の城陽JCT/IC~八幡京田辺JCT/IC間が開通すると、京奈和道と第二京阪道路が新名神高速を介して結ばれます。これにより、たとえば京都市~関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)間の所要時間短縮などが見込まれます。

 城陽JCT/IC~八幡京田辺JCT/ICの通行料金(通常料金)は、軽自動車等が250円、普通車が270円、中型車が300円、大型車が350円、特大車が470円です。

 なお、建設中の新四日市JCT~亀山西JCT間は2018年度に、大津JCT~城陽JCT/IC間と八幡京田辺JCT/IC~高槻第一JCT間は2023年度に、高槻第一JCT~川西IC間と高槻連絡路は2018年度(NEXCO西日本の努力目標は2017年秋ごろ)に、川西IC~神戸JCT間は2018年度(NEXCO西日本の努力目標は2017年度末)に、それぞれ開通する予定です(建設中区間のIC、JCT名は仮称)。

【画像】設置される高速道路ナンバリング標識

今回の開通で設置される高速道路ナンバリング標識のイメージ。路線番号は、新名神高速が「E1A」、京奈和道が「E24」、第二京阪道路が「E89」(画像:NEXCO西日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170317_shinmeishin_01.jpg
<![CDATA[トヨタ新型「プリウスPHV」の実力 夢の「ソーラー充電」はどこまで実用的?]]> https://trafficnews.jp/?p=66260 2017-03-16T12:18:28+0000 2017-03-16T22:20:35+0000 トヨタ「プリウスPHV」がフルモデルチェンジしました。2代目となる「PHV」ですが、そもそもどんなクルマで、そしてうわさの「ソーラー充電システム」はどこまで実用的なのでしょうか。

新型「プリウスPHV」、普通の「プリウス」となにが違う?

 トヨタが次世代のエコカーとして、積極的な展開を予告するプラグインハイブリッド車の最新モデル新型「プリウスPHV」が、2017年2月15日に発売されました。

PHVモデルとしては2代目になる「プリウスPHV」(画像:トヨタ)。

 この「プラグインハイブリッド車」とは、ハイブリッド車がエンジンとモーターをバランスよく使用するのに対して、なるべくEVで走行し、電気が不足した場合やよりパワーが必要な状況でハイブリッド走行になるのが特徴。このため新型モデルでは、EVモードの走行距離を飛躍的に向上させ、従来型の約2.6倍にあたる68.2kmに。国土交通省によると、日本における日常的な普通・小型乗用車での1日あたりの移動距離は約39km(「自動車輸送統計年報」2009年度版)とされているので、日常+αの移動を1回の充電で賄えるようになっています。

 また最高速度も135km/hまで向上されたことで、電気があれば、高速道路でもEV走行が行えるのもポイントです。重量増となりながらも、ハイブリッド走行時の燃費は37.2km/Lと、ベースになった「プリウス」の量販グレードと同等の性能を維持しています。

 しかし、メインの充電手段をエンジンによる発電に頼っていたのでは、今までのハイブリッド車よりちょっとEVっぽいだけのクルマとなってしまいます。ところが「プリウスPHV」は、その名にあるように「プラグイン」、つまりコンセントをつないで駆動バッテリーを充電できるようになっているのです。

「ソーラー充電システム」はどこまで実用的なのか?

 新型「プリウスPHV」では、急速充電とAC200Vに加え、AC100Vにも対応。急速充電は専用の急速充電機スタンドで行う方法で、約20分で満充電の約80%まで回復が可能です。一方、日常的に使うのはAC電源による充電で、200Vで約2時間20分、100Vでは約14時間で満充電になります。

 必要な時間だけを見れば、圧倒的に200Vのほうが便利そうに見えますが、こちらは200V用コンセントが必要。しかし100Vなら、通常の家庭用コンセントのままで大丈夫。なので、ほかの家電を利用しながら充電が行えるよう、使用電流を6Aにおさえてあるのです。

太陽電池モジュールはパナソニック製(画像:トヨタ)。

 さらに世界初の「ソーラー充電システム」も採用。これはルーフに搭載したパナソニック製の大型ソーラーパネルで太陽光発電を行い、その電力を駆動用バッテリーに充電するというものです。つまり、太陽光の下に駐車しておくだけで充電ができてしまうのです。

 その充電能力は走行距離に換算すると、最大6.1km/日、平均2.9km/日の性能を備えているといいます。トヨタの開発者によると、夏期シーズンにバッテリー残量がかなり少ない「プリウスPHV」を屋外に1週間ほど駐車しておいたところ、駆動バッテリーは満タンになったといいますから、その性能はなかなか侮れないといえるでしょう。

 また走行中は、エンジンや装備類の電源となる補機類バッテリーに、ソーラーから電気を供給する仕組みになっているのですが、ソーラーによる発電量で車内の必要な電気を賄えるため、結果的に燃費向上の効果も見込めるそうです。

 このようにメリットが大きい「ソーラー充電システム」ではありますが、設定グレードが限られるうえ、メーカー純正オプション扱いで価格も28万800円(税込)と大変高価なため、なかなか飛びつきにくいのも事実。ただ今後、普及していけば、量産効果による価格低減は期待できそうです。

非常用電源としての「PHV」

 これまで述べてきたように、多彩な充電に対応し、日常的にEV走行が行えることがウリの「プリウスPHV」ですが、野外や非常時の電源として使えるのも大きな魅力。100Vのコンセントが車内に2か所、さらに外部給電用コンセントとなる「ヴィークルパワーコネクター」も備え、合計1500Wの電気を使用することができます。さらに発電を行うハイブリッドモードなら、ガソリンが満タン状態で丸2日間、最大電力の供給が可能。これを平均的な家庭利用量に置き換えると、約4日ぶんに相当するといいますから、被災時対策としての効果も大きいといえるでしょう。

「ヴィークルパワーコネクター」のコンセント部。(画像:トヨタ)。

 室内コンセントおよび「ヴィークルパワーコネクター」は、最上級グレードを除き7万5600円(税込)のオプションになりますが、もしもの備えとするなら、そのコストは十分見合ったものといえそうです。

 トヨタが新生代のエコカーとして送り出す「プリウスPHV」。ただ燃費が良い、環境にやさしいだけでない魅力は、今後の普及のカギとなりそうです。

【画像】波打つリアウィンドウ

「ダブルバブルウィンドウ」と名付けられた、「プリウスPHV」の波打つリアウィンドウ(画像:トヨタ)。
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特集ニュース 大音安弘(自動車ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170313_priusphv_01.jpg
<![CDATA[圏央道、全線開通はいつ? 未開通区間は全線の1割、その進捗状況]]> https://trafficnews.jp/?p=66078 2017-03-16T12:17:47+0000 2017-03-16T21:20:18+0000 茨城県内の境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが2017年2月26日に開通し、圏央道は全体の9割が完成しました。残りの区間における事業進捗はどうなっているのでしょうか。

未開通区間は神奈川と千葉に

 2017年2月26日(日)、茨城県内の境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが開通し、圏央道は全長約300kmの9割にあたる約270kmが開通しました。残る未開通区間は、神奈川県と千葉県にあります。

青い破線が横浜湘南道路、赤い破線が高速横浜環状南線のルート。いずれも建設中で、圏央道の一部に位置付けられている(画像:国土交通省横浜国道事務所)。

 神奈川県側では現在、新湘南バイパスの起点となっている藤沢IC(神奈川県藤沢市)から東へ、栄IC・JCT(横浜市栄区)までの約7.5kmが「横浜湘南道路」、戸塚IC(同・戸塚区)から栄IC・JCTを経て横浜横須賀道路に接続する釜利谷JCT(同・金沢区)までの約8.9kmが「高速横浜環状南線」としてそれぞれ建設中です。すでに開通している新湘南バイパスの茅ヶ崎JCT~藤沢ICと、横浜湘南道路、高速横浜環状南線、それぞれが圏央道の一部に位置付けられています。

神奈川県内における圏央道の概要(画像:国土交通省横浜国道事務所)。

 事業の進捗を、国土交通省横浜国道事務所に聞きました。

――圏央道の事業進捗は。

 用地買収を進めるとともに、完了したところから埋蔵文化財調査を行っています。藤沢ICや栄IC・JCTなど、一部では工事も始まっています。

――どのような道路になるのでしょうか。

 工事が始まっている藤沢ICや栄IC・JCTは地上につくられますが、横浜湘南道路、高速横浜環状南線ともにトンネル区間が多くを占めます。

――開通の見込みは。

 2020年度を予定しています。ただし、「土地収用法に基づく手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合」です。

千葉側は未着工 全線開通はいつ?

 千葉県側の未開通区間は、東関東道に接続する大栄JCT(千葉県成田市)から、松尾横芝IC(同・山武市)までの約18.5kmです。進捗状況を国土交通省千葉国道事務所に聞きました。

大栄JCT~松尾横芝IC間の位置図(画像:国土交通省千葉国道事務所)。

――大栄JCT~松尾横芝IC間の進捗状況は。

 用地買収を進めている最中で、完了したところから、千葉県による埋蔵文化財調査に着手しています。工事の準備を進めているという段階です。

――開通の見込みは。

 現時点では、いつ開通という具体的な年月を発表するには至っていません。

※ ※ ※

 圏央道の全線開通は、早くとも2020年度以降になる見込みです。なお未開通区間の建設のほか、暫定2車線で開通した区間の4車線化事業も一部で進められています。

【図】圏央道の全体概要

赤線の境古河IC~つくば中央IC間は2017年2月26日に開通し、現在、横浜湘南道路、高速横浜環状南線、大栄JCT~松尾横芝IC間の建設が進められている(画像:NEXCO東日本)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170308_kenodoyotei_01.jpg
<![CDATA[横浜市道の岸谷生麦線、3月16日開通 首都高横浜北線や国道1号などと接続]]> https://trafficnews.jp/?p=66356 2017-03-15T12:50:08+0000 2017-03-16T02:10:40+0000 国道1号と産業道路を結ぶ横浜市道が、首都高横浜北線開通より一足早く、2017年3月16日から通れるようになります。

首都高横浜北線開通の2日前から通行可

 横浜市道の岸谷生麦線が2017年3月16日(木)午後(15~17時予定)に開通します。

岸谷生麦線と岸谷生麦出入口、生麦JCTの詳細図(画像:横浜市道路局)。

 この道路は首都高K7横浜北線の岸谷生麦出入口と、国道1号および神奈川県道6号東京大師横浜線(産業道路)をつなぐ、延長約1230m、2車線(片側1車線)の道路です。横浜北線とともに京急電鉄やJRの線路を高架でまたぎ、国道1号と国道15号を結ぶ道路網を形成します。

 横浜北線は、岸谷生麦線開通2日後の3月18日(土)16時に開通する予定です。岸谷生麦出入口は、国道1号から生麦JCT(K1横羽線とK5大黒線方面)への出入口と、産業道路からK7横浜北線・横浜港北JCT方面への出入口に分かれています。

岸谷生麦線は岸谷生麦出入口の、長島大竹線は新横浜出入口のアクセス道路としてそれぞれ機能する(画像:横浜市道路局)。

 なお、岸谷生麦線が開通する3月16日(木)には、横浜北線の新横浜出入口と市道の宮内新横浜線を結ぶ長島大竹線も開通する予定です。

【写真】空から見た岸谷生麦出入口と生麦JCT

空から見た建設中の岸谷生麦出入口と生麦JCT(画像:首都高速道路)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170315_kishiyanamamugi_01.jpg
<![CDATA[東急バスと東急トランセ、渋谷発着高速バスの旅客サービスを充実化]]> https://trafficnews.jp/?p=66372 2017-03-15T09:01:44+0000 2017-03-15T08:59:17+0000 東急バスと東急トランセが、2017年3月16日から渋谷マークシティバスターミナルをはじめとした高速バス、空港連絡バスの旅客サービスを充実化させます。

4か国語対応案内や車内無料Wi-Fiを導入

 東急バスと東急トランセは、2017年3月16日(木)から渋谷マークシティバスターミナル(東京都渋谷区)の待合所をはじめとした高速バス、空港連絡バスの旅客サービスを充実化させます。

 東急バスは、バスの行先やのりばの案内を、音声(日、英)とデジタルサイネージの4か国語表示(日、英、中、韓)で行います。音声案内時にスマートフォン向けアプリ「おもてなしガイド」を利用すると、放送内容が設定した言語(日、英、中、韓)で手元の画面に表示されます。

2017年3月16日に導入される4か国語対応のバス行先別発車時刻案内盤(画像:東急バス)。

 東急トランセは、電話で高速バスの座席が予約できる「高速乗合バス座席予約センター」を開設。対象は渋谷マークシティ~軽井沢・草津線、渋谷マークシティ~藤枝・相良線、渋谷マークシティ~今治線の3路線ですが、今後、対象路線が拡大される予定です。

 また、東急バスと東急トランセの高速バス、空港連絡バス全車両には、無料Wi-Fiサービス「TokyuBus Free Wi-Fi」が順次導入されます。事前登録が不要のワンタップ接続方法が採用されており、誰でもインターネットが楽しめるといいます。

【写真】2017年1月にリニューアルした待合室

渋谷マークシティバスターミナルの待合室。2017年1月にリニューアルされ、床面積や席数が増えた(2017年1月、乗りものニュース編集部撮影)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170315_tokyubusshibuya_01.jpg
<![CDATA[国道16号、埼玉県内最後の2車線区間が解消 入間市内で4車線化]]> https://trafficnews.jp/?p=66289 2017-03-14T10:58:01+0000 2017-03-15T01:40:26+0000 国道16号の入間市内440mの区間が2017年3月28日に拡幅。これにより埼玉県内の国道16号全線が多車線化されます。

埼玉県内の国道16号全区間が多車線化

 国土交通省関東地方整備局は2017年3月14日(火)、国道16号の埼玉県入間市内440mの区間が、3月28日(火)15時ごろに4車線(片側2車線)化すると発表しました。

国道16号の河原町交差点~黒須一丁目交差点間が4車線に(画像:国土交通省関東地方整備局)。

 これまで埼玉県内の国道16号において、2車線区間として唯一残っていた入間市内の河原町交差点から黒須一丁目交差点までの区間が今回、拡幅されます。これにより、朝夕を中心に発生していた渋滞の緩和が見込まれるといいます。

 今回の4車線開通により、埼玉県内の国道16号は、全線が多車線化(4車線以上)されます。

【写真】渋滞する国道16号の拡幅工事区間

渋滞する国道16号。上が黒須一丁目交差点付近、下が河原町交差点付近(画像:国土交通省関東地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170314_r16kakufuku_01.jpg
<![CDATA[バス停がイチゴやメロン? 長崎の道路がファンタジーすぎるワケ 「つぶつぶ」も再現]]> https://trafficnews.jp/?p=66245 2017-03-14T10:56:56+0000 2017-03-14T22:20:33+0000 巨大なフルーツが次々に現れるファンタジックな道路が、長崎県にあります。実は、それらはバス停です。いったいなぜ、そんなバス停が設けられたのでしょうか。

道路脇にメロン、スイカ、イチゴ、ミカン、トマト

 長崎県に、巨大なイチゴやメロンが次々に登場する道路があります。

待合所がイチゴとメロンの平原バス停(2014年11月、恵 知仁撮影)。

 これら巨大フルーツ(※野菜に分類されるものもありますが、ここでは便宜上、「フルーツ」とします)の正体は、バス停の待合所。道路に突如、巨大なフルーツが登場する光景はいい意味で違和感たっぷりです。場所は長崎県諫早市、JR長崎本線の小長井駅を中心とした小長井地区です。諫早市生活安全交通課に、誕生の背景を聞きました。

――なぜ巨大フルーツの待合所を設けたのでしょうか。

 1990(平成2)年に長崎県で開催された「長崎旅博」に際し、佐賀県に接している旧・小長井町が長崎県の玄関口となることから、訪れる人を迎えるために設けたものです。

――何かモチーフがあるのでしょうか。

『シンデレラ』に出てくる「カボチャの馬車」がアイデアの元になっているようです。メロン、スイカ、イチゴ、ミカン、トマトの5種類がありますが、これらは小長井で採れるものです。

井崎バス停のメロンがオススメ

――どのくらいの数があるのでしょうか。

 上下線に設けられている場所と、片側のみに設けられている場所があり、11のバス停に15の待合所があります。このほか、廃止された路線の元バス停だったところにも1か所存在します。

「つぶつぶ」まで再現された平原バス停のイチゴ待合所(2014年11月、恵 知仁撮影)。

――評判はいかがでしょうか。

 観光で訪れた方からの評判は、意見をうかがう機会がないためわかりませんが、地元では待合所を「名物」として、CMをつくるなどして盛り上げる動きがあります。

――特に人気のバス停や、オススメのものはありますか。

 写真を撮るならば井崎バス停がオススメです。上り線にあるメロンの待合室は海に面しており、島原半島をバックに撮影できます。

※ ※ ※

 なお、これらのバス停には、長崎県営バスの県界~諫早営業所線(県界~小長井駅前~諫早駅前~諫早営業所)、みさかえの園~諫早営業所線(みさかえの園~小長井駅前~諫早駅前~諫早営業所)のバスが停車します。

【地図】「フルーツバス停」の位置

「フルーツバス停」は、長崎県諫早市小長井地区の国道207号沿いを中心に点在(国土地理院の地図を加工)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170309_fruitbusstop_01.jpg
<![CDATA[ハイオク車にレギュラー給油、どうなる? その逆は?]]> https://trafficnews.jp/?p=66142 2017-03-14T23:16:52+0000 2017-03-14T21:40:53+0000 ハイオク指定車に、レギュラーガソリンを入れると何が起こるのでしょうか。逆の場合はどうなってしまうのでしょうか。

レギュラーとハイオク、違いは

 ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れると、どうなるのでしょうか。

セルフ式ガソリンスタンドにおける、ハイオクの給油ノズルは黄色(画像:photolibrary)。

 自動車整備工場であるオヤマ(栃木県宇都宮市)に聞きました。

――ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れたら、やっぱりマズいのでしょうか?

 燃料が異常燃焼し、エンジンが不自然に振動したりカタカタと音が鳴ったりするノッキングの原因になります。何度もレギュラーガソリンを給油していると、エンジン系統のセンサー類にも悪影響が及ぶ可能性があります。

――ガソリンのレギュラーとハイオクは、そもそもなにが違うのでしょうか?

 かんたんに言うと、ハイオクのほうがレギュラーよりも燃焼しにくいという特徴があります。ハイオク指定車のエンジンは、燃料と空気が混ざった混合気を、高圧縮で爆発させることで高いパワーを得られるようにつくられているのですが、レギュラーガソリンでは、十分に圧縮する前に爆発してしまうので、エンジン本来の性能を引き出すことができません。

――逆にレギュラー指定車にハイオクガソリン入れると、何か問題がありますか?

 特に問題はありません。

――間違えて入れてしまったら、どうしたらいいですか?

 ハイオク指定車に1度くらいレギュラーガソリンを給油しても、大きな影響はありません。しかしそれを何度も行うのは避けたほうがいいでしょう。

※ ※ ※

 ガソリンが高いからといって、ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れ続けるのは、やめたほうがいいようです。

【表】JIS規格に基づく自動車ガソリンの品質

オクタン価96以上をハイオク、89以上をレギュラーと分類。「オクタン価」はノッキングを抑える効果を示す指標(石油連盟の資料をもとに乗りものニュース編集部作成)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170310_regularhioku_01.jpg
<![CDATA[徒歩2分で踏破可能 「日本一短い国道」187m、なぜ生まれた?]]> https://trafficnews.jp/?p=65999 2017-03-14T06:15:18+0000 2017-03-14T07:10:36+0000 「日本一短い国道」は、わずか187mしかありません。これほど短い国道がなぜ誕生したのでしょうか。

距離は短いけれど重要な道路

「日本一短い国道」は、長さがわずか187.1mしかありません。「80m=徒歩1分」とする不動産業界の基準に従うと、2分強で歩ききってしまうことになります。

国道174号の起点付近では、それが「日本一短い国道」であることが案内されている(出典:兵庫国道事務所)。

 この「日本一短い国道」は、神戸市内にある国道174号。なぜこれほど短い国道が誕生したのでしょうか。同道を管理する神戸市建設局に聞きました。

――国道174号はなぜこれほど短いのでしょうか。

 国道174号は神戸港と国道2号を結ぶ路線です。明確な資料は残っていませんが、いまの長さになったのは、国道2号のルート変更が関係しているようです。

――かつてはもっと長かったのでしょうか。

 現在の国道2号は大阪方面からくると、三宮交差点の手前で左折して海側へ向かうルートですが、もともとは曲がらずに三宮交差点を直進していました。つまり神戸港から三宮交差点までが国道174号だったのですが、国道2号との交点が海側に移ったことで、距離が短縮されたと考えられます。その、もともと国道174号だった区間は現在、兵庫県道30号の一部で、「フラワーロード」と呼ばれています。

※ ※ ※

 現在の国道174号は、距離では短いものの、道幅では上下合わせて11車線にもなる広い通りです。国土交通省はそのウェブサイトで「短いながらも神戸港の物資流通のための産業道路として重要な道路」としています。

【地図】「日本一短い国道」の位置

「日本一短い国道」である国道174号は、神戸港の税関(神戸税関)前と国道2号を結ぶ(国土地理院の地図を加工)。
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<![CDATA[年1本しか走らないバス路線、なぜ存在? 背景にある「理由」とは]]> https://trafficnews.jp/?p=66211 2017-03-13T13:19:42+0000 2017-03-13T21:30:50+0000 年に1本、片道しか走らないというバス路線が京都に存在します。運行する京都バスでは、あることを見越して路線を「維持」しているといいますが、これほど本数が少ないバス路線がなぜ存在するのでしょうか。

京都の観光地を結ぶ路線として誕生したが…

 京都市内を中心に路線バスを展開する京都バス(京都市右京区)には、年に1本しかバスが走らないという路線が存在します。

京都市左京区にある「江文神社前」バス停。年に1本だけ運行される京都バス95系統だけが停車する(画像:写真AC)。

 その京都バス「95系統」は、京都市左京区の大原から、江文峠、市原、貴船口を通り、鞍馬に至るもの。毎年3月下旬の春分の日に、鞍馬行きの片道1本のみ運行されています。

 なぜこのようなバス路線があるのでしょうか。京都バスに聞きました。

――大原から鞍馬に向かう95系統は、なぜ年に1本しか運行されないのでしょうか。

 大原と鞍馬という、市内北部の2大観光地を結ぶ路線としてスタートしました。当初は土休日の運行でしたが、利用が伸び悩み、やがて年に1回の運行になりました。

年1本でも運行が維持されたワケ

――年に1本では廃止してもよいように思いますが、なぜ残しているのでしょうか。

 観光スポットにははやりすたりがあり、その“トレンド”は時々によって変化します。将来的に需要が増える可能性を見越して、路線を廃止せずに維持していました。

――路線を廃止するとどうなるのでしょうか。

 まず路線の新設についてお話すると、国土交通省に路線を運行する申請をし、沿道の住民や警察と協議したうえでバス停の位置を決めるといった手続きが必要になります。路線をいったん廃止してしまうと、いざ復活させたい場合にこうした手続きを最初からやり直さなければなりません。

――今後、95系統は増便の予定があるのでしょうか。

 2017年3月18日(土)から、95系統とほぼ同ルートで大原~貴船口間に55系統を新設します。これは近年、特に貴船エリアを訪れる人が増えたために新設するもので、毎日3往復の運行です。ただ、95系統も引き続き年1回運行します。

※ ※ ※

 新設される55系統は、一部で95系統と異なるルートを経由しますが、これまで95系統が年1本だけ走っていた区間(江文峠口~江文峠)にも毎日、路線バスが走るようになります。

 今回は観光需要に応える形で系統が新設されますが、これも、年に1本の運行ながら路線の免許を維持していたことで、「柔軟に対応できた側面もある」(京都バス)そうです。

【図】年に1本運行「幻の路線バス」のルート

緑の破線が年に1本しか運行されない95系統のルート(画像:京都バス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170313_annualbus_01.jpg
<![CDATA[圏央道で新たな渋滞ポイント誕生? 開通後1週間の交通状況発表]]> https://trafficnews.jp/?p=66127 2017-03-12T11:50:34+0000 2017-03-13T01:40:29+0000 圏央道・境古河IC~つくば中央IC間の開通後1週間における交通状況が発表されました。開通区間の前後で交通量が2割程度増加しています。

開通区間の前後で交通量が2割程度増加

 国土交通省とNEXCO東日本は2017年3月10日(金)、圏央道・境古河IC~つくば中央IC間の開通後1週間における交通状況を発表しました。

 2月26日(日)、境古河IC~つくば中央IC間が開通し、圏央道は東名高速から東関東道まで、東京から放射状にのびる高速道路6路線が結ばれました。

 常磐道~東関東道間に位置する圏央道の稲敷IC~稲敷東IC間は、開通前1週間と比較し、開通後1週間は交通量が23%増えて1日平均約1万6800台に。同様に、関越道~東北道間に位置する桶川加納IC~白岡菖蒲IC間も、18%増えて約4万8500台になりました。なお今回の開通区間である境古河IC~坂東IC間は、1日あたり約2万2600台です。

圏央道・境古河IC~つくば中央IC間の開通による交通量の変化(画像:NEXCO東日本)。

 一方、外環道の草加IC~外環三郷西IC間は9%減の約6万200台に、常磐道の谷田部IC~つくばJCT間も8%減の5万7700台になるなど、圏央道以外では交通量が減少した区間もあります。

 八王子JCT~つくばJCT間の所要時間は、中央道、首都高C2中央環状線、常磐道経由の約100分から、圏央道経由で約85分になりました。しかし、暫定2車線で開通した久喜白岡JCT~つくばJCT間では、特に朝夕に走行車線と追越車線の合流部において混雑と渋滞が発生しているといいます。国土交通省とNEXCO東日本はこの区間について「引き続き、交通状況をきめ細かく把握してまいります」としています。

【画像】渋滞する圏央道

2017年2月27日17時26分、久喜白岡JCTから幸手ICにかけての交通状況(画像:NEXCO東日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170310_kenodokoka_01.jpg
<![CDATA[謎の「国道情報連絡所」 標識が示す先は民家? その役割とは]]> https://trafficnews.jp/?p=66020 2017-03-12T11:48:41+0000 2017-03-12T22:30:41+0000 都内国道沿いで見かけた「国道情報連絡所」の標識、近くには、同連絡所の看板を掲げるごく普通の民家がありました。いったいなんなのでしょうか。

謎の「国道情報連絡所」

 都内国道沿いに「国道情報連絡所」と書かれた標識を見つけました。

都内国道沿いに立つ「国道情報連絡所」の標識(2017年3月、中島洋平撮影)。

 国道を管理する国土交通省の施設を指し示しているのかと思い周囲を見ると、それらしき施設は何もなく、標識前に建つビルの入口に、小さな「国道情報連絡所」の看板が掲げられていました。

 建物1階に入居している店舗に尋ねてみても、「うちじゃない」とのこと。思い切って建物の大家と思われる部屋のインターホンを押してみましたが不在で、それ以上の糸口をつかむことができませんでした。

 標識の裏側には、管理者として建設省(現・国土交通省)の出張所名と電話番号が記載されています。その出張所に問い合わせてみました。

「連絡所」にも基準があった

――「国道情報連絡所」とはどのような存在なのでしょうか。

 たとえば悪天候や、路面冠水、倒木、落下物といった道路の異常について、道路管理者に連絡したり、あるいは管理者が現地に赴いた際に情報を提供する役割があります。1968(昭和43)年から始まった制度で、一般の人に連絡所としての役割を委託するものです。

――制度が生まれた背景は。

 情報伝達手段が未発達だった当時は、管内における道路の異常を広く把握するのは困難だったので、その情報収集のために設けられました。連絡所の受託者にも一応の基準があり、たとえばタクシーやバスの運転手など、その道路を頻繁に行き来するような人が選ばれたようです。

――道路管理者のための制度だったのですね。では「国道情報連絡所」の標識は何のために設置されているのでしょうか。

 管理者が現地に赴いた際に、連絡所の位置がすぐわかるようにするためです。いわゆる「標識令」に基づく道路標識ではありませんが、国として必要なものということで特例的に、連絡所の受託者に了解を得たうえで設置しています

――現在も活用されているのでしょうか。

 カメラや情報伝達手段が発達したこともあり、現状としては活用されていませんが、制度としては残っています。

※ ※ ※

 インターネットも携帯電話もない時代に、道路管理を円滑に進めるために生まれた制度であることがわかりました。東京では活用されていないようですが、そこには、国が市民とともに道を守っていく姿がありました。

【写真】ここが「国道情報連絡所」?

「国道情報連絡所」の看板が掲げられていたのは、なんの変哲もないごくありふれたビルの入口(2017年3月、中島洋平撮影)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170308_kokudojoho_01.jpg
<![CDATA[トヨタ「セラ」 語り継がれるバブルの徒花、その個性]]> https://trafficnews.jp/?p=66094 2017-03-12T07:07:20+0000 2017-03-12T08:00:11+0000 上屋のほとんどがガラス張り、しかも跳ね上げ式ドア。かつてそんなクルマが国内向けに発売されていました。トヨタ「セラ」、なぜ生まれそして1代限りとなってしまったのでしょうか。

語り継がれる唯一無二の個性

 自動車の歴史を振り返ると、現代から見れば不思議そのものの珍車が数多く存在します。そのなかでもトップクラスの個性を誇るのが、トヨタの「セラ」でしょう。

「セラ」は1987(昭和62)年の「東京モーターショー」に出品された、コンセプトカー「AXV-2」の量産型として1990(平成2)年に発売されました。

その個性はいまなお語り継がれる、トヨタ「セラ」。大きなドアを支える油圧ダンパーには、気温差による影響を防ぐ温度補償機構も組み込まれている(画像:トヨタ)。

 最大の特徴は、「あらゆる天候下でのオープン感覚の体験」を実現するドア。通常はボディの横面だけのドアガラスを、「セラ」では屋根まで回しました。つまり、上屋のほとんどがガラスで構成されており、しかも、ドアは斜め前上方に開く、いわゆるガルウィングドアを採用していたのです(構造的な動きから厳密に言うと「バタフライドア」が正しい)。

「セラ」は、当時のコンパクトハッチバックである「スターレット」がベースです。大衆車である「セラ」なのに、ドアはスーパーカーの専売特許のように思われていたガルウィング。当時、これには誰もが驚き、高い注目度を誇りました。

いざ発売、とがった個性はどう受け止められたのか

 しかし、「セラ」は売れませんでした。

 まず、ガラスでできた上屋のおかげで、外から車内は丸見え、これを恥ずかしがる人が相当に多かったのです。またガラスのキャビンは、夏になると温室になって、快適とはほど遠いものでした。しかもガラスは重くて、運動性能もいまいち。

屋根まで回り込むドアガラスに加え後方も大きくガラス張りで、「あらゆる天候下でのオープン感覚の体験」というコンセプトは確かに実現されていた(画像:トヨタ)。

 割高感もありました。当時のライバル達は120万から140万円のところ、「セラ」は180万円もしたのです。こうした問題は発売前から予想することはできたでしょう。しかし「セラ」は市販化され、そして失敗したのです。

 ではなぜ、いまから見ると無謀にも思えることを当時のトヨタは実行してしまったのでしょうか。振り返って考えてみると、すべては「バブルの熱気のせい」と言えるでしょう。

トヨタもあてられた「バブルの熱気」

「セラ」が開発されていた1980年代後半の日本は、バブル狂騒のまっただなか、日本中が浮かれていました。

背後の横浜ベイブリッジは、「セラ」発売の前年、1989(平成元)年に開通(画像:トヨタ)。

「セラ」発売のわずか前に、日産はレトロなルックスが売りの「Be-1」でヒットを記録。安価なコンパクトカーをベースに、レトロで可愛らしいルックスを被せたもので、特徴的なスタイリングがウリであるクルマを意味する「パイクカー」と呼ばれるものです。ベースであるコンパクトカーの2倍近い価格であったのに、パイクカーは奪い合うように買われたのでした。

 トヨタがその波に乗ろうと判断したことは、理解できなくもないでしょう。つまり、そうした「バブルの熱気」があったからこそ「セラ」は企画、発売され、そして現在まで語り継がれる存在になりました。まさに、バブルの生んだ徒花が「セラ」なのです。

【画像】「セラ」のバックショット

「セラ」は3ドアクーペに分類され、リアハッチ(後部扉)はこの大きなリアウィンドウごと上に開く(画像:トヨタ)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170306_sera_01.jpg
<![CDATA[JR高速バス予約サイト「高速バスネット」リニューアル 予約までの操作短縮]]> https://trafficnews.jp/?p=66111 2017-03-12T00:49:50+0000 2017-03-12T02:00:49+0000 JR高速バスの予約サイト「高速バスネット」が、予約までの操作が短縮されるなどリニューアル。またこれにあわせキャンペーンも実施されます。

リニューアル記念のキャンペーンも実施

 JRバス関東とJR東海バス、西日本JRバスは2017年3月9日(木)、3社が運営する予約サイト「高速バスネット」を3月16日(木)午前5時にリニューアルすると発表しました。

 予約までの画面操作を大幅に短縮。ゆとりあるボタン配置や画面構成とされ、スマートフォンでも見やすく操作しやすいサイトに変わるといいます。

 空席照会画面では便ごとの車内設備や運賃が比較しやすくなり、また、座席選択画面では車内の位置をイメージしやすい配席図に変更。このほか、予約分の購入期限前日にメールを送信し、支払い忘れを防ぐ機能なども追加されます。

「高速バスネット」リニューアル後の画面イメージ(画像:西日本JRバス)。

 リニューアルを記念し、キャンペーンも実施。3月16日(木)から4月15日(土)までの期間中、「高速バスネット」で1000円以上の乗車券をクレジット決済で購入した会員のうち、抽選で200人に5000円分のギフトカードがプレゼントされます。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170310_kosokubusnet_01.jpg
<![CDATA[夜行高速バスのパイオニア「ムーンライト号」なぜ運行休止? 「はかた号」の先輩]]> https://trafficnews.jp/?p=65960 2017-03-10T23:23:12+0000 2017-03-11T22:00:46+0000 夜行高速バスの歴史においてエポックメイキングな存在であり、「夜行高速バスのパイオニア」とされる「ムーンライト号」が2017年3月で運行休止に。今日の夜行高速バス隆盛に大きく貢献したこのバスにいま、何が起きているのでしょうか。

日本における夜行高速バスの基礎を築いたふたつの「日本初」

 日本における夜行高速バスの歴史のなかでもエポックメイキングな路線であり、「夜行高速バスのパイオニア」とも呼ばれている「ムーンライト号」の運行が、2017年3月31日(金)をもって休止されることになりました。

 夜行高速バス「ムーンライト号」は、1983(昭和58)年3月24日に阪急バス(現・阪急観光バス)と西日本鉄道(以下、西鉄)が大阪~福岡間で運行を開始しました。運行歴が30年以上というのは、日本の夜行高速バスのなかでも老舗の部類で、「ノクターン号」(横浜・品川・浜松町~弘前・五所川原)とともに「夜行高速バスのパイオニア」とも呼ばれています。

1990年代後半まで活躍していた阪急バス「ムーンライト号」3代目専用車両。このころまでは阪急、西鉄とも車両に共通の「ムーンライトカラー」を採用(画像:須田浩司)。

 なぜ「夜行高速バスのパイオニア」と呼ばれているのか、その理由はふたつの「日本初」を採用したからです。ひとつは、日本の夜行高速バスでは初めて、起終点のバス運行事業者が同条件で相互に営業・施設を提供し、収入を配分する「共同運行方式」を採用したこと。車両の仕様もカラーも統一して、利用者へ事業者によらない同じサービスを提供するという現在の夜行高速バスでは一般的な仕組みは、「ムーンライト号」が確立したといわれています。

 そしてもうひとつは、日本で初めて3列独立シートを採用したことです。3列独立シートは、1986(昭和61)年に登場した2代目専用車両で採用されましたが、隣の人を気にせずに安心して眠れることから好評を得ました。あわせて、中央階下トイレや床下交代乗務員仮眠室も「ムーンライト号」が初採用です。

 いずれも、現在は日本国内を運行する夜行高速バスの“標準仕様”として広く認知されていますが、逆に「ムーンライト号」が運行されていなければ、今日の夜行高速バスの発達はなかったのかもしれません。

日本最長夜行高速バス「はかた号」につながっている「ムーンライト号」

 バブル期の1989年から1990年代前半にかけて、「ムーンライト号」は“黄金期”ともいえる時期を迎えます。

 1989(平成元)年から1990(平成2)年にかけては、兄弟路線である「サガンウェイ」(大阪~佐賀・唐津)、「ちくご号」(大阪~久留米・大牟田・荒尾)、「やまと号」(奈良・天理~福岡)、「山笠号」(神戸~福岡)、「きょうと号」(京都~福岡)が運行を開始したほか、1990年2月には「ムーンライト号」にノンストップ便、北九州止まり便(のちに筑豊地区に延伸)が新設されました。

西鉄は「ムーンライト号」のほかにも、関西方面へ多数の夜行高速バスを運行していた。写真は京都線「きょうと号」(画像:須田浩司)。

 使用車両においても大幅な改善が行われ、1989年に導入された3代目の「ムーンライト号」専用車両では、西鉄とシートメーカーが共同で開発した夜行バス専用シートを採用したほか、同時にバスボディメーカーの西日本車体工業(現在は解散)と共同で夜行バス専用車体を開発。「ムーンライト号」に投入しました。シートと通路を仕切るフェイスカーテンなどとあいまって、最高水準の快適性を追求。「ムーンライト号」でつちかったノウハウは、のちに運行を開始した日本最長夜行高速バス「はかた号」専用車両の開発にも生かされました。

 これら施策が「ムーンライト号」の利用者増加につながり、最盛期には帰省シーズンに10台近くの続行便を従えて運行するといったことも珍しくありませんでした。

名門夜行高速バス、なぜ休止に? かつてないほど厳しくなった環境

 ところが、バブル崩壊のあたりから、「ムーンライト号」をはじめとする関西~福岡間の夜行高速バスに人気の陰りが見え始めます。1999(平成11)年までに多くの兄弟路線が軒並み廃止されたほか、「ムーンライト号」でもノンストップ便や北九州・筑豊系統が廃止され、大阪~北九州・福岡系統に一本化されます。このころは、不景気による利用客の減少や、事業者側の路線リストラ、山陽新幹線や航空機の利便性向上、航空運賃自由化が始まった時期とも重なりましたが、それでも路線としては何とか持ちこたえてはいました。

西鉄「ムーンライト号」3代目専用車両の最終型。繁忙期には「はかた号」続行便として東京まで乗り入れていた(画像:須田浩司)。

 この状況に追い打ちをかけたのが、旧高速ツアーバスの台頭と、Peach(ピーチ)をはじめとするLCC(格安航空会社)の登場です。当時、片道1万円であった「ムーンライト号」の半額近くで移動できた旧高速ツアーバスやLCCのインパクトは大きく、若者を中心に利用者が旧高速ツアーバスやLCCに流れてしまいました。さらに、ここ数年来の山陽新幹線における格安きっぷの投入や、瀬戸内海を経由して北九州と関西を結ぶフェリーの台頭(パック商品や新造船の投入)など、「ムーンライト号」を取り巻く環境はかつてないほどの厳しさになっています。

「ムーンライト号」を運行する阪急観光バスと西鉄も、神戸三ノ宮やUSJへの停車、京都への延長、カレンダー制運賃の導入などといった対抗策を講じましたが、厳しい収支を改善するには至らず、このたびの運行休止という判断に至ったそうです。

「ムーンライト号」復活はありうるのか? 「廃止」でなく「休止」の意味

「ムーンライト号」の運行休止後は、かつて高速ツアーバスとして運行していた夜行高速路線バスと、大阪・神戸と北九州のあいだを結ぶフェリーが、関西~福岡間のおもな夜行交通機関となります。

現在の西鉄「ムーンライト号」。三菱製のスーパーハイデッカー(エアロクイーン)を投入している(画像:須田浩司)。

 今回、2017年2月23日に西鉄が発表した「ムーンライト号」に関するプレスリリースでは、「廃止」ではなく「休止」と表現されており、将来の復活運行に含みを持たせている印象を受けます。しかし競合交通機関も多く、熾烈(しれつ)な競争を繰り広げている関西~福岡間において、運賃やサービス面で優位に立てる「売り」がなければ、仮に「ムーンライト号」を復活しても厳しい結果が待ち受けているのではないでしょうか。今回の「運行休止」は、事実上の「運転終了」になる可能性が高いと思われます。

 運行休止まで残り20日ほど。日本の夜行高速バスの基礎を築いた「ムーンライト号」は事実上まもなく、その歴史に幕を閉じようとしています。

【写真】1997年導入の、西鉄・シートメーカー共同開発の夜行高速バス用座席

1997年に導入された西鉄夜行高速バス車内。座席は西鉄とシートメーカーの共同開発による「スリーピングシート」(画像:須田浩司)。
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バス 須田浩司 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170307_moonlight_01.jpg
<![CDATA[国道1号≠「一国」のナゾ 京浜地区限定?]]> https://trafficnews.jp/?p=66085 2017-03-11T10:41:50+0000 2017-03-11T10:41:58+0000 東京、神奈川の京浜地区で、「一国(いちこく)」と呼ばれている国道があります。国道1号と思いきや、別の道路を指しています。

国道1号ではない「一国」の正体とは?

 東京、神奈川の京浜地区で、「一国(いちこく)」と呼ばれる道路があります。国道1号の呼び名と思いきや、地元では国道15号を指す言葉です。その15号は、東京の日本橋を起点とし、品川駅前や川崎市内を経て、横浜市神奈川区の青木橋交差点に至る国道です。

品川駅前を通る国道15号(写真:photolibrary)。

 一方、国道1号も、15号より山側を通る形で京浜地区を縦断しています。なぜこのようなややこしい状況になったのでしょうか。国土交通省東京国道事務所に聞きました。

――国道15号が「一国」と呼ばれることがあるのはなぜでしょうか。

 国道15号は通りの名前を「第一京浜」といい、これはかつて「第一京浜国道」と呼ばれていたことに由来します。「一国」とは、国道番号に基づく呼び名ではなく、この「第一京浜国道」を略したものだと思います。なお、(京浜地区における)国道1号の通りの名前は「第二京浜」です。

※ ※ ※

 国道15号はかつて国道1号の一部で、現在の国道1号「第二京浜」は、第一京浜国道のバイパス「第二京浜国道」として建設されたものです。京浜地区では、国道1号をこうした理由から「二国」と呼ぶことがあり、さらにややこしいことになっています。

【地図】国道15号と国道1号の位置

京浜地区では、国道1号は国道15号の山側を通る(国土地理院の地図を加工。国道1号については記事に関連する箇所のみ図示)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2018/03/170309_ichikoku_01.jpg
<![CDATA[毎年かかる「自動車税」、その基本 節税のためにできることは?]]> https://trafficnews.jp/?p=65326 2017-03-11T04:11:47+0000 2017-03-11T05:00:42+0000 クルマを所有している人は、新年度になると自動車税もしくは軽自動車税を納付しなければなりません。また新たにクルマの購入や、廃車を考えている人は、時期を見計らうことで節税につながるかもしれません。

総排気量で異なる自動車税 軽自動車税は自治体によるちがいも

 クルマは購入時や給油時、車検時などにさまざまな税金がかかりますが、そのなかでも毎年決まって課税されるのが、自動車税あるいは軽自動車税です。

クルマ購入時の見積もりなどでも自動車税の項目が含まれる。画像はイメージ(画典:photolibrary)。

 そもそも自動車税、軽自動車税は、毎年4月1日時点でのクルマの所有者(ローンなどで売主が所有権を保留している場合は車検証に記載された使用者)に対し、1台ごとに翌年3月までの1年ぶんが課せられ、自動車税は車検証に記載された所有者住所の都道府県に、軽自動車税は市区町村に納める税金です。

 ただし新車を初度登録(陸運支局に登録すること。これによりナンバープレートが交付される。軽自動車は軽自動車検査協会にて初度検査する)、中古車の名義変更、あるいは廃車を新規登録(軽自動車は新規検査。これによりいったん外されていたナンバープレートが改めて交付される)した年度に関しては、自動車税対象車の場合、登録月の翌月から翌3月ぶんまでを月割りで課税されますが、軽自動車税対象車の場合、課税されるのは検査の次年度からになります。

 自動車税の年税額は基本的にクルマの総排気量で異なるほか、乗用車か貨物車かといった車種区分や、自家用か営業用かといった用途によっても異なってきます。自家用乗用車の場合、2万9500円(1L以下)から11万1000円(6L以上)まで、総排気量により10段階に定められています。軽自動車税の「標準税率」は、自家用乗用車の場合、2015年4月1日以降に初度検査を受けたもので1万800円、それ以前に受けたもので7200円と定められています。また、自動車税額は全国一律ですが、軽自動車税は自治体によって異なり、最大で「標準税率」の1.5倍を定めているところもあります。

 納付書は毎年5月に、各地域の税事務所からクルマの所有者あるいは使用者に送付されます。納付期限は5月末日です。

節税するには…

 自動車税と軽自動車税は条件によって減税されることもあります。その条件のひとつが、クルマが環境に与える負荷に応じた「グリーン化特例」であり、購入時や車検時にかかる自動車取得税や自動車重量税を対象とする「環境対応車普及促進税制」とともに、いわゆる「エコカー減税」と呼ばれているものです。国が定めた環境基準を上回るクルマを対象に、最大で約75%の減税措置が取られます。

 反対に、初度登録から11年以上経過するディーゼル車と、13年以上経過するガソリン車とLPG車は、「グリーン化特例」により税率が約15%、軽自動車では初度検査から13年を経過した四輪車(ただし電気、天然ガス、メタノール、ガソリンハイブリッド車および被牽引車を除く)については約20%、重く課されます。

 また、これからクルマの購入を考えている人は、時期を見計らうことで節税になる場合もあります。自動車税は、登録の翌月から翌年3月までのぶんが月割りで計算されます。たとえば2月下旬に登録した場合、3月ぶんを課税されますが、3月1日に登録した場合は3月ぶんは課税されません。

 軽自動車の場合は、購入時期の検討がさらに重要です。というのも、軽自動車税には月割りがなく、前述の通り新車、廃車問わず検査あるいは名義変更した年度ぶんの軽自動車税は取得者には課されないからです。たとえば2017年3月中に軽自動車を購入し検査を受けると、4月1日の時点で2017年度ぶんの軽自動車税が課されますが、4月2日以降に検査を受ければ、軽自動車税が課されるのは翌2018年度からになります。

 また、前述の通り自動車税、軽自動車税は4月1日時点の車検証に記載された所有者または使用者に課され、乗っていないクルマや、車検が切れているクルマにも支払い義務が生じます。廃車や譲渡の手続きは旧年度中に済ませておくのがよいでしょう。登録抹消や変更をした場合、自動車税ならばその翌月から年度末までのぶんは還付を受けることができますが、前述の通り軽自動車税は月割りがなく還付もされません。

 新年度に向け、現在所有しているクルマに対して何らかの手を打つ、あるいは新しいクルマを購入する時期をずらすことで、節税につながる場合があります。

【表】自動車税、軽自動車税額の一覧

自動車税額は総排気量によって決まる。軽自動車税額は、初度検査が2015年4月1日以前と以後とで税率が異なる(乗りものニュース編集部作成)。
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<![CDATA[国道6号「土浦バイパス」、3月25日に全線4車線で開通]]> https://trafficnews.jp/?p=66073 2017-03-10T06:15:19+0000 2017-03-10T06:15:32+0000 2017年3月25日、国道6号「土浦バイパス」が全線4車線で開通します。

暫定2~3車線が解消

 国土交通省関東地方整備局と常陸河川国道事務所は2017年3月9日(木)、国道6号「土浦バイパス」の暫定2~3車線区間が、3月25日(土)までに4車線で順次開通すると発表しました。

「土浦バイパス」は茨城県土浦市の中から中貫に至る延長約8.8kmの道路です。土浦市内の交通渋滞緩和などを目的に、1969(昭和44)年度から事業が進められ、2003(平成15)年度までに延長約2.9kmが4車線で開通しています。

国道6号「土浦バイパス」は茨城県土浦市の中と中貫を結ぶ延長約8.8kmの道路(画像:国土交通省関東地方整備局)。

 今回、4車線(片側2車線)で開通する具体的な区間と開通日は次のとおりです。

(1) 中貫~板谷間1.0km
 3月15日(水)、3→4車線
(2) 常名~粕毛間2.8km
 3月22日(水)、2→4車線
(3) 粕毛~上高津間1.3km
 3月25日(土)、2→4車線
(4) 永国~中間0.8km
 3月15日(水)、2→4車線

 なお、一部のオンランプ(道路の合流部分)では、今まで一時停止してから本線に合流する形式がとられていましたが、4車線完成後は加速車線を利用した合流の形式に変更されます。

【画像】一部オンランプの合流形式が変わる

一部のオンランプでは、一時停止してからの合流から、加速車線を利用する合流に変わる(画像:国土交通省関東地方整備局)。
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<![CDATA[圏央道、全長300kmにSAなし 「PAだけ」のワケとは]]> https://trafficnews.jp/?p=65715 2017-03-09T12:30:03+0000 2017-03-09T22:20:01+0000 2017年2月26日に境古河IC~つくば中央IC間が開通し、圏央道は全体のおよそ9割が完成しました。しかし、沿道にはSAがひとつもありません。なぜ、すべてPAなのでしょうか。

放射道路のSA・PAを踏まえて

 2017年2月26日(日)、圏央道の境古河IC(茨城県境町)とつくば中央IC(同・つくば市)のあいだ約28.5kmが開通しました。これにより圏央道は神奈川県から東京都、埼玉県、茨城県を経て千葉県までを結ぶ区間がつながり、全体のおよそ9割が完成しました。

 全通すれば総延長300kmになる圏央道には現在、5つのPA(パーキングエリア)が設置されています。しかし、SA(サービスエリア)はひとつもなく、2017年3月現在、設置の予定もありません。

 なぜPAしか設けられていないのでしょうか。NEXCO東日本の関東支社に聞きました。

圏央道・菖蒲PAのイメージ。上下線一体型のPAで、24時間営業のガソリンスタンドもある(画像:NEXCO東日本)。

――圏央道にはなぜSAがなく、PAだけなのでしょうか。

 圏央道単体で考えるのではなく、交差する常磐道、東北道などの放射道路におけるSA、PAの位置関係を踏まえて検討した結果、PAのみの配置になりました。

PAだけで大丈夫? SAとの違いは…?

――PAといえば一般的に、ガソリンスタンドがないなど規模が小さいイメージですが、たとえば給油に困るようなことはないのでしょうか。

 おっしゃる通りPAは規模が小さいイメージがあるかと思いますが、近年は規模を拡張したPAも増えています。ガソリンスタンドについては放射道路のSA、PAのほか、圏央道では菖蒲PA(埼玉県久喜市)に設置しています。

関越道・三芳PA「Pasar三芳」(上り線)。PAながら大型104台、小型200台ぶんの駐車場(障害者用除く)を有し、ガソリンスタンドも備える(画像:NEXCO東日本)。

 圏央道では菖蒲PAのほか、厚木PAにフードコートやショッピングコーナー、狭山PAにはレストランやカフェなど、PAでもSAにあるような施設を有しています。一方、全国にはSAでもガソリンスタンドがなくなったところもあり、今や両者のちがいをひと言で説明するのは難しいようです。

 ちなみに、圏央道6つ目のPAとして建設中の坂東PA(茨城県坂東市)は、地元の坂東市が、一般道に設けられる「道の駅」と連結(歩行者がPAと道の駅を自由に行き来できる状態)させるべく、国やNEXCO東日本と調整を進めています。

【地図】圏央道のPA、どこにある?

全長300kmとなる予定の圏央道には現在、5つのPAがある(国土地理院の地図を一部編集)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2018/03/170228_kenopa_01.jpg
<![CDATA[電車とバスに車両写真をラッピング 「そうにゃん」つり革も 相鉄グループ]]> https://trafficnews.jp/?p=66054 2017-03-09T06:40:44+0000 2017-03-09T06:40:44+0000 相鉄グループ創立100周年記念事業として、相模鉄道と相鉄バスで、ラッピング車両を運行。キャラクター「そうにゃん」をイメージしたつり革も導入されます。

創立100周年記念事業で

 相鉄グループは2017年3月8日(水)、今年の12月18日(月)に創立100周年を迎えることから、記念のラッピングを施した列車とバスを運行すると発表しました。

「SOTETSU 100th IMA MUKASHI TRAIN」のイメージ(画像:相模鉄道)。

 ラッピング列車の名前は「SOTETSU 100th IMA MUKASHI TRAIN」。今昔の鉄道車両(22種)を車体側面にデザインしたもので、4月上旬から1編成が、1日10往復程度運行されます。

 ラッピングバスの名前は「SOTETSU 100th IMA MUKASHI BUS」。昭和30年代のバス車両を車体左側面にデザインしたもので、3月下旬から6台が、相鉄バスの営業路線で運行されます。

「SOTETSU 100th IMA MUKASHI BUS」のイメージ(画像:相模鉄道)。

 またあわせて、相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」をイメージした「オリジナルつり革」も製作。相鉄線では4月以降、9000系リニューアル車を除く全車両で、1両につき2本のつり革が順次設置されます。なお、3月12日(日)に披露される「四代目そうにゃんトレイン」は1両につき6本です。相鉄バスは、「SOTETSU 100th IMA MUKASHI BUS」1台につき2本が導入されます。

【写真】「そうにゃん」風のつり革

相模鉄道や相鉄バスの車両に導入されるキャラクター「そうにゃん」をイメージした「オリジナルつり革」(画像:相模鉄道)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170309_sotetsu100_01.jpg
<![CDATA[PHEVとEVの「クラリティ」、NYで公開へ 世界初、FCVと同一プラットフォーム ホンダ]]> https://trafficnews.jp/?p=66051 2017-03-09T02:19:18+0000 2017-03-09T02:19:18+0000 ホンダ「クラリティ」の燃料電池車と同一プラットフォームのプラグインハイブリッド車と電気自動車が、「2017年ニューヨークオートショー」で世界初公開されます。

4月のニューヨークオートショーで世界初披露

 ホンダは2017年3月9日(木)、「クラリティ プラグインハイブリッド」と「クラリティ エレクトリック」について、4月12日(水)より開催される「2017年ニューヨークオートショー」にて世界初公開することを発表しました。

 これらは2016年3月に日本で発表された「クラリティ フューエル セル」と共通のプラットフォームを使用した、プラグインハイブリッド車(PHEV)と電気自動車(EV)です。2017年にアメリカでの発売が予定されています。

「クラリティ」シリーズのスケッチ(画像:ホンダ)。

 ホンダによると、世界で初めて、同一プラットフォームにPHEV、EV、そして燃料電池自動車(FCV)という3種類の電動パワートレインの選択肢を取りそろえたとのこと。この「クラリティ」シリーズにより、ホンダが2030年に向けて掲げる「四輪商品ラインアップにおける販売数の3分の2を、PHEVとハイブリッド、およびFCV・バッテリーEVなどのゼロエミッションビークルに置き換える」という目標達成に向けて電動化を推進していくといいます。

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<![CDATA[制限速度60km/h超えの一般道、なぜ誕生? 法定速度以上で走れる道路の基準とは]]> https://trafficnews.jp/?p=65947 2017-03-08T13:04:52+0000 2017-03-08T22:20:41+0000 2017年2月、千葉県内で初めて、ある国道の一部区間で制限速度が60km/hから70km/hに引き上げられました。法定速度以上のスピードで走れる一般道は、どうして誕生したのでしょうか。

制限速度80km/hも可能?

 国道464号「北千葉道路」は、千葉県市川市から成田市までを結ぶ計画の道路です。2017年2月19日(日)には印西市若萩から成田市北須賀までの約4.2kmが開通し、鎌ヶ谷市から成田市に至るおよそ26kmがつながりました。北総鉄道北総線、京成成田空港線(成田スカイアクセス線)にほぼ沿い、千葉ニュータウンを東西に貫いています。

北総線に沿う国道464号「北千葉道路」の掘割区間。2017年2月に、制限速度が60km/hから70km/hに引き上げられた(画像:photolibrary)。

 2月19日(日)には、既存区間でも変化がありました。印西市内の「掘割構造」となっている約9kmで、制限速度がそれまでの60km/hから、70km/hへと引き上げられたのです。一般道の法定最高速度である60km/hを超える制限速度がなぜ規定されたのか、千葉県警交通規制課に聞きました。

――一般道の法定速度は最高60km/hですが、それを超える制限速度を規定することは可能なのでしょうか。

 はい。警察庁の「交通規制基準」では、一般道のうち「自動車の通行機能を重視した構造の道路」で、かつ「安全が確保された道路」については、最高速度70km/hもしくは80km/hを原則とするとされています。

――今回、北千葉道路の一部でなぜ、制限速度が70km/hに引き上げられたのでしょうか。

 この区間は真ん中に北総線、その両脇に掘割構造の上下線、さらに掘割の上に側道の上下線が並行しています。このうち掘割構造の上下線については、もともと設計速度(クルマが安全かつ快適に走れる最高限度の速度)が80km/hであり、クルマの多くも実質的に70km/h前後で走っています。かつ、2014年7月の開通から人身事故は1件のみと少なく、安全が確保されていることから、実態に合わせる形で、千葉県内で初めて制限速度を70km/hに引き上げました。

引き上げにはさまざまな「条件」 数は絞られる?

――通行するクルマが実質的に70km/h前後で走っているような道路はほかにもあると思います。なぜここだけ引き上げが可能になったのでしょうか。

 法定速度以上の速度規制が可能な道路には、大きくみっつの条件があります。まず、設計速度が60km/hであること、高架や掘割などの構造によって立体交差化されていること、そして上下線が分離されていることです。さらに、見通しがよい、勾配が少なく全体的に平坦であるといった特徴も備わっていなければなりません。今回の引き上げ区間は、これらの条件にも合致していました。

――規制速度を引き上げれば、実質的な走行速度も上がってしまうのでは。

 他県では、規制速度を引き上げても実質的な走行速度は5km/h以上アップしなかったという検証結果があります。実質的な走行速度は規制速度にあまり左右されないと思っています。

――こうした道路は全国にどれくらいあるのでしょうか。

 明確な数字はわかりませんが、関東では栃木県や神奈川県に存在します。ただ、ある程度の区間にわたって引き上げの条件に合致する道路というと、絞られてくると思います。

北千葉道路のうち、制限速度引き上げが実施されるのは掘割区間の約9km(国土地理院の地図を一部編集)。

※ ※ ※

 ちなみに、掘割区間は制限速度の引き上げにより、50cc以下の原付が進入禁止になりましたが、側道は制限速度60km/hから変更されず、原付も走行することができます。道路の条件がそろい、かつ安全であることが確認された区間について、今後もこうした法定速度を超える制限速度を規定する例が増えていくかもしれません。

【画像】国道464号「北千葉道路」の全体概要

2017年2月19日に約4.2kmが開通し、全長約43kmのうち約26kmがつながった(画像:千葉県)。
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<![CDATA[500系車内初公開に元祖「ドリーム号」展示、硬券配布も 京都鉄博開館1周年]]> https://trafficnews.jp/?p=66029 2017-03-08T13:00:52+0000 2017-03-08T21:30:32+0000 京都鉄道博物館が2017年4月29日に開館1周年を迎えます。これを記念し、500系新幹線の車内や第2検修庫の一般初公開、元祖「ドリーム号」の展示などが行われる予定です。

4月29日に開館1周年

 京都鉄道博物館(京都市下京区)は2017年3月8日(水)、今年の4月29日(土・祝)に開館1周年を迎えることを記念し、各種イベントを3月18日(土)から5月14日(日)までの期間に開催すると発表しました。

「グランドオープン1周年記念セレモニー」は4月29日(土・祝)、「SLスチーム号」前で開催。「SLスチーム号」1周年ロゴヘッドマークの除幕などが行われます。

左上から、一般初公開される500系新幹線の車内と第2検修庫、特別展示される国鉄ハイウェイバス1号車のイメージ(画像:JR西日本)。

 メインイベントとしては、本館1階に展示されている500系新幹線の車内が一般初公開されます。実施日は3月18日(土)~4月9日(日)、15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日)、29日(土・祝)、30日(日)です。

扇形車庫では元祖「ドリーム号」車両を展示

 また、普段は入れないSL第2検修庫も一般初公開されます。実施日は4月29日(土・祝)と30日(日)です。

 さらに、1969(昭和44)年、東京~大阪間の夜行便「ドリーム号」としてデビューし、東名・名神高速を9年間走り続けた国鉄ハイウェイバスの1号車が、博物館で特別に展示されます(車内は非公開)。期間は3月23日(木)から4月18日(火)まで、場所は扇形車庫です。

 このほか、4月29日(土・祝)から、硬い厚紙でできた「1周年記念硬券」を来館者に配布。ミニ500系新幹線運転会や山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」のショーなども行われる予定です。

【写真】往復1kmを10分ほどで走る「SLスチーム号」

梅小路公園の外周を約10分かけて往復する「SLスチーム号」(2016年10月、太田幸宏撮影)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170308_kyototeppaku1_01.jpg
<![CDATA[コインパーキングから「ロック板」消える? 不正防止よりも重要視することとは]]> https://trafficnews.jp/?p=65954 2017-03-08T08:10:30+0000 2017-03-08T07:10:38+0000 コインパーキングで近年、「ロック板」を廃止した方式が増えています。どのように不正利用を防止し、そしてなぜそれが広がりつつあるのでしょうか。

不正の言い逃れはできない「ロック板なし」

 近年、ロック板(フラップ)を廃したコインパーキングが少しずつ増えています。もちろん、出入口のゲートもありません。

ロック板を採用したコインパーキングのイメージ。駐車すると、車両の下からロック板が跳ね上がる(画像:photolibrary)。

 無防備すぎるように思えますが、不正に利用されるおそれはないのでしょうか。駐車場のシステムを手掛けるアイテック(東京都文京区)に、誕生の背景を聞きました。

――コインパーキングのロック板は、そもそもどういうものなのでしょう。

 駐車するとそのロック板が跳ね上がり、料金を精算すると下がって出庫できるようになるというものです。それまでは駐車場の入口で駐車券が発券され、出口で精算する「ゲート式」が主流でしたが、処理に時間がかかりクルマが詰まりやすいことから、1台1台出入りを管理できる「ロック板式」が広まっていきました。

――ロック板をなくして、不正に利用されるおそれはないのでしょうか。

 確かに、料金を払わずに出庫することは容易です。しかし、駐車マスに埋設されたセンサーで車両を認識し、マスの奥に立つポールに取り付けられたカメラで車両のナンバーを記録することで、出入りを管理しています。また、場内全体を見渡す監視カメラで、全体の出入り状況も随時記録していますので、不正の証拠を把握して、あとから料金を請求します。言い逃れはできません。

導入の背景に「ロック板式」の問題点

――仮に不正するとどうなるのでしょうか。

 不正に出庫したクルマを、すぐ捕まえて料金を請求するわけではありません。ナンバーや不正の証拠は把握しているので、そのクルマが全国にある同方式の駐車場に再び入庫した際に、警備員が未払いぶんの支払いを促す紙をクルマに貼ります。紙を貼られた人は、その場の精算機で支払うこともできますが、請求書の発行を申し出て後日、支払い手続きを行うことも可能で、実際には後者のケースが多いです。

――なぜこうしたシステムを開発したのでしょうか。

 最大の目的は、ロック板による事故やトラブルを避けることです。ロック板は、精算から一定の時間内に出庫しないと再び跳ね上がりますが、たとえば、料金の精算後に車内で電話していて、それに気づかず発車し、クルマが破損してトラブルになるケースがあります。また、乗降の際にロック板でケガをしたという人も多く、当社が実施したロック板式駐車場に関するアンケート調査では、20パーセント以上の人がなんらかのトラブルを経験していました。

――「ロック板なし」は増えているのでしょうか。

 当社はこの方式を2009(平成21)年に業界で初めて開発し、現在、全国2300弱の駐車場に導入されています。お話しした通り、ロック板式はクルマが破損するようなトラブルもあり、時に深刻なクレームが寄せられます。一方でほとんどの利用者は、料金をちゃんと支払いたいという意思を持っています。利用者の「事故」を避けたいと考えている駐車場運営者に選ばれているのだと思います。

※ ※ ※

 ロック板のない駐車場には、不正利用を防止するよりも、まずトラブルを避けるという意図がありました。一面では、利用者との信頼関係で成立している方式ともいえそうです。

【画像】「ロック板なし」駐車場のしくみ

駐車マスに埋設されたセンサーで車両を感知し、カメラでナンバーを記録することで出入りを管理する(画像:アイテック)。
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<![CDATA[新幹線のようなレンタカー、東日本の各地に登場 4月26日まで利用料を割引]]> https://trafficnews.jp/?p=65985 2017-03-09T01:31:08+0000 2017-03-08T05:45:02+0000 JR東日本の各新幹線車両をイメージしたレンタカーが、東日本の各地で走り出します。

5か所の営業所に1台ずつ

 ジェイアール東日本レンタリースとJR東日本は2017年3月8日(水)、新幹線の車両をイメージしたラッピングレンタカーを、東日本各地の営業所に配備すると発表しました。

 2017年は、3月22日に秋田新幹線が開業20周年、6月23日に東北新幹線(大宮~盛岡)が35周年、7月1日に山形新幹線(福島~山形)が25周年、10月1日に北陸新幹線(高崎~長野)が20周年、11月15日に上越新幹線(大宮~新潟)が35周年、12月1日に東北新幹線(盛岡~八戸)が15周年をそれぞれ迎えます。ラッピングレンタカーは、これにあわせて企画されたものです。

新幹線ラッピングレンタカーのイメージ(画像:ジェイアール東日本レンタリース)。

 車両の種類や営業所は次のとおり。

・E5系はやぶさラッピングカー:盛岡営業所
・E6系こまちラッピングカー:秋田営業所
・E3系つばさラッピングカー:山形営業所
・E4系ときラッピングカー:新潟営業所
・E7系あさまラッピングカー:長野営業所

 ラッピングレンタカーは各1台で、運用開始日は3月15日(水)。利用料金は、4月26日(水)出発分まではキャンペーン価格が適用され、たとえば12時間利用の場合、3500円になります。なお、取り扱いは禁煙車のみで、乗り捨て利用は不可です。ラッピングレンタカーの利用者(計800人)には、店頭でオリジナルクリアファイルがプレゼントされます。

 予約受付は3月13日(月)午前10時から、ジェイアール東日本レンタリースのウェブサイトで始まる予定です。2社は「カッコいい新幹線ラッピングカーに乗って、駅から先のドライブもお楽しみください」としています。

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<![CDATA[スマートIC、宮城県内の仙台東部道路と常磐道で相次ぎ開通]]> https://trafficnews.jp/?p=65935 2017-03-07T12:56:08+0000 2017-03-08T02:10:21+0000 2017年3月に仙台東部道路で、4月に常磐道でスマートICが開通します。

名取中央スマートICは3月18日開通

 宮城県で、スマートICが2か所、相次いで完成します。

 2017年3月18日(土)15時、仙台東部道路の仙台空港IC~名取IC間に、名取中央スマートICが開通します。仙台空港ICから2.3km、名取ICから4.4kmの場所に位置する名取中央スマートICは、名取市の中心部に位置し、名取市道飯野坂杉ヶ袋線に接続。「なとりりんくうタウン」や大型商業施設「イオンモール名取」などへのアクセスが向上します。

仙台東部道路・名取中央スマートICの位置(画像出典:NEXCO東日本)。

 名取中央スマートICまでの通行料金(普通車)は、常磐道の三郷から7120円、仙台東部道路の仙台東ICから410円、東北道の盛岡ICから5240円です。

山元南スマートICは4月1日開通

 4月1日(土)15時には、常磐道の新地IC~山元IC間に山元南スマートICが開通します。新地ICから6.5km、山元ICから8.3kmの場所に位置する山元南スマートICは、山元町道坂元インター線に接続。山元町坂元地区をはじめ、周辺の角田市や丸森町へのアクセスが向上します。

常磐道・山元南スマートICの位置(画像出典:NEXCO東日本)。

 山元南スマートICまでの通行料金(普通車)は、三郷から6440円、仙台空港ICから900円、仙台東ICから1360円です。

 なお、両インターはETC車専用です。また、今回の開通に際し、道路番号「E6」が示された高速道路ナンバリング標識が設置されます。

【画像】道路番号「E6」が入った標識

道路番号「E6」が示された標識のイメージ(画像出典:NEXCO東日本)。
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<![CDATA[レクサス「LS500」のハイブリッドモデル、ジュネーブで世界初披露 トヨタ]]> https://trafficnews.jp/?p=65943 2017-03-07T12:48:39+0000 2017-03-08T01:40:04+0000 レクサスのフラグシップセダンにハイブリッドモデル「LS500h」が登場、2017年3月7日(火)より開催中の「ジュネーブモーターショー」にて世界初披露されました。

レクサスのフラグシップセダンにハイブリッドモデル登場

 レクサスが2017年3月7日(火)、スイスのジュネーブで開催中の「第87回ジュネーブ国際モーターショー」にて、フラグシップセダン「LS500h」を世界初披露しました。これは先の1月11日、「北米国際自動車ショー」にて披露された新型セダン「LS500」のハイブリッドモデルになります。

「第87回ジュネーブ国際モーターショー」にて世界初披露のレクサス「LS500h」(画像:レクサス)。

●レクサス「LS500h」のポイント
・V型6気筒3.5Lエンジンと走行用モーターに自動変速機構を組み合わせた「マルチステージハイブリッドシステム」を採用。EV走行領域も拡大。システム全体での最高出力は264kw。
・折り紙にヒントを得、匠の手作業でL字形プリーツ状の折り目をつけたドアトリムや、切子細工がモチーフのドアトリムオーナメントなどから生み出される、日本の伝統技術と最新の生産技術が融合した独創的な空間。
・骨盤、大腿部、背中から肩、脇にかけて最適なサポート位置をきめ細かく設定できる運転席シート。エアブラダ(空気袋)により、背中から大腿部にかけて押圧するリフレッシュ機能付き。
・リアシートはタッチパネルでヒーターやリフレッシュ機能を設定できるオットマン付きパワーシートを採用。クラストップレベルのレッグスペースも確保。
・GA-Lプラットフォームにより、低く構えたスタイリングのクーペシルエットを実現。
・車体側面の窓ガラスが片側3枚ずつの6ライトキャビンデザイン
・最先端の予防安全パッケージ採用。自動操舵で衝突回避支援するプリクラッシュセーフティをはじめ、事故の防止を支援する新機能を搭載。

 レクサスは「マルチステージハイブリッドシステム」について、「ドライバーの操作や車両のGから走行状態を判断し、変速を制御することによって、ハイブリッドが持つモーター駆動による応答性の良さを最大限に活用し、ダイナミックなドライビングテイストを実現した」としています。

 なお、発売時期や価格などについては発表されていません。

【画像】レクサス「LS500h」のインテリア

レクサスは「日本の匠の技を見どころとした、繊細で個性的なインテリア」としている(画像:レクサス)。
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<![CDATA[高速道路のSAとPA、その違いとは 「PAは小さい」とは限らない?]]> https://trafficnews.jp/?p=65811 2017-03-07T12:48:05+0000 2017-03-07T22:30:47+0000 高速道路のSAとPAは、SAのほうが規模が大きいイメージがありますが、近年はSA並みの施設をもつPAも登場しています。両者には本来、どのような違いがあるのでしょうか。

違いは規模? SA、PA相互の位置関係?

 高速道路の休憩施設について、SA(サービスエリア)のほうが規模が大きく、食事や給油もできるというイメージがあるかもしれません。しかし最近は、商業施設や食事処を備えた、SAと見分けがつかないようなPA(パーキングエリア)も登場しており、記者もSAだと思いこんでいたところが、実はPAだったという経験があります。

中央道の諏訪湖SA。食事処や売店が備わる(画像:photolibrary)。

 国土交通省はそのウェブサイト「道の相談室」で、高速道路の休憩施設は「提供するサービスの内容、休憩施設相互の位置関係によりサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)に区分」としています。そして「一般的には」と付言したうえで、「サービスエリアには休憩所、駐車場、トイレに加え売店、食堂、給油所など」「パーキングエリアには駐車場、トイレ、必要に応じ売店」が備わっているとしています。

 上記のとおり「休憩施設相互の位置関係」から、SAかPAかが決まっているのでしょうか。NEXCO東日本関東支社に聞きました。

――SAとPA、本来はどのような違いがあるのでしょうか。

 PAはだいたい15km間隔、SAは50km間隔を目安に設置するという一応の基準はありますが、路線の特徴などを総合的に勘案して決めるので、必ずしもこの距離ごとに存在するわけではありません。

――では「規模の違い」なのでしょうか。

 現在は必ずしもそうとはいえません。たとえば関越道の三芳PA(埼玉県三芳町)などは商業施設の規模も大きく、上下線ともにガソリンスタンドも備わっています。SAとPAの違いはあいまいになっているのが実情です。

※ ※ ※

 三芳PA(埼玉県三芳町)は上り線で大型104台、小型200台(障害者用を除く)を収容でき、駐車場の規模だけで見ると同じ関越道の赤城高原SA(群馬県昭和村)上り線よりも大きいです。全国的にみても、三芳PAのようにガソリンスタンドを備えたPAが点在している一方で、SAでもガソリンスタンドがない場合もあります。SAとPAは、相互の位置関係においても、施設規模においても、両者の違いをひとことで説明するのは難しい状況のようです。

 ちなみに、近年は遊園地などのレジャー施設と一体化(上下線のPAから徒歩で行き来できる)した伊勢湾道・刈谷PA(愛知県刈谷市)や、PA全体を童話『星の王子さま』のテーマパークとしてリニューアルした関越道・寄居PA上り線(埼玉県寄居町)など、「高速道路の休憩施設」という域を超えるようなPAも登場しています。

【写真】テーマパーク化するSA、PA

新東名高速の駿河湾沼津SA上り線は、「地中海の港町」をイメージしたデザイン。PAでも、テーマパークのようにデザインされたところがある(画像:photolibrary)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170302_sapa_01.jpg
<![CDATA[第二京阪道路、新名神との接続に向け一部区間で4夜間通行止めなどを実施]]> https://trafficnews.jp/?p=65908 2017-03-07T02:09:41+0000 2017-03-07T02:20:31+0000 第二京阪道路の一部区間で、新名神高速との接続に向け、夜間通行止めや昼間1車線規制などが行われます。

案内標識の設置工事などを実施

 NEXCO西日本関西支社は2017年3月3日(金)、第二京阪道路の一部区間において、新名神高速と接続する八幡JCT/IC(仮称)の建設にともなう案内標識の設置工事などを行うため、夜間通行止めや昼間1車線規制などを実施すると発表しました。

 3月21日(火)から25日(土)までは、毎夜20時から朝6時までの4夜間、枚方学研IC~八幡東IC間の上下線で夜間通行止めが行われます。また、あわせて交野北IC入口(上り久御山JCT方面)と久御山南IC入口(下り門真JCT方面)も同期間、同時間帯に閉鎖されます。

夜間通行止め、昼間1車線規制が行われる区間と夜間閉鎖されるICの位置(画像:NEXCO西日本)

 また、21日(火)から24日(金)までの、各日朝6時(21日のみ朝9時)から夜20時までは、枚方東IC~八幡東IC間の上り線で1車線規制が実施されます。

 第二京阪道路は、京田辺松井IC~八幡東IC間に設けられる八幡JCT/IC(仮称)で新名神高速と接続します。今回の工事では、新名神高速接続後のために、第二京阪道路上に案内標識や情報板の新設ならびに取り替えの事前工事が行われる予定です。

 NEXCO西日本関西支社は、夜間通行止めの期間中は、側道の国道1号バイパスや名神高速、近畿道へ迂回するよう呼び掛けています。

【画像】第二京阪道路と新名神高速の位置関係

第二京阪道路と新名神高速は八幡JCT/IC(仮称)で接続する(画像:NEXCO西日本)
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170306_dai2keihan_01.jpg
<![CDATA[三菱自動車、それでも黒字見込みのワケ 凋落は底をついたのか? カギは新車に]]> https://trafficnews.jp/?p=65882 2017-03-06T12:10:06+0000 2017-03-06T22:30:45+0000 ルノー日産の傘下となった三菱自動車ですが、2016年度は通期営業黒字を達成する見込みです。なぜそのようなことが可能なのでしょうか。

三菱自動車、2016年度は黒字達成か

 2016年4月の、三菱自動車による衝撃の「燃費データ不正」発覚から、もう少しで1年が過ぎようとしています。

 発覚から半年後の10月、三菱自動車はルノー日産アライアンスの一員になりました。とはいえ、日本での三菱自動車の信用は、まだまだ回復したとは言えないでしょう。2016年の国内新車販売は、前年比で15%から16%のマイナスとなりそうです。

 ところが経営状況は最悪を脱したようで、2017年1月31日に三菱自動車は2016年度通期業績の上方修正を発表しています。なんだかんだと、2016年度は通期営業黒字を達成することができるというのです。

「第87回ジュネーブ国際モーターショー」にて初披露の、新型SUV「エクリプス クロス」(画像:三菱自動車)

 独立独歩の会社から、ルノー日産アライアンスの傘下になるほどの衝撃の事件を引き起こしながらも、ビジネス面では、意外と軽傷で済んだといえるでしょう。それもそのはずで、三菱自動車にとっての日本市場は、もともとビジネス的にそれほどのボリュームはないのです。

国内不振の三菱自動車が平気なワケ

 過去5年を振り返れば、三菱自動車は年間100万台ほどのクルマを世界中で販売してきました。ところが、事件発覚の直前である2015年の日本での販売は10万台ほど。つまり10分の1しかないのです。しかも、2012(平成24)年より毎年1万から2万台規模で販売が減少しています。なんと日本では、事件発覚前から販売激減が続いていたのです。

 日本市場においてそんな最悪の成績でも、三菱自動車がトータルでの販売数が維持できたのは、世界全体での販売は悪くなかったからです。実際に海外のモーターショーへ取材に行くと、三菱自動車による燃費不正が話題となることはほとんどなく、どこに行っても日本国内よりも高い人気を誇っています。

 まだまだ悪路が多いエリアでは、タフな4WDモデルが求められています。もともと三菱自動車の得意は4WD、4WDモデルの「ランサーエボリューション」による、「WRC(世界ラリー選手権)」での活躍もありました。フラッグシップの「パジェロ」は過酷なラリーレイドである「パリ・ダカールラリー」で何度も優勝しています。さらにピックアップトラックの「トライトン」という人気モデルも存在します。4WDが得意な、タフなブランドというイメージなんですね。三菱自動車の「ジェットファイター」と呼ばれる強面フェイスも、そのイメージにぴったりです。

2016年8月、日本国内では燃費不正発覚で揺れるなか、「インドネシア国際オートショー」に出展された「ミツビシ XM コンセプト」(画像:三菱自動車)。

 しかし、海外市場でも不安要素がありました。それは新型車の不在です。最近の三菱自動車は、新車リリースのペースがガタッと落ちています。いくら世界中で高い人気を誇っていても、新しいクルマが出なければ、販売数を維持することは困難になります。

 しかし、そんな不安を払拭するようなニュースが発表されました。

海外で上げられた復活の狼煙

 2017年3月7日(火)より開催の「第87回ジュネーブ国際モーターショー」で、三菱自動車は新型モデルになる「エクリプス クロス」を発表。このコンパクトSUVは、2017年秋の欧州発売を皮切に、日本や北米、オーストラリアなど世界展開するといいます。

 また、昨年秋の「パリモーターショー2016」では次期「パジェロ」と噂される大型SUVのコンセプトカー「ミツビシGT-PHEVコンセプト」を発表。2016年8月の「インドネシア国際オートショー」では小型MPVのコンセプト「ミツビシXMコンセプト」も発表しています。歩みは遅いかもしれませんが、ジワジワと新型車の用意は進んでいるようです。

「パリモーターショー2016」にて世界初披露された「ミツビシ GT-PHEV コンセプト」(画像:三菱自動車)。

 三菱自動車が日本で信用を回復するには、まだまだ時間がかかりそうですが、海外ビジネスは新型車効果で上向きになるのも近いはず。三菱自動車の復活は、海外市場からスタートすることになりそうです。

【画像】新型車「エクリプス クロス」の個性的な後姿

三菱自動車は「エクリプス クロス」の特長のひとつとして「行動意欲を掻き立てる個性的なデザイン」を挙げる(画像:三菱自動車)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170306_mitsubishi_01.jpg
<![CDATA[高速・夜行バス旅に役立つ『とくたびバス旅スペシャル』発売 「バスとりっぷ」を書籍に]]> https://trafficnews.jp/?p=65903 2017-03-06T14:27:50+0000 2017-03-06T22:00:15+0000 バス旅情報専門サイト「バスとりっぷ」のコンテンツを再編集。高速バスや夜行バスの旅がより楽しくおトクになるという書籍『とくたびバス旅スペシャル』が発売されました。

乗車記漫画や「バス女子」向け情報も

 2017年3月6日(月)、三才ブックスより『とくたびバス旅スペシャル』が発売されました。株式会社LCL(東京都中央区)運営のバス旅情報専門サイト「バスとりっぷ」に掲載されているコンテンツを元に、「死ぬまでに行きたい絶景シリーズ」などで旅行本の実績を持つ三才ブックスが再編集。137の観光スポット情報に加え、絶景はもちろん温泉、グルメ、パワースポットなど、さまざまなテーマのバス旅が紹介されています。

『とくたびバス旅スペシャル』の表紙(画像:LCL)。

 近ごろ注目を集めている豪華バスやご当地グルメなどの情報、車内で役立つTIPS集などのほか、「バスとりっぷ」で好評という乗車記漫画、高速バスや夜行バスで行ける夜景や花見、夏祭り、花火大会などの話題も掲載。また、高速バスは「おひとりさま」「女子旅」と相性が良いことから、車内でのリラックス法や乾燥対策、美容ケア、SAでできるメイク術など、「バス女子」必見の内容もあるとのこと。

『とくたびバス旅スペシャル』の内容。下は乗車記漫画(画像:LCL)。

(株)LCLによると、安く旅したい学生や豪華バスに乗りたいシニア層、さらに「バス女子」など、幅広い年代にオススメといい、「高速バス、夜行バスを利用したバス旅の楽しさが詰め込まれた1冊を、ぜひご一読下さい」としています。サイズはA4で、価格は840円(税込)です。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170306_lcl_01.jpg
<![CDATA[レンタカーなぜ「わ」ナンバー? 実は存在する「れ」 そのワケとは]]> https://trafficnews.jp/?p=65790 2017-03-05T11:18:29+0000 2017-03-05T22:30:49+0000 レンタカーは「わ」ナンバーが一般的ですが、実は「わ」以外が使われている場所もあります。そもそもレンタカーはなぜ「わ」ナンバーなのでしょうか。実は「れ」ナンバーも存在します。

沖縄で「わ」ナンバー枯渇

 普通自動車のナンバープレートに記されたひらがなは、そのクルマの用途を表しています。このうち、レンタカーのナンバーには一般的に「わ」が記されています。

ナンバープレートが「わ」のクルマは「貸渡用」(レンタカー)(2014年8月、恵 知仁撮影)。

 レンタカーなので「れ」のほうがふさわしいのでは、とも思えますが、実は、本当に「れ」が使われている地域もあります。

 そのひとつが沖縄本島です。「れ」が使われている理由を、内閣府沖縄総合事務局に聞きました。

――「れ」はレンタカーの「れ」なのでしょうか。

 いやいや、それはわかりません。レンタカー(貸渡用)のナンバーについては自動車登録規則で「れ」もしくは「わ」とされており、「わ」「れ」の順で使用します。

――沖縄ではなぜ、レンタカーが「れ」ナンバーなのでしょうか。

「れ」ナンバーは現在、沖縄本島における小型乗用自動車(いわゆる5ナンバー)のレンタカーに対して交付しています。以前は「わ」ナンバーでしたが、レンタカー台数の増加により、2015年2月にすべて使いきってしまったため、レンタカー用に割り振られているもうひとつのひらがな「れ」を使い始めました。

――「れ」を使い切った場合は?

 未定です。自動車登録規則でも「れ」「わ」しか示されていません。2017年3月現在、沖縄ナンバーの「れ」も、2万台弱が登録されています。

北海道では「れ」「わ」「れ」と変遷

 沖縄にて「わ」ナンバーの枯渇により「れ」ナンバーになったのは、北海道に次ぐ2例目だそうです。その北海道では現在、レンタルに供される札幌ナンバーの小型乗用自動車に「れ」ナンバーが交付されています。現状を国土交通省北海道運輸局に聞きました。

――札幌ナンバーでも、「れ」ナンバーのレンタカーがあると聞きましたが。

 札幌ナンバーのレンタカーは、1990年代後半までは「れ」ナンバーでした。そののち、全国に合わせる形で「わ」ナンバーにしましたが、枯渇してしまったため、2013年以降は再び「れ」ナンバーを交付しています。

――なぜ札幌では先に「れ」が使われていたのでしょうか。

 昭和30年代くらいまでさかのぼって調べたことがあるのですが、結局、「れ」「わ」がレンタカー用として定められた理由や、札幌でなぜ最初に「れ」が採用されたのかについて、はっきりとしたことはわかりません。

――やはりレンタカーの「れ」?

 ひらがなは自家用か、事業用かなど用途によって定められますが、レンタカー(貸渡用)の区分があとからでき、50音順で後半の使われていなかった文字が当てはめられたのではないかと考えています。

――どうして札幌では、わずか15年ほどで「わ」が枯渇してしまったのでしょうか。

 沖縄も同じ状況だと思いますが、観光地であるためレンタカーのサイクルが早いことが挙げられます。たとえば、繁忙期前に500台ほどが一気に登録されてレンタカーとして使われたのち、冬の閑散期を前にそれらの多くがレンタカー登録を解除され、中古市場などに放出されるというようなサイクルがあります。

――「れ」もいずれ枯渇して、また「わ」に戻るのでしょうか?

 今後、3桁の分類番号(ナンバープレートで地名の右に記された数字)にアルファベットが使用できるようになることもあり、現時点では枯渇の心配はないと考えています。

※ ※ ※

 結局、「れ」はレンタカーの「れ」なのか、そしてなぜ一般的には「わ」なのか、明確な答えには至りませんでした。ただ現在のところ、「れ」ナンバーが全国的に見て「レア」であることは確かなようです。

【画像】ナンバープレートに導入されるアルファベットはここ

アルファベットは3桁の分類番号のうち、下2桁に導入される。目的は「枯渇回避」(画像:国土交通省)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170303_wanumber_01.jpg
<![CDATA[2017年「絶景道」発表 3位は知床横断道路、2位は八幡平アスピーテライン、1位は?]]> https://trafficnews.jp/?p=65806 2017-03-04T07:30:39+0000 2017-03-04T09:00:13+0000 エイ出版の月刊誌『BikeJIN』が、「2017絶景道ランキング」を発表しました。

「ビーナスライン」が2年ぶり首位に

 エイ出版が発行する月刊誌『BikeJIN(ばいくじん)』が2017年3月1日(水)、「2017絶景道ランキング」を発表しました。

 10回目の今年は読者アンケートの投票に、全国の絶景道を知り尽くした「ジャパン・ロード・オブ・ザ・イヤー選考委員」4人の投票を加えてランキングしたといいます。

「2017絶景道ランキング」が決定(画像:エイ出版)。

 1位は、長野県の茅野市と上田市の美ヶ原高原美術館を結ぶ観光道路「ビーナスライン」でした。2年ぶりに首位に返り咲いたこの道路は、「信州の雄大な景色を満喫できるキング・オブ・絶景道」(エイ出版)といいます。

 2位は、秋田県と岩手県にまたがる「八幡平アスピーテライン」です。例年4月下旬の冬季閉鎖解除後は、道の両端に雪の壁が続く回廊が現れます。

 3位は北海道の国道334号「知床横断道路」です。知床半島を横断できる唯一の道路であり、頂上の知床峠では羅臼岳を間近に、オホーツク海を遠くに望むことができます。

 4位以下は次のとおりです。

・4位「ミルクロード」(熊本県)
・5位「やまなみハイウェイ」(大分県、熊本県)
・6位「志賀草津道路」(群馬県、長野県)
・7位「磐梯吾妻スカイライン」(福島県)
・8位「瀬戸内しまなみ海道」(広島県、愛媛県)
・9位「千里浜なぎさドライブウェイ」(石川県)
・10位「阿蘇パノラマライン」(熊本県)

 なお、50位までのランキングは、『BikeJIN』4月号に掲載されています。

 ちなみに昨年の「2016絶景道ランキング」では、1位が「ミルクロード」(熊本県)、2位が「やまなみハイウェイ」(大分県、熊本県)、3位が「ビーナスライン」でした。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170303_zekkeimichi_01.jpg
<![CDATA[高速バス「渋谷~軽井沢・草津線」3月16日開設へ 1日4往復、片道3500円]]> https://trafficnews.jp/?p=65755 2017-03-03T13:14:34+0000 2017-03-03T22:30:21+0000 高速バス「渋谷~軽井沢・草津線」の運行が2017年3月16日から始まる予定です。

「くさつ温泉感謝券」も利用可能

 東急トランセ、京王バス東、上田バス、西武高原バスは2017年3月1日(水)、高速バス「渋谷~軽井沢・草津線」を3月16日(木)から4社共同で運行する予定(認可申請中)と発表しました。

 1日あたりの本数は、渋谷マークシティ~軽井沢駅~草津温泉バスターミナル間が3往復、渋谷マークシティ~軽井沢駅間が1往復です。

草津温泉のシンボルともいえる「湯畑」。毎分4000リットルの温泉が湧き出ている(画像:京王電鉄バス)。

 下り渋谷発は、午前7時35分、8時05分(軽井沢駅行き)、8時35分、9時35分です。上り草津発は15時45分、16時45分、17時45分。軽井沢駅発は16時30分(始発)と、草津から来る17時30分、18時30分、19時30分です。渋谷~軽井沢駅間は2時間55分、渋谷~草津間は4時間40分かかります。

 渋谷からの片道運賃は、軽井沢駅と東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢までが3000円、北軽井沢と草津までが3500円です(子供半額)。渋谷マークシティと草津温泉バスターミナルで渋谷~草津間の乗車券を購入する場合に限り、群馬県の草津町がふるさと納税により発行する「くさつ温泉感謝券」を充当できます。

 予約は電話のほか、ウェブサイト「ハイウェイバスドットコム」でも可能です。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170303_keioshibukaru_01.jpg
<![CDATA[新名神開通で消えた「10円高速」 原付も高速道路本線を走れたワケ]]> https://trafficnews.jp/?p=65768 2017-03-03T09:19:09+0000 2017-03-03T08:54:48+0000 京都府に、原付が10円で走れる高速道路がありましたが、最近になって原付走行不可に変更されました。新名神高速の開通に向けた措置だといいますが、そもそもなぜ走ることができ、そしてだめになったのでしょうか。

そもそも原付がなぜ高速道路を走れたのか

 一般的に高速道路は、排気量125cc以下の二輪車、つまり原付および原付2種(以下、原付と記す)は走行することができません。しかし、京都、奈良、和歌山を結ぶ予定の京奈和道のうち、ある1区間は2017年2月まで、50cc以下の原付も本線を走ることができました。

 その区間は、2017年3月現在、京奈和道の起点となっている城陽IC(京都府城陽市)と田辺北IC(同・京田辺市)のあいだ1.6kmで、原付は10円で本線を走行することができました。

京奈和道の城陽IC~田辺北IC間は木津川を渡る区間(国土地理院の空中写真を一部編集)。

 2017年2月11日(土)に行われた城陽IC出入口の移設に先立ち、2月4日(土)から原付の本線走行が不可になりましたが、なぜそのようなことが行われていたのでしょうか。NEXCO西日本関西支社 新名神京都事務所に聞きました。

――城陽IC~田辺北IC間は、なぜ原付も走れたのでしょうか。

 一般的に高速道路は「自動車専用道路」であり、原付の走行は認められていません。しかし木津川に架かる「新木津川橋」を含むこの区間は、付近にほかの橋がないことから自動車専用道路の指定をせずに、原付の走行も可能にしていました。橋の横に張り出した側道に歩行者(無料)、自転車(原付と同じく通行料10円)の通行帯もあり、すべての車両および歩行者が橋を利用できるようになっています。

新名神開通にともない変更 原付はどうなる?

――なぜ原付の本線走行が不可になるのでしょうか。

 建設中の新名神高速が、城陽JCTで京奈和道に接続するためです。安全性を高めるため、京奈和道の城陽IC~田辺北IC間も自動車専用道路に変更することになりました。これにともない新木津川橋の側道を拡張し、従来の歩行者、自転車に加え、原付の専用通行帯を設けました。本線は走れなくなりますが、今後も原付は橋を利用できます。

――木津川には新木津川橋の近くに、新名神の橋も開通しますが。

 新名神の橋には側道は設けられません。城陽IC~田辺北IC間の通行帯についても、2月の切り替えによって完成形になりましたので、今後、通行帯を変更する予定などはありません。

新名神が接続する城陽JCTのイメージ。国道24号に接続する城陽ICから、新名神高速と京奈和道のどちらにも行き来できるようになる(画像:NEXCO西日本)

※ ※ ※

 なお、新名神の城陽JCT~八幡JCT間は2016年度の開通予定ですが、2017年3月2日(木)現在、具体的な開通日は発表されていません。また新木津川橋については、原付と自転車の通行料10円は引き続き徴収していくそうです。

【画像】城陽IC~田辺北IC間の側道に新設された原付通行帯

城陽IC、田辺北ICにおける側道出入口の位置。2017年2月4日から、側道は歩行者用、自転車、原付の3通行帯に分けられた(画像:NEXCO西日本)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170302_10enkosoku_01.jpg
<![CDATA[京奈和道の和歌山JCT、3月18日16時開通 阪和道と接続 近畿初の道路番号標識設置]]> https://trafficnews.jp/?p=65743 2017-03-03T03:31:13+0000 2017-03-03T02:25:35+0000 京奈和道の岩出根来IC~和歌山JCT間が、2017年3月18日16時に開通。これにより阪和道とつながります。

京奈和道の通行料は無料

 NEXCO西日本と国土交通省近畿地方整備局は2017年3月2日(木)、京奈和道・岩出根来(いわでねごろ)IC~和歌山JCT間6.5kmの開通が、3月18日(土)の16時に決定したと発表しました。

2017年3月18日16時に和歌山JCTが開通。阪和道と京奈和道がつながる(画像:NEXCO西日本)。

 開通区間は暫定2車線(片側1車線)で、和歌山JCTでは阪和道と接続します。なお、和歌山JCTは山の斜面に位置することから、阪和道に出入りするランプが大阪方と和歌山方で3kmほど離れています。京奈和道~和歌山方面を利用する際、ランプに並行する阪和道の紀ノ川SAは利用できません。

 京奈和道は無料で通行できますが、阪和道は有料です。和歌山JCT(京奈和道)から和歌山ICまで340円(普通車。以下同じ)、御坊ICまで1730円、南紀田辺ICまで2450円、泉佐野IC・りんくうJCTまで740円、岸和田和泉ICまで970円です。

近畿で初めてナンバリング標識を設置

 京奈和道は京都、奈良、和歌山を結び、近畿圏の環状道路を構成する延長およそ120kmの高規格幹線道路です。和歌山JCTで阪和道と接続することで、道路のネットワーク効果が向上。NEXCO西日本と国土交通省近畿地方整備局は、和歌山県や奈良県での企業立地の促進や観光振興などが期待されるとしています。

 なお、今回の開通区間では、近畿地方で初めて高速道路ナンバリング標識が設置されます。路線番号は、京奈和道が「E24」、阪和道が和歌山JCT以北が「E26」、以南が「E42」です。

 開通を翌週に控えた3月11日(土)と開通当日の18日(土)には、ウォーキングイベントが開催されます。主催は和歌山市(11日)と岩出市(18日)です。いずれも参加申し込みや参加費は不要。詳細は各市のウェブサイトに掲載されています。

【写真】近畿初の高速道路ナンバリング標識

今回の開通区間で設置される高速道路ナンバリング標識。阪和道は和歌山JCTを境に「E26」「E42」に変わる(画像:NEXCO西日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170303_keinawado_01.jpg
<![CDATA[道路補修もIT化? 市民参加の「通報アプリ」は功奏するか]]> https://trafficnews.jp/?p=65372 2017-03-02T11:54:38+0000 2017-03-02T22:30:09+0000 道路に生じた陥没などの異常は、タイヤのパンクや事故の原因になることもあります。道路管理者への通報によって補修につながるケースもありますが、一般的な電話による通報の仕方には課題もあるようです。

一般利用者からの通報に助けられている

 道路に陥没や穴、段差などが生じていることがあります。これを原因として、クルマのタイヤがパンクしたり、ハンドルを取られて事故につながった例も少なくないようです。

 道路に陥没や穴、段差などが生じていることがあります。これを原因として、クルマのタイヤがパンクしたり、ハンドルを取られて事故につながった例も少なくないようです。

 国や県、市区町村の道路管理者は日常的に道路を巡回し、こうした道路のさまざまな異常を補修しています。仙台市道を管理する仙台市道路保全課は「異常を放置し、それが原因で事故が起これば、市として管理責任を問われかねません」といいます。また、一般利用者からの通報によって異常が発見されることもあり、神奈川県相模原市の路政課も「市民からの通報は、瑕疵(かし)をより減らすことにつながります」と話します。

 たとえば国道や高速道路の異常は、#9910の「道路緊急ダイヤル」で全国どこからでも通報を受け付けています。都道府県道や市区町村道を管理する自治体の多くも、電話や役所の窓口などで通報に対応しているようです。

 ただ電話での通報には、課題もあるといいます。仙台市道路保全課は「電話は役所の開庁時間内しか受け付られません。また、電話では場所の特定が難しい場合があるうえ、現場に行って状況を確認し、そのあとで補修などの対応をすることになります」と話します。

「通報アプリ」で何が変わる? メリットは

 そこで近年、一般利用者からの通報に専用のスマートフォンアプリを導入する自治体が増えてきています。先述の仙台市では、現場の写真を撮影し、GPSによる位置情報を利用して通報できるアプリの試行を、2017年度中に開始する予定です。

「アプリを使えば時間を問わず通報することができます。また、不具合箇所の位置や状況が役所にいながらわかるので、必要な準備をして現場に向かい、迅速に対応することが可能です。通報の手段を拡充することで、安全、安心にプラスになると考え、試行することになりました」(仙台市道路保全課)

 2015年1月から同様の道路状況通報アプリを導入している神奈川県相模原市は、道路の維持管理に関わる事務作業の効率化が図られ、道路巡回により多くの時間を割けるようになったといいます。また、標識や公園の施設、放置自転車に関する問題など、路政課の管轄ではない内容の通報についても、所管する課への引き継ぎや、警察、国土交通省などへの情報提供を行ったそうです。

 相模原市の道路状況通報アプリは、導入から2年を経た2017年1月末時点で5059件ダウンロードされました。市民からアプリの反響をうかがう機会はいまのところないそうですが、「アプリで通報したことで『長年あった道路の穴が3日でなおった!』という旨のTwitter投稿が多くの人にリツイートされた」(市路政課)ことなどからも、手ごたえを感じているといいます。

 通報もアプリのダウンロードも、一般市民の任意で行われているものですが、こうした行政の道路管理をまかなっているのは税金です。問題解決の円滑化がひいては節税につながり、巡り巡ってその個人にもメリットをもたらすことでしょう。

【画像】相模原市の「道路通報アプリ」とは

アプリを起動後、不具合箇所の近景写真と遠景写真を撮影。GPSによる位置情報を取得したのち、不具合内容を選択して市に通報できる(画像:相模原市)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170223_roadhole_01.jpg
<![CDATA[JR夜行高速バス東京~大阪間に「史上最上のくつろぎ」新車 「ドリーム ルリエ」約1万円から]]> https://trafficnews.jp/?p=65698 2017-03-02T06:38:15+0000 2017-03-02T06:31:18+0000 JRの夜行高速バス「ドリーム号」に2017年3月、その史上最上のくつろぎを提供するという新車「ドリーム ルリエ」が登場します。東京~大阪間、2クラス1万400円からというそのバス、どんな設備やサービス、ダイヤでしょうか。

全席にパーティションを設置

 西日本ジェイアールバスとジェイアールバス関東が2017年3月2日(木)、東京~大阪間で3月31日(金)から新たに運行する夜行高速バス「DREAM Relier(ドリーム ルリエ)」について、詳細を発表しました。

 東名高速が全通した1969(昭和44)年に、「日本初の夜行高速バス」として登場したJRバスグループの夜行高速バス「ドリーム号」(当時は国鉄バス)。その50周年をひかえ、「新たなステージ」へチャレンジするため両社が送り出したのがこの「ドリーム ルリエ」で、「ドリーム号史上、最上のくつろぎ」を提供するといいます。

「ドリーム ルリエ」の模型。乗客の思いや願いを流星に見立て、JRバスのシンボルである「ツバメ」がともに並んで飛ぶイメージという(2017年3月1日、恵 知仁撮影)。

 ニーズに合わせて選べるという2クラスの座席は全18席。全席にパーティションを設置と、「プライベート空間」の確保が強く意識されています。西日本ジェイアールバスの宇都宮道夫社長によると、いま、より「プライベート空間」を意識した車両が必要という結論からこの車両を登場させたそうです。

 また、ジェイアールバス関東の中村泰之社長は「個室ではありませんが、プライベート空間で、iPad(後述)などをお楽しみいただきながらゆっくり過ごせる時間、空間を自信をもってお届けします」と話します。

全席「iPad mini 4」も 「ドリーム ルリエ」のサービスは?

「Dドリーム ルリエ」は、全席にタブレット端末「iPad mini 4」を設置。インターネットや「dマガジン for Biz」、インターネットテレビ局「AbemaTV」といった雑誌、動画などのコンテンツを無料で楽しめる予定です。イヤホンも全席に用意されます。

 また全席への充電用コンセント、フリーWi-Fi、トイレ、空気清浄機付きエアコン、スリッパ、毛布も備えられます。

「ドリーム ルリエ」の座席配置(画像:西日本ジェイアールバス)。

 安全面では、「衝突被害軽減ブレーキシステム」「衝突防止補助システム(車間距離、車線逸脱警報など)」「映像記録型ドライブレコーダー」といった装置を搭載。充実した安全装備で、安心・快適なバス旅をサポートするといいます。

 ちなみに「Relier(ルリエ)」は、フランス語で「結ぶ」「縁をつなぐ」といった意味。新しい「ドリーム号」が都市と都市、人と人の縁を結び、乗客の安らかな夢を結ぶという思いを込めたそうです。

「ドリーム ルリエ」の座席は? 2クラスそれぞれの特徴

「ドリーム ルリエ」の2クラスある座席のうち、車内前方に用意される上級の「プレシャスクラス(Precious class)」は2列シートエリアに4席。JRグループの夜行高速バス「プレミアムドリーム号」のプレミアムシートが採用されていますが、新たにレッグレストへヒーターが備えられました。足を伸ばして寝返りをうつこともできるそうです。

「プレシャスクラス」の座席でくつろぐ「ドリーム号アンバサダー」の横山由依さん(2017年3月1日、恵 知仁撮影)。

「想像よりふかふかで、倒れます!」(「ドリーム号アンバサダー」AKB48 横山由依さん)

 もうひとつの座席、車内中央から後方に用意される「アドバンスクラス(Advance class)」は3列シートエリアに14席。JRグループの夜行高速バス「グランドリーム号」の“ゆりかご”のような新型クレイドルシートをベースに、リクライニング機能を向上させ快適性をアップさせたそうです。座席前後を仕切るカーテンも設置し、プライベート空間を確保したとのこと。

 また、すべての座席でシートピッチ(座席の前後間隔)が1m以上確保され、従来の「ドリーム号」よりゆったりした空間が生まれたといいます。

「ドリーム ルリエ」の料金は安い? 高い?

「ドリーム ルリエ」の普通片道運賃(東京~大阪)は乗車日によって異なり、「プレシャスクラス」は、「区分D(おもに平日)」が1万4000円、「区分C(おもに土日)」が1万5000円、「区分B(おもに金曜、祝前日)」が1万6500円、「区分A(GWなどの特定日)」が1万8000円です。学割を適用すると、それぞれ500円割引きになります。子どもは大人の半額です。

「アドバンスクラス」の座席でくつろぐ「ドリーム号アンバサダー」の横山由依さん(2017年3月1日、恵 知仁撮影)。

 また「アドバンスクラス」は、「区分D(おもに平日)」が1万400円、「区分C(おもに土日)」が1万1300円、「区分B(おもに金曜、祝前日)」が1万1900円、「区分A(GWなどの特定日)」が1万2500円です。子どもは大人の半額。また、学割を適用するとそれぞれ500円割引きになるほか、「区分D」には乗車前日までの購入で安くなる「早売1」が9800円で用意されます(席数限定)。

 ちなみに、東海道新幹線「のぞみ」の東京~新大阪間は1万4450円です(通常期、片道、指定席)。

「ドリーム ルリエ」の運行ダイヤ、チケットの販売は? 4月からバスタも経由

 2017年3月31日(金)に運行を開始する「ドリーム ルリエ」、そのダイヤは以下の通りです。

●東京発「ドリーム ルリエ 1号」
3月31日(金):東京駅八重洲南口 23時10分発 → 大阪駅JR高速バスターミナル 7時18分着
4月1日(土)以降:東京駅八重洲南口 23時10分発 → バスタ新宿 23時50分発 → 大阪駅JR高速バスターミナル 7時50分着

●大阪発「ドリーム ルリエ 2号」
3月31日(金):大阪駅JR高速バスターミナル 23時00分発 → 東京駅日本橋口 7時07分着
4月1日(土)以降:大阪駅JR高速バスターミナル 23時00分発 → バスタ新宿 6時59分着 → 東京駅日本橋口 7時24分着

 チケットは2017年3月3日(金)の午前10時から、5月3日(水・祝)までの乗車分を発売。西日本ジェイアールバスの宇都宮道夫社長は「幅広い年齢層の多くのお客さまにご利用いただければ」と話しています。

【画像】「ドリーム ルリエ」その車内と座席は?

「ドリーム ルリエ」の、上が2列シート「プレシャスクラス」、下が3列シート「アドバンスクラス」のイメージ(出典:西日本ジェイアールバス)。
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バス 恵 知仁(乗りものライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170302_relier_01.jpg
<![CDATA[新JR夜行高速バス、名前は「ドリーム ルリエ」 「ドリーム号」史上、最も快適めざす]]> https://trafficnews.jp/?p=65679 2017-03-02T05:31:03+0000 2017-03-02T02:43:53+0000 「日本初の夜行高速バス」であるJRバス「ドリーム号」。50周年を前に「新たなステージへの取り組み」として開発された、「最も快適に過ごせるドリーム号」の名称が発表されました。どんな車内、サービスなのでしょうか。

「ドリーム号」アンバサダーの横山由依さんが発表

 東名高速が全通した1969(昭和44)年、「日本初の夜行高速バス」として東京~大阪間などで走り始めたJRバスグループの「ドリーム号」(当時は国鉄バス)。「運行50年」を目前にしたいま、「新たなステージ」へ向けた取り組みとして開発したという「新しいドリーム号」の名称を2017年3月2日(木)、西日本ジェイアールバスとジェイアールバス関東が発表しました。

 その、「『ドリーム号』史上最も快適な『ドリーム号』」がコンセプトで、「ご利用のお客様に最も快適にお過ごしいただける」とする新しいドリーム号の名称は「DREAM Relier(ドリーム ルリエ)」です。

「DREAM Relier(ドリーム ルリエ)」の名称は、「ドリーム号」アンバサダーの横山由依さん(AKB48)により発表された(2017年3月2日、恵 知仁撮影)。

 名称は公募を経たもので、「新しい車両」のイメージ、「ドリーム号」アンバサダー横山由依さん(AKB48)の意見などからこれに決まったとのこと。「Relier」にはフランス語で「結ぶ」「縁をつなぐ」といった意味があるといい、西日本ジェイアールバスの宇都宮道夫社長は「都市と都市を結び、人と人を結び、快適な空間でお客さまの安らかな夢を結んでほしいという思い」を込めたと話します。

「最も快適」という「ドリーム ルリエ」、車内や座席、サービス、運賃は?

 新しいJRバスグループの夜行高速バス「ドリーム ルリエ」、そのおもな特徴は以下の通りです。

●座席
・前方に2列シート「プレシャスクラス」を4席、後方に3列シート「アドバンスクラス」を14席、合計で18席を配置。従来の「ドリーム号」よりゆったりした空間を確保。
・2列シートには、「プレミアムドリーム号」のプレミアムシートを採用。従来よりもシートピッチ(座席の前後間隔)を拡大し、足元へ新たにヒーターを設置。足を伸して寝返りがうてる。
・3列シートには、ゆりかごのような「グランドリーム号」の新型クレイドルシートをベースにした、リクライニング機能を向上させ快適性を高めた座席を採用。シートピッチは全席で1m以上を確保し、足元をゆったりさせた。

「新しいドリーム号」の座席。上が2列シート、3列シート(2017年3月2日、恵 知仁撮影)。

●車内
・全席にパーティションを設置し、従来の「ドリーム号」にはない個室感覚を実現。
・3列シートには座席前後を仕切るプライベートカーテンも設置。
・床の高いハイデッカー仕様。
・「コンセント」「フリーWi-Fi」「空気清浄機つきエアコン」を標準装備。
・「ドリーム号」では初めて、全席にタブレット端末を設置。動画や雑誌などのコンテンツを無料で楽しめるサービスを予定。

●安全装備
・衝突防止補助システム(車間距離、ふらつき警報など)、映像記録型ドライブレコーダー、衝突被害軽減ブレーキシステムなど安全性を高める装置類を搭載。

「ドリーム ルリエ」の運行開始は2017年3月31日(金)、大阪発と東京発それぞれ1日1便で、チケットの発売は2017年3月3日(金)の午前10時から。普通運賃は、「プレシャスクラス」(学割あり)が1万4000円から1万8000円、「アドバンスクラス」(学割・早売割引きあり)が1万400円から1万2500円です。

【画像】「ドリーム ルリエ」、車内と座席は?

「ドリーム ルリエ」の、上が2列シート、3列シートのイメージ(出典:西日本ジェイアールバス)。
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バス 恵 知仁(乗りものライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170302_dream_01.jpg
<![CDATA[車体は豆豆豆 「納豆バス」茨城空港~東京駅間のワンコインバスに登場]]> https://trafficnews.jp/?p=65672 2017-03-01T11:36:35+0000 2017-03-02T01:40:55+0000 スカイマークと関東鉄道が、2017年3月4日から茨城空港~東京駅間で「納豆バス」を運行。車体も車内も納豆づくしです。

座席も車内誌も乗車記念品も納豆

 関東鉄道(茨城県土浦市)とスカイマークは2017年3月1日(水)、茨城空港と東京駅を結ぶ路線で、茨城県の名産品、納豆をモチーフにした「納豆バス」を運行すると発表しました。

 企画は2社に加え茨城県納豆商工業協同組合も参加。車体全体に納豆の豆を描き、インパクトのあるデザインに仕上げたといいます。車内座席のヘッドレストには、オリジナルキャラクターの「ねばくまさん兄弟」(ねばタロー、ねばジロー)と納豆に関する「豆」知識や小ネタが書かれたカバーが掛けられます。

 さらに、24ページにわたり納豆を特集した車内誌を用意。乗車記念品として、利用者には「ねばくまさんネームタグ」もプレゼントされます。

「納豆バス」の外観イメージ。納豆の豆が車体全体に描かれる(画像:スカイマーク)。

「納豆バス」は3月4日(土)から茨城空港~東京駅間で運行。運賃は航空機利用者がワンコインの500円、それ以外の人は1200円です。事前予約制ですが、当日空席があれば予約がなくても乗車できます。なお、茨城空港ターミナルビル南側スペースでは、3月4日(土)の朝8時から、「納豆バス」のお披露目イベントが行われる予定です。

 茨城空港はスカイマークと春秋航空の2社が就航。スカイマークは札幌(新千歳)、神戸、福岡、那覇(神戸経由)とを結んでいます。

【画像】豆知識や小ネタが書かれたヘッドレストカバー

納豆に関する豆知識や小ネタが書かれたヘッドレストカバー。キャラクターは「ねばくまさん兄弟」のねばタローとねばジロー(画像:スカイマーク)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170301_skynatto_01.jpg
<![CDATA[夜行高速バスの「モデル」運行休止へ 福岡~関西間「ムーンライト号」 西鉄・阪急観光]]> https://trafficnews.jp/?p=65525 2017-03-01T12:44:03+0000 2017-03-01T22:30:28+0000 現在における「夜行高速バス」のモデルになった、西鉄と阪急観光バスの夜行高速バス「ムーンライト号」が、2017年3月31日出発便で休止になります。登場から34年、背景に何があるのでしょうか。

停車停留所の増加、運行区間延長などを実施 しかし…

 西日本鉄道は2017年2月23日(木)、福岡と関西を結ぶ夜行高速バス「ムーンライト号」の運行を、3月31日(金)出発便をもって休止すると発表しました。

福岡・北九州と神戸・大阪・京都を結ぶ「ムーンライト号」(画像:西日本鉄道)。

「ムーンライト号」は1983(昭和58)年3月24日、中国道が全通したその日に、西鉄と阪急バス(当時)が共同運行する福岡・北九州~大阪間の夜行高速バスとして登場しました。起終点のエリアに拠点を置く事業者による「共同運行」や、1人掛け3列独立シートの採用(1986年)など、現在の夜行高速バスでは一般的な運行形態やシート配置は、この「ムーンライト号」が嚆矢(こうし)。現在における「夜行高速バス」の「モデル」ともいえるバスです。

 現在は西鉄と阪急観光バス(大阪市北区)が共同で、福岡市中央区の西鉄天神高速バスターミナルと京都駅八条口のあいだを1日1往復運行。小倉駅前、神戸・三ノ宮駅前、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、大阪梅田などを経由しながら、同区間を11時間35分(京都行き)で結びます。

 西鉄は運行休止に至った理由について、「(福岡~関西間の)LCCや格安高速バスの影響で、ここ10年ほど収支が厳しい状態が続いていました。三宮やUSJへの停車、京都への延長といった策を講じてきましたが、これ以上の継続は困難と判断しました」と話します。

福岡~関西が休止、日本最長・福岡~東京の「キング」はどうなる?

 西鉄からは今回、「ムーンライト号」の休止とあわせ、富士急山梨バス(山梨県富士河口湖町)と共同運行している福岡・北九州~静岡・富士山・富士急ハイランド線「博多・フジヤマExpress」の運行日変更も発表されました。

 現在は毎日1日1往復の運行ですが、2017年4月1日(土)からは季節運行となり、ゴールデンウイーク、夏の富士登山シーズン、年末年始、春休み期間に1日1往復の運行です。

 この変更について西鉄は、「2014年8月から運行を続けてきましたが、現時点で採算ラインに届いていないことから、季節運行にして収支改善を図る」といいます。

 新年度から新体制を迎える西鉄の長距離夜行高速バス。ちなみに、同社が運行し、「キングオブ深夜バス」の異名をとる日本最長の夜行高速バス路線、福岡・北九州~東京(新宿)線「はかた号」については、「好調ですので、運行休止などの予定はありません」とのことです。

【写真】34年前に登場した初代「ムーンライト号」

初代「ムーンライト号」は博多~梅田間645.5kmを結ぶ、当時としては日本一長い距離を走る夜行高速バスとして登場。車内に水洗トイレ、テレビ、冷蔵庫などを備えた(画像:西日本鉄道)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170227_moonlight_01.jpg
<![CDATA[函館のICカード「イカすニモカ」3月25日デビュー ポイント付与や乗り継ぎ割引も]]> https://trafficnews.jp/?p=65609 2017-03-01T12:35:17+0000 2017-03-01T21:30:17+0000 2017年3月25日、函館市電と函館バスに新しいICカード「ICAS nimoca(イカすニモカ)」が導入されます。

利用に応じて3%のポイント付与

 函館市企業局(函館市電)と函館バス、西日本鉄道の子会社で交通系ICカード「nimoca」を発行するニモカ(福岡市中央区)は2017年2月24日(金)、新ICカード「ICAS nimoca(イカすニモカ)」のサービスを、3月25日(土)から開始すると発表しました。

「ICAS nimoca」カードのイメージ(画像出典:ニモカ)。

 対象は函館市電全2系統(湯の川~谷地頭、函館どつく前)と、函館バス全184系統です。「ICAS nimoca」で乗車すると、利用に応じて3%の「nimocaポイント」が付与されます。たまったポイントは1ポイント=1円として入金残高に交換が可能です。

 また、「市電~市電」「市電~バス」「バス~バス」で乗り継ぐ際に、最大160円の乗り継ぎ割引が適用されます。

カードは運用開始に先駆け事前に発売

「ICAS nimoca」のカードは運用開始に先駆け、3月15日(水)から、函館市企業局の駒場乗車券販売所や函館バスの営業所などにて、1枚2000円(デポジット500円+利用可能額1500円)で発売されます。

 なお、函館市電と函館バスでは、「nimoca」をはじめ、全国相互利用サービスに対応している「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca(マナカ)」「ICOCA」「PiTaPa」「SUGOCA」「はやかけん」も利用できるようになる予定です。

 ちなみに「ICAS nimoca」の「イカす」は、ニモカによると函館市電や函館バスで現在使われている磁気カード「イカすカード」の名前であるとともに、「Intelligent Card System」の頭文字をとったもの。カードのオモテ面は、北海道南西部の渡島半島をイメージして視覚的にデザインしたものといいます。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170228_icasnimoca_01.jpg
<![CDATA[2車線高速の中央分離帯にワイヤーロープ 試行設置23区間が決定]]> https://trafficnews.jp/?p=65653 2017-03-01T07:53:40+0000 2017-03-01T07:53:40+0000 NEXCO各社が暫定2車線の高速道路にワイヤーロープを試行設置します。今回、23におよぶその区間が発表されました。

有料高速道路のおよそ3割を占める暫定2車線区間

 NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の3社は2017年3月1日(水)、暫定2車線(片側1車線)の高速道路で、中央分離帯にワイヤーロープを試行設置する区間が決定したと発表しました。

暫定2車線区間の中央分離帯に設置されたワイヤーロープの例(画像:国土交通省)。

 暫定2車線区間は、日本の有料高速道路のおよそ3割にあたる2538km、無料の高規格幹線道路を含めると4112kmに及びます。その大部分は、ラバーポールで上下線が仕切られていますが、国土交通省によると、2015年には反対車線への飛び出し事故が334件発生しており、また、死亡事故率は4車線区間の約2倍に上っています。

 このような状況を踏まえ、2016年12月、国土交通省が設置した「高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会」がワイヤーロープの試行設置区間を選定。これを受けNEXCO各社は関係機関と協議し、過去に重大事故が起きた箇所を含む次の区間でワイヤーロープを試行設置すると発表しました。

●道央道
・落部IC~八雲IC(8.0km)
・八雲IC~国縫IC(6.4km)
・黒松内JCT~豊浦IC(6.6km)
●道東道
・夕張IC~むかわ穂別IC(3.0km)
・むかわ穂別IC~占冠IC(2.0km)
●秋田道
・北上西IC~湯田IC(2.2km)
・湯田IC~横手IC(5.7km)
・横手IC~大曲IC(6.3km)
・秋田南IC~秋田中央IC(3.5km)
●日本海東北道
・聖籠新発田IC~中条IC(8.3km)
・中条IC~荒川胎内IC(7.5km)
●磐越道
・西会津IC~津川IC(3.4km)
・三川IC~安田IC(2.5km)
・新津IC~新潟中央JCT(4.8km)
●東海環状道
・富加関IC~美濃関JCT(1.8km)
●紀勢道
・勢和多気IC~大宮大台IC(1.1km)
●舞鶴若狭道
・若狭三方IC~若狭美浜IC(1.5km)
●浜田道
・旭IC~浜田JCT(10.3km)
●山陰道(江津道路)
・江津IC~江津西IC(2.8km)
●松山道
・大洲北只IC~西予宇和IC(5.8km)
●東九州道
・門川IC~日向IC(3.0km)
・西都IC~宮崎西IC(8.6km)
・末吉財部IC~国分IC(8.2km)

 ラバーポールの代わりに設置されるワイヤーロープは、反対車線への車両飛び出しを防ぐほか、設置幅が少なく済むこと、車両衝突時にたわむことで衝撃を緩和すること、緊急時に人力のみで取り外して開口部をどこでも設けられることなどの長所があります。

 12路線、計約113.3kmの試行設置区間では、2017年4月から順次、ワイヤーロープが導入されます。国土交通省は今回の試行と検証の結果を踏まえ、2018年度以降、本格導入を目指す方針です。

【画像】現在の主流、ラバーポール

暫定2車線区間の中央分離帯には、その大部分でラバーポールが設置されている(画像:NEXCO中日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/03/170301_kosokuwire_01.jpg
<![CDATA[中央道「笛吹八代スマートIC」3月26日開通 NEXCO中日本]]> https://trafficnews.jp/?p=65460 2017-02-28T08:13:03+0000 2017-02-28T08:30:58+0000 山梨県内を走る中央道の「笛吹八代スマートIC」が、2017年3月26日に開通します。

果樹畑に囲まれた農産物直売所のすぐ隣に

 山梨県笛吹市とNEXCO中日本が整備を進めてきた、中央道「笛吹八代スマートIC(インターチェンジ)」(山梨県笛吹市)が、2017年3月26日(日)15時に開通します。またこれにともない、既存の高速道路バス停「八代」が移動し、同じく3月26日15時より運用を開始します。

「スマートIC」とはETC専用のICで、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バス停などから乗り降りができるよう設置されるものです。利用車両が限定されることから簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員も不要なため、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

中央道・笛吹八代スマートICの位置図(画像:NEXCO中日本)。

 今回開通する笛吹八代スマートICは本線直結型と呼ばれるもので、一宮御坂IC(山梨県笛吹市)から約4.0km、甲府南IC(山梨県甲府市)から約5.3kmに位置します。

 NEXCO中日本および笛吹市によると、笛吹八代スマートICの開通により、「農産物直売所をはじめ、周辺施設を活用した地域活性化」、「人員、物資の搬入出など救援機能の強化および避難者交通の分散が図られることによる、防災、減災機能の強化」、「高次医療機関へアクセスが向上することによる地域医療の向上」、「市内工業団地から首都圏へのアクセスが短縮され工業団地の魅力が向上することによる、新たな企業誘致の促進」といった整備効果が期待されるとしています。

 また、同スマートICの利用にあたっては、入口のETCゲート前では必ず一旦停止し、バーが開いてから通行するよう呼び掛けています。

【画像】高速道路バス停「八代」の位置は?

現在、八代中央道下交差点付近にあった高速道路バス停「八代」は、2017年3月26日15時より、図中★印の位置へ移動する(画像:NEXCO中日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170224_fuefuki_01.jpg
<![CDATA[大阪~横浜間の高速バスに3列シートの新型車両導入 西日本JRバス]]> https://trafficnews.jp/?p=65591 2017-02-28T07:33:40+0000 2017-02-28T07:33:40+0000 西日本JRバスが2017年3月31日、大阪~横浜線に新型車両を導入。愛称も「横浜グラン昼特急大阪号」「グランドリーム横浜号」に変更されます。

京阪神~東京線、大阪~金沢線などに続き導入

 西日本JRバスは2017年2月28日(火)、高速バスの大阪~横浜線に新型車両を導入すると発表しました。

 車両は3列完全独立の新型クレイドルシートを備え、フリーWi-Fi、充電用コンセント、プライベートカーテン、空気清浄機付エアコンも完備。現在は、京阪神~東京線や大阪~金沢線などで使用されています。

大阪~横浜線に導入される新型車両(画像:西日本JRバス)。

 3月31日(金)からは、この車両が「横浜昼特急大阪号」と、金曜や土休日、繁忙期を中心に運行される「ハーバーライト号」にも導入される予定です。愛称も同日から、それぞれ「横浜グラン昼特急大阪号」「グランドリーム横浜号」に変更されます。

 なお、同時に「青春ハーバーライト号」(大阪~横浜)も「青春ドリーム横浜号」に改称。夜行便は「ドリーム号」に統一されます。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170228_wjrbusdia_01.jpg
<![CDATA[親不知の国道8号、3月20日から新高架橋に 「塩害」で架け替え]]> https://trafficnews.jp/?p=65581 2017-02-28T05:53:40+0000 2017-02-28T06:00:25+0000 新潟県西部の親不知(おやしらず)に位置する国道8号「歌高架橋」が、2017年3月20日から新しい橋に切り替わります。「塩害」による損傷が激しく、架け替え工事が進められてきました。

国道8号の9橋で対策進む

 国土交通省北陸地方整備局は2017年2月27日(月)、架け替えを進めている国道8号「歌高架橋」(新潟県糸魚川市)で、3月20日(月・祝)から新しい橋の使用を開始すると発表しました。

海上の北陸道と陸上の日本海ひすいラインに挟まれた国道8号の歌高架橋。今回、並行して造られた新橋に切り替わる(画像:国土交通省北陸地方整備局)。

 歌高架橋付近は断崖絶壁が海まで迫り、交通の難所「親不知(おやしらず)・子不知(こしらず)」として知られている区間です。現在も国道8号やえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインは狭い海岸にへばりつくように、またトンネルなどでこの区間を通過しており、1988(昭和63)年に開通した北陸道はトンネルのほか、海上を高架橋で通過しています。

 このように海岸線沿いを走る国道8号では、橋が長年、潮風にさらされ、コンクリートがひび割れたり、内部の鉄筋がさびるなどの損傷が確認されています。特にそれらが激しい9橋については、架け替えなどの根本的な対策を実施。2015年度までに両鬼橋、能生大橋、筒石橋、青海跨線橋の4橋(いずれも糸魚川市)について、対策が完了しています。

歌高架橋は新橋切り替え後も片側交互通行規制が行われる(画像:国土交通省北陸地方整備局)。

 歌高架橋(現橋)は1975(昭和50)年に架設された長さ991.6mの橋です。今回、より陸側の新橋に切り替わりますが、工事はその後も継続。8月10日(木)までの期間においては、約200mにわたる区間で片側交互通行が行われる予定です。

【地図】国道8号の特に損傷の激しい9橋

国道8号の特に損傷の激しい9橋については、架け替えなど根本的な対策が進められている(画像:国土交通省北陸地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170228_r8uta_01.jpg
<![CDATA[店内製麺の「讃岐うどん専門店」登場 高松道下り・豊浜SAリニューアル]]> https://trafficnews.jp/?p=65551 2017-02-28T02:06:20+0000 2017-02-28T02:20:38+0000 高松道・豊浜SA下り線が2017年3月30日にリニューアルオープン。店内で製麺する讃岐うどん専門店がオープンします。

「四国の玄関口」として お土産もさらに充実

 NEXCO西日本四国支社と西日本高速道路サービス・ホールディングス中四国支社は2017年2月22日(水)、高松道下り・豊浜SA(香川県観音寺市)の店舗をリニューアルオープンすると発表しました。

豊浜SA(下り)、リニューアル後のイメージ(画像:NEXCO西日本四国支社)。

 今回のリニューアルでは建物を増築し、売り場面積を約2倍に拡張。店内で製麺する「讃岐うどん」の専門店として、観音寺市に本店を構える「将八」が高速道路のSAに初出店します。また、フードコートや売店では、讃岐三畜(讃岐夢豚、オリーブ牛、讃岐地鶏)を使用したチキンカツなどの定食や、瀬戸内産レモンを使ったラーメン、ソフトクリームなどが提供されるほか、「四国の玄関として、ショッピングでは、四国のお土産の品揃えがさらに充実」(NEXCO西日本四国支社)するといいます。

 さらに、自治体が観光PRや地域産品の販売ができる「多目的スペース」を四国の高速道路で初めて設置。四国4県が月替わりで観光PRなどを行う予定で、地域情報の発信拠点としての役割も果たすそうです。

 オープンは3月30日(木)午前7時。各店舗で、商品の割引やプレゼントなどの「オープニングサービス」も実施されます。

【写真】高速道路SA初登場、「将八」のうどん

店内で作ったうどん玉を裁断し、注文を受けてからゆでる。海老天やちくわ天を使ったメニューや定食も多く用意するという(画像:NEXCO西日本四国支社)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170227_toyohamasa_01.jpg
<![CDATA[トヨタの燃料電池バス、都営バスに導入 3月営業運転開始]]> https://trafficnews.jp/?p=65466 2017-02-27T08:10:13+0000 2017-02-27T08:00:56+0000 東京都交通局がトヨタの燃料電池バス2台を導入。2017年3月から路線バスとして営業運転を開始します。

大容量外部電源供給システムを搭載

 東京都交通局は2017年2月24日(金)、市販の燃料電池バス2両を、3月21日(火)から路線バスで使用すると発表しました。

 車両は「トヨタFCバス(東京都営バス仕様)」。高圧水素タンクの水素を燃料電池に供給し、そこで空気中の酸素と化学反応させて作った電気でモーターを駆動させて走ります。

「トヨタFCバス(東京都営バス仕様)」のイメージ(画像:トヨタ)。

「トヨタFCバス」は燃料電池車「ミライ」向けに開発されたシステム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」が採用されており、内燃機関に比べてエネルギー効率が高く、走行時に二酸化炭素や環境負荷物質を排出しない利点を有しています。

 また、大容量外部電源供給システムも搭載。最高出力7.2kWかつ大容量235kWhの電力供給能力を備えており、災害などの停電時に、避難所や家電の電源としての利用が可能です。全長1万555mm、全幅2490mm、高さ3340mm。定員は計77人(座席26人、立席50人、乗務員1人)です。

 東京駅丸の内南口(東京都千代田区)と東京ビックサイト(同・江東区)を結ぶ「都05」系統に導入されます。東京都交通局は「今後も、燃料電池バスの導入を順次拡大するなど、水素社会の実現に向け貢献してまいります」としています。

【画像】横から見た「トヨタFCバス」

横から見た「トヨタFCバス(東京都営バス仕様)」のイメージ(画像:トヨタ)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170224_tobusdecchi_01.jpg
<![CDATA[ベンツの新型SUV「GLC クーペ」受注開始 メルセデス・ベンツ日本]]> https://trafficnews.jp/?p=65264 2017-02-27T06:29:31+0000 2017-02-27T06:23:29+0000 メルセデス・ベンツ日本が2017年2月22日、新型SUV「GLC クーペ」を発表し、注文受付を開始しました。

メルセデス・ベンツ「GLC」にクーペモデル登場

 メルセデス・ベンツ日本が2017年2月22日(水)、新型SUV「GLC クーペ」を発表し、同日より注文受付を開始しました。2016年2月に発売された「GLC」クラスのクーペモデルになります。同社によれば、「スポーツ性とモダンラグジュアリーに対する美的・官能的要素を併せ持つと同時に、SUVの要素も」備えるといいます。

メルセデス・ベンツの新型SUV「GLC クーペ スポーツ」(画像:メルセデス・ベンツ日本)

●メルセデス・ベンツ「GLC クーペ」のポイント
・エンジンは、JC08モード13.6km/Lの「2.0L 直列4気筒直噴ターボ」、メルセデスAMGが専用開発した「3.0L V型6気筒直噴ツインターボ」、ほかディーゼルモデル、プラグインハイブリッドモデルなど各種。
・トランスミッションは、9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用(プラグインハイブリッドモデルである「GLC 350 e 4MATIC クーペ」を除く)。
・駆動方式は「GLC 200 クーペ」「GLC 200 クーペ スポーツ」がFR、そのほかはメルセデスAMGが開発した4輪駆動システム「AMG 4MATIC」を搭載。
・運転席は「GLC 350 e 4MATIC クーペ」のみ左、ほかのモデルはすべて右仕様。
・VDA(ドイツ自動車工業会)方式で最大1400Lのラゲッジスペース。
・メルセデスの「C」クラスや「GLC」と同水準の安全技術「インテリジェントドライブ」を搭載。
・価格は627万円から910万円(いずれも税込)。
・「GLC」はそれまでの「GLK」の後継であり、メルセデスのSUVを表す「GL」に、クラスを表す「C」を組み合わせたもの。

 なお、3.0L V型6気筒直噴ツインターボを搭載する「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC クーペ」のみ、2017年3月下旬発売予定です。

【画像】「GLC 250 4MATIC クーペ スポーツ」後席の様子

メルセデス・ベンツ日本によると、「クーペスタイルでありながら後席は大人が十分快適に過ごせる空間を確保」しているという(画像:メルセデス・ベンツ日本)
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<![CDATA[軽ワゴンの「フレア」全面改良 デザイン大幅刷新、安全装備も強化 マツダ]]> https://trafficnews.jp/?p=65397 2017-02-26T14:33:26+0000 2017-02-27T01:40:33+0000 マツダが2017年3月2日より、軽ワゴン「フレア」を全面改良し発売します。

新型「フレア」発売

 マツダが2017年3月2日(木)より、軽ワゴン「フレア」を全面改良し発売します。「フレア」としては2代目、前身の「AZ-ワゴン」から数えると6代目になります。

「フレア」としては2代目になる(画像:マツダ)。

●マツダ「フレア」のポイント
・新プラットフォーム採用、室内長2450mm。
・マイルドハイブリッド搭載で、2WDモデルはJC08モード走行燃費(国土交通省審査値)33.4km/L、4WDモデルは30.4km/L。モーターの力で10秒間のクリープ走行が可能。
・トランスミッションはCVT(無段変速機)のみ。
・単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで衝突回避をサポートまたは被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート」、周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替える「ハイビームアシスト機能」、運転席前方のダッシュボードに車速やデュアルセンサーブレーキサポートの作動状況を表示する「ヘッドアップディスプレイ」を、マツダの軽自動車として初採用。(いずれもメーカーセットオプション)。
・ラゲッジルームの開口幅と荷室幅を拡大、ベビーカーの立て置きが可能なラゲッジアンダーボックスを全車標準装備。
・濡れたままの傘を収納できるアンブレラホルダーをリアドアトリム両側に全車標準装備。
・新色4色を含む、全12色のボディカラー。
・全車エコカー減税の免税対象。
・グレードは「HYBRID XG」と「HYBRID XS」それぞれに2WDと4WDモデルで全4種。
・価格は117万7200円から147万960円(いずれも税込)。

 マツダは新型「フレア」について、「軽ワゴンならではの広い室内空間、機能性を重視したパッケージング、低燃費を実現したモデルです。今回の全面改良では、幅広いお客様に受け入れられる定番スタイルの『HYBRID XG』と、スポーティさと上質さを備えたスタイリッシュな『HYBRID XS』の2機種を用意し、デザイン性と機能性との両立を目指して大幅刷新しました」としています。

【画像】新型「フレア」のインテリア

マツダ「フレア HYBRID XG」のインテリア。室内長は先代モデルから285mm拡大(画像:マツダ)。
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<![CDATA[レンタカー1年乗り放題パスを25万円で販売 ジェイアール東日本レンタリース]]> https://trafficnews.jp/?p=65455 2017-02-26T08:22:47+0000 2017-02-26T09:00:49+0000 ジェイアール東日本レンタリースが設立25周年を記念し、レンタカーの「年間パスポート」を販売。あわせて基本料金の割引キャンペーンなども行われます。

Sクラスのレンタカーを何度でも利用可能

 ジェイアール東日本レンタリースは2017年2月20日(月)、設立25周年を記念したキャンペーンで「レンタカー年間パスポート」を販売すると発表しました。

ジェイアール東日本レンタリース設立25周年記念ロゴ(出典:ジェイアール東日本レンタリース)。

 2017年4月1日から2018年3月31日(出発日基準)までSクラスのレンタカーを何度でも使え、価格は25万円(税込。免責補償料含まず)。個人のみ申込みが可能で、利用できる営業所は以下の通りです(季節営業の営業所もあり)。

東京、小山、宇都宮、那須塩原、熱海、伊東、甲府、小淵沢、千葉、銚子、勝浦、安房鴨川、木更津、館山、茂原、熊谷、本庄早稲田、高崎、渋川、上毛高原、土浦、水戸、泉、いわき、新白河、郡山、福島、猪苗代、会津若松、白石蔵王、仙台、古川、くりこま高原、石巻、米沢、山形、さくらんぼ東根、新庄、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻、盛岡、二戸、八戸、新青森、弘前、田沢湖、角館、大曲、秋田、羽後本荘、越後湯沢、長岡、鶴岡、燕三条、新潟、軽井沢、佐久平、上田、長野、飯山、上越妙高、茅野、上諏訪、塩尻、松本、信濃大町

 1回の貸渡期間は最長7日間。8日以上利用したい場合、7日目までにいったん営業所へ帰着し、傷のチェックや契約終了の手続き、必要な精算などを行ったのち、改めてレンタカーの貸渡契約を締結することになります。「パスポート」を他者へ貸与することはできません。

 申込みは郵送で、2017年3月10日必着。販売数は10です。希望者多数の場合、申込み受付け期間終了後に抽選が行われます。

 このほかジェイアール東日本レンタリースは設立25周年を記念し、基本料金の25%割り引き(条件あり)、「トレン太くん スタンプカード」の有効期間延長、「東日本大震災子ども支援募金」への売上金一部寄付を行います。

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<![CDATA[クルマの「一発免許」、初心者には到底オススメできないワケ]]> https://trafficnews.jp/?p=65437 2017-02-24T12:40:37+0000 2017-02-25T22:30:07+0000 普通自動車運転免許の取得には、俗に「一発免許」と呼ばれる方法がありますが、初心者には到底おすすめできません。もちろん、そこにはもっともな理由があります。

「一発免許」は本当に得なのか?

 春休みや夏休みなど学生が長期休暇に入ると、自動車教習所は大いに混み合い、料金を高めに設定しているところもあります。

 ただでさえ自動車教習所はお金がかかるものです。普免(普通自動車運転免許)を取得しようとした場合、AT限定か否かでも値段は異なってきますが、安くて20万円前後が底値のようで、おおむね30万円前後が相場のように見受けられます。合宿をしつつ短期間集中で普免取得を目指す、比較的安価な「合宿免許」も、宿泊費込みで20万円前後というのが相場のようです。

学生の長期休暇シーズンは自動車教習所の稼ぎどき。写真はイメージ(画像:写真AC)。

 一方、俗にいう「一発免許」という方法もあります。これは各都道府県の公安委員会が管轄する「運転免許試験場」にて、自動車教習所を介さず直接「技能試験」と「学科試験」を受けるというものです。

 道路交通法に定められた「指定」を受けている自動車教習所は、その卒業認定をもって上述の「技能試験」が免除されますが、「学科試験」は運転免許試験場で受験する必要があります。言ってしまえば、運転免許試験場での技能試験さえ合格することができれば、高いお金を払って自動車教習所に通う必要はないのです。東京都の場合、普免の「一発免許」本試験にかかる手数料は、受験料と試験車使用料、免許証交付料とで、あわせて5150円です(2017年2月現在。別途、取得時講習受講料が必要です。また仮運転免許証が必要など、受験には条件があります)。

 そのようなわけでこの「一発免許」、一見かなりお得に見えますが、実はそうとも限りません。というのも、理由は後述しますが、まったくの初心者が「一発免許」で普免を取得するのは現実的ではないからです。

 では、なぜ「一発免許」なる制度があるのでしょうか。

初心者に「一発免許」がオススメできないワケ

 いわゆる「一発免許」は、過去にクルマを運転した経験のある人が、改めて普免の交付を受ける際に受験する、といったケースなどに有用な制度です。たとえば自宅敷地内で農作業のため長年軽トラックを運転していた、といったような、運転技術そのものにはなんら問題がない場合などが考えられます。

 ほか、運転免許試験場で技能試験を受けるケースとしては、運転免許の取り消し処分を受け改めて取得する場合や、運転免許を失効させ技能試験免除条件に合わなくなった場合、外国で運転経験がある場合などが考えらえます。

 しかし、そのような「過去に普免を持っていた受験者」を含めても、運転免許試験場における技能試験の合格率は高くないそうです。フジドライビングスクール(東京都杉並区)の田中さんは「おおむね2割程度」といいます。まったくの初心者による「一発免許」受験が現実的でないのはこのためです。

 もちろん「技能試験」は何度でも受験できますが、合格できずにずるずると何度も受け続けるといった事態に陥らないとも限りません。そうした場合、自動車教習所に入校し、改めて1から始めるしかないのでしょうか。

自動車教習所にも種類がある

 ひと口に「自動車教習所」と言っても、実は種類があります。前述の、卒業認定をもって技能試験が免除される自動車教習所は、一般に「公認自動車教習所」、道路交通法上では「指定自動車教習所」と呼ばれます。それ以外はすべて、一般に「非公認自動車教習所」と称されるものです。

 また非公認自動車教習所にも種類があり、「届出自動車教習所」、「特定届出自動車教習所」、そしてそれ以外の教習所とに分類されますが、いずれも普免取得の際は、運転免許試験場にて技能試験を受ける必要がある点は変わりません。

 前出のフジドライビングスクールも、そうした非公認の教習所に分類されます。同校は運転免許試験場での技能試験に向けた教習を1回単位で行っており、自らを「運転免許を失効や取り消しなどで再取得される方、また外国免許の切り替え試験を受験される方を対象」とした「非公認自動車教習所」と説明しています。つまり前述のような、過去に普免を持っていて、かつどうしても技能試験に合格できない場合の、受け皿的な役割も果たしているといえるでしょう。

 では、まったくの初心者が同校で教習を受け、「一発免許」に合格できるものなのでしょうか。同校の田中さんは「可能性はなくはないですが、おすすめはできません」と断言します。

「大学受験でいえば予備校のようなもので、運転免許試験場での技能試験に合格できるテクニックやコツはお教えできますが、学科であったり、路上の一般常識といった部分をお教えする時間がないからです。ですから学生さんなど初めて運転免許を取ろうとする人は、最初は公認の教習所に通い、交通全体の教育を受けていただきたいと思います」

 ここまで主に「技能試験」について述べてきましたが、当然ながら、普免を取得するには運転免許試験場で学科試験にも合格する必要があります(すでに二輪免許、大型特殊免許を所持しているなど、免除される場合もあります)。加えて田中さんもいうように、路上には、試験に出なくとも知っておくべきことがあります。

「多少高くとも、『公認』に通う価値はある」と、「非公認」の田中さんも話します。やはり最初はお金がかかったとしても、指定自動車教習所などを検討したほうがよさそうです。

【写真】教習車といえばあのクルマ

マツダ「アクセラ」は国内教習車の約3分の1とシェアトップ(2015年9月、マツダ調べ)。写真は2014年6月5日、同車累計生産1万台達成記念式典の様子(画像:マツダ)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170221_ippatsu_01.jpg
<![CDATA[シーズン到来 「車検」の基本 2017年2月からは審査基準が厳格化]]> https://trafficnews.jp/?p=65060 2017-02-26T09:37:47+0000 2017-02-25T04:30:58+0000 年度末を控え、自動車業界も繁忙期を迎えると同時に、車検の混雑期も到来しています。一定の期間で受けなければならない車検、なぜ行われるのでしょうか。

「車検」と「点検」は別物

 異動や転勤が多くなる年度末は、自動車業界の決算シーズンとも重なり、自動車の流通が活発になります。また新年度に入った4月も購入が多くなる時期です。これと時を合わせるように、車検を迎える自動車も3月をピークに、2月から4月が1年で最も多くなります。

車検の前後には、「24ヵ月点検」などの法定点検も合わせて行われることが多い。写真はイメージ(写真出典:写真AC)。

「車検」といえば、自動車を業者に預けて点検整備を行うイメージがあるかもしれませんが、点検整備と「車検」は別物です。「車検」すなわち自動車検査は、その自動車が国の定める保安基準に適合しているかを、一定期間ごとに国が検査する制度であり、それに際して点検整備も行われることが一般的です。基準に適合した証である自動車検査証(車検証)には、車種に応じて有効期間が定められており、この期間を過ぎた自動車は公道を走れません。一般的な自家用の普通自動車における有効期間は、車両登録から初回車検までは3年、以降は2年です。

 車検は、車検証に記載された満了日までの1か月のあいだに受けるのが一般的です。この期間内であれば、早く受けても次の満了日が繰り上げられることはありません。しかし、1か月以上前に受けた場合、有効期限はその日から2年間になります(使用本拠地が離島である自動車などを除く)。

 車検が受けられる場所は、各都道府県にある国の自動車運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)、もしくは国に代わって自動車検査員による検査が可能な民間の指定整備工場です。自分で自動車を運輸支局に持ち込んで検査を受ける、いわゆる「ユーザー車検」のほか、ディーラーや車検業者に委託するなど、さまざまな方法が存在します。運輸支局でのユーザー車検は、受検日の2週間前から予約できます。

費用と時間はどのくらい? 「車検切れ」はどうなる?

 車検に際してかかる費用は、車種や車両重量、経過年数によって異なりますが、検査手数料ぶんと自動車重量税ぶんの印紙・証紙代、および車検とともに更新が必要な自賠責保険料が、法に基づく「法定費用」で、およそ3万円から7万円です。ユーザー車検であれば車検費用はこれだけですが、実際には法律で定められた「24ヵ月点検」などの法定点検を車検と同時期に行う必要があり、それを素人が行うことは困難です。このため、車検を業者や民間整備工場に委託する場合の多くは、法定点検や検査代行料などがセットになった価格が提示されます。

車検を業者に委託する場合は、自賠責保険、重量税、印紙代などの「法定費用」のほかに費用がかかる。写真はイメージ(写真出典:写真AC)。

 運輸支局での検査そのものは数分で終わり、合格すればその日のうちに車検証が交付されます。民間指定整備工場で検査を受けて合格した場合は、15日間有効の保安基準適合証と保安基準適合標章が発行され、一般的には工場側で後日、保安基準適合証を運輸支局に提出します。これにより、自動車を持ち込まずに運輸支局で車検証が交付されます。また保安基準適合標章の有効期間中は、その自動車を公道で走らせることも可能です。

 このことから、民間指定整備工場などでは法定点検と車検を含めて「1時間車検」などとうたうところもあります。ただし点検整備にかかる時間は、その自動車の状態に応じて異なるので、そうした「スピード車検」が必ずしも実現できるわけではありません。

 もしも車検証の有効期限が切れてしまったらどうなるのでしょうか。そうした「車検切れ」の自動車で公道を走行すると、違反点数6点、30万円以下の罰金が課されます。ほとんどの場合は同時期に自賠責保険も切れているので、さらに違反6点と50万円以下の罰金が課され、90日間の免許停止になります。車検切れの自動車を改めて車検に出すことも可能ですが、公道を走行できないのでトラックなどで取りに来てもらうか、仮ナンバーを取得する必要があります。

2017年2月から審査基準「厳格化」、どう変わった?

 2017年2月から、車検における保安基準適合性審査を担う自動車技術総合機構の基準が一部変更されています。メーターパネルにある5種類の警告灯(前方エアバッグ、側方エアバッグ、ブレーキ、ABS、原動機)が点灯したり、警報ブザーが鳴ったりしたままの車は、車検を受け付けてもらえなくなりました。

メーターパネルにはさまざまな警告灯がある。写真はイメージ(写真出典:写真AC)。

 自動車技術総合機構は、「5種類の警告灯については、法律で定められた車両の保安基準に記載がなかったり、車種や年式によって適合・不適合の基準が異なっていたりして、点灯していても車検に通るケースがありましたが、今回、一律の基準を定めました。これらに限らず警告灯の点灯は何らかの異常が生じていることを示しているので、点検整備したうえで審査を受けてください」といいます。

 この変更は現場にどう影響しているのでしょうか。民間指定整備工場のオヤマ(栃木県宇都宮市)は「警告灯が点灯している場合は、車検前の点検整備で解消するようこれまでも勧めていたので、特に変わったことはありません」といいます。ただ同社も、また自動車技術総合機構も口をそろえ、有効期限ギリギリを避けて「余裕をもって車検に臨んでほしい」と話しています。

【画像】点灯していると「車検NG」になる警告灯の種類

2017年2月から、エアバック類、ブレーキ、ABS、原動機の警告灯が点灯している場合は審査が行われなくなった(画像出典:自動車技術総合機構)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170216_shaken_01.jpg
<![CDATA[京阪神の高速バス3路線で交通系ICカード利用可能に 西日本JRバス]]> https://trafficnews.jp/?p=65391 2017-02-24T12:35:05+0000 2017-02-24T22:00:28+0000 「神戸三田プレミアム・アウトレット」「USJ」、有馬温泉へ向かう京阪神エリアの西日本JRバス3路線で、交通系ICカードが利用できるようになります。

交通系ICカード10種が利用可能

 西日本JRバスは2017年2月24日(金)、京阪神エリアの3路線で交通系ICカードサービスを開始すると発表しました。

3月1日の「神戸三田アウトレット101号」ではセレモニーも行われる。写真はイメージ(出典:西日本JRバス)。

●3月1日(水)開始
大阪・京都~神戸三田プレミアム・アウトレット線
神戸~ユニバーサル・スタジオ・ジャパン線

●4月1日(土)開始
神戸・大阪~有馬温泉線

●利用できる交通系ICカード
Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA

 これについて西日本JRバスは、「神戸三田プレミアム・アウトレットおよび有馬温泉への路線は訪日外国人のお客様のご利用も多く、ICカードサービス導入により、訪日外国人のお客様の利便性も大きく向上します」としています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170224_nishinihonjrbus_01.jpg
<![CDATA[飲んだときの味方「運転代行」 料金どう決まる? 各地の「相場」は]]> https://trafficnews.jp/?p=65238 2017-02-24T07:33:16+0000 2017-02-24T07:30:16+0000 クルマでの外出先でお酒を飲んだ場合などに、そのクルマを家まで運転してくれる「運転代行」の料金は、地域ごと、業者ごとに大きな差があります。同業者の協会も「一律に定められない」という背景には、何があるのでしょうか。

地域によっては初乗りで2000円以上の差も

 クルマでの外出先でお酒を飲んだ場合などに、そのクルマを家まで運転してくれるサービス「運転代行」。公益社団法人の全国運転代行協会(東京都中央区)によると、交通手段の主体がクルマである地方都市を中心に発達したものだそうです。

運転代行では、代行ドライバーが運転する顧客のクルマを、「随伴車」が追いかけることが多い。写真はイメージ(写真:photolibrary)。

 運転代行は通常、ドライバーが2人1組になって行動し、ひとりが利用客のクルマを、もうひとりが「随伴車」と呼ばれる代行ドライバーを送迎するためのクルマを運転して、顧客を目的地まで送り届けます。その際、利用客は代行ドライバーが運転する自分のクルマに乗ります。

 料金は多くの場合、タクシーと同様に初乗り料金と、距離に応じた加算料金とを基本として計算されますが、その金額や距離設定は業者によってまちまちです。タクシーでは地域のタクシー協会などが統一的な料金を定めていますが、全国運転代行協会によると、運転代行の場合は各業者が独自に料金を設定しているといいます。

 運転代行業者の料金比較に基づき、各都道府県ごとの相場を掲載しているウェブサイト「運転代行検索DRIVERS.navi」によると、各地の主要都市における相場は以下のとおりです(2017年2月現在)。

・北海道:初乗り1228円、5kmまで2400円、10kmまで3867円
・宮城県:初乗り1717円、5kmまで2367円、10kmまで3367円
・東京都:初乗り3058円、5kmまで4185円、10kmまで5952円
・愛知県:初乗り2400円、5kmまで3233円、10kmまで4900円
・大阪府:初乗り2617円、5kmまで2917円、10kmまで4600円
・広島県:初乗り2133円、5kmまで2367円、10kmまで3550円
・福岡県:初乗り2300円、5kmまで2750円、10kmまで3750円
・沖縄県:初乗り875円、5kmまで1050円、10kmまで2050円

 これによると、たとえば東京都と沖縄県とでは、10kmまでの料金に4000円近い差があります。なぜここまで大きく差がついているのでしょうか。

料金なぜまちまち? 統一ルールはできるのか

 全国運転代行協会は、地域や業者ごとに料金が異なる理由を、以下のように話します

「料金のちがいには地域の地価や物価、賃金水準などが反映されていますが、随伴車1台を用いた家族営業に近いような事業者が多いことも影響しています。車両にかかる維持費用などのコストが、事業者の状況によって大きく異なるからです」(全国運転代行協会)

 同協会によると、1事業所あたりの平均保有自動車台数は3.1台で、以前より減少傾向にあるそうです。そうしたこともあり、事業者どうしが連携してルールを決めていく機運がなかなか育たないといいます。

 警察庁と国土交通省がかつて実施した実態調査では、運転代行に対して「安心できる業者がわからない」「料金システムが不明」という意見が多く寄せられています。全国運転代行協会は「料金については、『安いのか高いのかわからない』という声があるのも事実」としたうえで、「国や協会において料金を一律に定めることはできませんが、初乗り2kmまでいくら、1kmごとにいくら加算、という統一的な表示の仕方を、現在検討している」そうです。

 また同協会は、「事業者は料金の詳細を説明する義務があるので、利用する際には、その説明を受けてほしい」と話します。

 ちなみに、利用者を随伴車に乗せることは、営業許可を受けずにタクシー営業をする、いわゆる「白タク」行為に当たるため違法ですが、これを要求する利用者があとを絶たないそうです。同協会によると、「利用客が多くの場合酒に酔っていることもあり、随伴車への同乗を断ったら殴られたという話も、ドライバーからよく聞きます。そうした要求はしないでほしい」といいます。

【画像】運転代行の「随伴車」にある表示ルール

随伴車であることの表示は、かつてはマグネット式の表示板でOKだったが、それを取り外して「白タク」行為をすることを防止するため、現在は塗装など基本的に取り外しできない方法によるとされている(画像:国土交通省)。
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<![CDATA[「新府中街道」JR中央本線をまたぐ区間が3月に開通]]> https://trafficnews.jp/?p=65381 2017-02-24T02:03:09+0000 2017-02-24T02:03:09+0000 国分寺3・2・8号府中所沢線(新府中街道)の、多喜窪通りから国分寺3・4・6号線までの約1.1km区間が、2017年3月16日に開通します。

北行きは暫定1車線

 東京都建設局は2017年2月22日(水)、多摩南北主要5路線のひとつである府中所沢・鎌倉街道線のうち、国分寺3・2・8号府中所沢線の多喜窪通りから国分寺3・4・6号線までの約1.1km区間が、3月16日(木)14時に開通すると発表しました。

 多摩南北主要5路線は東京都が重点的に整備を進めている路線で、調布保谷線(武蔵境通りなど)、府中清瀬線(新小金井街道)、府中所沢・鎌倉街道線(鎌倉街道、府中街道)、立川東大和線(芋窪街道など)、八王子村山線(多摩大橋通り)を指します。国分寺3・2・8号府中所沢線は府中街道のバイパスにあたり、「新府中街道」とも呼ばれています。

2017年3月16日に開通する区間の位置(画像:東京都建設局)。

 今回の区間は、北行きが暫定1車線、南行きは2車線で開通。事業費は約173億円で、工事は2019年度まで続く予定です。

 東京都建設局は「これにより、多摩地域における南北方向の交通の円滑化が図られるとともに、沿道地域の利便性や防災性の向上が図られます」としています。

【写真】完成間近の開通区間

国分寺3・2・8号の「国分寺陸橋」付近。2017年2月撮影(画像:東京都建設局)。
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<![CDATA[「レインボーHR系」京王電鉄バスグループから引退へ イベント開催]]> https://trafficnews.jp/?p=65321 2017-02-23T02:39:51+0000 2017-02-23T02:39:51+0000 京王電鉄バスグループから日野自動車製の車両「KL-HR1JNEE」(通称、レインボーHR系)が引退します。2017年3月18日には引退記念イベントが開催される予定です。

およそ17年にわたり使用

 京王電鉄バスは2017年2月22日(水)、日野自動車製の車両「KL-HR1JNEE」(通称、レインボーHR系)が、今年度末に引退すると発表。3月18日(土)には「ありがとうHR」イベントを開催します。

 レインボーHR系は2000(平成12)年以降、およそ17年にわたり京王電鉄バスグループで使用された車両です。

京王電鉄バスグループで使用された日野自動車製「KL-HR1JNEE」(画像:京王電鉄バス)。

 イベントは京王バス南の多摩営業所(東京都多摩市南野)で午前11時から開催されます(雨天決行、荒天中止)。入場は無料です。バス車両の展示(車内見学あり)や、整備工場での車体上げの実演、乗車したままでの洗車機体験などが企画されています。方向幕や音声合成備品といったバス部品の販売も行われる予定です。

 多摩営業所は、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅や京王相模原線の京王永山駅、京王多摩センター駅を発着する路線バスに乗り、「京王多摩車庫前」で下車してすぐの場所です。駐車場はないため、クルマやバイク、自転車での来場はできません。

 なお、当日は新宿駅西口から会場まで、特別バスが運行されます。乗車した人は一足早く会場に入場でき、HR車両を撮影できます。特別バスの乗車には、はがきで京王電鉄バスへの事前申し込みが必要です。締切は3月4日(土)消印有効。運賃無料で定員は45人です。応募多数の場合は抽選が行われます。

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<![CDATA[首都高湾岸線西行き「臨海副都心入口」、3月移設 立体化整備が完了]]> https://trafficnews.jp/?p=65296 2017-02-22T11:36:29+0000 2017-02-22T22:30:42+0000 首都高湾岸線西行き「臨海副都心入口」が、立体化整備完了にともない移設され、2017年3月22日から新しい位置で運用が開始されます。

約600m西へ移設

 首都高速道路は2017年2月22日(水)、湾岸線西行きの「臨海副都心入口」を移設し、3月22日(水)朝5時から運用を開始すると発表しました。

 臨海副都心入口の立体化整備完了にともない、入口は現在の位置から東京港トンネル方面(西方向)におよそ600mずれ、元の場所に戻ります。

2017年3月に移設される湾岸線の臨海副都心入口(画像:首都高速道路)。

 移設にともない現在の臨海副都心入口は、3月21日20時をもって閉鎖。この時刻から、新入口がオープンする翌朝5時までは通行止めとなり利用できません。

 臨海副都心出入口付近は、湾岸線東京港トンネルに並行する国道357号東京港トンネルの整備にあわせ、国道側で立体化整備が進められています。今回は西行き(入口)側が完成。東行き(出口)側はトンネルを含め現在も工事中です。

【画像】「臨海副都心入口」の位置

「臨海副都心入口」の位置(画像:首都高速道路)。
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<![CDATA[都電7000形引退にあわせ、記念デザインバスを運行 電鈴の再現も 東京都交通局]]> https://trafficnews.jp/?p=65274 2017-02-22T08:21:17+0000 2017-02-22T08:21:32+0000 東京都交通局が、都電7000形の引退に際し、同電車のデザインを都営バスにラッピングした「さよなら都電7000形記念バス」を2017年3月に銀座~日本橋間で運行します。

都内を60年以上にわたり走り続けた7000形が引退

 東京都交通局は2017年2月22日(水)、都電荒川線を走る7000形電車の引退に際し、この電車のデザインを都営バスにラッピングした「さよなら都電7000形記念バス」を3月に運行すると発表しました。

「さよなら都電7000形記念バス」のラッピングイメージ(画像:東京都交通局)。

 都電7000形は1954(昭和29)年に運行を開始。都電1系統(品川駅~上野駅)をはじめ多くの路線で使用されました。その後、都電の系統廃止が進み、1972(昭和47)年11月以降は荒川線で使用されてきましたが、老朽化のため、7000形の運行はこの春をもって終了する予定です。

 ただし8両は、車体や冷暖房装置などはそのままとし、台車や制御装置、座席などは新しいものを導入する大規模改修を行い、7700形として引き続き使用されます。

記念バスは銀座~日本橋間で運行 事前に申し込みを

「さよなら都電7000形記念バス」は、中央区協力のもと、3月24日(金)から26日(日)までの3日間、運行されます。区間は元都電1系統のうちの銀座~日本橋間で、片道およそ12分です。3日間で計34便を運行。車内ではバスガイドによる運行当時のようすなどの紹介や、電鈴(発車合図ベル)の再現、7000形の写真や当時のきっぷなどの展示などが予定されています。乗客にはオリジナルの記念チケットがプレゼントされます。

「さよなら都電7000形」の記念ロゴ(画像:東京都交通局)。

 乗車は事前の申し込みが必要です。受付はインターネットの特設サイトやFax、はがきで行われています。締め切りは3月9日(木)で当日必着です。応募多数の場合は抽選を実施。当選者には招待状が3月中旬に送られます。記念バスへの乗車は無料です。

 なお、この事業は都営交通のさまざまな取り組みを発信する「PROJECT TOEI」の一環として、雑誌『Hanako』3月23日発売号「銀座・日本橋特集」と連携して実施されます。

【写真】都電荒川線を走る7000形電車

都電荒川線を走る7000形電車(画像:東京都交通局)。
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<![CDATA[タクシー料金のしくみ、知っていればおトクに? 「時間併用」で加算されない方法も]]> https://trafficnews.jp/?p=65196 2017-02-22T05:55:10+0000 2017-02-22T07:30:31+0000 タクシーの料金は、初乗り運賃の時点から「距離」と「時間」を併用して計算しているといいますが、そもそもどのようなしくみなのでしょうか。

タクシー料金、その加算のしくみ

 東京23区と三鷹市、武蔵野市のタクシー初乗り運賃は2017年2月現在、最長1.052kmまで、上限410円と定められており、以降は距離と時間によって加算されています。

東京23区を走るタクシーの初乗り運賃は2017年2月現在で410円。写真はイメージ(写真:ponsulak/123RF)。

 そもそもタクシーの料金は基本的に、上記のように一定距離内の初乗り運賃と、その距離を越えて乗車した場合の走行距離に応じた「距離制」で計算されますが、走行速度が10km/h以下になった場合には、走行時間を距離に置き換えて計算する「時間距離併用制」が適用されます。

 時間距離併用制は、賃走中のタクシーが混雑に巻き込まれたり、乗客の都合で待機させられたりといった、運転手の拘束時間が長くなる状況に対応するために設けられたものです。このため、信号で停車しているあいだや、初乗り運賃が適用される最大距離まで到達していないようなときにも、運賃が加算されることがあります。

 たとえば東京23区などにおける2017年1月30日(月)からの料金体系では、距離制の加算運賃は237mごとに80円、そして時間距離併用制の運賃は、90秒ごとに80円です。

 距離と時間の双方で計測されるタクシー料金ですが、なかには、知っておくと得するかもしれない乗り方のポイントもあります。

高速道路を使うと安くなることも?

 渋滞のなかでタクシーを利用する場合には、高速道路を使うことも一案です。全国個人タクシー協会によると、賃走中に高速道路を利用する場合はまず、運転手が乗客の了解を得て、そのうえで高速道路に入る際にメーターを「賃走」から、距離制運賃のみを適用させる「高速」に切り替えて走るという手順になるそうです。

 高速道路料金は利用者が全額負担しますが、「同じ距離を一般道路で行って渋滞に巻き込まれてしまった場合は、時間と距離の両方が加算されていくため、かえってこちらのほうが割高になってしまうことがある」(全国個人タクシー協会)そうです。

 また、タクシーメーターには、運賃加算のタイミングを知らせる機能が備わっているものもあります。たとえばニシベ計器製造所(東京都大田区)製のタクシーメーター「S-16」では、「賃走」などの文字の下に横に並んだ点があり、料金が加算されるタイミングに近づくにつれ点がひとつずつ消えていくというしくみです。

 料金が加算される前に降りたいというのは、誰しも思うところでしょうが、タクシーを急に停められない状況もあるので、余裕を持って判断しましょう。

【画像】東京23区のタクシー料金、旧体系との比較

2017年2月現在、現行運賃は、旧運賃よりも加算されやすくなっている(画像:国土交通省の資料を一部編集)。
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<![CDATA[大阪~高松の高速バス、運賃100円値下げ 下り最終便繰り下げ 4月から]]> https://trafficnews.jp/?p=65209 2017-02-21T08:15:19+0000 2017-02-21T08:40:56+0000 大阪と高松を結ぶ高速バス「高松エクスプレス大阪号」「さぬきエクスプレス大阪号」が、2017年4月1日、運賃改定とダイヤ改正を実施します。

1日32往復運行

 西日本JRバス、阪急バス、JR四国バス、四国高速バスは2017年2月21日(火)、4社共同運行の、大阪と高松を結ぶ高速バス「高松エクスプレス大阪号」「さぬきエクスプレス大阪号」で、運賃改定とダイヤ改正を行うと発表しました。

 両路線はあわせて1日32往復(おおむね1時間に2~3本)を運行。「高松エクスプレス大阪号」は大阪駅JRバスターミナル、「さぬきエクスプレス大阪号」は阪急梅田三番街を発着し、湊町バスターミナル(JR難波駅前)、高松中央インター、ゆめタウン高松などを経由して高松駅高速バスターミナルとを結んでいます。

阪急バスが運行する高速バスのイメージ(画像:阪急バス)。

 運賃改定とダイヤ改正は、いずれも4月1日(土)に実施されます。運賃は、大阪・なんば~高松間の大人片道普通運賃が、現在の4000円から改定後は3900円に、往復は現行7200円から改定後は7100円になります。

 ダイヤは、大阪を20時30分以降に出発する下り2便の時刻を繰り下げて、大阪駅JRバスターミナル発21時00分、および最終便は阪急梅田三番街発21時40分(湊町バスターミナル発22時00分)とされます。なお、高松発上り便の変更はありません。

 きっぷはインターネットや各社窓口、コンビニエンスストアなどで購入が可能です。4社は「高松へのお出かけには、1日32往復、乗り換えなしで便利でおトクな高速バス『高松エクスプレス大阪号』『さぬきエクスプレス大阪号』をぜひご利用ください」としています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170221_bustakamatsu_01.jpg
<![CDATA[アイドルとライブ会場へ はとバスがプレミアムフライデーに特別ツアー]]> https://trafficnews.jp/?p=65185 2017-02-21T05:12:16+0000 2017-02-21T06:00:39+0000 アイドル「仮面女子」がはとバスに同乗し、ライブの楽しみ方を解説しながらライブ会場に向かうツアーが、プレミアムフライデー限定で実施されます。

マスクをかぶって都内をドライブ

 官民挙げて初めて「プレミアムフライデー」の取り組みが行われる2017年2月24日(金)、はとバスでは、アイドルのライブ会場へアイドルと行くツアーを催行します。

 題して「プレミアムフライデーはアイドルライブ!! 最強の地下アイドル『仮面女子』×はとバスツアー」。ホッケーマスクがトレードマークのアイドル「仮面女子」のメンバーが秋葉原のライブ会場へ向かうはとバスに同乗し、これから行う公演の楽しみ方を解説。さらに参加者とともにホッケーマスクを着用し、東京都内の国会議事堂や霞が関、銀座などをドライブします。ツアーの詳細は次のとおりです。

・運行日
 2月24日(金)限定
・旅行代金
 税込み5000円(大人、子供同額。ライブ観覧費込み)
・行程
 東京駅丸の内南口17時00分発→パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテイメント内「P.A.R.M.S」17時30分ごろ入場解散
・募集人員
 96人

ホッケーマスクがトレードマークのアイドル「仮面女子」(画像:はとバス)。

 バスに同乗するメンバーは当日までのお楽しみ。また、ライブは1時間程度で立ち見です。ツアー予約ははとバスのウェブサイトなどで行われています。

 はとバスは「メンバー自らライブの楽しみ方をお伝えするので、アイドルライブ初心者の方も大歓迎! プレミアムフライデーの2/24に、ぜひ衝撃ツアーをお楽しみください」としています。

【写真】仮面なしの「仮面女子」

「仮面女子」ライブのようす(画像:はとバス)。
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<![CDATA[冬タイヤでも立ち往生? 変わる気候と雪道、対策不備車にはペナルティーも検討]]> https://trafficnews.jp/?p=64980 2017-02-20T10:59:58+0000 2017-02-21T02:00:20+0000 2017年2月現在、今冬も全国各地の道路で大雪によるクルマの立ち往生が発生しています。2014年の法改正で、立ち往生車両の「強制移動」が可能になりましたが、今後さらなる対策の強化も検討されているようです。

立ち往生がさらに立ち往生を生む悪循環も

 2017年2月10日(金)から日本海側を襲った寒波の影響により、鳥取県では1月下旬に続き、記録的な大雪に見舞われました。この間、国土交通省中国地方整備局は2月11日(土)15時30分からおよそ21時間強、鳥取市から湯梨浜町にかけての山陰道と国道9号の一部で、改正災害対策基本法に基づく車両の移動などを行う区間の指定をしました。

 この指定がなされた区間では、道路管理者が通行止めを実施したうえで、立ち往生車両の運転者に対して車両を道路外へ移動させるよう命じたり、命令に応じない場合や運転者不在の場合には、道路管理者自ら重機などを用いて車両を移動したりすることが可能になります。

除雪グレーダーでの路面除雪作業。道路上の雪を寄せるなどして、クルマが走りやすいようにする(写真出典:国土交通省中国地方整備局)。

 これは、2014年2月に関東甲信地方を襲った豪雪で車両の立ち往生が多数発生したことを受け、同年11月に災害対策基本法が改正されてできた制度です。このときの被害について国土交通省は、立ち往生車両が除雪車両の障害となり、除雪が滞るうちに、さらに別の場所で立ち往生が発生する悪循環が起こっていたと分析しています。

 改正災害対策基本法に基づく区間指定には、除雪車や緊急車両が通行できない状態が長引く前に、「現地の除雪を効率的に実施し、通行を早く回復させる目的」(国土交通省)があるといいます。

冬タイヤを装着していても立ち往生

 国土交通省によると、近年の気候変動を背景に、降雪量が全国的に増加しているそうです。この6年で積雪が観測史上最高を更新した地点は3割に達し、「ゲリラ豪雪が局所的に発生している」といいます。

 同省が管理する「直轄国道」と呼ばれる区間では、比較的雪が少なかった2015年度にも全国で547台の立ち往生が発生し、そのうち災害対策基本法に基づき91台を移動したといいます。この冬は2017年2月15日(水)時点で、高速道路や補助国道を含めて12区間において区間指定がなされています。

 それらはおもに、山間部などのいわゆる「峠越え」区間だといいます。また、「直轄国道」において立ち往生した車両の61%は大型車であり、勾配がきつくなる「峠越え」区間では、大型車は冬タイヤを装着していても立ち往生が多く発生しているそうです。

2015年2月5日、大分県において、九州では初となる改正災害対策基本法に基づく区間指定がなされた(画像出典:国土交通省九州地方整備局)。

「冬タイヤを装着していてもチェーンを携行し、立ち往生の不安がある区間では装着するよう全国のトラック協会などに指導しています」(国土交通省)

 さらに国土交通省では、立ち往生の原因をつくった車両に何らかのペナルティーを課すことも検討しているそうです。「雪道をチェーン非装着やノーマルタイヤで走ることに罰金を設定している地域もあるので、そこにさらに罰金を課すことは難しいとは思います。しかし有識者も、立ち往生する危険性に対してドライバーの意識を高めることが必要であるという見解を示しており、その具体的施策のひとつとして、何らかのペナルティーを課すという案があります」と話します。

 同省では大雪に際して、不要不急の外出を控えることを呼び掛けています。やむを得ず通行しなければいけない場合には、これまで以上に雪への対策を強化する必要があるといえそうです。

【地図】2017年2月11日の指定区間

2017年2月11日から12日にかけ、鳥取県内にて災害対策基本法に基づく車両の移動などを行う区間の指定がなされた(国土交通省の資料をもとに乗りものニュース編集部で作成)。
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<![CDATA[新ICで企業誘致なるか 北陸道 長岡北スマートIC、3月25日開通]]> https://trafficnews.jp/?p=65095 2017-02-19T12:22:48+0000 2017-02-20T02:00:26+0000 北陸道にETC専用の長岡北スマートICが、2017年3月25日に開通します。

長岡市内2箇所目のスマートIC

 長岡市とNEXCO東日本が整備を進めてきた、北陸道の長岡北スマートIC(新潟県長岡市)が、2017年3月25日(土)14時に開通します。また同日、新潟県が整備を進めてきた、付近を走る都市計画道路 槇山町亀貝線も開通するとのことです。

「スマートIC」とはETC専用のIC(インターチェンジ)で、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バス停などから乗り降りができるよう設置されるものです。利用車両が限定されることから簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員も不要なため、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

北陸道・長岡北スマートICの位置図。(画像出典:長岡市)。

 今回開通する長岡北スマートICは本線直結型と呼ばれるもので、新潟県内では10箇所目、長岡市内では関越道長岡南越路スマートICに続き2箇所目になります。北陸道 中之島見附ICから約6.8km、長岡JCTから約3.9kmに位置します。

 NEXCO東日本および長岡市によれば、長岡北スマートICの開通により、平成32年度をめどに分譲が予定されている「長岡北スマート流通産業団地(仮称)」へ企業を誘致する促進になるほか、「高速道路への15分到達圏域人口が約4.1万人増」、「寺泊など長岡市北部地域へのアクセス性が向上し、広域的な交流を支援」、「救急医療搬送の効率化」といった整備効果が想定されるといいます。

 一方の都市計画道路 槇山町亀貝線は、JR信越本線、上越新幹線との立体交差および栖吉川、福島江を渡河する部分が開通します。これにより長岡北スマートICに接続する蔵王橋通りから、国道8号長岡東バイパスへのアクセス性が向上し、またこれまで設置されていた稲葉踏切が立体化され、交通混雑の緩和と安全性が向上するといった効果が見込まれるとのことです。

 なお、長岡北スマートICの開通記念式典については後日、告知するそうです。

【画像】長岡北スマートICの利用イメージ

長岡北スマートICは、関越道練馬ICからおよそ250km、普通車ETC通常料金は5920円(画像出典:長岡市)。
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<![CDATA[国道16号の八王子市内0.6km区間が4車線に 武蔵野橋付近は6車線化工事中]]> https://trafficnews.jp/?p=65069 2017-02-20T02:35:41+0000 2017-02-19T21:30:38+0000 国土交通省関東地方整備局が国道16号の東京都内3区間における拡幅完成時期を発表。八王子市内の約0.6kmは、2017年3月25日に完成します。

武蔵野橋付近は2017年度完成の見通し

 国土交通省関東地方整備局は2017年2月17日(金)、国道16号の東京都内3区間における拡幅の完成時期を発表しました。

国道16号の八王子市内における拡幅事業(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。

 八王子市内では、浅川橋から左入橋交差点までの約2.7kmで、2車線から4車線に拡幅する事業が進められています。これまでに中央道高架下付近から左入橋交差点までの約1.7kmについては4車線化が完了。浅川橋(中野上町交差点)~稲荷坂交差点間約0.6kmは、3月25日(土)から4車線に広がります。

 ここから先、中央道高架下付近(中野山王2丁目地先)までの残り約0.4kmは、交差点の追加にともなう地質調査の結果、想定より地盤が悪く、擁壁の構造や施工方法を見直したため、拡幅の完成が2017年度になる見込みです。

国道16号の八王子市~瑞穂町間における拡幅事業(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。

 新奥多摩街道と分岐する小荷田交差点(昭島市)から、JR線をまたぐ「武蔵野橋」の北側に位置する武蔵野橋北交差点(福生市)までの約1.7kmは、4車線から6車線に広げる事業が進行中。交差点計画の見直しを経て、ここも2017年度に完成する見通しです。

【写真】拡幅工事が進む武蔵野橋付近

拡幅工事が進む武蔵野橋付近(写真出典:国土交通省関東地方整備局)。
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<![CDATA[外環道「関越~東名」区間、半世紀を経てトンネル掘削本格スタート 待ち受ける課題も]]> https://trafficnews.jp/?p=65135 2017-02-19T07:42:09+0000 2017-02-19T06:59:09+0000 外環道「関越~東名」区間で、国内最大のシールドマシンが発進。地下の本線トンネル掘削工事が本格的に始まりました。都市計画決定から約50年を経たようやくの「発進」ですが、まだ課題があるようです。開通はいつになるのでしょうか。

50年越し、ついに始動

 2017年2月19日(日)、国が建設を進める外環道「関越~東名」区間において、本線トンネルを掘削する2機のシールドマシンが、東名高速の東京IC付近に建設中の東名JCT(仮称)予定地(東京都世田谷区)から大泉JCT(東京都練馬区)に向け、発進しました(以下、未開通区間のIC、JCT名はすべて仮称)。

東名JCT予定地に設けられた地下70mの立坑から、シールドマシンが出発した(2017年2月19日、中島洋平撮影)。

 外環道は、東京都心から約15kmの位置を環状に通る全長およそ85kmとなる予定の道路で、現在は大泉JCT~三郷南IC間の約34kmが開通しています。2017年度には三郷南ICから、首都高湾岸線と交わる高谷JCT(千葉県市川市)までの「千葉区間」が開通する予定です。

 今回シールドマシンが発進した約16kmの「関越~東名」区間は、一般道の環状八号線におおむね並行します。開通すれば、環状八号線経由で60分かかっていた同区間は、12分に短縮できるそうです。都心に集中していたクルマの流れが分散され、環状八号線だけでなく環状七号線や首都高などの渋滞緩和も期待されるといいます。

 式典に出席した小池百合子東京都知事は「外環道の開通により、経済の『血液』ともいえる人とモノのスムーズな流れがうながされます。生産性が向上するとともに、世界の都市間における東京の競争力を高めます」と話しました。

 この「関越~東名」区間は1966(昭和41)年、東京都によって高架方式で都市計画が決定されました。しかし、地元の反対などからいったん事業が凍結され、2007(平成19)年、環境への影響を抑えるべく地下方式へと計画を変更。そしてこのたび、最初の都市計画決定からおよそ50年を経て、本線トンネルを掘削するシールドマシンが発進しました。

直径は過去最大 地下40m以深を貫くトンネル

 2機のシールドマシンはそれぞれ直径およそ16mで、国内のトンネル工事では過去最大のもの。これまでの最大は、東京湾アクアラインのトンネル工事で使われた直径およそ14mだったそうです。

 大泉側からもシールドマシンの出発準備が進められており、東名側から9km、大泉側から7km、各2機ずつ用いて地下トンネル2本を貫通させ、それぞれに片側3車線の道路を通します。

シールドマシンの先端部。「カッターピット」と呼ばれる黒い部品がおよそ1000個取り付けられており、マシンを回転させて土を掘りだす(2017年2月19日、中島洋平撮影)。

 シールドマシンが掘り進むのは、地表から40m以深の「大深度地下」。さまざまな土質に対応できるという「泥土圧式シールド」を採用しており、1機あたり月最大500mを掘り進むそうです。

 式典に出席した石井啓一国土交通大臣は「外環道のプロジェクトで確立された技術が、日本の国際競争力を高めることにつながる」と、その技術力の高さに自信を見せます

 ただ、最新の技術で臨まれるトンネル工事ですが、なかには難工事が予想されている箇所もあります。

「施工に相当の期間を要す見込み」の箇所も 開通時期は?

 大泉JCT~東名JCT間の途中には北から目白通りIC、青梅海道IC、東八道路IC、中央道JCTが設けられる予定です。これらIC、JCTの前後では、地上へ通じるランプトンネルを接続させるべく、掘った本線トンネル断面をさらに拡幅します。

 国土交通省東京外かく環状国道事務所の大胡賢一課長によると、現在設計中であるその「地中拡幅部」と呼ばれる部分について、なかでも中央JCTは上下本線のトンネルそれぞれにランプトンネルを2本ずつ合流させる構造で、「トンネルの断面がかなり大きくなる」といいます。これら地中拡幅部は、今回の報道発表資料によると「高度な技術を要す工事につき、施工に相当の期間を要す見込み」だそうです。

式典では列席者によってシールドマシンを発進させるボタンが押された。中央が小池百合子東京都知事、その右が石井啓一国土交通大臣(2017年2月19日、中島洋平撮影)。

 また、2016年12月下旬時点で用地取得率は全体の80%、工事に際して進められる埋蔵文化財調査の進捗率は69%だそうです。さらに、大泉側からの本線シールドマシンの発進時期については、地質調査の結果からマシン構造の精査が必要と判断されており、遅れる見込みです。工事に際して、解決しなければならない問題がまだまだ存在します。

2機のシールドマシンにはそれぞれ、公募によって決定した「がるるん」「みどりんぐ」という愛称が付けられた(2017年2月19日、中島洋平撮影)。

 工事は、本線北行きトンネルをNEXCO中日本が、南行きトンネルをNEXCO東日本が担当します。トンネルの貫通や道路の開通時期は、現在のところ未定ですが、石井国土交通大臣以下、関係者は「早期の開通を目指す」としています。

【画像】外環道「関越~東名」区間のルート

外環道「関越~東名」区間は延長およそ16km。2本の本線トンネルを東名側、大泉側双方から掘り進み、途中で接合する(画像出典:国土交通省東京外かく環状国道事務所)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170219_gaikandoshield_01.jpg
<![CDATA[「スカイライン」≠「GT-R」のナゼ 歴史と伝統、そしてゴーン氏の「決断」]]> https://trafficnews.jp/?p=64910 2017-02-19T00:37:39+0000 2017-02-18T22:30:48+0000 かつて「GT-R」といえば、日産「スカイライン」の最高級スポーツグレードを表していました。いまでは別々のクルマとして歩んでいますが、なぜそうなったのでしょうか。歴史をひも解くと、もっともな理由が見えてきました。

「スカイライン」と「GT-R」、その歴史を振り返ると

 自動車業界の年始の恒例行事が、「東京オートサロン」です。2017年も、さまざまなメーカーやショップが力の入った展示を用意しました。日産がお披露目したのは、「スカイライン」のカスタムである「プレミアム スポーツ コンセプト」。そして「GT-R」の2017年モデルでした。

丸いテールランプは「GT-R」のアイデンティティ(写真出典:日産自動車)。

 日産「GT-R」は、日本が世界に誇るハイパフォーマンスカーです。性能的に優れているだけでなく、長い歴史があり、その歴史が育んだ伝統を守っているところも魅力です。「GT-R」の伝統とは、4人ないし5人乗りであること、2代目より続くテールの丸形ブレーキランプ、そして初代より続く6気筒エンジンということ。このみっつは、現行モデルである6世代目のR35型「GT-R」にも受け継がれています。

 ちなみに現在の名称は「GT-R」ですが、先代のR34型までは「スカイライン GT-R」。1969(昭和44)年に発売された初代から現在までの長い歴史を振り返ると、いまの「GT-R」とのみ呼称される期間の方が短く、年輩のクルマ好きにとっては、「スカイライン GT-R」の方が馴染み深いことでしょう。

「スカイライン GT-R」の起源と終焉

「スカイライン GT-R」は、「スカイライン」の高性能版として誕生しました。「スカイライン」は、「GT-R」が登場する以前から、高性能でスポーティなセダンとして人気を集めていました。その人気の「スカイライン」で1964(昭和39)年開催の「第2回日本グランプリ」に勝つために、よりパワフルな6気筒エンジンを載せたのが「GT-R」のルーツになります。レースでは「スカイライン」が、優勝したポルシェ「904」を一時でも抜くという快挙を見せ、今に続く「GT-R」人気を作ったのです。

1969年発売の初代「スカイライン GT-R」。通称「ハコスカ」をベースに、2.0L直列6気筒エンジンを搭載する(写真出典:日産自動車)。

 とはいえ、「スカイライン GT-R」は、あくまでも「スカイライン」というベースがあり、その高性能版というスタンスでした。ところが1990年代、日産の大不振時代に雲行きが怪しくなってきます。「スカイライン GT-R」の人気は相変わらず高いものの、ベースとなった「スカイライン」の人気がどんどんと落ちていったのです。そして1999(平成11)年に日産はルノーの傘下へ。最後の「スカイライン GT-R」のベースとなったR34型「スカイライン」は、わずか3年でフルモデルチェンジされてしまいます。

 しかも、新型のV35型「スカイライン」は、本来は別のスポーツセダンとして開発されていたもの。「こんなのはスカイラインじゃない」という反発や、「スカイラインがなくなるよりはマシ」という意見が飛び交うクルマでした。もちろんV35型「スカイライン」は「GT-R」と関係なく生まれたので、同車に「GT-R」が追加されることはありませんでした。

 一方、1999年6月より日産の新しいリーダーとなったカルロス・ゴーン氏は、「GT-R」の必要性を認めていました。日産の顔となるスーパースポーツとしての「GT-R」です。そこでゴーン氏は、大きな決断をくだします。「スカイライン」と「GT-R」を別のクルマにしたのです。

ゴーン氏の決断は「スカイライン」と「GT-R」になにをもたらしたか

 筆者(鈴木ケンイチ:モータジャーナリスト)は個人的に、ゴーン氏の決断は正解だったと思います。別々にすることで、「GT-R」は思い切った高性能車にできます。素の「スカイライン」も、普通のセダンとしてコストや性能、キャラクターを独自に磨くことができるようになりました。「GT-R」という高性能スポーツモデルに影響されず生まれたV35型「スカイライン」は、まっとうなスポーティセダンであり、アメリカ市場でヒット作となります。そしてV36型、V37型と「スカイライン」は普通のスポーティセダンとして進化。日産のグローバルなプレミアムブランドであるインフィニティの主力モデルに成長します。

「東京オートサロン2017」や「大阪オートメッセ2017」に出展された、日産「スカイライン プレミアム スポーツ コンセプト」(画像出典:日産自動車)。

 他方、独自のモデルとなった「GT-R」は、480馬力という驚愕の出力を誇るスーパースポーツとして2007(平成19)年に誕生しました。しかも「GT-R」はたゆまぬブラッシュアップによって、いまでは600馬力のニスモ・バージョンまで登場。いまだに世界トップクラスの走りを維持しています。

 とはいえ、「GT-R」も今年で誕生から10年。そろそろ次のモデルが気になるのも正直なところ。電動化を強く推すのが現在の日産です。未来の「GT-R」はいったいどうなるのでしょうか。これが世界中の「GT-R」ファンが抱いている今の疑問でしょうね。

【写真】「GT-R」と「オー・ルージュ」

スパ・フランコルシャンサーキット(ベルギー)の名物コーナー、オー・ルージュと日産「GT-R」2017年モデル。「オー・ルージュ」は仏語で「赤い水」の意(写真出典:日産自動車)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170209_skyline_01.jpg
<![CDATA[圏央道、茨城区間開通でどう変わる? 都心経由と「迂回ルート」を比較]]> https://trafficnews.jp/?p=65090 2017-02-18T11:27:36+0000 2017-02-18T09:10:55+0000 圏央道の境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが、2017年2月26日に開通し、東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の放射6高速と接続します。都心を避けた迂回は有効に機能するのでしょうか。

首都高経由と圏央道経由、早いのは…

 茨城県内の圏央道 境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが、2017年2月26日(日)15時に開通します。この開通により圏央道は、東京から放射状にのびる東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の6路線と接続、さまざまなルート選択が可能になります。

赤線が、2017年2月26日に開通する圏央道の境古河IC~つくば中央IC間(画像出典:NEXCO東日本)。

 圏央道には、都心を通過するクルマを迂回させて都心の混雑を緩和させる役割もあります。2016年4月には国土交通省の主導で首都圏の高速道路料金がすでに改定されており、出発点と目的地が同じなら、都心経由でも別ルートでもETC車は基本的に同料金になりました。

 都心を避けて圏央道経由にすると、時間や距離はどう変わるのでしょうか。開通区間の東端であるつくば中央IC(茨城県つくば市)と、その対角線上に位置する東名高速 厚木IC(神奈川県厚木市)のルートを、NEXCO東日本の「ドラぷら」で調べてみたところ、下記のような結果になりました。所要時間は渋滞を考慮しない場合の目安時間で、料金は平日昼間の普通車ETC割引を適用させたものです。

●ルート1:首都高経由
・経路:圏央道→常磐道→首都高(三郷JCT→小菅JCT→堀切JCT→江戸橋JCT→谷町JCT→東京IC)→東名高速
・距離:114.2km
・所要時間:1時間30分
・ETC料金:3820円(通常3960円)

●ルート2:圏央道経由
・経路:圏央道→東名高速
・距離145.6km
・所要時間:1時間56分
・ETC料金:3820円(通常4810円)

 つくば中央~厚木間のほぼ全区間を圏央道経由で走ると、都心経由よりも距離にして30km以上、所要時間にして26分長くかかるという結果になりました。

 では、渋滞を考慮した場合はどうなるでしょうか。

渋滞を考慮すると…

 Google mapにて、渋滞を考慮しつつ3月3日(金)17時につくば中央ICを出発する設定で検索すると、最短距離のルート1は最大で3時間30分、ルート2は2時間25分になり(ただし本記事執筆時点でつくば中央~境古河間は未開通のため、同区間はNEXCO東日本の「ドラぷら」による所要時間を適用)、ルート2のほうが1時間以上早く着くという結果になりました。

 ほかのルートはどうでしょうか。たとえば、常磐道を使いつつも、首都高速を避け、外環道と関越道を経由し圏央道を走り厚木に至る、というルートを、同じく「ドラぷら」で調べてみたところ、下記のような結果になりました。渋滞を考慮せず、平日昼間の普通車ETC割引を適用させたデータになります。

●ルート3:圏央道・外環道・関越道経由
・経路:圏央道→常磐道→外環道→関越道→圏央道→東名高速
・距離165.3km
・所要時間:2時間2分
・ETC料金:3820円(通常5410円)

 渋滞を考慮しない場合は、ルート2とルート3とで、所要時間はさほど変わりません。一方、ルート1、2と同条件で渋滞を考慮した場合、ルート3の所要時間は最大3時間20分となり、今度はルート1の所要時間とあまり変わらないという結果になりました。

 渋滞状況は刻々と変わり、それに伴い所要時間も変わっていきます。その時々に応じ、圏央道と放射道路を組み合わせることで、よりスムーズに目的地へ到着できるルートが見つかるでしょう。

【画像】圏央道経由と首都高経由、外環道経由ルートの比較

つくば中央~厚木IC間は、圏央道のつくば中央~海老名JCT間経由よりも、首都高経由のほうが短い。つくば中央~海老名JCT間経由は、外環道・関越道経由と大差はない(国土地理院の地図を乗りものニュース編集部で編集)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170217_kenodohikaku_01.jpg
<![CDATA[お買い得?「未使用車」 流通の過程で生じる「新車でも中古車でもないクルマ」とは]]> https://trafficnews.jp/?p=64518 2017-02-17T10:17:09+0000 2017-02-17T22:30:27+0000 中古車販売店などで、新車ではない「未使用車」というものが売られていることがあります。新車や中古車とは何が違うのでしょうか。

「アウトレット」とはちがう 中古車店で売られる「未使用車」

 電器店などでは、展示品が「アウトレット」として割引価格で販売されることがあります。クルマではどうでしょうか。新車ディーラーにおいても、展示車や試乗車ならば、おトクに買えるのではないかと思っている人もいるかもしれません。

販売されている中古車のイメージ(写真出典:Albertus Engbers/123RF)。

 しかしクルマの場合、試乗車は「中古車」として扱われ、新車として販売されることはありません。一方で展示車は、新車として在庫車と同様に扱われます。

 他方、中古車販売店では「未使用車」というものが売られています。新車ではない、つまり中古車ではあるものの“未使用”というクルマですが、これはどういった位置づけのものなのでしょうか。

「未使用車」なるものができるワケ

「未使用車」とは、車両登録から1年未満、走行距離100km未満で、誰も購入していないクルマのことです。

 ある未使用車専門店によると、価格は「メーカーや車種によりますが、新車と比べて20~30%ほど安い」といいます。購入後に車両登録する必要がある新車に比べて重量税がかからず、乗り出し時の金銭的負担が軽減されることなどもメリットだそうです。

 未使用車の車両登録は多くの場合、新車ディーラー自身によって行われています。年式の変わり目で新車販売が落ち込む傾向のある12月や決算月、モデルチェンジ前などに、在庫ぶんを車両登録して中古車市場に放出するのだといいます。

 前出の未使用車専門店は「未使用車は軽自動車や小型車が多く、成約を受けてから生産することが多い大型車や高級車は少ない傾向があります」と話します。

 一方、デメリットとしては、新車に比べ初回車検までの期間が短いことが挙げられます。というのも、初回車検は「初回登録月から3年」と決められており、新車の場合は一般的に納車の直前に車両登録されますが、未使用車の場合、あくまで新車ディーラーなどによって登録された時点が初回登録になるからです。よって、たとえば購入した時点で車検まで2年強しか残っていない、などということが考えられます。

 また、中古車と同様に現品限りのため、色やグレードは選べません。

【表】新車、未使用車、中古車のメリット・デメリット

新車と比べて価格が安い未使用車は中古車の一種。それぞれにメリットとデメリットが存在する(乗りものニュース編集部で作成)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170206_misiyosha_01.jpg
<![CDATA[旭川紋別道がさらに東へ延伸 丸瀬布~遠軽瀬戸瀬間が3月19日に開通]]> https://trafficnews.jp/?p=65036 2017-02-17T05:28:35+0000 2017-02-17T02:23:57+0000 旭川紋別道の丸瀬布IC~遠軽瀬戸瀬IC間が、2017年3月19日に開通します。

通行料は無料

 国土交通省北海道開発局網走開発建設部は2017年2月16日(木)、国道450号「旭川紋別道」の丸瀬布(まるせっぷ)IC~遠軽瀬戸瀬(えんがるせとせ)IC間11.2kmが、3月19日(日)15時に開通すると発表しました。

2017年3月19日、旭川紋別道が遠軽瀬戸瀬ICまで延伸する(画像出典:国土交通省北海道開発局網走開発建設部)。

 旭川紋別道は北海道の旭川市に隣接する比布(ぴっぷ)町を起点とし、紋別市へ至る全長およそ130kmの高規格幹線道路です。道央道の比布JCTから分岐し、国道39号や国道333号、JR石北本線などと並走。現在は丸瀬布IC(遠軽町)まで開通しています。

 丸瀬布IC~遠軽瀬戸瀬ICは2車線(片側1車線)で通行料は無料。国土交通省北海道開発局はこの区間の開通により、旭川市~紋別市間の所要時間が、冬季は4分短縮され3時間30分に、夏季は2分短縮され2時間47分になるとしています。

【地図】開通区間の詳細

丸瀬布IC~遠軽IC間は事業名「丸瀬布遠軽道路」として建設中。今回はそのうち丸瀬布IC~遠軽瀬戸瀬IC間が開通する(画像出典:国土交通省北海道開発局網走開発建設部)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170217_monbetsudo_01.jpg
<![CDATA[「ボルト1本落としてはならない」緊迫の工事 10の線路をまたぐ首都高横浜北線の高架橋]]> https://trafficnews.jp/?p=64722 2017-02-16T10:28:46+0000 2017-02-16T08:30:56+0000 2017年3月18日に開通する首都高K7「横浜北線」は、10本もの線路を一気にまたぐ箇所があります。線路上で分岐・合流する複雑な構造の高架橋は、いかにして誕生したのでしょうか。

線路上に7本の橋桁 類を見ない構造

 2017年3月18日(土)に開通する首都高K7「横浜北線」は、生麦JCT(横浜市鶴見区)と横浜港北JCT(同・都筑区)を結び、首都高K1横羽線、K5大黒線、および第三京浜をつなぐ路線です。

横浜北線、生麦JCTから岸谷生麦出入口にかけては、いくつもの橋桁が曲線を描いて線路をまたぐ(写真出典:首都高速道路)。

 その起点側、生麦JCTから岸谷生麦出入口にかけては、JRの東海道本線(旅客線と貨物線)と横須賀線(湘南新宿ライン)、京浜東北線、そして京急の本線という合計10本の線路および第一京浜(国道15号)を一気にまたぎます。さらに横浜北線の上下本線や岸谷生麦出入口のランプ橋、横浜北線と合わせて建設された横浜市道岸谷生麦線が分岐したり合流したりしており、7本もの橋桁(はしげた)が線路上空に並ぶという構造です。

線路端から見た「鉄道交差部」。周辺は住宅街のため、高い遮音壁が設けられている(2017年2月、中島洋平撮影)。

 首都高速道路 神奈川建設局長の寺山 徹さんよると、この「鉄道交差部」は、工事中に何かあった場合の補償リスクが計り知れないこともあり、首都高速道路からJR東日本に工事を委託して建設したそうです。「営業している線路上でこれほど複雑な構造の高架橋をつくるのは類を見ない」(寺山局長)という工事は、どのように成し遂げられたのでしょうか。

鉄道の上に「鉄道」? 最大2000tの橋桁をどう架けた?

 横浜北線は、生麦JCTから「鉄道交差部」を越えると、すぐトンネルに入ります。「鉄道交差部」における橋桁の架設は、このトンネル坑口付近に、作業台を設けることから始まりました。

 作業台に敷いたレールに台車を設置し、その上に橋桁の一部を載せて、線路を越えた先の橋脚まで橋桁を少しずつ送り出していったのだそうです。架設が済んだ橋桁にさらにレールを敷き、次の橋桁を同じ要領で順次送り出していったほか、一部は既設の橋桁上から横にスライドさせて橋脚間に架設することも行われています。

「鉄道交差部」における橋桁架設の推移。架けた橋桁の上から次の橋桁を送り出すなどしていった(写真出典:首都高速道路)。

 ひとつの橋桁の重量は、最大で約2000tにもなるといいます。これら架設工事はすべて、終電後の午前1時前後から4時ごろまでの約3時間に行われ、4年半ほどを要したそうです。そのあいだ、国道は要所で夜間通行止めが実施されましたが、鉄道は運休されることなく、無事故・無災害も達成されています。

 架設後は、橋桁どうしを接合したり、遮音壁を設置したりする工事が行われました。橋桁の架設はもちろん、そのほかの工事も、「直下の線路にボルト1本でも落としたら大変な影響を及ぼす」(首都高速道路 寺山局長)ため、こうした営業線路上空での工事は非常に気をつかったといいます。

 ちなみに、既設の鉄道や道路との交差部は、その上空だけではなく、地下でも同様に、管理者との綿密な調整が求められるといいます。横浜北線の横浜トンネルは、東急東横線や東海道新幹線、横浜市営地下鉄ブルーラインなどの下を通っていますが、トンネルの掘削による地面や地層の変動が大きければ、施工を停止することもあるため、状況をつぶさに事業者と確認しながら工事を進めたそうです。

 横浜北線のように、今後も都市部においては、既設の路線や高架橋のさらに上、トンネルや地下構造物のさらに下に新線が建設されることが考えられます。そのたびに工事の技術も進歩していくのでしょう。

【画像】線路上で複雑に合流・分岐する岸谷生麦出入口付近

岸谷生麦出入口は国道1号方面と産業道路方面に通じており、ランプ橋は両方面をつなぐ横浜市道岸谷生麦線の一部になっている。横浜北線の本線とは線路上で分岐・合流する(画像出典:首都高速道路)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170210_tetsudokosabu_01.jpg
<![CDATA[渋谷駅東口の歩道橋、架け替えへ 約30回の道路通行止めを計画]]> https://trafficnews.jp/?p=64986 2017-02-16T06:26:44+0000 2017-02-16T06:26:44+0000 渋谷駅東口歩道橋の架け替え工事にともない、夜間一時通行止めが実施されます。今後、完成までにおよそ30回の通行止めが行われる予定です。

国道246号と明治通りの交差点で通行止め

 国土交通省関東地方整備局は2017年2月16日(木)、渋谷駅周辺整備事業による歩道橋架け替え工事にともない、駅東口の道路で夜間に一時通行止めを行うと発表しました。

 規制されるのは2月27日(月)の午前0時から1時までと、午前5時から6時までのうち、それぞれ5~10分程度です。国道246号と明治通りが交わる渋谷駅東口交差点で、通行止めのときに信号機がすべて「赤」になります。

渋谷駅東口歩道橋の現在と架け替え後のイメージ(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。

 工事では、道路交通への影響を少なくするために、一晩で架設できる大きさに橋桁が分割され、これが少しずつ接続されていきます。新しい歩道橋の完成までに、渋谷駅東口交差点ではおよそ30回の通行止めが行われる計画です。

 国土交通省関東地方整備局は、歩道橋を架け替えることで歩行空間が拡大し、安全、快適な動線が確保され、駅周辺の回遊性を促す歩行者ネットワークが形成されるとしています。

【画像】東口・西口歩道橋の整備イメージ

渋谷駅周辺整備事業により、東口と西口の歩道橋が更新される。画像はその整備イメージ(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170216_shibuyaekimae_01.jpg
<![CDATA[東名「綾瀬スマートIC」建設で1夜間通行止め 道路橋を撤去]]> https://trafficnews.jp/?p=64880 2017-02-15T12:05:38+0000 2017-02-16T01:40:04+0000 東名高速で、綾瀬スマートIC(仮称)建設にともない2017年3月に1夜間の通行止めが行われます。

既存の「下原橋」を撤去

 NEXCO中日本は2017年2月10日(金)、綾瀬スマートIC(仮称。神奈川県綾瀬市)の建設にともない、東名高速の横浜町田IC~海老名JCT間で、1夜間通行止めを行うと発表しました。

綾瀬スマートIC(仮称)の完成予想図。今回の工事では下原橋(赤丸部分)が撤去される(画像出典:NEXCO中日本)。

 今回このインターを建設するにあたり、東名高速をまたぐ既存の道路橋「下原橋」の撤去が行われます。橋の長さはおよそ33m、重さは360トンです。通行止めは3月11日(土)21時から翌12日(日)朝6時までの9時間にわたり行われます。

 綾瀬スマートICは横浜町田ICと厚木ICのあいだ、綾瀬バス停付近に設置予定。綾瀬市内を南北に走る神奈川県道42号藤沢座間厚木線に接続します。

【写真】現在の東名高速・下原橋付近

現在の東名高速・下原橋付近。綾瀬スマートIC(仮称)建設にともない、この下原橋が撤去される(画像出典:NEXCO中日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170214_tometsukodome_01.jpg
<![CDATA[国産初HV連節バス、2019年登場 いすゞと日野が共同開発]]> https://trafficnews.jp/?p=64860 2017-02-15T10:14:55+0000 2017-02-15T10:14:41+0000 いすゞと日野が、国産初のハイブリッド連節バスを共同開発することで合意しました。

ハイブリッドシステム搭載の連節バス

 いすゞ自動車と日野自動車が2017年2月13日(月)、国産としては初となる、ハイブリッドシステムを搭載した連節バスを共同開発することで合意したと発表しました。

 生産は、いすゞと日野が出資して2004(平成16)年に設立し、両社のバスを生産、供給しているジェイ・バス(石川県小松市)で行い、2019年の市場投入を目指すといいます。

いすゞと日野が発表したハイブリッド連節バスのイメージ画像(画像出典:日野自動車)。

 いすゞと日野の両社は今回の発表について、「連節バスは、従来のバスと比べて、効率的な大量輸送を可能とします。今回、共同で開発する連節バスは、日本の法規に合わせた車両サイズとし、環境負荷にも配慮してハイブリッドシステムを採用します」としています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170214_HVbus_01.jpg
<![CDATA[ソーラー充電可、EV走行68km超 新型「プリウスPHV」発売 トヨタ]]> https://trafficnews.jp/?p=64928 2017-02-15T06:04:38+0000 2017-02-15T06:04:38+0000 トヨタはフルモデルチェンジした新型「プリウスPHV」を、2017年2月15日より発売します。

量産車初ソーラー発電システム搭載、新型「プリウスPHV」

 トヨタが2017年2月15日(水)、「プリウスPHV」をフルモデルチェンジし販売を開始しました。EV走行距離が従来型比2倍超の68.2kmになったほか、量産車初のソーラー充電が可能といいます。

「プリウスPHV A」の新色「スピリテッドアクアメタリック」(画像出典:トヨタ)。

●新型「プリウスPHV」のポイント
・EVモードでの走行距離は68.2km(JC08モード・充電電力使用時走行距離)、最高速度は135km/h。充電切れの際もHV走行燃費は37.2km/L(JC08モード)。
・量産車では世界初のソーラー充電システムを採用。最大約6.1km/日(平均で約2.9km/日)走行できるぶんの電力量を充電可能。
・EVモード走行中にエンジンが掛かりにくい状態を維持するため、「駆動用バッテリー専用ヒーター」や、世界初の「ガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコン」を採用。
・外部給電機能は、今回追加した「EV給電モード」にてエンジンをかけずに家電が利用でき、さらにエンジンが作動する「HV給電モード」では、最大1,500Wの出力でガソリン満タン状態から2日程度の電力を供給可能。
・Sモデルをのぞき、トヨタ初の「11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステム」と「DCM(Data Communication Module)」を標準装備。ネットワーク接続することでさまざまなサポートサービスを受けられる「T-Connect DCMパッケージ」が初度登録より3年間無料。
・クルマから離れた場所でも、充電状況の確認や操作、エアコンの操作、充電ステーションの検索などが可能な、PHV専用スマートフォン向けアプリ「Pocket PHV」を提供。
・衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備。
・ボディカラーは新開発の「スピリテッドアクアメタリック」を含む全9色。
・駆動方式はFFの2WD。
・価格は326万1600円から422万2800円(いずれも税込)。

「レザーパッケージ」の内装の様子(画像出典:トヨタ)。

 2012年1月に発売された先代「プリウスPHV」は、2017年2月現在までに日本で約2万2000台、米国や欧州などを含めたグローバルで、約7万5000台を販売しています。

 トヨタは、「プラグインハイブリッド車(PHV)をハイブリッド車に次ぐ『次世代環境車の柱』として位置付け、大幅な商品強化に取り組んできた」とし、新型「プリウスPHV」について「『プリウス』の特長である環境性能を大幅に進化させたほか、電気自動車(EV)らしい力強くスムーズな走りを実現。未来感あふれる先進装備に加えて充電の利便性も向上させ『いいクルマ』として進化させた」といいます。また、「PHVを人とクルマと自然が共生する社会を目指す『トヨタ環境チャレンジ2050』の基幹車種と位置付けており、今後も更なる商品強化に取り組んでいく」としています。

【写真】量産車初のソーラー充電システム

太陽光の自然エネルギーを、駐車中は駆動用バッテリーに供給、走行中は補機バッテリーの消費を補い燃費向上に貢献するという(写真出典:トヨタ)。
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<![CDATA[新東名・駿河湾沼津スマートIC、3月18日開通 SAに併設]]> https://trafficnews.jp/?p=64915 2017-02-15T02:41:53+0000 2017-02-15T02:12:07+0000 2017年3月18日、新東名高速の長泉沼津IC~新富士IC間にある駿河湾沼津SAで、スマートICが開通します。

駿河湾沼津SAに併設

 NEXCO中日本は2017年2月14日(火)、沼津市と整備してきた新東名高速・駿河湾沼津スマートICが、3月18日(土)16時に開通すると発表しました。

「スマートIC」とはETC専用のIC(インターチェンジ)で、高速道路の本線やSA、PA、バス停などから乗り降りができるよう設置されるものです。利用車両が限定されることから簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員も不要なため、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

駿河湾沼津スマートICは長泉沼津ICから5.4km、新富士ICから14.9kmの、駿河湾沼津SAに設置される(画像出典:NEXCO中日本)。

 今回開通する駿河湾沼津スマートICは、長泉沼津IC~新富士IC間にある既存の駿河湾沼津SAに設置されます。

 NEXCO中日本によると、高速道路の利便性向上に加え、沼津市西部地域の企業誘致促進や雇用拡大など地域産業の活性化、災害時の復旧支援ルート確保・防災拠点へのアクセス向上、駿河湾沼津SAを含めた市内周遊観光の促進が見込まれるといいます。

 なお、同じ3月18日(土)には、東名高速の浜松IC~浜松西IC間に、三方原スマートICも開通する予定です。

【完成予想図】駿河湾沼津SAに併設されるスマートIC

駿河湾沼津スマートICの完成予想図。駿河湾沼津SAに設けられる(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[レインボーブリッジを渡る路線バス「kmフラワーバス」、5月31日廃止]]> https://trafficnews.jp/?p=64894 2017-02-15T03:11:48+0000 2017-02-15T02:00:34+0000 浜松町とお台場、国際展示場方面を結ぶケイエム観光バスの路線バス「kmフラワーバス」が2017年5月31日に廃止されます。

「お台場レインボーバス」は引き続き運行

 ケイエム観光バスが、浜松町駅とお台場、国際展示場(東京ビッグサイト)方面を結ぶ路線バス「kmフラワーバス」(km01、km02、km03系統)を、2017年5月31日(水)に廃止します。

 この路線は都営バスの「虹01」系統と入れ替わる形で2013年4月1日から運行を開始しました。浜松町駅(東京都港区)を起点とし、あとはおおむね新交通「ゆりかもめ」と並走。レインボーブリッジを渡り、フジテレビや船の科学館、大江戸温泉物語、パレットタウン、東京ビッグサイトなどを経由し、国際展示場駅前(同・江東区)が終点の路線です。

浜松町とお台場、国際展示場方面を結ぶ「kmフラワーバス」の車両(写真出典:ケイエム観光バス)。

 廃止の背景について、ケイエム観光バスの担当者は「運行を4年間続けてきましたが、利用者数が伸びず赤字で、廃止せざるを得ないという結論に至りました」と言います。最近の1日あたりの利用者数は800~850人ほどだったということです。

 なお、同社が運行している品川駅および田町駅発着の「お台場レインボーバス」は、今後も引き続き運行されます。

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<![CDATA[秩父がより近く 国道140号「皆野秩父バイパス」第1期区間、3月25日開通]]> https://trafficnews.jp/?p=64855 2017-02-15T01:57:47+0000 2017-02-15T01:40:50+0000 国道140号の「皆野寄居バイパス」につながる形で、「皆野秩父バイパス」の第1期区間が2017年3月25日に開通します。

「皆野寄居バイパス」に接続

 埼玉県は2017年2月13日(月)、国道140号「皆野秩父バイパス」の第1期区間である皆野大塚IC~秩父蒔田IC間4.0kmが、3月25日(土)16時に開通すると発表しました。

 国道140号は埼玉県熊谷市を起点に同県秩父市などを経由し、日本三大峠のひとつに数えられる雁坂峠を延長6.6kmのトンネルでくぐり、山梨県甲府市などを経て同県富士川町に至る道路です。

2017年3月25日に開通する国道140号「皆野秩父バイパス」の第1期区間。途中には秩父小柱ICも開設される(画像出典:埼玉県)。

「皆野秩父バイパス」は、すでに完成している「皆野寄居バイパス」の終点・皆野大塚IC(埼玉県皆野町)から連続する形で、国道299号の上蒔田交差点(同・秩父市)までの延長4.9kmが建設されます。着工は2002(平成14)年度、総事業費はおよそ188億円。道路は2車線(片側1車線)です。

 今回開通を迎える第1期区間はそのうちの4.0km。皆野大塚ICから、埼玉県道270号吉田久長秩父線に接続する秩父蒔田ICまでの区間です。通行無料ですが、「皆野寄居バイパス」と同様、歩行者や自転車、トラクターなどの小型特殊自動車は通行できません。

 埼玉県はこの区間の開通により、並行する国道140号(現道)の交通量が秩父市黒谷付近で3割(1日5300台)減ると見込んでいます。また、関越道・花園IC~秩父ミューズパーク間の所要時間は9分短縮するといい、渋滞緩和や観光地へのアクセスが向上するとしています。

 なお、第2期区間である秩父蒔田ICから国道299号までの残り0.9kmは、2017年度末に開通する予定です。

【写真】今回の開通区間と渋滞する現道

「皆野秩父バイパス」の開通区間(上)と、秩父市街で渋滞する現在の国道140号(写真出典:埼玉県)。
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<![CDATA[開通一番乗り募集中 圏央道 境古河IC~つくば中央IC営業開始記念行事に伴い NEXCO東日本]]> https://trafficnews.jp/?p=64871 2017-02-14T12:13:46+0000 2017-02-14T21:00:53+0000 NEXCO東日本は、圏央道 境古河IC~つくば中央IC間の開通記念セレモニーにおける「一番乗り」の事前受付を実施します。

「一番乗り」争いは開通前に決着済

 NEXCO東日本は2017年2月13日(月)、圏央道 境古河IC~つくば中央IC間の開通を記念し、坂東ICおよび常総ICにおいて営業開始セレモニーを2月26日(日)14時30分より行うと発表しました。これに伴い、最初に通行する「一番乗り」の事前受付を2月15日(水)9時より実施します。

2015年10月、圏央道 桶川加納ICにおいて行われた営業開始セレモニーの様子(写真出典:NEXCO東日本)。

「一番乗り」を希望する人は、2月15日9時に、直接受付場所まで行く必要があります。先着順で、1番目の人を「一番乗り」とし、5番目までの人にセレモニー当日、通行認定証と記念品が贈られます。

 事前受付はそれぞれ、圏央道 坂東ICでのセレモニーは東北自動車道 加須IC内のNEXCO東日本 加須管理事務所 総務にて、圏央道 常総ICでのセレモニーは常磐自動車道 谷和原IC内のNEXCO東日本 谷和原管理事務所 総務にて実施します。いずれも電話などでの受付は行わず、また5番目までの受付を行った時点で終了とのことです。

 NEXCO東日本は「セレモニー当日にICや高速道路本線上で開通待ちすることは大変に危険ですので固くお断りいたします」としています。

【地図】圏央道 開通区間の周辺地図

地図中にある坂東PAは2017年2月現在、建設中であり、今回の開通と同時に開業はしない(画像出典:NEXCO東日本)。
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<![CDATA[西鉄、受験生に自動車教習所や寮を無償提供 福岡県内の宿泊施設不足受け]]> https://trafficnews.jp/?p=64852 2017-02-14T02:08:18+0000 2017-02-14T02:08:18+0000 国公立大学の一般入試と大規模コンサートが重なり、宿泊施設が不足している福岡県内。西鉄が受験生に、同社の宿泊できる施設を無償提供すると発表しました。

3施設を提供

 西日本鉄道は2017年2月13日(月)、国公立大学の一般入試が2月25日(土)と26日(日)に行われるにあたって、福岡県内で宿泊施設が不足していることを受け、同社の社員寮と自動車教習所を受験生に無償提供すると発表しました。期間は2月24日(金)から26日(日)までの2泊3日限定で、詳細は以下の通りです。

福岡県を中心に自動車4399.0km、鉄道106.1kの営業キロを持つ西日本鉄道(2015年10月、恵 知仁撮影)。

●西鉄自動車教習所(福岡県大野城市山田3丁目12-1)
提供数:男性9室9名、女性13室13名
設備:机・イス・ベッド・エアコン・風呂・トイレ ※風呂・トイレは共同
アクセス:西鉄雑餉隈駅入口バス停より11・43番バスにて5分の「西鉄自動車学校」下車、徒歩2分/JR南福岡駅前バス停より11・43番バスにて9分の「西鉄自動車学校」下車、徒歩2分

●西鉄明和寮(福岡市早良区城西1丁目8-3)
提供数:男性15室15名
設備:机・イス・寝具・エアコン・風呂・トイレ ※風呂・トイレは共同
アクセス:西鉄バス「西新パレス前」バス停より徒歩6分/西鉄バス「城西一丁目」バス停より徒歩1分/福岡市営地下鉄西新駅より徒歩6分

●西鉄若葉寮(福岡市中央区地行2丁目1-25)
提供数:女性15室15名
設備:机・イス・寝具・エアコン・風呂・トイレ
アクセス:西鉄バス「地行」バス停より徒歩3分/福岡市営地下鉄唐人町駅より徒歩10分

 利用できるのは受験生のみで、食事の提供はありません。タオルや洗面道具などは持参する必要があります。福岡県内では国公立大学の一般入試と大規模コンサートが重なり、宿泊施設不足が発生。これを受け、企業から宿泊場所無償提供の動きが出ています。

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<![CDATA[道路に突起、壁…? 視覚のマジック「イメージハンプ」、その減速効果とは]]> https://trafficnews.jp/?p=64577 2017-02-13T11:08:43+0000 2017-02-13T22:30:33+0000 生活道路などの路面に、幾何学的な模様が描かれていることがあります。これは「イメージハンプ」と呼ばれるもので、視覚のマジックとも言える効果によってクルマにスピードダウンを促します。

路面に突き出る幻の「こぶ」

 住宅街の狭い道路などで、白や青、黄などの幾何学的な模様が路面に描かれていることがあります。

交差点に設置された三角形と四角形を組み合わせた幾何学模様の正体は…(写真出典:積水樹脂)。

 これは「立体路面標示」「立体減速標示」などと呼ばれるもので、「イメージハンプ」と通称されています。ハンプは「こぶ」の意味です。道路関連では、道路上や駐車場などにクルマの速度を抑制させるために設けられたカマボコ状の突起などを指します。

 ハンプのような物理的な凸部を設けることなく、視覚効果によって立体的な障害物に見せかけるものがイメージハンプです。これを「ソリッドシート」の商品名で販売している積水樹脂によると、ドライバーに注意を促し、アクセルから足を離させて事故を防止する目的で開発されました。

車線の左右に「イメージハンプ」を設けて通行路を狭く見せ、注意と減速を促す(写真出典:積水樹脂)。

「イメージハンプ」にはハンプの代用だけでなく、たとえば車線内の左右に設けることで通行帯を狭く見せるタイプや、車線の外側に設けて縁石があるように見せかけるタイプ、高速道路の入口で逆走による進入を防止するために、ドライバーのほうに向いた矢印が立体的に見えるタイプなどもあります。

早い、安い、安全 見慣れられても効果あり?

 積水樹脂によると、イメージハンプは20年ほど前に大阪府警と共同で開発したそうです。

「おもに生活道路やいわゆる『スクールゾーン』での交通事故対策などに採用されています。道路を改修することなく施工できるので、実際のハンプやガードレールを設けるよりも大幅に時間やコストを削減できます」(積水樹脂)

片側2車線の国道での施工例。各車線の両側に壁を設けたような視覚効果を生み出す(写真出典:積水樹脂)。

 大阪府警との実証実験において、「イメージハンプ」設置前と設置後の4か月間を比較したところ、クルマのスピードは約10km/hダウンし、事故件数は46%ほど減少したそうです。狭い道路でも物理的な制約を設けることなく速度抑制対策ができ、歩行者や自転車の通行を阻害しない点もメリットといいます。

 何度も通過するにつれ、ドライバーが「イメージハンプ」に慣れてくることも考えられますが、積水樹脂によると、見慣れた後でも危険箇所の目印として認識されるので、速度抑制につながるといいます。

「『日本発』の技術であると自負している」(積水樹脂)という「イメージハンプ」は、オランダやスウェーデンなど海外でも採用事例があるそうです。

【画像】さまざまな種類がある「イメージハンプ」

小さな山に見えるタイプやブロックに見えるタイプ、稲妻型などのほか、交差点の中央に設置して出会い頭の事故を防止するタイプもある(写真出典:積水樹脂)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170207_imagehump_01.jpg
<![CDATA[国道26号「第二阪和国道」、4月1日に全線開通 阪和間や関空へのアクセス向上]]> https://trafficnews.jp/?p=64746 2017-02-15T01:26:10+0000 2017-02-13T02:53:55+0000 大阪と和歌山を結ぶ国道26号「第二阪和国道」の淡輪~平井間が2017年4月1日に開通します。

暫定2車線で開通

 国土交通省近畿地方整備局は2017年2月9日(木)、大阪府阪南市と和歌山市を結ぶ地域高規格道路「第二阪和国道」(国道26号)の、淡輪(たんのわ)ランプ~平井ランプ間7.6kmの開通日が4月1日(土)に決定したと発表しました。これにより、第二阪和国道の全線が開通します。

 淡輪、平井両ランプは両方向の出入口が、途中の深日(ふけ)ランプと孝子(きょうし)ランプは片方向の出入口が設けられます。ただし、孝子ランプについては開通が遅れます。なお、今回開通する淡輪~平井間を含め、地域高規格道路に指定された延長20.6kmのうち18.4kmが暫定2車線です。

第二阪和国道の淡輪~平井間7.6kmが2017年4月1日に開通する(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。

 第二阪和国道は大阪府堺市と和歌山市を結ぶ道路です。そのうち地域高規格道路に指定されている区間は、並行する国道26号の渋滞緩和や関西国際空港へのアクセス向上などの役割が期待されています。

 なお、4月1日(土)は、同じく大阪府と和歌山県を結ぶ国道480号の「父鬼バイパス」と「鍋谷峠道路」も開通する予定です。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170210_hanwa2_01.jpg
<![CDATA[自動車貿易の「現場」とは? 知られざる自動車専用船、クルマはかくして海を渡る]]> https://trafficnews.jp/?p=64772 2017-02-13T11:14:41+0000 2017-02-12T22:30:48+0000 日米間の自動車貿易が話題の昨今ですが、実際の貿易の現場、すなわちクルマを海外へ運び、運ばれてくる現場とは、どのようなものなのでしょうか。

自動車専用船、復路は空荷?

 ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任して初となる日米首脳会談が、日本時間2017年2月11日(土)に開かれました。安倍首相はトランプ大統領との会談後、共同記者会見に臨み、そのなかで日米間の貿易や投資に関し、麻生副総理兼財務相とペンス副大統領をトップとする協議を始めることで合意したことを明らかにしました。

 かねてよりトランプ大統領の「不公平」という発言から話題になっていた日米自動車貿易は、今後の協議にゆだねられると見られます。実際の数字はどうなっているのか、財務省が発表した2016年の貿易統計で見てみると、日本における対米自動車貿易は、輸出が175万0294台に対し、輸入は1万9933台でした。単純に台数で比較すると、アメリカから運んでくるクルマの台数は、アメリカへ向けて送るクルマの台数の1.1%程度にすぎません。

自動車専用船で輸送中のクルマ。左右の隙間は10cm(写真出典:日本郵船)。

 クルマの海上輸送には、「自動車専用船」という特別な船が使われることがほとんどですが、日米間のクルマの輸送はほぼ一方通行状態です。日本からアメリカへクルマを運んだあと、自動車専用船は貨物倉を空にして帰ってくるのでしょうか。

 これについて日本郵船は「空で帰ってくることもある」といいます。

「アメリカの西海岸、東海岸に寄港したあとは空で帰ってくることもありますが、欧州や南米に寄港し、アジア向けやヨーロッパ向けに貨物を輸送することもあります」

 なお日本からアメリカ西海岸へは片道27日から30日、東海岸は同じく55日から60日の航海になるそうです。また、自動車専用船にはクルマ以外の荷物を積むこともあるそうです。

日本郵船が保有する自動車専用船。「PCTC(Pure Car and Truck Carrier)」とも(写真出典:日本郵船)。

 ではこの「自動車専用船」、どのような船で、そしてクルマはどのように海を渡るのでしょうか。

高さ50m、12層におよぶ「海上立体駐車場」

 日本郵船が所有する「自動車専用船」は、約12層ある貨物倉のデッキに、一度に約7000台のクルマを積載することが可能です。車両積載有効面積は、東京ドームのグラウンドにして約4つぶん(約5万2000平方メートル)あるそうです。

自動車専用船の船尾に設けられたスターンランプ(写真出典:日本郵船)。

 一般的なほかの貨物船との大きな違いは、主な積荷であるほとんどのクルマが自走して積み揚げ(船への積み込みと船からの陸揚げのこと)されるという点で、「サイドランプ(センターランプ)」、「スターンランプ(クォーターランプ)」と呼ばれる、船と岸壁とをつなぐランプ(傾斜路)が設けられています。

 また、それだけ大量のクルマを積み込むため、貨物倉にクルマの排気ガスが滞留しないよう、大型の換気装置(ベンチレーター)が装備されています。

自動車専用船の貨物倉。デッキ(床)は可動式で高さを調整でき、車高の高い建設用車両なども運搬できる(写真出典:日本郵船)。

 船への積み付け(荷の積み方、配置のこと)は、プランナーと呼ばれる専門スタッフがプランを作成します。船内に配置されている柱や可動式ランプなどは船によって大きく仕様が異なるため、それらを考慮しつつ、「航海中、船が傾いても元に戻る復元力に問題がないか」、「安全に積み揚げができるプランになっているか」、「積み付け方法が原因の事故が発生しないようになっているか」といった点に特に注意してプランを作成するそうです。万が一積み付けが悪いと、最悪の場合、船が横転することもあるといいます。

積み付け担当は「ギャング」?

 積み付けは、たとえば乗用車の場合、周囲のクルマとの間隔は左右10cm、前後30cmを基本にしているといいます。これを実際に積み付けていくのは、「ギャング」と呼ばれる作業員20人前後のチームで、多い時には5ギャング以上が同時に作業することもあるそうです。

ラッシャーは「クラスパー」という固定具でクルマを固縛していく。クラスパーの一方はクルマ、もう一方は貨物倉の床に空いた穴にひっかけ固定する(写真出典:日本郵船)。

 ギャングはそれぞれ、「監督」、「陸上の車両ヤードから船内までの運転を担当する移送ドライバー」、「船内から所定の位置に駐車する本付けドライバー」、「足車(ギャングをヤードに戻すクルマ)のドライバー」、「車両を固縛するラッシャー」、「船内で車両移動を整理するシグナルマン」から構成されています。前述のように、貨物倉へごくわずかな隙間だけを残して駐車していくのは、本付けドライバーとシグナルマンによる連携プレーがなせる技といえるでしょう。

積荷たるクルマはこのとき、前後30cm間隔で積み付けられている(写真出典:日本郵船)。

 これだけ密に、かつ数多くのクルマを自動車専用船へ積み揚げするために、どれだけ細心の注意を払っていても事故は避けられないものだそうです。ただしその発生率は1.71PPM(2015年度実績)、すなわち「荷役中の100万回の車両移動につき、1.71件の事故が発生する」というレベルのものだそうです。

「たとえば、先進国の旅客機墜落確率が0.4PPMで、全世界における航空機墜落確率が8PPMだそうです。ゴルフのホールインワンよりも200倍出にくいといわれているアルバトロス(パー5のホールを2打でカップインする)は0.5~1PPMだそうです。まとめますと、1.71PPMという数字は、全世界の航空機墜落確率よりも低く、アルバトロスが出る確率よりも少々大きいといったところです」(日本郵船)

ときには鉄道車両を輸送することも(写真出典:日本郵船)。

 日本郵船は現在、110隻の自動車専用船を保有しています。それらは日米間をはじめ、欧州、北米、中南米、中東、アジア諸国、アフリカなど、世界各国約200箇所の港を結び、今日も航海を続けているそうです。

【写真】自動車専用船のあまりに意外な積荷

搬入されているのは風車の羽。自動車専用船とはいえ、時にはクルマ以外のものを運ぶこともある。左下の風車写真はイメージ(写真出典:日本郵船)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170210_pctc_01.jpg
<![CDATA[舞鶴若狭道「敦賀南スマートIC」、3月オープン NEXCO中日本]]> https://trafficnews.jp/?p=64697 2017-02-12T07:53:23+0000 2017-02-12T08:00:36+0000 舞鶴若狭道にETC専用の敦賀南スマートICが、2017年3月25日に開通します。

舞鶴若狭道初のスマートIC

 NEXCO中日本金沢支社と敦賀市が約25億円をかけ整備してきた、舞鶴若狭道の敦賀南スマートICが、2017年3月25日(土)に開通します。

舞鶴若狭道・敦賀南スマートICの位置図(画像出典:NEXCO中日本)。

「スマートIC」とはETC専用のIC(インターチェンジ)で、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バス停などから乗り降りができるよう設置されるものです。利用車両が限定されることから簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員も不要なため、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

 今回の敦賀南スマートICは、福井県内の高速道路で初めてになる本線直結型スマートICだそうです。これまで若狭美浜IC~敦賀IC間の距離は14.1kmでしたが、敦賀南スマートICの開通により、若狭美浜IC~敦賀南スマートIC間が6.3km、敦賀南スマートIC~敦賀IC間が7.8kmになりました。

 NEXCO中日本によると、高速道路へのアクセスが強化されるのはもちろん、「市外からのアクセス性が向上することによる、観光や産業の振興による地域の活性化」「車の流れが分散されることで、一般国道27号を中心とする幹線道路の渋滞が緩和」「急病や事故の際、福井市や小浜市にある高度医療施設へ短時間で搬送可能」「周辺住人は市外に外出する場合、混雑する市内を通過せずにすぐ舞鶴若狭道を利用できるようになる」といった整備効果が見込まれるといいます。

【写真】敦賀南スマートIC付近の空中写真

敦賀南スマートICは敦賀市の南東、「若狭湾エネルギー研究センター」のすぐ隣に位置する(写真出典:NEXCO中日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170210_tsuruga_01.jpg
<![CDATA[高齢運転者、認知症ならば随時「免許取り消し」も 改正道交法、その狙いと懸念]]> https://trafficnews.jp/?p=63935 2017-02-12T01:21:13+0000 2017-02-12T01:30:15+0000 道路交通法が2017年3月に改正されます。高齢運転者に「臨時認知機能検査」などが実施されるようになりますが、新制度に対する懸念の声も上がっています。

「3年に1度」から「違反したら随時」に

 2017年3月12日(日)に道路交通法が改正され、そのなかで70歳以上の高齢運転者に対する運転免許制度が変わります。

 これまで70歳以上の運転者には、3年に1度の免許更新時に適性試験や実車指導を行う3時間の高齢者講習が、75歳以上の運転者には2時間30分の高齢者講習と30分の認知機能検査が行われていました。今回の改正は大きなところで、75歳以上の運転者に対する「臨時認知機能検査」と「臨時高齢者講習」が新設されます。

高齢運転者を対象に、認知機能に着目した新制度が始まる(写真はイメージ。出典:photolibrary)。

「臨時認知機能検査」は、75歳以上の高齢運転者が、認知機能が低下したときに起こしやすい信号無視、通行区分違反、一時不停止などの違反行為をした場合に行われます。検査の内容はこれまでの認知機能検査と同じですが、ここで結果が以前よりも悪くなっている人は、「臨時高齢者講習」を受けることになります。

 さらに、「臨時認知機能検査」で認知症のおそれがあると判定された人には、医師による診断を受けることが求められます。この結果、認知症と診断された人には、免許取り消し、または免許停止の措置が取られます。また、警察の求めに応じず「臨時認知機能検査」を受けなかった人も同様に、免許取り消し、または免許停止になります。

新制度では、違反行為をした場合の「臨時認知機能検査」「「臨時高齢者講習」が新設される(警察庁の資料をもとに乗りものニュース編集部で作成)。

 今回の高齢運転者に対する改正をかんたんにまとめると、75歳以上の運転者に対しては違反に応じて「臨時認知機能検査」や「臨時高齢者講習」が随時行われるようになります。また、免許更新時における高齢者講習の内容も、75歳未満の人全員と75歳以上で認知機能低下のおそれがない人は従来よりも簡略に、75歳以上で認知機能が低下しているおそれがある人と認知症のおそれがある人は、より高度になります。

認知機能に着目した新制度 運転をやめた人には何ができるか

 警察庁は今回の新制度について、高齢運転者の認知機能を適切に把握し、認知症かどうか医師の判断を求める機会を増やし、事故の抑止につなげる狙いがあるといいます。全日本指定自動車教習所協会連合会によると、認知症と診断されたことによる運転免許取り消しなどの年間処分件数は、2009(平成21)年の228件から、2015年には1472件と約6.5倍に増加しています。

 一方で、日本認知症学会をはじめとする4学会は合同で政府に対し2017年1月、改正道路交通法と高齢運転者の事故防止に向けた声明を発表しました。これによると、認知症の進行にともなう運転リスクは自明である一方で、ごく初期の認知症や軽度認知障害の人と一般高齢者のあいだで、運転行動の違いは必ずしも明らかではないといいます。運転不適格かどうかは、医学的診断に基づくのではなく、「実際の運転技能を実車テスト等により運転の専門家が判断する必要がある」といいます。

 また声明では、運転を中止した人は生活範囲が狭まることなどから、公共交通の整備や、自動運転といった運転を代替する技術の開発により、運転中止者の「生活の質」が保証されるべきとしています。

 今回の新制度が、事故を減らすだけでなく、運転を中止した高齢者に優しい社会づくりや、自動運転などの技術開発を推進することにつながっていくかもしれません。

【画像】免許更新時の高齢者講習もこう変わる

2017年3月12日に始まる新制度では、75歳以上の高齢運転者は認知機能に応じて免許更新時の高齢者講習も内容が異なってくる(警視庁の資料をもとに乗りものニュース編集部で作成)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170126_koureishamenkyo_01.jpg
<![CDATA[道路の健全、どう守る? 老朽化進む橋やトンネル、その点検の最前線とは]]> https://trafficnews.jp/?p=64378 2017-02-10T11:37:45+0000 2017-02-11T22:00:17+0000 橋やトンネルなど道路の老朽化が問題となっている昨今、それに対処する技術も日々、培われています。ベテランの技と最新鋭のデジタル機器などを駆使して行われる道路点検とは、どのようなものなのでしょうか。

「笹子」以降、重要度を増す点検

 高度経済成長期に整備された道路の老朽化がいま、問題になっています。国土交通省によると全国には約73万の橋梁がありますが、そのうち建設後50年を経過した橋梁は、2016年時点で約2割、10年後の2026年には4割を超えるそうです。

 それら橋梁やトンネル、路面などの点検は日々の安全に必須のものですが、今後、さらに老朽化が進み、危険箇所が出てくることも考えられます。

コンクリートをハンマーでたたく打音検査の講習。音の違いで、内部の異常箇所を見つける(2017年1月、中島洋平撮影)。

 そうした事態に対応すべく2016年10月、NEXCO中日本のグループ会社である中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京が、神奈川県相模原市に技術研修所を開設しました。同所の赤坂俊幸所長によると、道路の点検はベテランの経験に支えられてきた部分が大きいといい、そのノウハウを次世代に引き継ぐため、研修所を設けたといいます。

 この研修所には、実地を想定した高速道路の点検技術などを訓練すべく、実際の高速道路と同等の構造物を再現した模型や、あるいはその実物が集められています。赤坂所長は、「さまざま構造物を1か所に集めました。土に隠れた部分やコンクリートの内部など、見えないところも再現しています」と話します。

研修所内には、トンネル内外の構造を再現した実物大の「半断面トンネル」が設置されている(2017年1月、中島洋平撮影)。

 2012年12月、NEXCO中日本管内の中央道にて、9人が亡くなった「笹子トンネル天井板落下事故」が発生しました。

「笹子トンネルの事故がきっかけで、2014年に道路法が改正され、道路施設の点検頻度が高まりました。その一方で、点検技術者のなり手不足やベテランの退職による、技術継承の問題があります」(赤坂所長)

 技術研修所には、新人に点検のポイントを理解させ、ベテランの技術や経験をより効率的に伝えていく狙いがあると赤坂所長はいいます。

構造物を傷つけないで内部を探る方法とは?

 研修所内に設けられたさまざまな道路構造物のひとつに、鉄筋コンクリートでできた実物大のトンネル模型があります。普段は目に見えないトンネルの「壁の外側」、つまり土のなかでトンネルを支えている鉄の棒なども再現されているものです。

 こうした土のなかやコンクリートの内部など、目に見えない部分の検査は、最新鋭のデジタル機器などによる「非破壊検査」と、外から叩いたときの音で内部の異常箇所を見つけるというアナログな「打音検査」の双方で行われます。

非破壊検査法のひとつ、「磁粉探傷検査」。鉄の部材に磁石の粉をかけ、特殊な光を当てることで、目に見えない傷を浮かび上がらせる(2017年1月、中島洋平撮影)。

 コンクリートや鋼材を傷つけることなく、その内部を調べる非破壊検査の方法も、電磁波や赤外線、超音波などを用いる方法や、コンクリート内部の塩分を測定し、その分布の違いから異常を見つける方法などさまざま。このような方法で、構造物の経年劣化を予測し、潜在的リスクを低減させるのだそうです。

トンネル内の消化栓が正常に動作するかの点検(2017年1月、中島洋平撮影)。

 点検の対象はトンネルや橋そのものだけではありません。トンネル内の消火栓や水噴霧装置といった非常用設備や、標識、照明なども対象です。さまざまな道路施設をつなぐ通信ケーブルが破断されたことを想定し、何十本ものケーブルを手で1本1本つなぎ合わせるという訓練も行われます。

高さ100mの橋、どうやって点検?

 トンネルとともに、高速道路における主要構造物のひとつなのが高架橋。研修所内には、実際に30年から50年ほど使われて劣化した橋の実物断面をはじめ、橋を構成する各種部材の模型もずらりと並びます。

実際に約30年使われ、撤去された鉄筋コンクリート橋の一部分。下面にひび割れが広がっている(2017年1月、中島洋平撮影)。

 劣化状態を意図的に作り出すことは困難なことから、橋の実物断面は貴重な「教材」です。コンクリート内部に水が入り込んだ跡や、内部の損傷が原因でできた外部の亀裂、それを補修した跡など、目に見えない箇所の異常をいかに把握し対策するか、といったポイントを学べる、格好の材料だそうです。

 橋脚の高さが100mに達するような高い橋も新東名高速などに見られますが、そうした橋の点検に用いられるのが、ドローンです。実地では、カメラを搭載したドローンを橋の上から地上に下ろし、橋脚を撮影しながら高度を上げていきます。係員は橋の上でドローンが撮影した映像をモニターで確認します。

カメラを搭載した点検用ドローンの実演(2017年1月、中島洋平撮影)。

 技術研修所の赤坂所長は「道路施設の老朽化は全国的な課題」とし、道路に関するノウハウが詰まったこの研修施設を、NEXCO中日本グループの関係各社だけでなく、県道や市道を管理する自治体など外部の人にも使ってもらい、地域との連携を深めたいと話しています。

【写真】舗装の「下」も丸裸

舗装の構造を示した模型。表層だけでなく、防水層や接着剤の層など幾層もの部分で構成されている(2017年1月、中島洋平撮影)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170203_nexcogiken_01.jpg
<![CDATA[ゴルフカートが公道を自動走行 新交通システム、社会実験中]]> https://trafficnews.jp/?p=64165 2017-02-11T01:29:06+0000 2017-02-11T01:30:26+0000 ある自治体で、路面電車のような新しい交通システムの社会実験が行われています。車両として使われているのは、ゴルフ場の電動カートです。公道での自動走行も行われています。

レールの代わりに地中の磁力線 決まったルートで自動走行

 高齢者などの「交通弱者」や観光客などの移動手段確保を目的に、各地で新たな移動手段が検討されています。たとえば名古屋市は2017年1月に、名古屋駅を起点としてLRT(路面電車)とBRT(バス高速輸送システム)を組み合わせたシステムを導入すると発表。自動走行技術などを活用した次世代交通システムの開発も、国の主導で行われています。

 そうしたなか、石川県輪島市では中心市街地の交通手段として、ヤマハ発動機が協力してゴルフ場の電動カートをベースにしたシステム「エコカート」の社会実験が行われています。

輪島市が社会実験を行っている「エコカート」。ゴルフ場の電動カートをベースにしたもの(写真出典:輪島商工会議所)。

 車両は全長約3mの4人乗りで、運転手が乗車します。200Vの家庭用電源で5~6時間充電し、最高速度19km/h、約45kmの走行が可能だそうです。輪島市街地の商業施設や病院、観光施設を結ぶ3つのコースを、午前、午後の一部時間帯におよそ15~20分間隔で運行しています。小規模の電動カートで、公道上の決まったルートを定時運行するという、ある意味路面電車のようなシステムです。

 うち一部区間では、運転手同乗のうえ、最高速度12km/hでの「自動走行」を実施しています。道路に埋め込まれた「電磁誘導線」からの磁力を車両が感知し、定められたルートを走るというもので、ゴルフ場などでも同様の仕組みが導入されています。停留所や一時停止の場所にはマグネットセンサーが埋設されており、その上に車両が来ると自動で停止します。

 自動走行区間ではハンドルやブレーキ、アクセル操作もすべて自動に。ただし、ルート上に停まっているクルマを回避する場合などは、人の手が必要です。ハンドルを操作するとすぐに手動運転に切り替わり、電磁誘導線上に車両を戻すと再び自動走行に切り替わるそうです。

お代はタダ

 輪島商工会議所の上野さんによると、「ゴルフ場のカートは本来、公道を走行できないものですが、ウィンカーやバックミラー、灯火類などを取り付けて、2014年11月に軽自動車のナンバーを取得しました。それまでに公道以外での社会実験を積み重ねたうえで、このシステムの有用性を警察庁などにも理解いただいたことで、公道での実験にこぎつけました」といいます。

「エコカート」は20km/h未満というゆっくりなスピードですが、「お年寄りには速さは必ずしも重要ではありませんし、観光客からは、自分がたどって来た道がわかりやすいと好評です。気になる場所があったら次の停留場で降りて『ちょっと寄っていこうか』ということがすぐにできます」と上野さんは話します。街中の移動は「エコカート」で、郊外や他都市へは路線バスやタクシーでといった具合に、交通機関の役割をすみ分けられるともいいます。

現在は4台の「エコカート」で社会実験中。車両総重量は770kg。最小回転半径は3.4m(写真出典:輪島商工会議所)。

 なお、「エコカート」の運賃は無料。今後、実験段階を終えて本格的な運用に移行したとしても、経済団体や企業の“受益者負担”を前提とし、運賃の徴収は考えていないそうです。「たとえばバスを導入したり、新しい道路を建設したりするよりも、『エコカート』はずっと安価です。お年寄りも元気に移動できるようになり、街の経済にもプラスになります」(上野さん)といいます。

 上野さんが「ゆっくりとした空気が流れる輪島のような街にはピッタリ」という「エコカート」。ほかの地方にも広がっていくかもしれません。

【画像】輪島の「エコカート」、将来の路線網

8つのルートを設け、街全体を自動走行するエコカートでつなぐ計画がある(画像出典:輪島商工会議所)。
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そのほか 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170131_ecocart_01.jpg
<![CDATA[JR東海、バスにも「ドクターイエロー」? 黄色のバス、その任務とは]]> https://trafficnews.jp/?p=64553 2017-02-10T11:29:18+0000 2017-02-10T22:00:20+0000 ジェイアール東海バスが、「ドクターイエロー」によく似た車両を製作。新幹線と同じく業務用の車両といいますが、目的は別で、一般的なバスとは異なる特殊な装備、能力を持っています。やはり出会えると幸せになれる、のでしょうか。

道路の「ドクターイエロー」?

 高速走行しながら線路を検査し、新幹線の安全・安定運行を支える「ドクターイエロー」。運行ダイヤが公表されておらず、その黄色い車体を見るのが難しいことから、出会えると幸せになれる「幸せの黄色い新幹線」ともいわれます。

 その「ドクターイエロー」を運行するJR東海グループで2017年1月、出会えると幸せになれる、かもしれない新たな黄色い車両の使用が開始されました。こちらに出会えるのは、線路ではなく道路。ジェイアール東海バス(名古屋市中川区)のバス車両で、黄色に青のライン、そしてグレーと、新幹線の「ドクターイエロー」とよく似た配色です。

ジェイアール東海バスが導入した、「ドクターイエロー」と似た配色を持つ車両。しかしその目的は……(写真出典:ジェイアール東海バス)。

 ジェイアール東海バスによるとこれは業務用の車両で、旅客を乗せて走行する予定はないとのこと。この点も「ドクターイエロー」と同様です。しかし、その目的は異なりました。

「ドクターイエロー」の正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」。その名の通り電気や信号、軌道などを走行しながら検査します。それに対し、ジェイアール東海バスの黄色い車両は「乗務員訓練車」。その名の通り、乗務員の訓練が主な目的だそうです。

「ほかの車両とはまったく違う仕様になっています」(ジェイアール東海バス)

 乗務員の訓練にあたって、一般のバス車両に「教習車」などと掲示して行っている場合もありますが、訓練を主目的に製作されたこの黄色いバスは、一般のバス車両にない特殊な装備や能力が与えられています。

「黄色いバス」の特殊能力とは? そこには「ある目的」が

 ジェイアール東海バスが導入した黄色い乗務員訓練車、それが持つ独特な装備のひとつに「運転データ集録システム」が挙げられます。

「運転データ集録システム」のイメージ(画像出典:ジェイアール東海バス)。

 側方距離(左前、左中央、左後、右前、右後)、前方車間距離、クラッチのオンオフ、ブレーキのオンオフ、アクセル開度、ブレーキ開度、エンジン回転数、速度、ギア位置、燃料噴射量、燃費、前後の動揺、左右の動揺を記録するほか、乗務員が装着する帽子型ヘッドユニット「アイマークレコーダ」で運転時の視点もリアルタイムに記録。そうして「乗務員の運転行動を数値化」「視点の動きを見える化」することにより、乗務員個人の運転データを数値的に把握し、そこから得られた各種データを分析することで、さらなる事故防止、安全性向上に向け、感覚に頼りがちだった運転指導を、客観的な数値データに基づいたものにするといいます。

 また「サラウンドアイ」という機能では、車体の前後左右4か所に設置したカメラからの映像を合成し、車両を上から見た俯瞰映像をつくり出すことが可能。ミラーでは分からない車体周辺の死角が見えるほか、右左折時や狭い場所での車体動向も把握可能なため、車体感覚の向上が期待できるそうです。

 ジェイアール東海バスが、このような訓練専用の車両を所有するのは初めてとのこと。車内にはプロジェクタ付きのミーティングスペースもあり、集録データを再生しての教習なども行えます。

 なおこの訓練車は、貸し切り運行で使われていた2011年式の日野「セレガ」をベースに製作されました。全長11990mm、全幅2490mm、全高3500mmで、エンジン最高出力(ネット)は331kW(450PS)、トランスミッションは6速FFシフト(6速MT)、燃料タンク容量は460リットルです。

訓練以外にも役に立つ「黄色いバス」、どこで会える?

 ジェイアール東海バスが導入した黄色いバス、訓練以外でも役に立つといいます。車内に折りたたみ式の椅子とテーブル、簡易トイレ、非常用の食料と飲料水などを用意。災害時における「移動事務所」としての機能を設けたそうです。電源はバス本体、バスのトランクルーム内に搭載する発電機、地上設備からの入力という3系統があり、車外への電力供給もできます。

ジェイアール東海バス「乗務員訓練車」の車内見取り図(画像出典:ジェイアール東海バス)。

 このバスが走るのは、一般道や高速道路など、ジェイアール東海バスが指定した訓練コースなどとのこと。乗ることができず、運行時刻も発表されていないため新幹線の「ドクターイエロー」同様、出会えたら幸せになれる「幸せの黄色いバス」になるかもしれません。

 ちなみにジェイアール東海バスは、次の理由から乗務員訓練車を黄色くしたといいます。

「黄色は視認性に優れ、注意をうながす際に使用することが多く、バス事業者として最も重要である『安全』をアピールする意味で黄色をベース色としました」(ジェイアール東海バス)

 線路の保守工事などをになう鉄道車両は、夜間の作業時に目立つよう黄色に塗られていることが多く、新幹線の「ドクターイエロー」が黄色いのも、それがひとつの由来です。バスも新幹線も、その黄色は「安全」に関係していました。また線路の検査、乗務員の訓練とも、目指すところは同じ「安全」です。

【写真】空を飛ぶ「ドクターイエロー」

新幹線車両の検査、整備を行うJR東海・浜松工場で、クレーンにつられ空を飛ぶ「ドクターイエロー」。検査方法変更でこの光景はもう見られない(2015年7月、恵 知仁撮影)。
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バス 恵 知仁(乗りものライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170208_yellowbus_01.jpg
<![CDATA[東名高速「三方原スマートIC」、3月オープン NEXCO中日本]]> https://trafficnews.jp/?p=64718 2017-02-15T01:24:54+0000 2017-02-10T11:06:43+0000 東名高速道路にETC専用の三方原スマートICが、2017年3月18日に開通します。

東名高速三方原PAにスマートIC開通

 NEXCO中日本東京支社と浜松市が整備してきた、東名高速の三方原スマートICが、2017年3月18日(土)に開通します。

東名高速・三方原スマートICの完成予想図。三方原パーキングエリアに設けられる(画像出典:NEXCO中日本)。

「スマートIC」とはETC専用のIC(インターチェンジ)で、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バス停などから乗り降りができるよう設置されるものです。利用車両が限定されることから簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員も不要なため、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

 三方原スマートICは、もともとあった三方原パーキングエリアに設けられました。これまで浜松IC~浜松西IC間の距離は10.5kmでしたが、三方原スマートICの開通により、浜松IC~三方原スマートIC間が4.9km、三方原スマートIC~浜松西IC間が5.6kmになりました。

 NEXCO中日本によると、高速道路の利便性が高まるほかにも、「周辺住宅地や浜松市の中心市街地、浜北新都市地区から高速道路へのアクセス性が向上するとともに、既存インターチェンジの混雑が回避される」「物流の効率化が図られ、既存企業の発展や新規の企業立地促進、雇用機会の拡大といった地域の活性化に寄与することが期待できる」「大規模災害時の救急・救援・支援活動の迅速化が期待される」といった整備効果が見込まれるといいます。

【写真】三方原スマートICの位置

三方原スマートICは浜松市中心部の北、三方原古戦場近くに位置する(写真出典:NEXCO中日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170210_mikata_01.jpg
<![CDATA[渋滞回数9割減、企業立地や観光活性化にも貢献 新東名愛知区間、延伸から1年の効果]]> https://trafficnews.jp/?p=64710 2017-02-10T07:42:06+0000 2017-02-10T07:42:06+0000 新東名高速の浜松いなさJCT~豊田東JCT間が2017年2月で開通から1年を迎えます。これにあわせ、同区間開通による効果が発表されました。

新東名延伸で東名の交通量が減少

 国土交通省中部地方整備局やNEXCO中日本、愛知県、沿線5市からなる「新東名(愛知県)開通効果検討会議」は2017年2月10日(金)、新東名高速・浜松いなさJCT~豊田東JCT間が開通からおよそ1年を迎えるのにあわせ、その開通効果を発表しました。

 新東名は従来の東名高速と並行して神奈川県と愛知県を結ぶ総延長約250kmの高速道路です。御殿場JCT~浜松いなさJCT間の約145kmは2012年4月に開通。浜松いなさJCT~豊田東JCT間の約55kmは、およそ1年前の2016年2月13日(土)に開通しました。

新東名高速が開通し混雑が緩和した東名高速上り・音羽蒲郡IC~岡崎IC間(画像出典:NEXCO中日本)。

 現在、この浜松いなさJCT~豊田東JCT間は、1日あたり平均約4万2000台が利用しています。高速道路2路線の交通量分担率は東名が約6割、新東名が約4割です。なお、大型車に限定するとおよそ半々になります。また、東名・三ヶ日JCT~豊川IC間の交通量は、新東名延伸により、1日あたり平均7万6900台から44%減り、4万2900台になっています。

所要時間が短縮、企業立地も進展

 新東名・浜松いなさJCT~豊田東JCT間の開通により、渋滞の発生回数は開通前(2015年2月15日~2016年1月4日)の381回から、開通後(2016年2月14日~2017年1月4日)は9割減の26回に。御殿場JCT~豊田JCT間は東名経由の約216km、約145分から、新東名経由の約205km、約123分になり、定時性向上と所要時間短縮が実現。物流事業者からの「ドライバーの負担が軽減した」といった声も取り上げられています。

 新東名沿いの内陸部では工業用地の開発、分譲により、東名沿いでは渋滞緩和を見込み、工場などが進出。2路線沿いで2012年1月から2016年6月までの期間に富士市で25件、浜松市で58件など合計223か所の立地がありました。検討会議は「沿線市町では、従業員数が増加するなど、地域産業の活性化に寄与」しているといいます。

 このほか、通行止めや集中工事時の迂回路としての機能も発揮。また、新東名開通をPRした結果、静岡県から岐阜県下呂市を訪問した宿泊者数が、開通前から5割増の約1万6000人に伸びたとしています。

 ちなみに、未開通区間である海老名南JCT~御殿場JCT間は、2020年度までに順次開通する予定です。

【地図】開通から1年を迎える新東名の愛知県区間

新東名高速は、御殿場JCT~豊田東JCT間が開通済み。海老名南JCT~御殿場JCT間は2020年度までに開通予定(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[国道480号「父鬼バイパス」「鍋谷峠道路」4月1日開通 阪和間の移動がスムーズに]]> https://trafficnews.jp/?p=64644 2017-02-10T02:13:06+0000 2017-02-10T02:00:38+0000 大阪府和泉市と和歌山県かつらぎ町を結ぶ国道480号の「父鬼バイパス」と「鍋谷峠道路」が、2017年4月1日に全線開通します。

新道で通行止めを回避

 国土交通省近畿地方整備局は2017年2月9日(木)、大阪府和泉市と和歌山県かつらぎ町を結ぶ国道480号「鍋谷峠道路」4.1kmが、4月1日(土)に開通すると発表しました。

 またあわせて大阪府も2月9日(木)、「鍋谷峠道路」に接続する国道480号「父鬼バイパス」の未開通区間約2.8kmが、同じく4月1日(土)に開通すると発表しました。

国道480号の「父鬼バイパス」と「鍋谷峠道路」が2017年4月1日に開通する(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。

 国道480号は大阪府泉大津市を起点に南下し、鍋谷峠から和歌山県に入り、高野町などを経由しながら進路を西に変え、有田市に至る道路です。

 現在の鍋谷峠区間は道幅が狭くカーブが多い山道で、過去5年間には雨量基準超過や落石、倒木などにより7回の通行止めが発生しています。今回完成する「父鬼バイパス」や「鍋谷峠道路」は、このような通行止めリスクの回避や走行時間短縮などを目的に整備されました。

 新たに開通する道路はどちらも2車線(片側1車線)です。北から順に「父鬼バイパス」「鍋谷峠道路」「平道路」が一体となってつながることで、国土交通省近畿地方整備局によると、和泉市役所からかつらぎ町役場までの所要時間は、現在の約71分から約53分に短縮されるといいます。

 なお、現在の山道は冬季チェーン規制区間が設定されていますが、「鍋谷峠道路」の開通により、今後この規制区間を回避できるようになります。

【画像】現在の険しい鍋谷峠区間

鍋谷峠区間は道幅が狭くカーブも多い。延長3.7kmのトンネル開通により、この現道が回避できるようになる(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170209_nabetanitouge_01.jpg
<![CDATA[横浜市内最長トンネルに「スパゲティ」状態のJCT 3月開通、首都高横浜北線の全貌]]> https://trafficnews.jp/?p=64673 2017-02-10T06:57:22+0000 2017-02-09T22:30:47+0000 首都高K1横羽線と第三京浜とをつなぐ首都高K7「横浜北線」およそ8.2kmが、2017年3月18日に開通します。国道15号と10本もの線路を一気にまたぐ高架橋や横浜市内最長の道路トンネルなどで構成された最新の高速道路、その全貌が明らかになりました。

新横浜周辺地域と横浜湾岸部のアクセス性向上

 生麦JCT(横浜市鶴見区)と横浜港北JCT(同・都筑区)を結ぶ首都高の新路線、K7「横浜北線」が2017年3月18日(土)に開通します。

横浜北線の横浜北トンネル。電光掲示板で開通予定を案内していた(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 横浜北線は、首都高K1横羽線、K5大黒線、および第三京浜をつなぐ路線。首都高速道路によると、「新横浜を中心とする市内北部と横浜港、羽田空港方面とのアクセス性向上」「市内の高速道路ネットワークが強化されることによる物流の効率化」「災害時の医療搬送における信頼性の向上」といった効果が見込めるといいます。

 たとえば新横浜から羽田空港までの所要時間は現在、三ツ沢経由で40分かかるところが30分に短縮されるそうです。また、現在建設中の「横浜環状北西線」(横浜港北JCT~横浜青葉JCT)が開通すれば、横浜市内と東名高速を結ぶ新たなアクセスルートの一部としても機能します。

横羽線、大黒線と横浜北線が交わる生麦JCT。倉庫や工場の合間を縫うようにランプ橋が架けられている(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 延長約8.2kmの横浜北線は、起点である生麦JCTと終点である横浜港北JCT付近の計2.3kmが、高架橋などのいわゆる“明かり区間”で、そのあいだの約5.9kmがトンネル(横浜北トンネル)です。

「沿道は市街地や住宅街です。住環境に環境に影響を与えないよう騒音を低減する工夫が詰まっているほか、トンネルには最高水準の防火設備、避難設備が設けられています」と、建設の責任者である首都高速道路 神奈川建設局長の寺山 徹さんは話します。

意外なところにあるトンネルの避難用通路

 起点の生麦JCTは現在、大黒線から横羽線の東京方面への流入路のみが開通していますが、横浜北線の開通と同時に、4方向すべての往来が可能になります。既存の市街地に横浜北線を建設するにあたり、横羽線の生麦入口を移設し、それによって空いた場所に横浜北線の橋脚を建てたのだそうです。

舗装面には小さな穴が無数に開いている。この穴から走行音を吸収し、周辺への騒音を抑えているという(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 生麦JCTから岸谷生麦出入口にかけては、本線や出入口のランプ橋など複数の橋がJRの東海道本線(旅客線と貨物線)と横須賀線(湘南新宿ライン)、京浜東北線、そして京急の本線という合計10本の線路、さらに第一京浜(国道15号)を一気にまたぎます。また、周辺の住環境を守るために、それぞれの橋には高さ5mの遮音壁が設けられているほか、走行音を低減する高機能の舗装が施されているといいます。

トンネル内における水噴霧装置のデモンストレーション。火災時には、ひとつの噴霧口につきおよそ50m範囲に水を噴霧する(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 横浜市内で最長のトンネルとなった横浜北トンネルには、監視カメラと放送用スピーカー、一般利用者でも操作できる消火器類、そしておよそ250mおきに避難用通路への脱出口が設置されています。火災が発生すれば、トンネル上部から水を噴霧する装置も発動します。寺山局長によると、「トンネルの防火設備としては最高水準」だそうです。

本線からすべり台を降りた先にある避難用通路。「すべり台方式」の採用は首都高で初めてという(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 脱出口のボタンを押すと現れるすべり台を降りた先にある避難用通路は、実は本線の真下を通っています。本線で火災が起きた際は、煙がトンネル上部に上がっているうちにとりあえず真下へ避難し、本線に誰もいなくなったことを確認してから水噴霧装置を発動させるのだそうです。避難用通路からは、トンネルの両端部およびトンネル途中にある2か所の換気所(排気ガスなどを外に放出する設備)を通って地上に出られます。

まさに「スパゲティ」状態の横浜港北JCT

 港北方面へトンネルを抜け、新横浜出入口を過ぎると、本線は上下2層式の高架橋になります。上が生麦方面行き、下が港北方面行きです。

いくつものランプ橋が曲線を描く横浜港北JCT。中央の工事中の箇所は将来、横浜環状北西線に通じる(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 終点の横浜港北JCTは第三京浜・港北ICのやや南側に位置しており、横浜北線、第三京浜、そして将来開通する横浜環状北西線の結節点がまとまるように、いくつものランプ橋が曲がりくねっていて、まるでスパゲティをフォークで巻いたかのようです。JCTの建設にあたり、港北ICの料金所を移設し、現在の形になったのだそうです。

 さらに横浜港北JCT付近では現在、横浜環状北西線の工事が進められています。横浜北線の高架橋上からも「ここに接続するのだな」とわかる部分が見えました。なお、横浜北線でもトンネルのほぼ中間に位置する馬場出入口は、2019年度の開通を目指して引き続き工事が行われます。

横浜港北JCTから横浜環状北西線の工事現場をのぞむ。ブルーシートの位置には将来、橋脚が立てられる(2017年2月9日、中島洋平撮影)。

 寺山局長が「2001(平成13)年の事業化から16年で完成しました。これだけの規模を考慮すると、“早い”と感じています」と話す横浜北線。3月18日(土)は式典が行れたのち、16時に開通します。

【画像】横浜北線の位置とルート

横浜市北部を東西に結ぶルート。延長およそ8.2kmのうち、約5.9kmを横浜北トンネルが占める(画像出典:首都高速道路)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170209_yokohamakitasen_01.jpg
<![CDATA[パイオニアとHERE、自動運転時代に向け高精度地図や位置情報サービスで提携合意]]> https://trafficnews.jp/?p=64619 2017-02-09T02:23:22+0000 2017-02-09T02:23:22+0000 パイオニアとオランダのHERE社が、高精度地図サービスなどの提携に合意しました。自動運転時代を見据えての協業といいます。

両社の地図データを相互利用

 パイオニアとHERE社(オランダ)は2017年2月8日(水)、それぞれが保有する地図と自動車関連技術を組み合わせ、グローバルな高精度地図ソリューションと、次世代位置情報サービスにおいて、戦略的な提携を進めていくことに合意したと発表しました。

 今回の合意は、これまで両社で進められてきた、パイオニアの「3D-LiDAR」センサー技術を活用して自動運転用地図の更新、運用を行う「データエコシステム」の開発検討に続くものです。

HERE社とパイオニアの新しい協業イメージ(画像出典:パイオニア)。

 HERE社は、パイオニアの100%子会社であるインクリメントPが保有する日本の地図データを利用。一方、パイオニアはHERE社の地図データを利用し、海外の顧客向け製品やサービスを展開していく計画です。

 また、自動運転用の高精度地図を制作している両社は、自動車をはじめさまざまな業界のニーズに対応する世界共通の高精度地図ソリューションの実現を目指すとしています。

 さらに、パイオニアの市販用デバイスで測定したデータを利用する次世代位置情報サービスを構築し、2018年中の市場導入を目指すことも検討されています。

 パイオニアの代表取締役兼社長執行役員の小谷 進さんは「来る自動運転時代を見据えた“データエコシステム”の構築を目指して両社が知見や技術を持ち寄ることで、新しい価値を生み出すことができると確信しています」と述べています。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170209_herepi_01.jpg
<![CDATA[テーマは「乗り物」 スイーツの祭典、箱根でスタート 34種が登場 スイーツ学割も]]> https://trafficnews.jp/?p=64591 2017-02-08T11:46:47+0000 2017-02-09T02:00:43+0000 19回目になる「箱根スイーツコレクション」がスタート。今回のテーマは「箱根の乗り物スイーツ」で、箱根らしさを持つさまざまな「乗り物スイーツ」が用意されました。学割やプレゼントキャンペーンも行われます。

「電車で山登りスイーツ」「海賊船で冒険スイーツ」など

 小田急グループの小田急箱根ホールディングスが、「箱根スイーツコレクション 2017春」を2017年2月1日(水)に開始しました。箱根エリアを中心としたホテルや美術館、和・洋の飲食店などと協力し、行なわれるもので、今回で19回目になります。

「箱根スイーツコレクション 2017春」で提供される、「乗り物」をテーマにしたスイーツ(写真出典:小田急電鉄)。

 今回のテーマは「箱根の乗り物スイーツ」です。「電車で山登りスイーツ」「ロープウェイで空中散歩スイーツ」「バスで街めぐりスイーツ」「海賊船で冒険スイーツ」といった箱根らしい乗りもののスイーツを、箱根エリアなどで活躍するシェフやパティシエが創作。期間限定で楽しむことができます。概要は以下の通りです。

開催期間:2017年2月1日(水)~4月9日(日)
参加店舗:小田急「ロマンスカー」車内販売、箱根・御殿場エリアのホテル、美術館、和・洋の飲食店(34店舗)

 2月1日(水)から、この「箱根スイーツコレクション 2017春」で楽しめるスイーツの特徴、価格、参加店舗などを掲載した小冊子が、小田急線の各駅や箱根・御殿場エリアの交通機関主要駅などで配布されています。

 また参加34店舗のうち16店舗では、学生限定企画として高校生と大学生、専門学校生を対象に、お得な価格でスイーツを楽しめるという「スイーツ学割」を実施。このほか、スイーツを食べてプレゼントされるカードを集め、応募すると賞品が貰える「箱根でプチ贅沢プレゼントキャンペーン」も行われます。

【写真】小田急「ロマンスカー」の代表的な車両「VSE」

前面展望室構造で、新宿と箱根を結んでいる小田急の特急「ロマンスカー」用車両50000形「VSE」(2009年10月、恵 知仁撮影)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170208_hakone_01.jpg
<![CDATA[「ラウンドアバウト」2年 導入効果と見えてきた課題]]> https://trafficnews.jp/?p=64221 2017-02-08T11:44:57+0000 2017-02-08T22:30:44+0000 信号のない円形の交差点「ラウンドアバウト」が、2014年9月の導入以来、全国に増加しています。いくつものメリットがある一方で、課題も見えてきています。

信号なし 直進でも「回って」

 信号のない円形の交差点「ラウンドアバウト」は、ヨーロッパを発祥とする交差点形式のひとつで、信号で制御される通常の交差点とは違った通行ルールが存在します。

長野県飯田市内の「東和町ラウンドアバウト」。交差点の中央に「島」があり、その外周の「環道」を通行する(2016年11月、恵 知仁撮影)。

 ラウンドアバウトは、交差点の中心に「中央島」と呼ばれるスペース(基本的に乗り入れ不可)、その外周を取り囲むドーナツ型の通行路「環道」があり、そこから放射状に道路が伸びる構造です。その通行ルールをかんたんにまとめると、以下のとおりです。

・環道へは左折で進入、環道からは左折で流出
・環道内は時計回り(右回り)で進む
・環道内を走行している車が優先
・環道へは徐行で進入(原則、一時停止不要)

 たとえばラウンドアバウトが置かれた十字路の場合、左折方向に進む際は環道に入って4分の1周、直進方向に進む際は半周、右折方向に進む際は4分の3周するような形で通行します。

 この通行ルールは、2014年9月の道路交通法改正によって「環状交差点」の名で適用され、8都府県34か所においてラウンドアバウトの運用が開始されました。2016年3月末時点では17都府県55か所に増え、その後も増加しています。ただし、環道進入時に一時停止をともなうところもあります。

 法整備前に実道を使用して社会実験を行った長野県飯田市の担当者によると、「交差点進入時の速度抑制、信号待ちの解消、いくつもの道路が複雑に交わる交差点も円滑に制御できる点などがメリットです。信号が撤去されることで、たとえば停電時に警察官が交差点内に立って手信号で交通誘導をする必要などがなくなります。維持管理の面でも経済的です」といいます。

 地元を走る飯田タクシーのドライバーは「(ラウンドアバウト化で)一時停止がなくなり、最初は事故が起こるかと心配しましたが、ドライバーどうしの“ゆずり合い”ができていて安全に通行できます」と話します。直進する場合でもいったん環道に入らなければなりませんが、その点についても「特に気になりません」とのことです。

安全面だけではない効果 しかし課題も

 2016年4月、岡山県は浅口市寄島町にある交差点を中四国地方初のラウンドアバウトに改築し、約7か月後の12月にその整備効果を発表しました。これによると、導入前の3年間で12件発生していた事故は、約7か月のあいだでは0件。また、ラウンドアバウトの近隣2地区に実施したアンケートでは、回答した89人中91%にあたる75人が、実際に自動車で走行したところ「走行速度が抑制され、重大事故の危険性が低いと感じる」と答えています。

 また、飯田市の担当者は「ラウンドアバウトは中央島を緑化したり、そこにシンボルのようなものをつくることもできます。飯田市では中央島を地元のボランティアに管理していただくことで交流が生まれるなど、街づくりにも寄与しています」と、交通以外のメリットも指摘しています。

岡山県浅口市に整備されたラウンドアバウトのイメージ。案内標識や規制標識にも、その通行方式が反映されている(画像出典:岡山県)。

 一方で、岡山県の調査では視覚障がい者から「車が接近してくる方向が分かりにくい」といった意見があったそうです。このため岡山県では、視覚障がい者が触ってラウンドアバウトの構造などを理解するための模型を作り、希望者に無料で貸し出しています。飯田市の担当者も、「障がい者への影響は課題のひとつと考えられます。横断歩道の前後を走行音が出やすい舗装にするなどの対策法があるかもしれません」といいます。

 国土交通省は、ラウンドアバウト導入の目安として、1日の交通量が1万台未満であることとしており、交通量の多い交差点では、むしろ混雑する可能性もあるそうです。都道府県警察では「その効果が発揮できる適切な箇所への導入を推進する」としています。

【写真】「中央島」に謎のオブジェ?

スイスにあるラウンドアバウト。「中央島」に馬をかたどったオブジェが設置されている(2016年8月、恵 知仁撮影)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170201_roundabout_01.jpg
<![CDATA[「スマート フォーツー カブリオ」イタリアンな特別仕様車発売 メルセデス・ベンツ]]> https://trafficnews.jp/?p=64466 2017-02-07T10:20:09+0000 2017-02-08T01:40:33+0000 メルセデス・ベンツ日本は2017年2月7日より、コンパクトオープンカー「スマート フォーツー カブリオ」の特別仕様車「マキアート」および「エスプレッソ」を、3月31日までの期間限定で受注開始します。

イタリアンな特別仕様車

 メルセデス・ベンツ日本が2017年2月7日(火)、コンパクトオープンカー「スマート フォーツー カブリオ」の特別仕様車「スマート カブリオ マキアート」および「スマート カブリオ エスプレッソ」を、3月31日までの期間限定で受注すると発表しました。今回の特別仕様車について同社は、「『スマート フォーツー カブリオ』の人気が高い国、イタリアをモチーフにしています」といいます。

「スマート カブリオ マキアート」(左)と「スマート カブリオ エスプレッソ」(画像出典:メルセデス・ベンツ日本)。

●メルセデス・ベンツ「スマート カブリオ マキアート」および「スマート カブリオ エスプレッソ」のポイント
・0.9L直列3気筒エンジンにターボチャージャーを搭載。最高出力66kW(90PS)、最大トルク135N・m。
・電動開閉式のソフトトップはベージュ。ボディカラーは「クリスタルホワイト」、「ディープブラック」の2色。シートはヒーター付きで黒の本革仕様。
・右ハンドル仕様。
・価格は255万円(税込)。

「スマート」は、マイクロコンパクトカーとして1998(平成10)年に発売されました。2017年2月7日までに、全世界累計販売台数200万台以上、日本国内の累計販売台数は約3万5千台です。

 メルセデス・ベンツ日本は今回の発表にあわせ、東京と大阪にある同社のブランド情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」にて、2月7日から特別仕様車を展示します。また、この展示車両の写真をSNSなどに投稿すると、「マキアート」および「エスプレッソ」をコンセプトに開発したオリジナルクッキーを、先着数量限定でプレゼントするキャンペーンも実施します。

【画像】座席まわりの様子は…?

「スマート カブリオ マキアート」および「スマート カブリオ エスプレッソ」のインテリア(画像出典:メルセデス・ベンツ日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170207_smart_01.jpg
<![CDATA[高速道路から「道の駅」立ち寄り可能に 一時退出の特例試行実施へ]]> https://trafficnews.jp/?p=64481 2017-02-07T08:44:41+0000 2017-02-07T07:34:17+0000 高速道路をいったん降りてIC近くの「道の駅」を利用し高速道路に戻っても料金を通しで計算する試行が行われます。

全国3か所で試行

 国土交通省は2017年2月7日(火)、高速道路から一般道の「道の駅」など休憩施設への一時退出を可能とする試行を全国3か所で今年の夏ごろから始めると発表しました。

 国内の高速道路には、休憩施設どうしの距離がおおむね25km以上離れている「空白区間」がおよそ100存在します。国土交通省はこの休憩施設の不足に対応し、良好な運転環境を実現するため、今回の試行を行うとしています。

高速道路から、IC近くにある休憩施設への一時退出を可能とする試行のイメージ。「道の駅」の入口ではITSスポットによって対象車をチェックする(画像出典:国土交通省)。

 対象のICと「道の駅」は次の3か所です。

・関越道・高崎玉村スマートIC:道の駅「玉村宿」(群馬県玉村町)
・新東名高速・新城IC:道の駅「もっくる新城」(愛知県新城市)
・山陽道・徳山西IC:道の駅「ソレーネ周南」(山口県周南市)

 検討されている試行の内容は、ETC2.0搭載車が高速道路を降りて「道の駅」に立ち寄り、1時間以内に高速道路に戻れば、そのICで料金計算を打ち切ることなく、通しの料金で利用できるというものです。

 空白区間の半減を目指し、今後、実施状況を踏まえて追加選定が行われる予定です。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170207_ichijitaisyutsu_01.jpg
<![CDATA[首都高湾岸線に新インター 「南本牧ふ頭出入口」3月開通 臨港道路と直結]]> https://trafficnews.jp/?p=64457 2017-02-07T02:12:58+0000 2017-02-07T02:12:58+0000 2017年3月4日、首都高湾岸線の本牧JCT~三渓園出入口間に、「南本牧ふ頭出入口」が開設されます。

「南本牧ふ頭連絡臨港道路」も同日開通

 首都高速は2017年2月6日(月)、「南本牧ふ頭連絡臨港道路」の開通にあわせ、湾岸線の「南本牧ふ頭出入口」が3月4日(土)18時30分に開通すると発表しました。

首都高湾岸線に新たにできる「南本牧ふ頭出入口」の位置(画像出典:首都高速道路)。

 新設される出入口は本牧JCT(横浜市中区)と三渓園出入口(同)のあいだに位置し、南本牧ふ頭コンテナターミナルにつながる延長約2.5kmの「南本牧ふ頭連絡臨港道路」にのみ接続します。なお、この出入口は本牧JCT方面との方向のみで利用が可能です。

 国土交通省関東地方整備局などによると、「南本牧ふ頭連絡臨港道路」も同じ3月4日(土)に開通します。時刻は、南本牧ふ頭方面の下りが18時、本牧錦町方面の上りが18時30分です。

 首都高K1横羽線およびK5大黒線と、第三京浜をつなぐK7横浜北線が3月18日(土)に開通することも相まって、国土交通省関東地方整備局は、物流コストの削減と横浜港背後への企業立地改善につながるとしています。

【画像】「南本牧ふ頭連絡臨港道路」の位置

「南本牧ふ頭連絡臨港道路」は今回、南本牧ふ頭コンテナターミナルと首都高を結ぶ区間約2.5kmが開通する(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170207_honmokufuto_01.jpg
<![CDATA[3列シートで「プレミアム」な旅を 鉄道好きも楽しめるバスツアー発売 京王電鉄バス]]> https://trafficnews.jp/?p=64434 2017-02-06T16:22:55+0000 2017-02-06T21:30:51+0000 京王電鉄バスが「大人の社会科見学」をテーマに群馬を巡る日帰りバスツアー「プレミアム群馬」を発売。鉄道好きも楽しめる旅程です。

昼食はパスタレストランでコースランチ

 京王電鉄バスは2017年2月6日(月)、「大人の社会科見学」をテーマに群馬を巡る日帰りバスツアー「プレミアム群馬」を2月13日(月)から催行すると発表しました。

 3列シート27席、トイレ付きのハイグレード貸切観光バス車両「プライムK」を使用。ラスクを製造する「ガトーフェスタハラダ」の本社工場見学に加え、JR信越本線・高崎~横川間の普通列車乗車や「碓氷峠鉄道文化むら」の見学などが盛り込まれています。

 昼食は、高崎のパスタイベント「キングオブパスタ2016」で優勝したレストラン「Gru」にて、優勝メニューを取り入れたコースランチを提供。さらにおみやげとして、横川駅弁の「峠の釜めし」が用意されます。

ツアーに使用されるバス車両「プライムK」のイメージ(写真出典:京王電鉄バス)。

 出発日は2月13日(月)、22日(水)、24日(金)。旅行代金は各日とも1万3500円(子供料金は設定なし)です。

 出発は新宿駅(午前7時発)、調布駅(7時40分発)、府中駅(8時発)の3か所。帰着も同じ3か所で、時刻は19~20時ごろになります。予約は高速バス予約サイト「ハイウェイバスドットコム」にて受付中です。

【写真】3列シートの「プライムK」車内

3列シート27席の「プライムK」車内のイメージ(写真出典:京王電鉄バス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170206_keiobusgunma_01.jpg
<![CDATA[「ノート」「セレナ」がワンツー 1月の国内販売登録車にて 日産]]> https://trafficnews.jp/?p=64416 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-06T02:35:13+0000 2017年1月の「国内販売登録車ランキング」で、「ノート」が1位、「セレナ」が2位を獲得しました。日産車が1位、2位を同時に獲得するのは32年ぶりです。

日産「ノート」「セレナ」がワンツー

 日産自動車は2017年2月6日(月)、同年1月の「国内販売登録車ランキング」で、「ノート」が1万4113台で1位、「セレナ」が1万1179台で2位を獲得したと発表しました。登録車ランキングで日産車が1位、2位を同時に獲得するのは、1984(昭和59)年9月の「サニー」、「ブルーバード」以来、32年ぶりです。

 2016年11月2日に発売した「ノート」は、新たに追加したガソリンを燃料に発電する新電動パワートレイン「e-POWER」が、「セレナ」は、2016年8月24日に発売し、同一車線自動運転技術「プロパイロット」の搭載が、それぞれ話題になりました。

日産「ノート e-POWER MEDALIST」(左)と「セレナ ハイウェイスター」(画像出典:日産自動車)。

 日産の国内販売を担当する専務執行役員の星野朝子さんは今回の結果を受け、「日産が推し進めるインテリジェントモビリティ、すなわち電動化と知能化の取り組みを多くのお客さまに認めて頂いた結果だと、大変嬉しく、興奮しています。当社の電動化、知能化技術が受け入れられたことは、日本の新しいモビリティー社会が始まったことの証です」と話しています。

 なお、軽自動車を含めた国内販売ランキングでは、「ノート」、「セレナ」に加え、「デイズ」もベスト10にランクインしています。

【画像】日産「デイズ」も健闘

2017年1月の軽自動車を含めた国内販売ランキングには、日産「デイズ」もベスト10入りを果たした(画像出典:日産自動車)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170206_nissan_01.jpg
<![CDATA[またハンマーで壊される? アメリカでの日本車販売、怖いのは関税より「バッシング」]]> https://trafficnews.jp/?p=64271 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-05T06:00:00+0000 歯に衣着せぬトランプ米大統領が、日本車および日本のクルマ市場をやり玉に挙げています。それがエスカレートすれば「ジャパンバッシング」が再発しかねないでしょう。

「ジャパンバッシング」の悪夢再び?

 アメリカのトランプ大統領が自動車メーカーに対して、厳しい注文をつけています。「メキシコに自動車工場を造るのはけしからん。メキシコで造ったクルマをアメリカに持ってこうようというのなら、高い関税をかけてやる」「日本車ばかり売れるのは公平じゃない」など、メキシコに工場を持つメーカーへの牽制だけでなく、貿易の不公平さまであげつらっています。

 そうした発言で思い出すのは、1980年代の日米貿易摩擦です。当時は日本からアメリカへ大量の日本車が流れ込み、アメリカ国内自動車メーカーの苦境と共に、一気に「日本車憎し」という雰囲気になりました。労働者が日本車をハンマーでたたき壊すパフォーマンスまであり、本当に驚かされたものです。

1980年代、いわゆる「ジャパンバッシング」の風が全米各地で吹き荒れ、日本車がハンマーで叩き壊される姿も報道された。写真はイメージ(写真出典:bivainis/123RF)。

 しかし、日本の自動車メーカーは、その解決策としてアメリカへの工場進出を加速させました。「日本車が売れると、アメリカの労働者の仕事がなくなる」というなら「アメリカ本土で生産して、アメリカ人を雇えばよい」と応えたのです。結果、今ではトヨタはアメリカに9か所の生産拠点を構えます。ホンダは7か所、日産は5か所、スバルも1か所の工場を持っています。

 つまり、トランプ大統領が「国内の雇用を守るためにメキシコからの輸入車に高い関税をかける」と主張したところで、実際には日本車メーカーのほとんどがアメリカ国内に工場を持っていますから、たとえ高い関税が本当に実現しても、最終的には対応が可能なのです。

 確かに、人件費の安いメキシコの工場でクルマを造って、そこからアメリカ本国へ輸出するという方法は、最近の自動車メーカーのトレンドでした。その方法論が潰されるのはもちろん痛手ですが、致命傷にはなりません。ただ、アメリカに工場がなく、メキシコに工場を造ったアウディとマツダの2社は、事態がどこに落ち着くのか不安でたまらないはずです。

反日的世相が形成される前に

 それよりも問題は、「日本車憎し」という雰囲気ではないでしょうか。トランプ大統領が、「日本車は公平じゃない」と叫べば、一定数の人が「そうだ、そうだ!」となるはずです。

 アメリカにはトランプ大統領を強く支持する人がたくさんいます。その結果、1980年代のような「ジャパンバッシング」もしくは「日本車バッシング」という世相が生まれてしまう、これが一番まずいのではないでしょうか。もちろん、日本車は売れなくなるでしょう。中国で反日が荒れ狂った数年前と同じ状況が、アメリカで生まれるのだけは避けたいところです。

 そのためには、「日本はアンフェアじゃない」という主張をしっかりして、小さな火種のうちに消してしまうのが肝要かと思います。「アメリカで販売される日本車の多くはアメリカの労働者が造っている」「日本車がアメリカで売れるのは、特殊なアメリカ市場のニーズに合わせたクルマを造っているからであり、日本でアメリカ車が売れないのは日本のニーズに合わせてないから」と主張すべきでしょう。

 ちなみに、アメリカ市場向けに開発された日本車は、そのまま日本に持ってきても売れることはほとんどありません。それだけアメリカと日本では求められるクルマが違っているのです。

「正しければ黙っていても伝わる」ことは、アメリカのトランプ大統領を相手には期待しないほうが良いはず。上手に主張して、問題が燃え上がらないことを祈るばかりです。

【写真】米国内工場で生産されるトヨタ「ハイランダー」

トヨタは2017年1月、「ハイランダー」などを生産する米国内の子会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナへ約6億ドル投資すると発表した(写真出典:トヨタ)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170202_kanzei_01.jpg
<![CDATA[世界が認める「目」、後付け可 クルマの衝突防止補助システム「モービルアイ570」発売]]> https://trafficnews.jp/?p=64297 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-04T22:30:45+0000 ジャパン・トゥエンティワンは2017年1月30日、クルマの後付け衝突防止補助システム「モービルアイ570」を発売しました。前方追突事故を大幅に減らせるといいます。

世界の自動車メーカーが認める「目」

 ジャパン・トゥエンティワン(愛知県豊橋市)は、モービルアイ社(イスラエル)が開発した、後付け可能なクルマ用衝突防止補助システムの最新モデル「モービルアイ570」を、2017年1月30日(月)より発売しました。

「モービルアイ570」の一式(画像出典:ジャパン・トゥエンティワン)。

「モービルアイ570」は、クルマのフロントウィンドウに取り付けたカメラが前方を監視し、前方車両、歩行者、オートバイ、車線などを検知。検知対象と自車速度などの情報を合わせて解析し、衝突や車線逸脱の危険を察知して、カラー液晶画面のアイコン表示とビープ音で警報を発するという運転補助システムです。「前方車両衝突警報」、「低速時前方車両衝突警報」、「歩行者衝突警報」、「車線逸脱警報」、「前方車間距離警報」、「速度標識認識(速度標識を読み取り、速度超過を知らせる警報を鳴らす)」といった機能が主になります。

 ちなみに、「モービルアイ570」のカメラに使用されている「EyeQ2」画像処理チップは、日産やマツダ、ホンダ、三菱、BMW、フォード、アウディ、GMといった、世界の多くの自動車メーカーが先進運転支援システムなどに採用しているものです。その世界累計出荷数は1500万台超といいます。

 ジャパン・トゥエンティワンは、モービルアイ社の単眼カメラとセンサーを搭載した後付け衝突防止補助システムについて、「2011年の発売以来、バス、トラックなどの運輸、運送事業者、大口の社用車ユーザーを中心に、約5万台を出荷してきました。『モービルアイ』を導入したユーザーの中には、前方事故が平均で50%以上削減、追突に限ると100%の削減を実現した事例もあります」としています。

【画像】「モービルアイ570」の警告表示

「モービルアイ570」のカラー液晶に表示される警告アイコン各種(画像出典:ジャパン・トゥエンティワン)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170202_me570_01.jpg
<![CDATA[品川駅前 国道の上に大規模広場を整備 街への移動がスムーズに]]> https://trafficnews.jp/?p=64395 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-03T23:00:35+0000 国土交通省と東京都が品川駅西口広場の整備方針を発表。国道15号の上空に大規模な歩行者空間が計画されています。

バスやタクシーのりばを集約

 国土交通省と東京都は2017年2月3日(金)、品川駅(東京都港区)西口広場の整備方針を発表しました。

 駅のすぐ西側には国道15号(第一京浜)が通っており、これが駅前の空間不足や歩行者とクルマの輻輳(ふくそう)などといった課題を生む原因になっています。

国道15号の上空に整備される駅前広場のイメージ(画像出典:東京都)。

 今回発表された方針は、これらの課題を踏まえ、駅周辺の限られた空間を有効活用するため、道路上空を活用し、大規模な広場を整備するというものです。完成すれば、歩行者とクルマの交通が分離され、歩行者は国道の横断歩道を渡ることなく、2階部分を歩いて街へとスムーズに移動できるようになります。分散しているバスやタクシーのりばも集約される計画です。

 2027年のリニア中央新幹線開業を見据え、今後、官民連携で計画の具体化が図られます。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170203_shinagawakaihatsu_01.jpg
<![CDATA[赤ちゃんは迷惑なのか? 授乳、ぐずり…交通機関どう応える?]]> https://trafficnews.jp/?p=64131 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-03T22:00:37+0000 赤ちゃんを抱えて公共交通を利用する人には、さまざま苦労や悩みがあるようです。「心配で出かけられない」という人もいるなか、交通機関や社会は、赤ちゃん連れにどう向き合っているのでしょうか。

赤ちゃんがいると出かけられない?

 赤ちゃんを抱えて交通機関を利用するには、さまざまな課題が立ちはだかります。移動中の授乳はどうするか、おむつを替えられる場所はあるか、泣き出して迷惑をかけないか……ある育児用品メーカーが2016年12月から公開している動画『電車で授乳』も、そんな赤ちゃん連れの苦労を浮き彫りにしています。

モーハウスが制作した動画『電車で授乳』の一部。授乳服を着た母親が授乳し、泣いていた赤ちゃんが落ち着いて安心している(画像出典:モーハウス)。

 動画は、走行する電車内で泣く赤ちゃんに周りの視線が集まるなか、母親はその場で赤ちゃんに授乳を始めるという内容です。母親は肌を晒さず授乳できる「授乳服」を着ています。

「約20年前、当社の代表が電車内で授乳し、周りの注目を浴びて恥ずかしい思いをしたことが、授乳服をつくったきっかけです。電車内でも授乳ができる点を表現するためにこの動画を制作しました」

 そう話すのは、授乳服メーカー、モーハウス(茨城県つくば市)の稲場さんです。授乳服には、お母さんが「赤ちゃんがいると出かけられない」ということにならないようにする、つまり、行動の制約から解放する目的があると稲場さんはいいます。

「行動の制約」という観点からは、主婦の友社 販売・広報部の長友さんも、「たとえば赤ちゃんと旅行したいけれど、移動中に赤ちゃんが泣き出して周りに迷惑をかけるのが心配で出かけられない、と思っている親はたくさんいます」と話します。

 列車内などで泣き出した赤ちゃんに対し、周りの人も一緒にあやしたといったエピソードもあれば、その場で怒鳴り散らす人もいたなど、インターネット上でもさまざまな目撃談があります。

 また赤ちゃんの泣き声だけでなく、たとえ母親が肌を隠していたとしても、公共の場で授乳することそのものを嫌がる周囲の人もいると稲葉さんは話します。

交通機関の対応は? しかしやむを得ないことも

 公共交通を運営する側はどう考えているのでしょうか。JAL(日本航空)では、機内での授乳には人目につかない調理室に案内するか、座席での授乳を希望する人には姿を隠すためのブランケットを貸し出して「お母さんの希望に沿えるように対応しています」(JAL広報部)といいます。

 それでも、主婦の友社の長友さんは、赤ちゃんの親にとって「飛行機の旅は特に『ハードルが高い』と思われています」と話します。そうしたなか、赤ちゃんと旅行したいという人の要望を受け、同社では全日空商事と提携し、参加者を2歳以下の赤ちゃん連れ限定にした沖縄へのツアーを企画。飛行機の後方をツアー専用に借り切ることで、赤ちゃんが泣き出しても、周りはみんな同じ境遇のママなので安心して旅行できるというものです。

京葉道路・幕張PA下り線のベビーコーナー(2017年1月、中島洋平撮影)。

 ほかの公共交通ではどういう対応をしているのでしょうか。NEXCO中日本では、高速道路の主要なSA・PAには、授乳やおむつ替え台、粉ミルクを作るための給湯器などを備えたベビーコーナーを設けているといいます。東京メトロも、おむつ交換台やベビーチェアなどを備えた多機能トイレをほぼ全駅に整備。授乳したいと申し出を受けた際にはその多機能トイレのほか、駅事務所内の救護スペースに案内することもあるなど、駅ごとに対応しているそうです。

 そうした対応が行われているとはいえ、親としてはいざ乗りものに乗ったあと、周囲の目があったり混雑したりするなか、「泣き出したらどうしよう」という不安はどうしてもつきまとうでしょう。乳幼児がいる記者も覚えることがあります。赤ちゃんを抱えた人が「行動の制約」から解放されるには、どうすればよいのでしょうか。当事者や事業者の努力だけで解決できるものではないのかもしれません。

【写真】「ベビーコーナー」は駅にも その内部

2016年11月の改装で新設された千葉駅の「ベビー休憩室」。粉ミルクづくりのための給湯器、授乳専用スペースなどを備える(2016年11月、中島洋平撮影)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170127_denshajunyu_01.jpg
<![CDATA[短距離過ぎる? 名古屋~大阪間に「夜行」高速バスが走るワケ]]> https://trafficnews.jp/?p=63965 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-03T08:06:34+0000 寝ているあいだに長距離移動できることがメリットのひとつである夜行高速バス。しかし名古屋~大阪間という長距離とはいえない区間でも運行されており、好評といいます。背景には、「夜行バス」の強みを生かすダイヤ設定がありました。

3時間で着く距離 倍以上かけて運行のナゾ

 深夜の時間を有効活用し、寝ているあいだに長距離移動できることがメリットのひとつである夜行高速バス。ですが名古屋~大阪間といった、長距離ではない夜行高速バスも存在します。

名古屋~大阪間の夜行高速バスも発着する名古屋駅新幹線口の高速バスターミナル。写真のバスは東京行きの便(2016年12月、恵 知仁撮影)。

 名古屋駅と大阪駅を結ぶ昼行便の名神ハイウェイバスは、約170kmを3時間程度で走ります(便により異なる)。しかし、西日本ジェイアールバスとジェイアール東海バスが運行する夜行便の「青春大阪ドリーム名古屋号」は、大阪行きが名古屋駅23時30分発の大阪駅6時02分着、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)7時00分着。名古屋行きがUSJ 21時45分発、大阪駅23時00分発の名古屋駅5時34分着というもの。名古屋駅~大阪駅間の所要時間は6時間半程度と、昼行便と比べて倍になっています。

 低速で高速道路を走っているわけではありません。高速道路外の経由地が3か所あるため、走行距離が大阪駅~USJ間を含めて約230kmから240kmと昼行便より長いのも所要時間が増加している要因のひとつですが、夜行便の「青春大阪ドリーム名古屋号」は、高速道路のSAで1回、約15分から20分間の休憩を行うほかに、別の場所でしばらく停車します(乗客は車内滞在)。「早く到着しすぎても、そこから先の交通機関が動いていないので」(西日本ジェイアールバス)、この休憩で到着時刻の調整を行うのだそうです。

「夜行バス」の強みを引き出す「青春大阪ドリーム名古屋号」 そのポイントとは

 名古屋~大阪間を、昼行便の倍の時間をかけて走る夜行の「青春大阪ドリーム名古屋号」。西日本ジェイアールバスは、その特徴を以下のように話します。

「名古屋行きの場合、USJの閉園後に出発し、途中の各乗車地については、その周辺の駅から名古屋へその日のうちに行ける終電のあとに発車するよう設定しています。USJで1日楽しみたいお客さまや、ビジネス、レジャーなどで滞在時間を長くとりたいお客さまに好評です」(西日本ジェイアールバス)

 夜行バスの特徴でもある「宿泊費を節約できる」点からも、学生などに人気だそうで、「週末限定で運行を開始しましたが、好評を受けて現在は毎日走らせています」(西日本ジェイアールバス)とのこと。運賃は、「早売1」を利用した場合は片道2800円などになります。ダイヤを調整することで、「時間の有効利用」と「安さ」という夜行バスの強みを引き出しているといえそうです。

東京駅と成田空港を約1時間で結ぶ「東京シャトル」には、午前1時台や4時台といった深夜帯に東京駅を発車する便もある(写真出典:京成バス)。

 ちなみに、東京駅と成田空港のあいだ80km弱を約1時間で結ぶ「東京シャトル」など、深夜帯に走る運行距離100km未満の高速バスも存在します。「東京シャトル」を運行する会社のひとつ、京成バスによると「成田空港を深夜や早朝に発つLCCなどを利用されるお客さまなどのため」とのこと。成田空港は24時間オープンしていることから深夜便でも時間調整は行わず、また一部の便は深夜も営業する温泉施設を始発にするなどして、鉄道が運行されない真夜中にもバスを走らせています。

【時刻表】名古屋駅と大阪駅を結ぶ「夜行」高速バスのダイヤ

「青春大阪ドリーム名古屋号」のダイヤ。途中、SAでの休憩ほか、時間調整の停車を行う(画像出典:西日本ジェイアールバス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170127_shortbus_01.jpg
<![CDATA[国道17号「上武道路」、3月19日に全線開通 群馬~埼玉の新動脈]]> https://trafficnews.jp/?p=64338 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-03T03:10:05+0000 国道17号バイパス「上武道路」の前橋市内区間3.5kmが2017年3月19日に開通。これにより、埼玉県熊谷市と群馬県前橋市を結ぶ延長40.5kmの全線が開通します。

事業開始から47年

 国土交通省関東地方整備局は2017年2月3日(金)、国道17号バイパス「上武道路」が3月19日(日)に全線開通すると発表しました。

「上武道路」は埼玉県熊谷市と群馬県前橋市を結ぶ延長40.5kmの道路です。1970(昭和45)年から順次事業化され、現在は国道17号「深谷バイパス」との分岐点(上武IC)から前橋市上細井町までの区間37.0kmが開通。このうち21.5kmで4車線化が完了しています。

国道17号バイパス「上武道路」の前橋市内3.5kmが開通。終点では渋川市に至る「前橋渋川バイパス」にも接続する(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。

 今回開通するのは、残りの前橋市上細井町から国道17号田口町南交差点までの区間3.5kmです。暫定2車線で整備されます。これにより、事業開始から47年で「上武道路」の全線が開通します。

「上武道路」は前後の「熊谷バイパス」「深谷バイパス」「前橋渋川バイパス」とともに地域高規格道路「熊谷渋川連絡道路」として位置付けられています。全線開通により埼玉県鴻巣市から群馬県渋川市までがほぼ直線状に結ばれることで、国土交通省関東地方整備局は「現国道17号の渋滞緩和や地域活性化に寄与するものと期待されます」としています。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170203_jyobudoro_01.jpg
<![CDATA[「SPORZA」に息づくデ・トマソのDNA ダイハツとスポーツカーの雄、その深い縁とは?]]> https://trafficnews.jp/?p=64138 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-02T22:00:46+0000 ダイハツが「東京オートサロン2017」に出展した、4台の「SPORZA」と称するコンセプトのクルマは、往年の「デ・トマソ」社のデザインを彷彿とさせるものでした。両社のあいだに、どんな関係があるのでしょうか。

デ・トマソのDNA? ダイハツの「SPORZA」

 幕張メッセ(千葉県千葉市)にて1月13日(金)から15日(日)の3日間にわたり開催された「東京オートサロン2017」。近年は、国産自動車メーカーや輸入インポーターなども積極的に出展しており、モーターショーなどの新型車展示ショーとは異なる、東京オートサロンらしい趣向を凝らした展示やステージショーなどで来場者を楽しませてくれています。

「東京オートサロン2017」に出展された、「ブーン SPORZA」(写真出典:ダイハツ)。

 そんなユニークな自動車メーカーのブースの中で、今年はダイハツに熱い視線が注がれました。ダイハツは、今回、4タイプのコンセプトを掲げたドレスアップカーを展示。そのなかのひとつである「SPORZA(スポルザ)」が、特にクルマ好きたちの心を捉えるものだったのです。

「SPORZA」は、「ブーン」、「トール」、「ムーブキャンパス」、「コペン」をベースに、スポーティに仕立てたカスタムカーで、ダイハツが過去に送り出していた「シャレード デ・トマソ」などのホットハッチ(スポーツコンパクト)を現代的にアレンジしたものだといいます。

「デ・トマソ」という名を聞いて、イタリアのスーパーカーを思い出した人は大正解。往年のスーパーカーブームにおけるヒーローの1台である「パンテーラ」を送り出した、あのデ・トマソ社です。

もはやイタリア車? デ・トマソ自ら磨き上げた「シャレード」

 意外かもしれませんが、ダイハツとデ・トマソには深い縁があります。

 当時、デ・トマソは、自動車メーカーとして拡大路線にあり、マセラティやイノチェンティというイタリア自動車メーカーを買収。しかし、BLMC(ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション、イギリス)の子会社だったイノチェンティは、BLMC製のエンジンを搭載しており、自社製エンジンを持っていませんでした。デ・トマソ自体も、エンジンはフォードより供給を受けていたこともあり、適当な小型車エンジンを探し求めていました。

 そこで白羽の矢がたったのが、海外に輸出も行っていた「シャレード」のダイハツ製1.0L 直列3気筒エンジンでした。デ・トマソはダイハツと、イノチェンティ向けに小型エンジンの供給契約を締結。つまり、ダイハツにとってデ・トマソは、お得意さんだったのです。

「シャレード デ・トマソ ターボ」のパンフレット。ベースは2代目「シャレード ターボ」(写真出典:ダイハツ)。

 その良好な関係が生み出したのが、「シャレード」にスポーツモデルとして追加された「シャレード・デ・トマソ」です。初代「シャレード」でもコンセプトカーが作られましたが、市販モデルとなったのは、2代目「シャレード」から。スポーティな「シャレード ターボ」をベースとし、アレハンドロ・デ・トマソ御大自らが参加して共同開発されたといいます。

 スペックはターボと同等ですが、専用エアロを備えたエクステリアに加え、デ・トマソ自身が厳選したイタリア製パーツを採用。その中身は、カンパニョーロ製マグネシウム合金ホイール、ピレリ製P8タイヤ、MOMO社製スポーツステアリングなど、当時のカーマニアを唸らせる逸品ばかり。スーパーカーブーム以降、欧州車の人気が高まりつつあった日本では、まさに最も身近なイタリアンスポーツといえるものでした。

名乗らずともそれは「デ・トマソ」

 初代「シャレード・デ・トマソ」の特徴は、専用カラーの赤黒ツートン、メッシュデザインのゴールドホイール、そしてMOMO製スポーツステアリング。そんな特徴をしっかり受け継いだ「SPROZA」が「東京オートサロン2017」にて発表されたことで、「デ・トマソの再来か!?」とメディアがとりあげたというワケです。

左上から時計回りに、「SPROZA」の「ブーン」、「トール」、「コペン」、「ムーブキャンパス」(画像出典:ダイハツ)。

 その後、国内最後の「シャレード」となった4代目で、再び「デ・トマソ」モデルを作り上げるなどダイハツと懇意だったデ・トマソですが、創業者アレサンドロ・デ・トマソの死去と共に会社は解散。現在は別の会社が商標権を持っており、ダイハツとデ・トマソのコラボが実現することはもうないかもしれません。しかしながら、今回の「SPORZA」と名付けられたコンセプトカーたちによって当時のホットハッチを送り出したダイハツの心意気は、まだ生き続けていることを証明してくれたように感じられます。

 近い将来、もしかすると、こんな往年のダイハツテイストを盛り込んだユニークなスポーティモデルが登場することもあるかもしれませんね。

【写真】往年のスーパーカー、「デ・トマソ パンテーラ」

「デ・トマソ・パンテーラ」は初代が1971年に発売。モデルチェンジを繰り返し、1990年代まで生産、販売され続けた(写真出典:rallystock/123RF)。
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特集ニュース 大音安弘(自動車ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170130_detomaso_01.jpg
<![CDATA[「カイエンSプラチナエディション」3月1日予約開始 ポルシェ]]> https://trafficnews.jp/?p=64261 2017-02-06T16:22:56+0000 2017-02-02T05:20:04+0000 ポルシェはSUV「カイエンSプラチナエディション」を、2017年3月1日(水)より予約受付開始します。

「カイエンSプラチナエディション」予約開始

 ポルシェはSUV「カイエンS」をベースにした特別仕様車「カイエンSプラチナエディション」の予約受付を、2017年3月1日(水)より開始します。

ポルシェ「カイエンSプラチナエディション」のエクステリア(写真出典:ポルシェ ジャパン)。

●「カイエンSプラチナエディション」のポイント
・21インイチ「カイエンスポーツクラシックホイール(サテンプラチナ仕上げ)」を標準装備。
・「カイエンGTS」由来の「アルカンターラ・シートセンター付8-wayレザー仕上げスポーツシート」を標準装備、フロントシートヒーターつき。
・ボディーカラーはスタンダードカラーの「ブラック」と「ホワイト」のほか、「ジェットブラック」、「マホガニー」、「パープライト」、「キャララホワイト」、「ロジウムシルバー」のメタリック塗装仕上げ5色がオプション選択可能。
・フロントドアエントリーガードに「Platinum Edition」の文字を記載。また、前後外側シートのヘッドレストに「ポルシェ クレスト」(エンブレム)をあしらう。
・日本国内販売車は右ハンドル仕様のみ。
・価格は1217万円(税込)。

 ポルシェ「カイエン」は2002(平成14)年に発売されたSUVで、2010(平成22)年のモデルチェンジを経て現在2代目です。「カイエンS」はその上位グレードにあたります。

【写真】インパネまわりは…?

ポルシェ「カイエンSプラチナエディション」のインパネまわり(写真出典:ポルシェ ジャパン、写真は海外仕様左ハンドル車)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170202_cayennes_01.jpg
<![CDATA[100km/hでもミリ単位を「検知」 高速道路のドクター、その名は「ロードタイガー」]]> https://trafficnews.jp/?p=63957 2017-02-06T16:22:57+0000 2017-02-02T05:07:05+0000 NEXCO中日本グループが路面状態の測定に用いる車両「ロードタイガー」は、異常をミリ単位で見つけるまさに道路の「ドクター」です。

「世界でも類を見ない」性能

 高速道路の路面は定期的に、凹凸やひび割れなどがないかチェックされています。かつて車線規制をしつつ人力で行っていたこの作業、現在は専用の車両「路面測定車」が導入されており、作業効率も格段に跳ね上がりました。最新型ともなると、最高100km/hで走行しつつ、路面におけるミリ単位のひび割れすら見逃さないといいます。

 その名は「ロードタイガー(Road Tiger)」、NEXCO中日本のグループ会社、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京が所有する、値段にしておよそ3億3000万円という特別なクルマです。

路面測定車「ロードタイガー」(2017年1月25日、中島洋平撮影)。

「ロードタイガー」はその前面に、道路面に照射するレーザー投光器とカメラ、後ろにも道路面を照らすハイドロランプとカメラを備えます。これらを駆使し、路面の車両走行跡に沿ってできるくぼみ(わだち掘れ)、進行方向に対して水平面の凹凸(平坦性)、そして路面のひび割れという、道路保全において重要とされる3要素をおもに計測します。

車両前面に張り出した部分から路面に向かってレーザーを照射、くぼみがある場所での光線のずれで「わだち掘れ」を測定する(2017年1月25日、中島洋平撮影)。

 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京の來島さんは「ロードタイガー」について、「最高100㎞/hまでの任意の速度で、『わだち掘れ』『ひび割れ』『平坦性』の3要素を同時測定できるだけでなく、道路の縦断面、横断面を立体的に計測する『縦横断計測』も可能であることが、世界でも類を見ない」といいます。

東名高速なら東京~清水間を1日で

 この最新型「ロードタイガー」は6代目にあたり、初代は1984(昭和59)年に開発されました。それまでの人力による路面性状測定は、前述のように車線規制をしつつ1日数kmしか実施できなかったそうですが、初代の導入から車線規制の必要がなくなり、そして6代目は1日1車線あたり150kmのデータ測定が可能だそうです。

車両後部の下方にはハイドロランプを装備。路面を照らし、上に張り出たカメラで撮影することでひび割れを測定する(2017年1月25日、中島洋平撮影)。

 6代目「ロードタイガー」は、2017年夏ごろの運用開始を予定。年間110日程度の稼働を想定しているといいます。

主要な測定機器は車内後部に配置されている(2017年1月25日、中島洋平撮影)。

 ちなみに「ロードタイガー」の「Tiger」は、Take(捉える)、Inspect(検査する)、Gaze(熟視する)、Exact(正確な)、Rapid(すばやい)の各頭文字をとったものだそうです。

【画像】グラフにはっきり表れる路面の「段差量」

測定要素のひとつ、路面段差量評価のイメージ。赤丸で囲んだ箇所の段差量がグラフ化される(画像出典:中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170126_roadtiger_01.jpg
<![CDATA[最大33.4km/L、全車CVT 新型「ワゴンR」発売 「スティングレー」も スズキ]]> https://trafficnews.jp/?p=64183 2017-02-06T16:22:57+0000 2017-02-01T22:00:16+0000 スズキが新型「ワゴンR」および新型「ワゴンRスティングレー」を、2017年2月1日より発売しました。

6代目「ワゴンR」発売

スズキが2017年2月1日(水)より、新型「ワゴンR」および「ワゴンRスティングレー」を発売しました。いずれも軽ワゴンタイプの乗用車で、今回の新型は6代目モデルにあたります。

ターボモデルの新型「ワゴンRスティングレー HYBRID T」。ボディカラーは新色の「ブレイブカーキパール」(画像出典:スズキ)。

●スズキ新型「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」のポイント
・発進時にモーターのみで走行できる「マイルドハイブリッド」搭載グレードは、JC08モード走行燃費(国土交通省審査値)で33.4km/L。
・トランスミッションはCVT(無段変速機)のみ。
・軽量化と高剛性を両立した新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。ほかボディーや足回りの見直しで、先代モデル比約20kgの軽量化。
・すべてのグレードに2駆と4駆モデルあり。
・室内空間が拡大。室内長は2450mm。
・単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者やクルマを検知して衝突の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」や、周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替える「ハイビームアシスト機能」など、各種の先進安全技術を採用。
・運転席前方のダッシュボードに車速やデュアルセンサーブレーキサポートの警告などを表示する「ヘッドアップディスプレイ」を軽自動車で初めて採用。
・俯瞰映像を表示する「全方位モニター付メモリーナビゲーション」をメーカーオプション設定(FAを除く)。スマートフォンと連携したサービスが利用可能な「Apple CarPlay」や「Andoroid Auto」、より高精度の渋滞回避案内などが可能な「VICS WIDE」に対応。
・ボディーカラーは「FA」と「HYBRID FX」が10色、「HYBRID FZ」が8色、「スティングレー」が6色。
・価格は「ワゴンR」が107万8920円から147万960円、「ワゴンRスティングレー」が129万3840円から177万9840円(いずれも税込)。

 初代「ワゴンR」は1993(平成5)年9月発売。スズキは「軽ワゴンという市場を新たに築き、国内累計販売台数約440万台を誇る、軽自動車を代表するモデル」としています。

【写真】広くなった後面の荷室開口部

先代モデル比で100mm広くなった荷室開口部(写真出典:スズキ)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170201_wagonr_01.jpg
<![CDATA[横羽線と第三京浜をつなぐ首都高横浜北線、3月18日16時に開通]]> https://trafficnews.jp/?p=64209 2017-02-06T16:22:57+0000 2017-02-01T09:12:16+0000 K1横羽線と第三京浜をつなぐ首都高K7横浜北線が、2017年3月18日16時に開通します。

開通区間の約7割はトンネル

 首都高速道路は2017年2月1日(水)、K7横浜北線の生麦JCT~横浜港北JCT間約8.2kmが3月18日(土)16時に開通すると発表しました。

K1横羽線と第三京浜をつなぐ首都高K7横浜北線が2017年3月18日に開通する(画像出典:首都高速道路)。

 これにより、K1横羽線およびK5大黒線と、第三京浜のあいだに短絡ルートが誕生。首都高速道路によると、たとえば新横浜から羽田空港までの所要時間は現在の約40分から、10分短い約30分になります。さらに横浜市内の高速道路網が強化され、物流の効率化や災害時の信頼性向上、観光振興などのストック効果(継続的に中長期にわたり得られる効果)が期待されるといいます。

生麦JCT~横浜港北JCT間にある横浜北トンネルは延長約5.9km。開通区間の約7割を占める(写真出典:首都高速道路)。

 開通区間には岸谷生麦出入口、馬場出入口、新横浜出入口が設けられますが、馬場出入口は2019年度の開通を目指し、引き続き工事が進められます。

 なお、横浜港北JCTと東名高速の横浜青葉ICを結ぶ延長約7.1kmの「横浜環状北西線」は、2021年度の完成に向けて現在も事業が進行中です。

【写真】空から見た横浜港北JCT

横浜港北JCTは第三京浜の港北ICに接続しているが、K7横浜北線と一般道のあいだでの乗り降りはできない(写真出典:首都高速道路)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/02/170201_syutokok7_01.jpg
<![CDATA[阪急バスと阪急観光バス、高速バス全線で無料Wi-Fiサービス開始へ]]> https://trafficnews.jp/?p=64099 2017-02-06T16:22:57+0000 2017-01-31T09:18:31+0000 阪急バスと阪急観光バスの高速バス全線で、無料Wi-Fiサービスの提供が始まります。

2月1日から順次開始

 阪急バスと阪急観光バスは2017年1月30日(月)、高速バス全線に無料のWi-Fiサービスを導入すると発表しました。

阪急バスの高速バス(写真出典:阪急バス)。

 2月1日(水)から順次、サービスの提供が始まります。なお有馬急行線(阪急梅田~有馬)と阪急観光バスは3月1日(水)からの予定です。

 利用は1回につき60分で、1日5回まで。SSIDは「HANKYU_BUS_Free_Wi-Fi」です。認証には電子メールアドレスまたはSNSアカウント(Facebook、Twitter、Google、Yahoo! JAPAN、Weibo)を利用します。対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語です。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170131_hankyubuswifi_01.jpg
<![CDATA[圏央道の茨城県区間、2月26日全通 東名~東関東道の放射6高速と接続へ]]> https://trafficnews.jp/?p=64088 2017-02-06T16:22:57+0000 2017-01-31T06:33:12+0000 圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が2017年2月26日15時に開通します。これにより、東名高速から東関東道までの放射6高速と接続。また、初めて「高速道路ナンバリング」の標識が導入されます。

「高速道路ナンバリング」の標識を初導入

 国土交通省とNEXCO東日本は2017年1月31日(火)、圏央道の境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが、2月26日(日)の15時に開通すると発表しました。

境古河IC~つくば中央IC間の開通により、圏央道は高速道路の放射6路線を結ぶようになる(画像出典:NEXCO東日本)。

 暫定2車線(片側1車線)で、途中には坂東IC(茨城県坂東市)と常総IC(同・常総市)が設置されます。この開通により茨城県内区間が完成し、圏央道は東京から放射状にのびる東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の6路線と接続。沿線から成田空港へのアクセスも向上します。

 また今回、開通区間では日本で初めて「高速道路ナンバリング」の標識が導入されます。訪日外国人を含むすべての利用者にわかりやすい道案内を実現するためのもので、ナンバリングの対象は、全国の高速道路や自動車専用道路などです。

開通区間に導入される「高速道路ナンバリング」標識のイメージ(画像出典:NEXCO東日本)。

 圏央道は、首都高のC1都心環状線とC2中央環状線、そして外環道に次ぐ4番目の環状(Circle)道路であることから、「C4」とされます。東北道や常磐道は、高速道路(Expressway)を意味する「E」と並行する国道の番号を組み合わせた「E4」「E6」です。

 なお、延伸にともない標識の新設や変更などが生じることから、2月13日(月)と14日(火)の各日21時から翌朝6時までのあいだ、圏央道の白岡菖蒲IC~境古河IC間で通行止めが予定されています。

 圏央道は、未開通である千葉県内の大栄JCT~松尾横芝IC間が現在も建設中。神奈川県内の藤沢IC~栄IC/JCT間「横浜湘南道路」と戸塚IC~栄IC/JCT~釜利谷JCT間「高速横浜環状南線」は2020年度の開通に向けて事業が進行中です。

【画像】茨城県内で延伸を重ねてきた圏央道

2003年につくばJCT~つくば牛久ICが開通して以来、延伸を重ねてきた茨城県内の圏央道(画像出典:NEXCO東日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170131_kenodoibaraki_01.jpg
<![CDATA[F1の技術はガラパゴスなのか 市販車へのフィードバック、ホンダとトヨタは?]]> https://trafficnews.jp/?p=63647 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-29T06:56:45+0000 エイドリアン・ニューウェイ氏が、F1のハイブリッド技術は市販車に生かされないという見解を示しましたが、実際はどうなのでしょうか。また、これまでにフィードバックされた技術はあるのでしょうか。ホンダとトヨタに話を聞きました。

F1のハイブリッドは別物?

 2017年1月1日(日)、イギリスのメディア「Sky Sports」が伝えたところによると、長年F1マシンの開発に携わってきたエイドリアン・ニューウェイ氏はそのインタビューに応じるなかで、「F1のハイブリッド技術が市販車に反映されるというのは、自動車メーカーによるただの宣伝文句だ」という見解を示しました。

 ニューウェイ氏は2017年1月現在、F1に参戦するレッドブル・レーシングチームのテクニカルチーフオフィサーを務めており、特に空力デザインのスペシャリストとして知られています。

 そのニューウェイ氏が、ハイブリッド技術に関してとはいえ、F1から市販車への技術的フィードバックについて否定的な発言をしたことになります。

「市販車への技術的フィードバック」は、自動車やバイクのメーカーがモータースポーツへ携わる理由のひとつとして耳目にふれることが多いものですが、実際のところはどうなのでしょうか。

1989年のオーストラリアグランプリを戦うマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナ。カーナンバー「1」は当時、前年チャンピオンの証だった(写真出典:ホンダ)。

 中断をはさみつつも50年以上にわたりF1へ携わってきたホンダは、現在のレギュレーション(ルール)下での参加について「意義がある」といいます。

F1の技術は市販車の数年先を行っている?

 ホンダはこれまで、ワークスチーム(レースに自己資金で参戦する自動車会社のチーム)、あるいはエンジン(パワーユニット)供給メーカーとして長年、F1に参戦してきました。1964(昭和39)年にワークスチームとして初参戦したのち3度の中断をはさみ、現在の参戦は第4期にあたります。

ホンダ創業者の本田宗一郎氏と、F1初参戦にむけ制作されたレースカーのプロトタイプRA270(写真出典:ホンダ)。

 マクラーレンチーム(イギリス)へエンジンを供給するF1第4期活動についてホンダは、「市販車への技術的フィードバック」という観点から、「環境技術を意識した現在のレギュレーションは、ハイブリッドシステムをはじめ先進のエネルギーマネジメント技術を常に追求してきたホンダにとって、将来技術の開発や技術者の育成などに意義がある」と考えているそうです。

 また、ニューウェイ氏による今回の発言から話題になったF1のハイブリッド技術については、次のようにも話しています。

「排気ガスエネルギー回生(MGU-H)技術は『将来に向けた技術』と認識しており、内燃機関(ICE)の燃焼技術の研鑽は今後の量産開発にフィードバックが期待できると考えております」(ホンダ)

 直ちにフィードバックされるわけではないようですが、いまのF1技術が将来の市販車に生かされると、ホンダは見ているようです。

 ではこれまでのF1参戦から、実際にホンダの市販車へフィードバックされた技術はあるのでしょうか。

ホンダが市販車に生かしたF1の技術とは

 ホンダのF1第2期活動はエンジン供給メーカーとしてのものです。この間、たとえば1988(昭和63)年には年間16戦のグランプリ中15勝を飾るなど、「最強」との呼び声をほしいままにしました。第3期活動も当初はエンジン供給メーカーとしてのものでしたが、2006(平成18)年から2008(平成20)年まではワークスチームとして参戦していました。

 ホンダによるとこの第2期、第3期の活動でつちかった「高回転化」「燃焼改善」「フリクション低減」といった技術が、量産エンジン開発に生かされているといいます。「フリクション」とは、エンジン内部でピストンなどの部品が運動するに発生する摩擦のこと。それによってエネルギーが失われるため、これを低減するということはエネルギー効率を改善するということで、すなわち燃費改善にもつながるのです。

「車体の領域では、空力開発におけるシミュレーション技術や計測技術が、量産車にフィードバックされています」(ホンダ)

 では、かつてF1に参戦していた国内自動車メーカーのもう一方、トヨタにおいてはどうなのでしょうか。同社によると、「『おさかなちゃん』が生きている」そうです。

F1から生まれたトヨタの「おさかなちゃん」

 トヨタは2002(平成14)年から2009(平成21)年までの8年間、ワークスチームとしてF1に参戦。チーム所属ドライバーの合計獲得ポイントで争う「コンストラクターズタイトル」の最高成績は、ヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハを擁した2005(平成17)年の4位で、8年間で優勝こそなかったものの、表彰台(3位以内入賞)13回、ポールポジション(予選1位)3回といった成績を残しています。

 この活動を通し、市販車へとフィードバックされた技術のひとつが「おさかなちゃん」です。

「社内で『おさかなちゃん』と呼ばれている、突起のようなパーツがあるのですが、これは、水中を泳ぐのが一番速いカジキマグロにヒントを得たもので、最初はF1の空力パーツとして開発されました」(トヨタ)。

2014年4月にマイナーチェンジした「ヴィッツ」の、テールランプ側面部にある突起が「エアロスタビライジングフィン」(写真出典:トヨタ)。

 通称「おさかなちゃん」、正式には「エアロスタビライジングフィン」という名称のパーツ。トヨタがこれを最初に採用した市販車は、2011(平成23)年9月発売の9代目「カムリ」で、ドアミラーの付け根に設けられていました。

「現在ではすべてのトヨタ車において見られるパーツですが、ボディのどこに取り付ける、という性質のものではなく、車種によってさまざまな位置に採用されています」(トヨタ)

 このように、市販車へ反映されているF1の技術は実在します。しかし、たとえばホンダが2017年現在のF1におけるハイブリッド技術を「将来に向けた技術」と認識しているように、また、トヨタの「エアロスタビライジングフィン」を装着した市販車の発売が、同社のF1撤退から2年後だったように、ただちに反映されるものではないといえるかもしれません。

 ニューウェイ氏の発言の真意は定かではありませんが、いまのF1に見られる最新技術も、2020年ごろにはあらゆる市販車に採用され、ごくありふれたものになっている可能性がないとは言い切れないでしょう。

【写真】セナ、モナコ5連覇への第一歩

1989年、マクラーレン・ホンダのアイルトン・セナはモナコグランプリで勝利。この年からセナは同グランプリ5連覇を飾る(写真出典:ホンダ)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170121_f1_01.jpg
<![CDATA[夜行バスにトイレは必要か? あえて「トイレなし」にするバス会社も その理由とは]]> https://trafficnews.jp/?p=63941 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-28T03:59:27+0000 夜行高速バスでは一般的な設備になっているトイレ。あると安心な一方で、あえて積極的には搭載していないバス会社も存在します。背景にはどんな理由があるのでしょうか。

「トイレ付き」のほうが売れない?

 2017年2月、ウィラー・エクスプレス・ジャパンが新シート「ReBorn(リボーン)」を搭載した夜行高速バスの運行を開始します。全18席がそれぞれ「シェル」で覆われ、個別空間がつくられているという、同社のなかではハイクラスに位置付けられるバスです。しかし、その車内にトイレはありません。

トイレあり、トイレ無し、多くの夜行高速バスが発着するバスタ新宿(2016年11月、中島洋平撮影)。

 夜行高速バスにおいて、車内トイレの有無はバスを選ぶ際のポイントのひとつ。予約サイトの多くに、「トイレ付き車両」に絞り込んで検索できる機能が備わっています。しかしウィラーではあえて積極的にトイレを設けてはいないといい、ウィラー・アライアンスの池 あい子執行役員は、その理由について以下のように話します。

「10年ほど前に4列タイプの『リラックス』シート搭載車両を導入したとき、トイレ付きとトイレなし車両を同額で用意したのですが、トイレ付きのほうが売れ残ることが多かったのです。当時、おもなターゲットである20代から30代の女性より、車内のトイレに対して『においや音が気になる』『恥ずかしくて使えない』『トイレ無しのほうが清潔感がある』などの声がありました」(ウィラー・アライアンス 池 あい子執行役員)

 その後、広めのトイレを備えた車両を導入しても、そのトイレに対して特段の好評価は得られなかったそうです。これらの声を受ける形で、ウィラーではメーカー標準仕様でトイレが付いている2階建て車両を除き、トイレを導入していないといいます。ただ、池さんは「お客様の年齢層も10年前より広がってきており、さらにターゲットを拡大するにあたって、トイレの有無をもう一度考える余地はある」と話します。

 ウィラーのバスではおよそ2時間に1度、高速道路のSAやPAでトイレ休憩を行うほか、走行中にどうしても我慢できなくなった場合は、乗務員に声を掛ければ最寄りのSAやPAなどへ緊急的に停車することもあるそうです。

車内トイレ、路線によって利用率に変化も

 保有する夜行高速バス車両すべてにトイレを備えている会社もあります。東京~愛知・奈良・岡山間などの路線を運行する関東バス(東京都中野区)もそのひとつです。

 関東バス経営管理室の久永和彦室長は「車内トイレは狭いものですが、使う、使わないに関わらず、付いていると安心という声があります。特に距離の長い路線では、利用される方も多いです」と話します。

 ただ一方で、「距離の短い路線では、利用率はそれほど高くありません」とのこと。

 途中のSAやPAにおける休憩で、トイレに行く人が多いそうです。また久永室長によると、かつてSAやPAに乗務員の交代や休憩のため停車したとき、トイレ付き車両であることから乗客は降ろさなかった便があったといいますが、利用者からトイレ休憩を設けてほしいという声があり、現在は乗客も外へ出られるようにしているそうです。

 トイレはSAやPAで済ませる人にとっても、車内のトイレはいざというときの“保険”になるのは確かでしょう。あると安心だけれども、あることを嫌がる人もいるという夜行高速バスのトイレ。ウィラーのように、車両は基本的に「トイレなし」と割り切るのも、ひとつの選択なのかもしれません。

関東バスと両備バスが共同運行する、全11席が完全個室の「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」。トイレは温水洗浄機能付き(2017年1月、中島洋平撮影)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170124_yakoubustoilet_01.jpg
<![CDATA[東名上り・富士川SAの観覧車、名称決定 展望デッキやドッグランも開設]]> https://trafficnews.jp/?p=63949 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-27T21:30:08+0000 2017年2月23日「富士山の日」、東名高速上り・富士川SAに観覧車や展望デッキなどの新施設がオープンします。

「富士山の日」に開業

 NEXCO中日本と中日本エクシス、遊園地施設の企画、運営などを手掛ける泉陽興業は2017年1月26日(木)、東名高速上り・富士川SA(静岡県富士市)に観覧車や展望デッキなどの新施設をオープンすると発表しました。

東名高速上り・富士川SAに開業する観覧車「Fuji Sky View」(写真出典:NEXCO中日本)。

 観覧車「Fuji Sky View」は高さ60m、ゴンドラ36台、1周約12分の規模で、料金は1人あたり1周700円、2周1000円です。富士山や富士市街地、駿河湾などを一望できます。

 ゴンドラ36台のうち、4台はシースルーになっており、1台はペットに対応しています。日没から21時まではイルミネーションも実施されます。

展望デッキや屋上広場、ドッグランもオープン

 観覧車の名称は公募作品から採用されました。最優秀作品に選ばれ名称に採用された「Fuji Sky View」は静岡県函南町の男性による作品です。このほか、優秀作品には「FUJIYAMA WHEEL」「FUJI SKY WHEEL」「EXSAPA富士川グランホイール」の3作品が選出されています。

観覧車「Fuji Sky View」のロゴ(画像出典:NEXCO中日本)。

 観覧車のほか、施設建物の2階フロアも新たに誕生。富士山と観覧車を同時に眺められる展望デッキや屋上広場、新店舗「Cafe de mori-kun STAND(カフェ・ド・モリクン・スタンド)」がオープンします。また、1階園地部分にはドッグランも新たに設置されます。

2階フロアの展望デッキ、屋上広場イメージ(画像出典:NEXCO中日本)。

 2月23日(木)から2月26日(日)までの4日間は、観覧車のオープン記念イベントを開催。特設ステージで和太鼓の演技や高校吹奏楽部の演奏、ご当地アイドルのパフォーマンスなどが行われる予定です。

【写真】富士川や富士山を一望 観覧車からの眺め

富士川や富士山などを一望できる観覧車「Fuji Sky View」(写真出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[東京スカイツリー「天望デッキ」入場込みで2800円 1日限定はとバス体験ツアー運行]]> https://trafficnews.jp/?p=63906 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-27T02:26:22+0000 2017年2月26日に、はとバスが1日限定の特別企画「はとバス体験ツアー」を運行。通常より割安な2800円で、浅草散策や東京スカイツリー「天望デッキ」などを楽しめます。

「一度は行ってみたかった」東京スカイツリーへ

 はとバスは2017年1月26日(木)、特別企画「はとバス体験ツアー」を、東京マラソン開催日の2月26日(日)限定で運行すると発表しました。

 浅草観音と仲見世(東京都台東区)の散策に、東京スカイツリー「天望デッキ」(高さ350m)の入場が付いて2800円(4~11歳1920円)。はとバスによると、同行程だと通常で大人5000円相当であるため「お得」といいます。移動中はほかのツアーと同様、バスガイドが東京の新旧名所を案内。「『一度は行ってみたかった』東京スカイツリーと、はとバスのサービスを一度に両方体験していただくことができます」としています。

東京スカイツリーを背景に、隅田川の吾妻橋を渡るはとバス(写真出典:はとバス)。

 コースは、東京駅丸の内南口を出発し、東京タワー、レインボーブリッジ、お台場、浅草観音と仲見世(自由散策50分)、東京スカイツリー「天望デッキ」(90分)を巡り、東京駅に戻るというもの。出発時刻は9時、9時30分、10時、10時30分、11時、14時、14時30分、15時、15時30分、16時です。募集人数は10便で計1000人。予約ははとバスの予約センターやウェブサイトの特設ページから申し込めます。

「はとバス体験ツアー」は2012(平成24)年から始まり今年で6回目。新規利用客の開拓を目的に毎年企画されています。ちなみに、東京スカイツリー「天望デッキ」に、今回のように団体ツアーでなく個人で入場する場合、その料金(当日券)は2060円(6~11歳930円、12~17歳1540円)です。

【写真】高さ350mからの眺望を楽しめる東京スカイツリーの「天望デッキ」

高さ350mからの眺望を楽しめる東京スカイツリー「天望デッキ」のイメージ。さらに450mの高さには「天望回廊」(別料金)もある(写真出典:はとバス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170127_hatotaiken_01.jpg
<![CDATA[中部横断道の六郷IC~増穂IC間、3月19日開通 増穂PAも同時オープン]]> https://trafficnews.jp/?p=63875 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-26T21:30:12+0000 中部横断道の六郷IC~増穂IC間が、2017年3月19日に開通。同時に増穂PAもオープンします。

下り増穂PAは道の駅に隣接

 NEXCO中日本は2017年1月26日(木)、中部横断道の六郷IC~増穂IC間9.3kmが、3月19日(日)15時に暫定2車線で開通すると発表しました。

2017年3月19日に開通する中部横断道の六郷IC~増穂IC間(画像出典:NEXCO中日本)。

 中部横断道は、新東名高速などに接続する新清水JCT(静岡市)と、上信越道との接続点である佐久小諸JCT(長野県佐久市)とをほぼ南北に結ぶ高速道路です。佐久小諸JCT~佐久南IC間と、双葉JCT~増穂IC間の2区間がすでに開通。今回の完成により増穂IC(山梨県富士川町)からさらに南へ道路が延びます。

 そして今回、道路延伸とともに、増穂ICの近くに増穂PA(山梨県富士川町)も開設されます。下り線は駐車場のみですが、隣接する道の駅「富士川」の施設が利用可能。上り線は駐車場とトイレが設けられます。ちなみに、増穂ICから高速道路に入る場合、増穂PAは上下線とも利用できないため注意が必要です。

【画像】増穂PAの整備状況と完成イメージ

増穂PAの整備状況と完成イメージ(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[伊予鉄道が持ち株会社へ 2018年4月めど グループ経営強化]]> https://trafficnews.jp/?p=63856 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-26T07:43:09+0000 伊予鉄道が2018年4月1日をめどに、持ち株会社体制へ移行。新「伊予鉄道」(仮称)が鉄軌道事業を、「伊予鉄バス」(同)が自動車事業をそれぞれ継承します。

事業会社13社を設立

 伊予鉄道(愛媛県松山市)は2017年1月25日(水)、持ち株会社体制への移行準備を開始すると発表しました。グループが将来にわたってさらなる持続的成長と企業価値向上を続けるためとしており、2018年4月1日をめどに新体制に移行する計画です。

 伊予鉄道は1887(明治20)年に創業し今年で130周年。そのあいだ鉄道や軌道(路面電車)などの運輸事業に加え、百貨店、旅行業、飲食、不動産、サービスなどに事業を展開してきました。しかし人口減少や消費者の価値観変化などで経営環境の厳しさが増しており、グループ経営機能の強化と各事業会社の自立的経営を図るとしています。

持ち株会社体制への移行イメージ(画像出典:伊予鉄道)。

 現在の伊予鉄道株式会社は、持ち株会社の「株式会社伊予鉄グループ」(仮称。以下同)に変更。そして新たに、事業会社として、鉄軌道事業を継承する「伊予鉄道株式会社」や自動車事業を担う「伊予鉄バス株式会社」など13社を設立する計画です。

 持ち株会社体制への移行は、今年6月下旬に開催される株主総会で正式決定されます。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170126_iyotetsuiko_01.jpg
<![CDATA[昼間はタクシーが割安に 交通不便地域で「住民の足」確保の実証実験]]> https://trafficnews.jp/?p=63870 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-26T06:49:31+0000 交通が不便な地域で住民の移動手段を確保するため、昼間にタクシーを割安で利用できるようにする実証実験が行われます。

タクシー事業者と自治体が連携

 国土交通省は2017年1月26日(木)、交通が不便な地域などで住民の移動手段を確保するため、閑散時間帯にタクシーを割安で利用できるようにする実証実験を行うと発表しました。

 期間は2月1日(水)から3月31日(金)まで。実施地域は茨城県水戸市の国田地区で、住民2500人あまりが対象です。タクシー事業者と自治体が連携して行います。

水戸市国田地区の位置。たとえば国田市民センターから水戸済生会総合病院にタクシーで行く場合、通常約2500円のところ実証実験では1000円に(画像出典:国土交通省)。

 実証実験では、タクシー2台を国田地区に配置。利用者は、路線バスの運行がない午前10時から16時までの時間帯にタクシーを予約し、利用します。国田地区の住民は、市役所や病院、バスターミナルなど指定された目的地へは、1回につき片道500円または1000円での利用が可能です。

 国土交通省は実証実験でのアンケート調査の結果や運賃収入面の影響、本格導入に向けた課題などを検証し、地域のニーズに合った公共交通機関の導入について検討を行うとしています。

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<![CDATA[「デリカ D:2」にハイブリッド登場 EV走行も可 三菱自動車]]> https://trafficnews.jp/?p=63859 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-26T05:22:12+0000 三菱自動車は「デリカ D:2」にハイブリッドグレードを新たに設定し、2017年1月26日より販売を開始しました。

「デリカ D:2」ハイブリッド搭載モデル登場

 三菱自動車は2017年1月26日(木)、コンパクトミニバン「デリカ D:2」にハイブリッドグレードを新たに設定し販売開始したと発表しました。同車にはすでにマイルドハイブリッドを採用したグレードがありますが、今回発表されたのは、EV走行が可能なパラレル方式のハイブリッドシステムを採用したグレードです。

三菱「デリカ D:2 ハイブリッド SZ ナビパッケージ」のエクステリア(画像出典:三菱自動車)。

●「デリカ D:2 ハイブリッド」のポイント
・デュアルジェットエンジン、駆動用モーター、高電圧リチウムイオンバッテリー、5速自動マニュアルトランスミッション(5AMT)で構成する、EV走行を可能としたパラレル方式のハイブリッドシステムを採用。JC08モード燃料消費率(国土交通省審査値)は32.0km/L。
・フロントグリルにブルーメッキをアクセントとして採用し、リヤコンビネーションランプをブルークリアとしてエコイメージを演出したほか、左右フロントフェンダーとバックドアにハイブリッド専用のエンブレムを装着。
・インパネアッパーガーニッシュをブルーメタリックとすることでエコイメージを演出したほか、モーターパワーメーターを組み合わせたブルー基調のハイブリッド専用メーターを採用。
・グレードは「ハイブリッド SX」「ハイブリッド SZ ナビパッケージ」「カスタムハイブリッド SV ナビパッケージ」のみっつ。
・駆動方式は2WDのみ。
・価格は200万8800円から231万2280円(いずれも税込)。

 三菱自動車は「『デリカD:2』は、既に販売しているマイルドハイブリッドに加え、さらに優れた燃費と力強い走りを両立させたハイブリッドを設定することで、お客様のライフスタイルや用途に合わせて選択頂ける車種構成としました」としています。

【画像】「顔」が違う「SV」

「デリカ D:2 カスタムハイブリッド SV ナビパッケージ」のエクステリア(画像出典:三菱自動車)。
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<![CDATA[MTが約5割 「ロードスターRF」累計受注2300台突破 マツダ]]> https://trafficnews.jp/?p=63852 2017-02-06T16:22:58+0000 2017-01-26T04:34:19+0000 マツダは2016年12月に発売した「ロードスターRF」の累計受注台数が、2017年1月23日時点で2300台を突破したことを発表しました。

ロードスターRF、累計受注2300台突破

 2017年1月26日(木)、マツダは2016年12月22日に発売した「ロードスターRF」の累計受注台数が、1月23日(月)時点で2385台になったことを発表しました。

「ロードスターRF」のなかで、2017年1月23日時点で最も受注台数が多い「VS」の「マシーングレープレミアムメタリック」(画像出典:マツダ)。

 グレード別の受注構成比は、3グレードの中間にあたる「VS」が最も多く61%、ボディカラーでは、鉄の無垢感のような質感を表現したという「マシーングレープレミアムメタリック」が48%と最も多くなっているそうです。トランスミッション別ではATとMTが約5割ずつと、近年の国内で販売された新車全体における比率に比べ、MTの割合がとても多くなっています。

「ロードスターRF」は、屋根をオープンにした状態でも後部のピラー(柱)が残る「ファストバック」スタイルを採用した、「ロードスター」シリーズ最新のリトラクタブルハードトップモデルで、2016年11月10日に発表、予約を開始しました。

 なお、マツダは「ロードスターRF」の月間販売目標を250台としています。

【写真】人気のインテリアは…?

2017年1月23日時点で、「VS」グレードの「ナッパレザー」を採用した、オーバーン(赤褐色)のシートが好評という(写真出典:マツダ)。
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<![CDATA[150台限定 ボルボ「V40 D4 R-DESIGN ポールスターエディション」販売開始]]> https://trafficnews.jp/?p=63787 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-26T01:30:40+0000 ボルボ・カー・ジャパンは2017年1月25日より、「V40 D4 R-DESIGN ポールスターエディション」を150台限定で販売開始します。

ボルボ「V40 D4」にスポーティグレードの特別限定車

 ボルボ・カー・ジャパンは2017年1月25日(水)、ディーゼルエンジン搭載ショートワゴン「V40 D4」のスポーティグレード特別限定車「V40 D4 R-DESIGN ポールスターエディション」を150台限定で販売開始すると発表しました。

150台限定のボルボ「V40 D4 R-DESIGN ポールスターエディション」。画像は欧州車仕様のもの(画像出典:ボルボ)

●「V40 D4 R-DESIGN ポールスターエディション」
・2.0L4気筒ターボディーゼル「D4」エンジンに「ポールスター・パフォーマンス・ソフトウェア」を導入し最高出力、最大トルクなどを向上。トランスミッションは電子制御8速AT。前輪駆動。
・「エンジンパワーの立ち上がりが素早くなり、パワフルな走りとスポーティなサウンドを楽しめる」という、ステンレス製エキゾーストシステム、スポーツ・エアフィルターおよびリア・ディフューザーを含む「ポールスター・パフォーマンス・エキゾーストセット」を搭載。
・「歩行者エアバッグ」、「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」、「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」など、11種類以上の先進安全技術を標準装備。
・150台限定。
・日本仕様車は右ハンドル。
・価格は449万円(税込)。

 ボルボ・カー・ジャパンによると、新製品の「ポールスター・パフォーマンス・エキゾーストセット」は「エンジンパワーのレスポンスを向上させ、パワフルな走りとスポーティなサウンドを演出する」といいます。エキゾーストシステムが奏でる「キレのあるエンジン音」を、スポーツ・エアフィルターが「低音の効いたスポーティなサウンドにチューニング」するそうです。

【写真】インテリアは…?

「V40 D4 R-DESIGN ポールスターエディション」欧州仕様車のインテリアの様子。日本仕様車は右ハンドルになる(写真出展:ボルボ・カー・ジャパン)。
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<![CDATA[MINIクラブマンにスポーティモデル「ジョン・クーパー・ワークス」登場、販売開始 BMW]]> https://trafficnews.jp/?p=63774 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-25T04:53:18+0000 BMWは「MINI ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン」を、2017年1月25日より販売開始します。

MINIクラブマンにスポーティモデル追加

 BMWは2017年1月25日(水)、同社のブランド「MINI」のステーションワゴンタイプである「MINIクラブマン」に、スポーティモデル「ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン」を追加、同日より販売開始すると発表しました。

MINI「ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン」のエクステリア(写真出典:BMW)。

●MINI「ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン」のポイント
・8速AT、2.0L直列4気筒MINIツインパワー・ターボエンジン搭載。
・MINI独自の4輪駆動システム「ALL4(オールフォー)」採用。
・足まわりはジョン・クーパー・ワークス専用チューニングが施されたスポーツ・サスペンションや、ブレンボ製の赤いブレーキ・キャリパーなどにジョン・クーパー・ワークスのロゴ。ホイールもジョン・クーパー・ワークス専用デザインの19インチ・アロイ・ホイールを標準で装備。
・エクステリアはジョン・クーパー・ワークス専用デザインのエアロダイナミック・キットを標準搭載。
・インテリアはジョン・クーパー・ワークスのスポーツシートやパドル・シフト付きスポーツ・ステアリング・ホイール、ステンレス仕上げの各ペダルなどを装備。
・右ハンドル仕様。
・価格は500万円(税込)

 BMWは同時に、「スポーティなジョン・クーパー・ワークスモデルでありながら、MINIクラブマンが持つ成熟した大人のイメージを強調する」という「エクスクルーシブ・スタイル」を530万円(税込)で発売。こちらは、エクステリアを「スポーティでありながらシックに纏めている」とし、インテリアも「よりエレガントな印象」といいます。

「ジョン・クーパー・ワークス」とは1960年代、チューニングされたBMC(当時)のMiniでモンテカルロ・ラリーを3度制したドライバー、ジョン・クーパーにあやかり名づけられた、MINIにおけるスポーティモデルの総称です。BMWは今回の「MINI ジョン・クーパー・クラブ・ワークスマン」を「レーシング・スピリットあふれる走りを特徴とし、精悍で卓越した走行性能と個性的なスタイリングを融合させたMINIのハイ・パフォーマンス・モデル」としています。

【写真】運転席まわりのインテリア

MINI「ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン」のインテリア。(写真出典:BMW)。
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<![CDATA[三菱自、新型コンパクトSUVを3月世界初披露 ジュネーブ国際モーターショーにて]]> https://trafficnews.jp/?p=63770 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-25T03:15:18+0000 三菱自動車は2017年3月に開かれる「ジュネーブ国際モーターショー」にて、新型コンパクトSUVを世界初披露します。

三菱自動車の新型コンパクトSUV、3月発表

 三菱自動車は2017年1月24日(火)、スイスで3月7日(火)より開かれる「第87回ジュネーブ国際モーターショー」において、新型コンパクトSUVを世界初披露すると発表しました。同社の「RVR」や「アウトランダー」および「アウトランダーPHEV」といった、クロスオーバーSUVにつらなる「クーペSUV」とのことです。

「第87回ジュネーブ国際モーターショー」にて世界初披露される、三菱自動車の新型コンパクトSUV(写真出典:三菱自動車)

 この新型SUVについて三菱自動車は、「ウェッジさせたベルトラインとボディサイドを貫く強いキャラクターライン、前傾を強めたリヤウインドウ、ロングホイールベースでありながら短いリヤオーバーハングといったプロポーションにより、シャープで躍動感のある三菱自動車らしいクーペSUVフォルムを実現。また、大きく張り出した前後フェンダーによりアスリートの筋肉のような塊感のある力強さを表現し、ダイナミックでスポーティなデザイン」としています。

 また同社は、今回のジュネーブモーターショーに関するスペシャルサイトを開設、「様々な情報を発信していく」としています。

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<![CDATA[城崎・出石がより近く 北近畿豊岡道、3月延伸]]> https://trafficnews.jp/?p=63730 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-24T21:30:19+0000 北近畿豊岡道が2017年3月に延伸。これにより、大阪市役所から城崎温泉までの所要時間は現行より10分ほど短い約165分になる見込みです。

暫定2車線で整備

 国土交通省近畿地方整備局は2017年1月23日(月)、北近畿豊岡道の八鹿氷ノ山IC~日高神鍋高原IC間9.7kmが3月25日(土)に開通すると発表しました。

 北近畿豊岡道は舞鶴若狭道の春日IC/JCT(兵庫県丹波市)と豊岡市を結ぶ自動車専用道路。現在は、春日IC/JCTから和田山IC/JCT(同・朝来市)で兵庫県内を南北に走る播但連絡道路と接続し、八鹿氷ノ山IC(同・養父市)までが開通済みです。

兵庫県の丹波市と豊岡市を結ぶ北近畿豊岡道。今回の延伸でその約8割が開通する(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。

 今回開通するのは「八鹿日高道路」と呼ばれる八鹿氷ノ山IC~日高神鍋高原IC間。延長区間は暫定2車線で整備され、日高神鍋高原ICでは国道482号に接続します。通行は無料です。

 北近畿豊岡道の延伸により、外湯めぐりが有名な城崎温泉(兵庫県豊岡市)や「但馬(たじま)の小京都」として知られる出石(同)などへのアクセスが向上。国土交通省近畿地方整備局によると、大阪市役所から城崎温泉までの所要時間は現在より10分ほど短い約165分になるとのこと。これにより観光の振興や救急搬送環境の向上、企業立地の促進が期待されるとしています。

【画像】延伸で城崎温泉への所要時間が短縮

北近畿豊岡道の延伸により、大阪市役所~城崎温泉間の所要時間は約10分短縮される見込み(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。
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<![CDATA[新幹線とクルマが同じ橋を並走 日本初、新幹線と道路の「併用橋」登場へ]]> https://trafficnews.jp/?p=63568 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-24T05:09:00+0000 北陸新幹線の延伸工事が進む福井県内で、新幹線と道路が一緒になった橋が建設されています。日本でも数少ない鉄道と道路の「併用橋」、しかも新幹線との併用橋は初めてです。

いくつもある「併用」のメリット

 新幹線と道路が一緒になった、珍しい構造の橋が福井県で建設中です。

 それは福井駅の北東およそ5km、福井市内の九頭竜川へ新たに架けられる「新九頭竜橋(仮称。以下同)」。中央に北陸新幹線が、その左右に少しあいだを空けて県道福井森田丸岡線が通ります。長さは415m。歩道も設けられます。

新幹線と道路の併用橋となる新九頭竜橋の完成予想図(画像出典:福井県)。

 鉄道と道路の「併用橋」は、道路の下を鉄道が走る構造の瀬戸大橋や関空連絡橋、道路と鉄道が並行する長野電鉄の村山橋(長野市と須坂市のあいだを流れる千曲川に架かる)などがありますが、国内では数少ないもので、しかも新幹線との併用橋は、初めてです。

 どうして併用橋になったのでしょうか。道路の建設主体である福井県の福井土木事務所によると、1995(平成7)年3月に道路建設の都市計画が決定した際は、新幹線と道路で別々に橋を建設する予定だったといいます。

 しかし、北陸新幹線の整備計画が進むにつれ、道路橋の建設地近くに新幹線の橋も架かることが明らかとなり、福井県は2006(平成18)年4月に都市計画を変更。新幹線と一体的に整備することとなりました。コスト縮減、工期短縮のほか、橋脚を共用することになる、すなわち橋脚の本数が減るため、河川への影響も抑えられるそうです。

新幹線の風圧は大丈夫? 開通時期は

 新幹線と道路が一体化した新九頭竜橋。新幹線が通過したときの風圧が、クルマや歩行者に影響を与えることはないのでしょうか。

建設中の新九頭竜橋。左奥が福井駅側。河川部の橋脚はほぼ完成している(写真出典:福井県)。

 福井土木事務所によると、新九頭竜橋はほとんどの列車が停車すると想定されている福井駅から約5kmと近いため、列車は減速していること、新幹線が通る部分には防音壁を設ける予定であること、そして道路よりも少し高い場所を新幹線が通ることから、列車通過時における風圧の影響は少ないと考えているそうです。

 2017年1月現在、河川部の橋脚はほぼ完成し、道路の橋げたなどの建設が進められています。開通時期は、北陸新幹線が金沢駅から福井県の敦賀駅まで延伸される2022年度末の予定。道路については未定ですが、福井土木事務所によると新幹線を優先しつつ、できるだけ早い開通を目指しているそうです。

【地図】新九頭竜橋の位置

場所は北陸本線・森田駅の東側で、福井駅からは北東およそ5kmの位置(画像出典:福井県)。
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<![CDATA[セナがくれた包帯 元F1ドライバー中嶋 悟さんが語る現役時代、そして2017年の展望]]> https://trafficnews.jp/?p=63688 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-23T07:52:23+0000 元F1ドライバーの中嶋 悟さんがデビューイヤーの裏話や、当時のチームメイトであるアイルトン・セナとの思い出、最後の鈴鹿、F1の2017年シーズンにおける展望などについて語りました。

元F1ドライバー中嶋悟さんのトークイベント開催

 元F1ドライバーの中嶋 悟さんが2017年1月22日(日)、三省堂書店池袋本店(東京都豊島区)でトークイベントに臨みました。歴代F1マシンのダイキャストモデルが付属するマガジン、隔週刊『F1マシンコレクション』(デアゴスティーニ・ジャパン)の創刊を記念したものです。

トークイベントに臨んだ、元F1ドライバーの中嶋悟さん(2017年1月22日、乗りものニュース編集部撮影)。

 その第2号には、中嶋さんが1987(昭和62)年のF1デビューイヤーにドライブした「ロータス99T」が登場。デビューイヤーについて中嶋さんは「全16戦中、よく知っているのは日本だけで、ブラジルやカナダなどのサーキットはまったく知らなかった」といいます。レース以外にも、様々な場面で不慣れゆえの苦労があったそうです。

「チームからは、サーキット、ホテルの場所と、集合時間しか知らされないのです。なので、空港に着いたらまずそれらを探すところから始めました。30年前なのでカーナビもないですから、ガイドブックと世界地図を開いて、見知らぬ街で『どこに行けばいいんだー』と。ものすごい1年でした、あっというまに終わったけれど楽しかったです」

 中嶋さんのF1デビューは1987年の「第1戦ブラジルグランプリ」。このスターティンググリッドが5年間のF1生活における一番の思い出だそうで、マンセルやプロスト、ピケなど当時、第一線で活躍するドライバーたちと同じところにいるというだけで、「スタートの信号を見落としそうになるくらいうれしかった。これはすごい感動だったですね」と目を細めました。

ルーキーイヤーのチームメイトは伝説のあのドライバー

 続いて話題は、中嶋さんのデビューイヤー1987(昭和62)年のハイライトとして、第7戦「イギリスグランプリ」におけるファイナルラップでのひと幕に。このレースは1位から4位まで、ウィリアムズとロータスのホンダエンジンを搭載したマシンが独占。マンセル、ピケ、そしてチームメイトであるセナの順にゴールし、中嶋さんは4位入賞を果たしました。

「シルバーストーンサーキットのバックストレートを走る4台の写真があるんです。前をゆくマンセルとピケが接触しそうになっている、ファイナルラップあたりのものです。このときセナも僕も『やれよー』と思ってました(笑)」

 ハンドルを握りつつ、前を走るライバルの接触リタイアを願っていたとのことで、「敵がいなくなることほど簡単なことはないですから」と、中嶋さんはドライバーの素直なところでの気持ちを吐露しました。

 このときのチームメイトであるアイルトン・セナに話がおよぶと、中嶋さんは「本当のパーソナルはよくわからないんです」としつつ、「彼にとって僕は敵じゃない、僕にとっても敵とするには格上すぎる、という感じで、非常に仲良くやらせてもらいました」と話しました。

 サーキットに着くたびにその攻略方法をこと細かに教えてくれたり、モナコではギアチェンジを多用することから手が水膨れのようになるため、わざわざ包帯を買ってきてくれて「これを巻いていけ」とアドバイスしてくれたりと、F1ルーキーの中嶋さんに対し3年先輩にあたるセナは、とても面倒見のよいチームメイトだったそうです。

「僕にとっては優しい弟みたいな存在でした。歳が若いくせに偉そうだけど(笑)」

 一方で、そうして身近に接していたぶん、「世界とはこんなに厳しいものか、と、目の前で見せてくれました」とも。セナはこの翌年、マクラーレン・ホンダへチームを移籍し、そして自身初のワールドチャンピオンに輝きました。

「手を振る観客の姿も見えます」

「もっとも印象的なレースは?」という問いに中嶋さんは、やはり最初と最後だとしつつ、引退の年である1991(平成3)年の第15戦「日本グランプリ」を挙げました。当時、中嶋さんはイギリスに本拠を置くレーシングチーム、ティレルに所属。レースはマシントラブルによる途中リタイアで終えています。

「シーズンも終盤ということで、チームはクルマを6台持ち込んで、うち4台を僕のために用意してくれていたのです。チームオーナーであるケン・ティレルのおじさんが『どれでいく?』と選ばせてくれたのですが、そのクルマがレース中に壊れてしまったのです。ハンドルを切っても曲がらなくなってしまって。自分で選んだので、まぁしょうがないかなと思いました。そんな結果に終わりましたが、鈴鹿サーキットが異常なくらい燃えていたので、感動しましたね」

 このレースは、すでにシーズン限りで引退を表明していた中嶋さん最後の母国グランプリとあって、鈴鹿サーキットの観客席は日の丸の旗や中嶋さんを応援する横断幕で埋め尽くされていました。

 レース中も観客席や周囲の様子は見えているそうで、鈴鹿サーキットのシケインからは、ホームストレートの奥に白子の海岸が見えるそうです。また、コーナリングの際はさすがに無理としつつも、「レースに集中してはいるのですが、ヒマなときはヒマなので」ストレートなどでは手を振る観客席を眺めるくらいの余裕があるといいます。

「お客さんにいいところを見せたかったけど、見せられないのは、やめていくスポーツ選手のお決まりですね」

 これに関し昨シーズン、2016年のF1ワールドチャンピオンを獲得した直後、すぐに引退を表明したニコ・ロズベルグについて中嶋さんは、「かっこいいですよね。もうレースに負けることはないから、ずっと気分がいいままでしょう」と評しました。

「今宮と川井に聞いてください」

 トーク終盤、中嶋さんから見たF1の2017年シーズンにおける注目点として、2016年に日本のスーパーフォーミュラで活躍し、マクラーレン・ホンダからF1への参戦が決まっているストフェル・バンドーン選手の名前が挙がりました。

「チームは別だったのですが、ウチの所属ドライバーとの縁で、レースの際は昼メシだけウチのホスピタリティへ食べに来てたんですよ。去年の最後のレースのときに、グランプリに行ったらマクラーレンの昼メシを食わせろよ、と約束しました。でもマクラーレンはちょっと敷居が高いかな(笑)」

 また、シーズン全体としては「メルセデスを誰が倒すのか」という観点から、「みなさん、あんなに強かったマクラーレンやウィリアムズはどうしちゃったの、という思いがあるでしょうが、ぼちぼち、変化があるかなと思います。去年、そういう気配をときどき感じることがありました」とし、「これ以降は今宮と川井に聞いてください」と会場を沸かせました。

 中嶋さんは現在、ナカジマレーシングの総監督としてチームを率い、スーパーフォーミュラやスーパーGTなど日本国内のレースに参戦しています。これについて「北から南まで参りますので、ご近所のかたはご近所のサーキットへ、ぜひ足を運んでいただきたいなと思います」とし、イベントを締めくくりました。

【写真】中嶋さんと「ロータス99T」

『F1マシンコレクション』第2号付属の「ロータス99T」ダイキャストモデルを手にする中嶋 悟さん(2017年1月22日、乗りものニュース編集部撮影)。
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<![CDATA[条件合えば格安に 乗り捨て車両を活用したレンタカープラン登場]]> https://trafficnews.jp/?p=63685 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-23T07:28:37+0000 出発地と到着地、日時、車種などがすでに決まっている代わりに、乗り捨て車両を6時間3240円から利用できる格安プランの試行販売を、ニッポンレンタカーサービスが始めました。

条件が合えば6時間3240円から利用可能

 ニッポンレンタカーサービスが、利用区間や車種などがすでに決められている代わりに格安でレンタカーを利用できる「ワンウェイレンタル格安プラン」の試行販売を、2017年1月18日(水)から始めています。

出発地や到着地、日時、車種などの利用条件が合えば、レンタカー料金が格安に(画像出典:ニッポンレンタカーサービス)。

 関東地方と静岡県伊豆地方限定。出発地(貸出地)や到着地(返却地)、日時、車種などの利用条件がウェブサイトに目的地別で掲載されており、リストは随時更新されます。利用したい場合は、電話で予約します。

 利用料金は、軽自動車から「フィット」「スイフト」などの「S-Sクラス」までの場合、6時間まで3240円(税込。以下同じ)、ワゴン車や商用車の場合、6時間まで5400円です。いずれも乗り捨て料金を含みます。

通常よりどのくらい安くなる?

 たとえば「S-Sクラス」「6時間まで利用」で、埼玉県熊谷市から東京都区内まで利用して乗り捨てる場合、通常は5940円に乗り捨て料金3240円が加わった9180円が必要ですが、条件が合致して「ワンウェイレンタル格安プラン」を利用すれば、3240円で済みます。

 ウェブサイトでは実際に、「スイフト」の禁煙車を、所沢営業所(埼玉県)で1月23日(月)0時以降72時間以内に借りて、「川崎、横浜周辺」の営業所に1月26日(木)20時以前に返却するといったプランが掲載中です。

 利用時間は、出発可能時間から返却時間までの枠内で、「6時間まで」のほか「12時間まで」「24時間まで」や、1時間ごとの延長も可能です。

 ニッポンレンタカーサービスによると、乗り捨て利用は時期によって増減があるものの、関東地方では1日あたり5~6件ほどあります。そのすべてが「ワンウェイレンタル格安プラン」の対象になるわけではないものの、ニッポンレンタカーにとっては乗り捨て車両の回送コストを削減でき、利用者にとってはレンタカーを格安に利用できるメリットがあるとしています。

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<![CDATA[新型「スバル XV」、3月7日世界初公開 「ジュネーブ国際モーターショー」にて 富士重工業]]> https://trafficnews.jp/?p=63675 2017-02-06T16:22:59+0000 2017-01-23T02:32:39+0000 富士重工業は2017年1月23日、新型「スバル XV」を3月に開かれる「ジュネーブ国際モータショー」で世界初公開することを発表しました。

新型「スバル XV」、ジュネーブで世界初公開

 富士重工業が2017年1月23日(月)、スイスで3月7日(火)より開催される「第87回ジュネーブ国際モーターショー」にて、新型「スバル XV」を世界初公開すると発表しました。3月7日(火)19時(日本時間)より、スバルブースにて吉永泰之代表取締役社長が記者会見を行う予定です。

3月7日に世界初公開が予定される新型「スバル XV」(写真出典:富士重工業)。

 また、日本国内における新型「スバル XV」の先行予約受付を3月9日(木)より開始することもあわせて発表されました。

【写真】2016年出典の「スバル XV」コンセプト

2016年「第86回ジュネーブ国際モーターショー」に出展された、新型「スバル XV」のコンセプトカー(写真出典:富士重工業)。
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<![CDATA[普免取るなら3月11日まで? 運転免許「準中型」新設、そのメリットとデメリット]]> https://trafficnews.jp/?p=63665 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-22T08:15:15+0000 2017年3月11日に創設される「準中型免許」。以降に取得した普通免許では、運転できる自動車の範囲が狭まります。しかしメリットが生まれる側面も。背景には、ある社会問題が横たわっていました。

10年ぶりの新区分創設で普通免許にも変化

 2017年3月12日(日)に運転免許制度が改正されます。普通自動車、中型自動車、大型自動車に加えて「準中型自動車」が新設され、これに対応する新しい免許の区分「準中型免許」が誕生します。

 免許区分の新設は、2007(平成19)年6月2日の中型免許以来、約10年ぶり。なおこのとき、2007年6月1日までに取得した普通免許は、「中型車は中型車(8t)に限る」という「限定付き中型免許」へと自動的に移行しています。

たとえば、いわゆる2tトラックの「キャンター」は、2017年3月12日以降に取得した普通免許では運転できなくなる(写真出典:三菱ふそうトラック・バス)。

 今回新設される「準中型免許」で運転できるのは、車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2t以上4.5t未満、定員10人以下の自動車です。この新設により、各免許で運転できる自動車は以下のとおりになります。

・普通:車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満、定員10人以下
・準中型:車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2t以上4.5t未満、定員10人以下
・中型:車両総重量7.5t以上11t未満、最大積載量4.5t以上6.5t未満、定員29以下
・大型:車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上、定員30人以上

 2007年6月2日以降に取得した普通免許は、上記の準中型免許で運転できる範囲もカバーしていました。つまり、現在普通免許を教習中の人は、3月11日(土)までに免許試験に合格しなければ、運転できる範囲が狭まります。たとえば2tトラックなどは、3月12日(日)以降に取得した普通免許では運転できなくなります。

「準中型」のメリットと、その背景にあるもの

 中型免許を取得するには、2017年3月12日(日)以降も引き続き、普通免許を取得してから2年以上経っていないと受検できず、20歳以上という年齢制限もあります。一方、新設される準中型免許は、普通免許がなくても受検でき、さらに普通免許と同じく18歳以上で取得可能。つまり準中型免許の新設によって、これまで中型自動車とされていた4tトラックなどが18歳でも運転できるようになります。

 警視庁は準中型免許の新設について、「貨物自動車による交通死亡事故の削減と、若年者の雇用促進のため」としています。全日本トラック協会なども「準中型免許によって、トラック運送業界への若い人の就職間口が大きく広がり、高校新卒者をはじめとして若年ドライバーの積極採用に大きな期待がかかっています」(『準中型免許Q&A』2016年7月発行)と、制度改正に期待を寄せています。

 東京都世田谷区の自動車教習所「フジドライビングスクール」の田中さんは、「普通免許を受験する人の多くはトラックなどを運転する目的ではないので、運転可能な自動車の範囲が狭まることによる影響は限定的」としつつ、以下のように話します。

「普通免許でトラックを運転できることは、貨物事業者にとってドライバー確保を有利にするものでした。しかし、目線が高く重心が後ろに偏るトラックの運転感覚は、乗用車とは全く異なるので事故も多く、専門的な教習を受けてから乗るべきです。今回の制度改正は、危険のカバーと貨物ドライバーの確保、双方に配慮したものといえます」(フジドライビングスクール 田中さん)

 なお、2007年6月2日から2017年3月11日までに取得した普通免許は、3月12日に「準中型車は中型車(5t)に限る」という限定付き準中型免許へと自動的に移行します。

【表】免許制度はこう変わる

準中型免許の創設によって普通免許で運転できる自動車の範囲が狭まるが、これまでの中型自動車の一部を18歳からでも運転できるようになる(警視庁の資料をもとに乗りものニュース編集部で作成)。
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<![CDATA[新型「シビック」はどんなクルマ? 「タイプR」もラインナップし7年ぶり日本市場復帰]]> https://trafficnews.jp/?p=63254 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-21T01:00:26+0000 ホンダは新型「シビック」を、2017年夏に国内発売します。そもそも「シビック」とはどんなクルマで、そしてスポーツグレード「タイプR」を含む新型はどうなっているのでしょうか。

2017年夏、日本に「シビック」が帰ってくる

 自動車業界にとっての“仕事始め”ともいえる、カスタムカー&ドレスアップカーの国内最大イベント「東京オートサロン 2017」が、今年も1月13日(金)から15日(日)にかけ幕張メッセで開催されました。当初はアフターマーケットパーツメーカーやショップが出展していた同イベントですが、近年では自動車メーカーの積極的な参加が目立ってきており、とくにスポーツモデルなどの車種では新型車を発表する場として選ばれるケースが多くなってきています。

 そんな今年2017年の「東京オートサロン」において、ホンダは新型「シビック」の日本国内市場への導入を正式に発表しました。以前より、八郷社長が「シビック セダン」の導入に関してコメントを出していましたが、発売時期やボディ・ラインナップについて発表したのはこれが初めて。13日(金)午前10時30分のプレスカンファレンス開始前から、メインステージ上にはブルーのベールをかけられた3台の車両が並び、背後には「CIVIC」のロゴが照らし出されていたため、ブース前には大勢のファンが“その瞬間”を待っていました。

新型「シビック」の国内発売がアナウンスされた「東京オートサロン 2017」のプレスカンファレンス(写真出典:ホンダ)。

 今回、日本市場に導入されることが発表されたのは、通算10代目となる現行「シビック」。北米やアジア諸国で発売されているセダン、欧州を中心とする5ドア・ハッチバック、そして「シビック タイプR」の3モデルで、それぞれのスペックや価格帯などは明らかにされませんでしたが、いずれも2017年夏に発売開始といいます。「シビック セダン」は埼玉県の寄居工場で生産され、5ドア・ハッチバックと「タイプR」に関しては、イギリスのスウィンドン工場にて生産、日本へ輸入される形となります。なお「タイプR」は限定販売ではなく、カタログモデルとして用意される模様です。

10代目は「世界統一仕様」

 定刻どおり午前10時30分に開始されたプレスカンファレンスでは、本田技研工業執行役員・日本本部長の寺谷公良さんが登壇。ホンダの4輪車事業における、「シビック」というモデルの存在意義について説明しました。ホンダは1963(昭和38)年に4輪自動車の生産を開始し今年で54年目を迎えていますが、昨年、世界累計生産台数1億台を達成しました。「シビック」の初代モデルが登場したのは1972(昭和47)年のことですが、その1億台のうち約4分の1となる2400万台を歴代の「シビック」が占めているとのこと。ホンダの4輪車事業において、まさに柱というべきモデルなのです。

「東京オートサロン 2017」のプレスカンファレンスにて、新型「シビック タイプR」プロトタイプと本田技研工業執行役員・日本本部長の寺谷公良さん(写真出典:ホンダ)。

 しかし日本国内市場においては、「シビック」はモデルチェンジの度にボディサイズが拡大したこともあってか販売台数に陰りが見えはじめ、またコンパクトクラスの5ドア・ハッチバックである同社の「フィット」が、元来「シビック」が担ってきたポジションも受け持つようになったこともあり、2010(平成23)年に販売を終了した8代目「シビック」を最後に姿を消しました。その後は、先代(9代目)欧州「シビック」をベースにした「シビック タイプR」が750台限定で販売されたのみ。欧州や北米、アジア諸国など世界中で販売され人気となっている「シビック」は、生まれ故郷の日本で見ることができないという状況になっていました。

2017年夏に日本市場へ導入される新型「シビック ハッチバック」(2017年1月13日、佐橋健太郎撮影)。

 ところで「シビック」といえば、「北米シビック」「欧州シビック」という言葉を聞いたことはないでしょうか。ホンダは基本的に販売地域に近い工場で生産するという方針を採っており、欧州地域で販売される「シビック」はイギリス・スウィンドン工場で、アメリカ・カナダなど北米および周辺地域で販売される「シビック」はアメリカの国内工場で生産されています。じつは先代モデルまで、両者は内外装のデザインはもちろんエンジンやトランスミッションのラインナップなど、すべてが異なる別モデルでした。現行モデルである10代目「シビック」では、それを世界統一モデルとして統合。仕向地ごとに細部の仕様違いはあるものの、基本的なデザインは同一となっています。

 2015年11月、アメリカでのセダン発売を皮切りに、10代目「シビック」は先代同様、北米や欧州、さらに中国を始めとするアジア地域や南半球諸国など、世界中で発売されました。「グローバル・プラットフォーム」と呼ばれる新世代シャシーが与えられ、高張力剛板を59%も使用することで軽量化と高剛性を両立。前後サスペンション型式はフロントにマクファーソン・ストラット、リアにマルチリンクと、先代から変わりはありませんが、2016年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」(乗用車部門)を獲得するなど、多くの高評価と支持を集めました。北米ではセダンのほかクーペもラインナップ。一方、欧州ではセダンとハッチバックというラインナップになっています。

「タイプR」も世界市場へ

「シビック」といえば、忘れてはならないのがスポーツグレードである「タイプR」の存在です。これは6代目モデルであるEK世代に、1997(平成9)年から設定されたスポーツモデル。ボディの軽量化と、自然吸気エンジンとして究極のパフォーマンスを目指した1.6L DOHC VTECの組み合わせは、速さだけでなくスポーツドライビングの楽しさを具現化したモデルとして人気を集めました。

 その後、「シビック タイプR」は7代目モデル・EP世代、8代目モデル・FD世代(欧州地域ではFN世代)、9代目の欧州モデル・FK世代に設定され人気になる一方で、北米やアジア地域など「タイプR」の設定がない市場からも、販売を望む声が大きくなっていきます。これに応え、新型「タイプR」は2017年後半に欧州で発売されるほか、北米などへの輸出も予定されています。

そして先代の発売がなかった生まれ故郷である日本市場からも、ホンダの新車ラインナップに「シビック」を復活させてほしいという要望は根強く、今夏、約7年ぶりに日本市場へ導入されます。

新型「シビック セダン」は国内生産とのアナウンス(2017年1月13日、佐橋健太郎撮影)。

 10代目「シビック」の特徴は、前述のように「グローバル・プラットフォーム」と呼ばれる新世代シャシーを採用したこと。さらに搭載されるエンジンにも、省燃費性能に優れた1.5Lターボエンジンが設定されたことが話題になっています。シビックの標準モデルとしては史上初めて設定されたターボ・ユニットは、すでに「ジェイドRS」や「ステップワゴン」に搭載されているものと同じL15B。ただし北米仕様のスペックでは、最高出力174hpと最大トルク162lb-ft(約22.8kg-m)を発揮しており、「ジェイドRS」の150ps/20.7kg-mと比べ大きくパワーアップしていることも特徴です。従来どおりの2L NA i-VTECユニットも用意されていますが、こちらも日本市場に導入されるかどうかについては、何も発表されていません。

 そして2016年の「パリ・モーターショー」で発表された、注目の新型「シビック タイプR」。先代のFK型ではK20C型2Lターボを搭載し、世界中の自動車メーカーがテストコースとして使用するニュルブルクリンク・北コースにて「世界最速の2リッターFF」を目指し開発されましたが、新型ではさらなるパフォーマンスアップが確実です。

「最速」の遺伝子は引き継がれるか

 新型「シビック タイプR」は、ベースとなるハッチバックがイギリスのスウィンドン工場で生産されるため、先代FK型と同じく同工場にて生産、欧州および北米そして日本を含む世界中に出荷されることになります。

新型「シビック タイプR」のプロトタイプ(写真出典:ホンダ)。

 残念ながら詳細なスペックは未発表ですが、新型「タイプR」のスタイリングは、史上最速FFを掲げた現行モデルをさらに発展させた迫力あるもの。搭載されるエンジンはK20C型2L直噴VTECターボを発展させたもので、最高出力は350PSに達するというウワサもあります。大幅なパワーアップのウワサを裏付ける要因のひとつが、ボンネットフードに設けられたインテークダクトの存在。そのダクトを通った走行風はエンジン上部に移設されたインタークーラーに直接導かれ、サイズ自体も従来より大型化されているとのこと。

 また脚まわりにはブレンボ製対向4ポッド・ブレーキキャリパーと大型ドリルドローターを組み合わせ、ホイールはついに20インチを装着。タイヤサイズは前後とも245/30ZR20で、銘柄については未発表ながら「ニュルブルクリンク最速」をターゲットに専用開発された特別品が組み合わされるはずです。

 2017年、ついに日本市場へ本格復帰を果たす新型「シビック」。走行性能や燃費性能はもちろんのこと、最新の安全装備である「ホンダセンシング」を備え、また全車に電磁式パーキングブレーキを採用するなど、全体的な質感も大幅にアップ。セダン、ハッチバック、そして「世界最速2リッターFF」の「タイプR」が揃う新世代「シビック」ファミリーが登場する夏が、いまから楽しみです。

【写真】ホンダのレーシングスピリット、赤のエンブレム

ホンダのスポーツグレードである「タイプR」に設定されたクルマは代々、この赤いエンブレムが装着される。写真は先代「シビック タイプR」のもの(写真出典:ホンダ)。
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特集ニュース 佐橋健太郎(自動車ライター&エディター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170115_civic_01.jpg
<![CDATA[充電、更衣室 渋谷マークシティ高速バス待合所リニューアル 「渋谷」の有利な点とは]]> https://trafficnews.jp/?p=63537 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-20T07:00:28+0000 渋谷マークシティにある高速バス、リムジンバスターミナルの待合所がリニューアル。更衣室や充電スポットの新設などが行われました。また、都心部に複数ある高速バスターミナル、この渋谷にはどんな特徴があるのでしょうか。

渋谷マークシティ、バスターミナル待合所リニューアル

 2017年1月19日(木)、東急バスと(株)渋谷マークシティが運営する「渋谷マークシティバスターミナル」の待合所が新装オープンしました。

スマートフォンの充電などが可能な「渋谷マークシティ」のバスターミナル。「渋谷エクセルホテル東急」にも直結(2017年1月19日、乗りものニュース編集部撮影)。

 同バスターミナルは、渋谷駅付近の複合施設「渋谷マークシティ」5階に位置。2017年1月現在、羽田空港および成田空港とのリムジンバスに加え、北は山形県酒田地区から南は愛媛県今治地区までの各所を結ぶ高速バスが毎日199便、発着しています。

床面積も席数も増えた待合室(2017年1月19日、乗りものニュース編集部撮影)。

 新装のバス待合所は、従来と比較し床面積が約3倍に拡張され、着席定員も2倍に。パソコンの利用やスマートフォンの充電などが可能なコンセント、USB充電スポットも設置されています。東急バスによると、「外国人のお客さまはUSBのご利用が中心ですが、日本人の、特にご年配の方は通常のコンセントのご利用も多いので、そうした方を想定して両方を併設いたしました」とのこと。また待合所には、夜行バス乗車前などの利用を想定し、靴を脱いで上がれる台を備えた更衣室も新設されました。

ロックもできる無料の簡易荷物置き場も用意

 待合所には、「実は手作りなんです」(東急バス)という、ワイヤーとダイヤルロックを組み合わせた簡易荷物置き場も用意。「渋谷マークシティ」内のレストランやコンビニ、トイレを利用するあいだなど、ほんの少しの時間だけ大きな荷物を手放したい際に重宝しそうです。

簡易荷物置き場の利用は無料。一般的なコインロッカーもすぐ近くにある(2017年1月19日、乗りものニュース編集部撮影)。

 またこの3月にも、日英中韓4か国語に対応した発車案内板や自動券売機が設置される予定。日本語のアナウンスを読み込ませると、それに対応した各国語のテキストを表示するスマートフォン用アプリ「おもてなしガイド」を活用したバスの発着案内や、運行情報の提供も行われます。

更衣室の天井にはスピーカーが設置されているため、扉を閉めてもアナウンスを聞き逃す心配はない(2017年1月19日、乗りものニュース編集部撮影)。

「おもてなしガイド」を開発したヤマハの担当者によれば、この「おもてなしガイド」はアナウンスされた音声をリアルタイムに翻訳するのではなく、あらかじめ用意されたその音声に対応したテキストを表示する仕組みながら、「次の便は20分遅れる」といった不測の事態にも対応できるとのこと。そしてこの「音のユニバーサルデザイン化支援システム」を、「いずれは全国へ普及させたい」と言います。

いくつかある都内高速バスターミナル 渋谷のほかにないポイントとは?

「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催を控え、渋谷を訪れる旅行者、特に訪日外国人のさらなる増加が今後、予想されるなか、渋谷マークシティの田川 稔社長は、現在発着しているバス路線がまもなくひとつ増え20路線になることにふれつつ、将来を見据えた今回のリニューアル、およびバスターミナルの拡充が「渋谷の価値を高めるものになる」と話します。

 東急バスの山口哲生社長も今回のリニューアルについて、「訪日外国人が増加する将来を先取りしたもの」と位置付けました。

テープカットに臨んだ渋谷マークシティの田川社長(左から2番目)と東急バスの山口社長(同3番目)ら関係者(2017年1月19日、乗りものニュース編集部撮影)。

 また、複合施設「渋谷マークシティ」の5階にあるこのバスターミナルについて東急バスの担当者は、「新宿や八重洲などに比べ発着本数などの規模は控えめですが、ここはショッピング、オフィス、ホテル、グルメが1か所にそろっており、駅へも直通しています」とアピールポイントを挙げます。

「待合所のリニューアルで受け入れ態勢が整いましたので、これを機にPRできれば」(東急バス)

 ちなみに、「渋谷マークシティバスターミナル」がビルの5階にある理由は、「ここへ至るアプローチ通路の一般道側入口が、おおむね同じ高さの道玄坂上付近にあるため」(東急バス)です。

【図表】渋谷マークシティから高速バスでどこへ行ける?

「渋谷マークシティバスターミナル」に発着する路線とその運行会社(乗りものニュース編集部作成)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170119_markcity_01.jpg
<![CDATA[スバル「ゲレンデタクシー」岐阜会場、開催延期 雪不足により 富士重工業]]> https://trafficnews.jp/?p=63522 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-20T05:01:13+0000 富士重工業は、2017年1月末に開催を予定していたイベント「ゲレンデタクシー」の延期を発表しました。延期は岐阜会場のみで、2月開催予定の長野会場に日程の変更はありません。

雪不足により開催延期

 富士重工業は2017年1月20日(金)、雪上走行体験イベント「SUBARU ゲレンデタクシー2017」の高鷲スノーパーク(岐阜県)における開催日程を、当初予定していた1月28日(土)、29日(日)から2月18日(土)、19日(日)へ延期すると発表しました。会場の雪不足によるものだそうです。

今年で4シーズン目の開催になる「SUBARU ゲレンデタクシー」(写真出典:富士重工業)。

「SUBARU ゲレンデタクシー2017」は、通常は車で走ることのできないスキー場ゲレンデ内で、リフトの代わりにスバルのSUV車に乗車し、雪上での走行性能を体験するというイベントです。

 なお、2月4日(土)、5日(日)に予定されているエコーバレースキー場(長野県)での同イベントは、現在のところ日程に変更はありません。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170120_taxi_01.jpg
<![CDATA[最大156度傾斜で「シェル」付き ウィラーの夜行バス新上級シート、その実力は?]]> https://trafficnews.jp/?p=63483 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-20T01:55:20+0000 ウィラーが高速バス「WILLER EXPRESS」の新シートを発表。各座席を硬いシェルで覆うことで「個別空間」をつくり、ゆったりと脚を伸ばせるなど、「眠り」を追求したといいます。

傾斜角156度 頭から足先までクッションでサポート

 ウィラー・エクスプレス・ジャパンは2017年1月19日(木)、高速バス「WILLER EXPRESS」に導入する新シートの概要を発表しました。

新シート「ReBorn」は、各座席が「シェル」で覆われ、個別空間がつくられる(2017年1月19日、中島洋平撮影)。

 新シートの名は「ReBorn(リボーン)」。各座席の側面から背面にかけて、硬いFRP(繊維強化プラスチック)の「シェル」で包み込まれていることが特徴です。シェル内側には木製のアームレストのほか、ドリンクホルダー、読書灯、コンセント、網状の小物入れを備え、前座席の背面から引き出して使用する大きな木製テーブルもあります。

 このシートを搭載するバスは横3列、縦6列の全18席。シートの前後間隔は1580mmで、2016年9月にウィラーが3列シートの“スタンダード”として発表した「Luxia(ラクシア)より、400mm以上広くとられています。

 シート幅は590mm、背もたれは最大156度まで傾斜。レッグレストも含め、リクライニングはすべて手元のリモコンで操作します。背もたれをリクライニングすると、座面も前に少し移動し、前座席に折りたたまれたフットレストとほぼ連結。これにより、頭から足先まで最大187cmがクッションでサポートされます。

前座席の背面に設けられたくぼみがフットレストになっており、脚を伸ばせる。その下は靴入れスペース(2017年1月19日、中島洋平撮影)。

「身長180cmの私でもゆったり脚を伸ばせます」と、ウィラー・エクスプレス・ジャパンの平山幸司社長。「ReBorn」はウィラーのシート開発史上、最長となる3年をかけて完成させたといいます。

完全消灯なし 快適の「その先」に挑戦

「高速バスの概念を覆す」という「ReBorn」。ウィラー・エクスプレス・ジャパンの平山社長は、そのコンセプトを以下のように話しました。

リクライニングは手元のリモコンで操作する。左奥は、前座席の背面から引き出したテーブル(2017年1月19日、中島洋平撮影)。

「これまで約10年間、『高速バス=快適』となることを目指してさまざまな選択肢を提供してきましたが、『ReBorn』はその先、『高速バス=休息』への価値転換に挑戦するシートです。狭い、疲れる、寝られないといった高速バスのイメージから脱却し、眠ること以外に気をつかわず、自分のペース、自分だけのスペースでぐっすり眠れるシートを追求しました」(ウィラー・エクスプレス・ジャパン 平山社長)

 眠りへのこだわりは、クッションやシェルだけではありません。「ReBorn」を搭載するバスは、スーパーハイデッカー車両を使用することでエンジンルームと客室の距離を広げ、従来のウィラーのバスよりも騒音を10%軽減。シェル内はもっと静粛性が保たれるといいます。

 また、室内灯は常時点灯させつつ、寝るころにはだんだん暗めに、起床するころにはだんだん明るめにするなど、タイミングに合わせて調光。夜行高速バスでは一般的な「完全消灯」は行われません。

車両は三菱ふそうトラック・バスの「エアロクィーン」。側面は銀をベースに黒と青のラインを配したデザイン(2017年1月19日、中島洋平撮影)。

「灯りのない車内では不安になるというお客さまの声もあります。不安があるままでは眠れない、という思いから、眠りに最適な明るさを専門家とともに研究しています」(ウィラー・エクスプレス・ジャパン 平山社長)

 とはいえ、光をさえぎりたいという人にはアイマスクを提供したり、必要に応じてシェルにキャノピー(幌)を設けたりすることも、今後検討していくといいます。

関東~関西線から投入 価格は?

「ReBorn」搭載車両は衝撃軽減装置、横揺れ軽減装置などを装備するほか、運転手の耳たぶに脈拍を図るセンサーを取り付け、その変化に応じて居眠りに至る前に運転手に警告するといった安全対策を実施。ウィラーでは全乗務員の健康診断結果をデータ化して産業医と共有、乗務員に適切なアドバイスをし、急な疾病をカバーする取り組みも行っているそうです。

座席上の荷物スペースは、両端だけでなく中央列の座席上にも備えられている。トイレはない(2017年1月19日、中島洋平撮影)。

「ReBorn」を搭載したバスは、2月17日(金)から関東~関西線で、3月17日(金)から関東~愛知線の夜行便で運行開始。便数は各1往復で、関東~関西便は既存の3列シート「ビジネスクラス」の便と置き換える予定といいます。

 価格は関東~関西が通常1万800円(繁忙期1万5000円)、関東~愛知が通常8800円(繁忙期1万1300円)。新幹線よりもやや安い料金に抑えたそうです。ウィラーのシートでは、2列シートの「エグゼクティブ」に次ぐ上から2番目のクラス料金です。

 ウィラーは、2016年9月に発表した3列シートの「Luxia(ラクシア)」と、この「ReBorn」を「最高の休息」シリーズと位置付け、高速バスの「新たな領域」に挑戦するとしています。

【写真】これだけ倒れる 最大156度のフルリクライニング

背もたれは、リクライニングをしない状態で31度、最大156度まで傾斜。頭から足までクッションでサポートされる(2017年1月19日、中島洋平撮影)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170119_willerreborn_01.jpg
<![CDATA[タイヤチェーン、装着時の緩みや走行スピードに注意 国民生活センター]]> https://trafficnews.jp/?p=63470 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-19T08:07:32+0000 国民生活センターが、金属製タイヤチェーンの仕様について、緩みやスピードの出しすぎはチェーンの破断や思わぬ事故につながるとして注意を呼び掛けています。

約4割がチェーンのトラブルを経験

 国民生活センターは2017年1月19日(木)、積雪のある道や凍っている道を走るときに装着するタイヤチェーンの使用に際し、破損や思わぬ事故への注意を呼び掛けています。

 2016年11月、国民生活センターが、自家用車と金属製タイヤチェーンを所有する全国の男女457人に対して行ったアンケート調査によると、およそ4割の人がチェーン使用時のトラブルを経験。そのうち、「走行中にチェーンが緩んだ」が44.0%でもっとも多く、次いで「走行中にチェーンが切れた」が37.0%、「保管中に劣化して使えなかった」が19.0%、「装着したら車体に干渉して使えなかった」が12.5%、「走行中にチェーンが外れた」が8.2%でした。

チェーンが緩んだまま走行したことで、サイドチェーンや巻き上げ器のケーブルがタイヤ接地面にまでずれている(写真出典:国民生活センター)。

 チェーンが緩んだまたは切れた人の2割以上が、それらのトラブルによって車体やホイール、タイヤなどが傷付いたり、破損したりといったことを経験。また、約4割の人がチェーンのトラブルが発生したときに30km/h以上のスピードで運転していたとしています。また、チェーンが切れた人の約5割は、積雪面や凍結面でなくアスファルト面を走行しているときに切れたと回答しています。

チェーンが緩んだままで走行すると…

 国民生活センターの調査によると、現在、販売されている金属製チェーン12銘柄のチェーン(リンク)は、いずれもJIS規格同等以上の硬さであり、また、溶接不良などの不具合も認められませんでした。

 しかしチェーンが緩んだままで走行すると、30km/h以上でも遠心力によりチェーンが浮き上がり車体に接触。また、地面にも強くたたき付けられていたり、外れかかることもあったりしたといいます。

 外れかかったチェーンは早期の摩耗や破断が予想されるとともに、車両の内側に脱落してブレーキホースなどに巻き付き損傷させることも考えられるといいます。

 これらのことなどから国民生活センターは、チェーンの装着方法をじゅうぶん理解し練習したうえで確実に装着するとともに、装着後は緩みがないか必ず確認するよう求めています。また、運転時にはスピードの出しすぎやアスファルト面での走行を避けるよう呼び掛けています。

【画像】走行中に浮き上がり、外れかかるタイヤチェーン

走行中に浮き上がり、外れかかるタイヤチェーン。20km/hで走行中のようす(画像出典:国民生活センター)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170119_chain_01.jpg
<![CDATA[旅のプロ募集、ただし要普免 電気自動車「リーフ」で旅の情報発信を 日産]]> https://trafficnews.jp/?p=63453 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-19T07:10:22+0000 日産は、電気自動車「リーフ」で1か月間、旅をし、その様子を発信するプロトラベラーを募集しています。報酬も出ます。

日産「リーフ」で旅するプロトラベラー募集

 日産は、電気自動車「リーフ」で1か月間の旅をし、その情報をSNSなどで発信する3名の「日産公式プロトラベラー」を募集しています。

2016年10月に発表された世界累計20万台達成記念の特別仕様車「リーフ thanks edition」(画像出典:日産自動車)

 2016年12月1日より日産が開始した、「リーフ」オーナー向けの「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)使いホーダイプラン」は、月額2000円(税別)で日本全国の充電器が使い放題になりますが、今回はこれを利用し「新しい旅のカタチを発信してくれる、日産公式プロトラベラーを募集します」(日産)とのことです。

●「日産公式プロトラベラー募集」のポイント
・日産の電気自動車「リーフ」で1か月間旅をし、本人のSNSなどを通して情報を発信。
・1か月間ずっと旅に出ても、日帰りドライブを繰り返しても、週末ごとの旅でも可能。
・報酬は30万円。宿泊費、食費など諸経費込み。
・応募資格は18歳以上、普通自動車運転免許必須。
・「リーフ」を所持していなくても応募可能。その場合、旅の際には日産レンタカーの「リーフ」を無償貸与。
・応募は、Twitter上で日産電気自動車アカウント(@NISSANEV)をフォローし、「#日産公式プロトラベラー」というハッシュタグをつけ、実現したい旅の内容をツイートすれば完了。
・そのほか詳細はキャンペーンサイトを参照。

「日産公式プロトラベラー」応募締め切りは、2017年1月27日(金)23時59分です。

【画像】NISMO仕様「リーフ」

「東京オートサロン2017」に出展された日産「リーフ」の「NISMO Performance Package」(画像出典:日産自動車)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170119_leaftravel_01.jpg
<![CDATA[関空リムジンバス、全路線が第2ターミナルに乗り入れ]]> https://trafficnews.jp/?p=63465 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-19T05:52:00+0000 関西空港を発着するリムジンバス25路線が、2017年1月28日から、第2ターミナルに乗り入れます。

第2ターミナル拡張にあわせ

 関西空港リムジンバスを運行している関西国際空港リムジンバス等運営協議会は2017年1月19日(木)、加盟16社のリムジンバス全路線を関西空港第2ターミナルまで運行すると発表しました。

 現在は一部路線のみが乗り入れていますが、第2ターミナルの拡張にあわせ、1月28日(土)から以下の全25路線が乗り入れます。なお、運賃は現行と変わりません。

大阪駅前線、大阪空港線、上本町線、神戸線、守口線、尼崎線、和歌山線、奈良線、枚方線、京都線、茨木線、近鉄学園前線、徳島線、西宮線、南港・USJ線、高松線、OCAT線、八木線、姫路線、岡山線、南海なんば線(深夜便のみ)、東大阪線、あべの橋線、高野山線、泉北・河内長野線

関西空港第2ターミナルビルの配置図。「第2ターミナル(国際線)」が2017年1月28日に開業する(画像出典:関西エアポート)。

 関西空港では既存の第2ターミナルを拡張し、LCCの国際線専用ターミナルビルの使用を1月28日(土)から始めます。当面はPeachのみですが、3月からは春秋航空の使用も始まる予定です。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170119_kankubus_01.jpg
<![CDATA[SA・PAのWi-Fi、大幅改善へ 利用制限廃止、アカウント共通化]]> https://trafficnews.jp/?p=63448 2017-02-06T16:23:00+0000 2017-01-19T02:11:09+0000 NEXCOの3社が、高速道路のSA、PAにおいて、2017年3月1日から新しい公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを順次提供。現行のサービスと比べ、利便性が向上します。

2017年3月1日から順次提供開始

 NEXCO東日本とNEXCO中日本、NEXCO西日本は2017年1月18日(水)、高速道路のSA、PAで提供している無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを刷新し、利便性を向上させると発表しました。

Wi-Fiサービスの提供箇所に貼られているステッカー(画像出典:NEXCO中日本)。

 現在は各社ごとにアカウントを取得する必要があり、さらに利用も1日3回、1回15分までの制限がありますが、新たなサービスは1回の登録でNEXCO 3社共通の利用が可能になり、利用時間と回数の制限も廃止されます。

 また、利用画面もこれまでは日本語と英語のみでしたが、新たに中国語(簡体字、繁体字)と韓国語にも対応します。

 新サービスの提供は3月1日から順次始まり、同月末までに全箇所で切り換わる予定。SSIDは「NEXCO_FREE_Wi-Fi」です。新サービスを初めて利用する際は、アカウントの登録が必要。IDは携帯メールアドレスか、携帯電話番号を使用します。アカウントの有効期限は登録後90日間です。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170118_nxcsapawifi_01.jpg
<![CDATA[新型「スイフト」はどこを目指す? スズキの世界戦略車、みっつのポイントから読解]]> https://trafficnews.jp/?p=63244 2017-02-06T16:23:01+0000 2017-01-18T02:00:16+0000 スズキは2016年12月、「スイフト」をフルモデルチェンジしました。お正月にはテレビCMも大量投下された同社の世界戦略車は、はたしてどこを目指して作られたのか、みっつのポイントから読み解きます。

スズキ、新型「スイフト」発売

 スズキのコンパクトカー「スイフト」が、2016年末にフルモデルチェンジし、1月4日(水)より発売が開始されました。プラットフォームを含め、全面的に刷新された新型で、今回のモデルは4代目にあたります。

4代目になるスズキの新型「スイフト」。写真は「ハイブリッド RS」モデル(写真出典:スズキ)。

「スイフト」の歴史は2000(平成12)年、軽自動車用プラットフォームを流用したコンパクトクロスオーバーとして初代が誕生したことに始まります。

 2004(平成16)年に実施された2代目へのフルモデルチェンジでは、小型車用プラットフォームを新開発するなど、世界各地での投入を前提にしたスズキの世界戦略車として生まれ変わりました。これによりデザインや内外装の質感の向上に加え、走りにも磨きがかけられた結果、2代目と先代になる3代目の累計販売台数は530万台と、名実ともにスズキを代表する1台へ成長しました。

 発売が開始されたばかりの4代目は、2、3代目と同様に世界戦略車として開発されました。歴代「スイフト」の良いところを受け継ぎながら、さらなる高みを目指しています。そんな新型「スイフト」の特徴として、大きくみっつの点が挙げられます。

日本人も好む「欧州風味」…?

 ひとつ目は、「『スイフト』というキャラクターの明確化」です。

 スズキは今回の新型について、デザインや性能面でより「スイフト」らしさを追求したといいます。昨今は、ホンダ「フィット」や日産「ノート」など背の高いコンパクトカーが人気ですが、「スイフト」はあえて正当なハッチバックスタイルを貫いていて、運転のしやすさと走りの良さを売りとしています。

 これには、基本設計や開発は日本で行っているものの、最終的な走りや乗り心地の確認などの仕上げの作業は、欧州各地の公道における走行テストを実施し、そのフィードバックを行っているという開発背景があります。もちろん、これは欧州などの海外で販売するためでもありますが、そのキャラクターは日本でも支持されており、先代で欧州向けの足周りを装着した特別仕様車「RS」は人気が高く、新型ではカタログモデル化され、さらにグレード全体の中でも上級仕様という位置づけになっています。

スズキの新しいプラットフォーム「ハーテクト」は、軽量高剛性をうたう(写真出典:スズキ)。

 ふたつ目は、「新プラットフォーム『ハーテクト』の採用」です。

 スズキは2014年12月発売の8代目「アルト」以降、クラスごとに新世代プラットフォームを開発し順次投入をすすめており、その新プラットフォーム群の総称を「ハーテクト」と名付けました。「ハーテクト」の特徴は、軽量化と高剛性化の両立です。

 また軽量化は車両全体で実施されており、先代比120kgの軽量化を実現したというから驚きます。クルマが軽くなれば、動的性能や燃費も向上します。さらに足周りを新設計し、レイアウトを見直すことで、「スイフト」伝統の優れたハンドリング性能としなやかな乗り心地の両立も図られているといいます。

テレビCMで前面推しの「マイルドハイブリッド」とは

 みっつ目は、「『マイルドハイブリッド』や『ダウンサイズターボエンジン』など新パワートレインの搭載」です。新型「スイフト」には、先代に採用されていた1.2L直列4気筒DOHCエンジンのほかに、2タイプの新エンジンが採用されています。

 まず販売の主力とみられる「マイルドハイブリッド」とは、通常の1.2L直列4気筒DOHCエンジンに発電機およびモーターとしての機能を持たせたISG(モーター機能付発電機)と、小型のリチウムイオンバッテリーを組み合わせた、簡易的なハイブリッドシステムのことです。発進時にエンジン回転をモーターでアシストし、エンジン負荷を軽減。減速時はエネルギー回生を行います。またアイドリングストップの再始動には、スターターではなくISGを使うことで、静かでスムーズな再始動を実現しています。通常のハイブリッド車のようにモーター走行は行えず、ハイブリッド車感覚は全くありませんが、安価なシステムながら燃費の高効率化が図られ、ハイブリッドの恩恵を受けられるのがメリットです。

 さらに新開発の1.0L直列3気筒ターボエンジンは、あえて6速AT(オートマチックトランスミッション)を組み合わせています。これは、欧州でレスポンスの良いターボエンジンには、CVT(無段変速機)ではなくダイレクトな変速が行えるATが好まれるからです。同じスズキのハッチバックコンパクト「バレーノ」にも同じパワートレインが採用されていますが、あちらはハイオク仕様。一方、「スイフト」は市場の声に応え、しっかりとレギュラーガソリン仕様にしてきたのも評価できるでしょう。

 もちろん、話題の先進安全運転支援機能として、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキシステム「デュアルセンサーブレーキサポート」の初採用や、先代で不足気味だったラゲッジスペースの拡大など、使い勝手もしっかりと向上され、実用性も高められています。

「スイフト ハイブリッド RS」に「セーフティパッケージ」「全方位モニター付メモリーナビゲーション」を装着したインパネ周り(写真出典:スズキ)。

 全面的に進化を見せる「スイフト」ですが、マイナーチェンジしハイブリッドグレードを追加したトヨタ「ヴィッツ」や、走りとデザインで評価されるマツダ「デミオ」など、同カテゴリーには手堅いライバルが存在し、スズキ社内にも個性派クロスオーバーの「イグニス」が存在感を示すなか、「スイフト」の戦いは容易ではないことでしょう。ただ、「デミオ」の成功のように、ユーザーの誰もがユーティリティ重視ではなく、こだわりのちょっと良いコンパクトハッチに目を向けだしたのも事実。新型の魅力を十分に遡及できれば、大きな結果にもつながるでしょう。

【写真】新型「スイフト」、後姿は?

新型「スイフト ハイブリッド RS」のリヤスタイリング(写真出典:スズキ)。
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特集ニュース 大音安弘(自動車ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170113_swift_ec2.jpg
<![CDATA[かつての松山~高知間短絡バスルート「久万高原線」、一部区間廃止へ]]> https://trafficnews.jp/?p=63376 2017-02-06T16:23:01+0000 2017-01-17T22:00:31+0000 かつて国鉄・JRが運行した松山~高知間のバス「松山高知急行線」。その愛媛県側の「久万高原線」で、一部区間が廃止されます。

かつてはバスの「予土線」

 ジェイアール四国バスは2017年1月13日(金)、松山駅(愛媛県松山市)と久万高原(同・久万高原町)、落出(同)のあいだを結ぶ路線バス「久万高原線」のうち、久万高原~落出間20.0kmを3月31日(金)で廃止すると発表しました。

 同線はかつて国鉄およびJR四国が直営した「松山高知急行線」の一部で、1930年代に四国初の省営自動車(のちの国鉄バス)「予土線」として開業。久万高原停留所、落出停留所ともに、かつては鉄道駅と同様の発券業務などを行う「自動車駅」でした。

 四国山地を縦断して松山駅と高知駅のあいだを短絡する路線でしたが、松山道や高知道の整備とともに高速バスが登場したことなどから、松山~高知間連絡の役目を終え、2002(平成14)年に落出~高知駅間が廃止されています。

「久万高原線」は、ジェイアール四国バスが運行する2路線しかない一般路線のひとつ(写真出典:ジェイアール四国バス)。

 4月1日(土)以降の「久万高原線」は、松山駅~久万高原間で現在と同じく平日8往復、土休日6往復が運行されます。

 ちなみに、これまでの「松山高知急行線」廃止区間のうち、久万高原町内における支線は久万高原町(町営バス)が、落出からJR土讃線・佐川駅(高知県佐川町)までの区間は黒岩観光が代替となるバスをそれぞれ運行。ジェイアール四国バスによると、今回廃止の久万高原~落出間も、久万高原町が運行を引き継ぐ予定です。

【地図】久万高原線のルート

赤線が久万高原~落出間。あいだに21の停留所がある(国土地理院の地図を加工)。
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<![CDATA[路線バスの「客貨混載」加速 農水産品やクール宅急便も]]> https://trafficnews.jp/?p=63370 2017-02-06T16:23:01+0000 2017-01-17T08:42:54+0000 路線バスで乗客とともに荷物も運ぶ「客貨混載」に取り組んでいる宮崎交通とヤマト運輸。このたび、バス車内に保冷専用ボックスを搭載し、農水産品やクール宅急便の運送も開始しました。

冷凍タイプの対応も検討

 宮崎交通とヤマト運輸は2017年1月16日(月)、日本初となる保冷専用ボックスを搭載した路線バスを導入し、農水産品やクール宅急便を含めた「客貨混載」を開始しました。

 ヤマト運輸は2015年以来、複数のバス会社と共同で、路線バス車内に荷台スペースを設けて「客貨混載」を実施。これにより過疎化や高齢化が進む中山間地域におけるバス路線網の維持や、物流の効率化による地域の生活サービス向上の面でメリットがあるといいます。宮崎交通の沿線でも、ヤマト運輸のセールスドライバーが地域に滞在する時間が増え、集荷締め切り時間も延長され、地域住民から好評を得ているそうです。

バスに搭載された保冷専用ボックスは、蓄冷剤を使用することで温度を0~8℃に保つという。下は導入路線の概要(画像出典:ヤマト運輸)。

 そうしたなかで、農水産品などの温度管理が必要な荷物が増えきたことから今回、保冷専用ボックスを搭載したバスを導入。宮崎県西都市と県西部の西米良村を結ぶ路線で、1日1往復の運行を開始しました。「クール宅急便」の大量輸送にも対応。ヤマト運輸は今後、他路線への導入とともに、冷凍タイプの対応にも取り組むとしています。

 ちなみに、ヤマト運輸の「路線バスを活用した宅急便輸送『客貨混載』」の取り組みは2016年12月、環境負荷の低減に配慮した製品・サービスに贈られる「第13回エコプロダクツ環境大臣賞」を受賞しています。

【写真】保冷専用ボックスを搭載した路線バス、運行の詳細

バス停を拠点に、バスとトラックを切り替えて各地域に荷物を運ぶ(画像出典:ヤマト運輸)。
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<![CDATA[「マイバッハ」を冠すカブリオレ 国内4台、4420万円で受注開始 メルセデス・ベンツ]]> https://trafficnews.jp/?p=63330 2017-02-06T16:23:01+0000 2017-01-17T02:22:44+0000 メルセデス・ベンツ日本は「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」の受注を、2017年1月16日より開始しました。国内4台限定で4420万円(税込)、スワロフスキークリスタルを埋め込んだヘッドライトなど、実に「高級車」です。

「マイバッハ」を冠した特別限定車

 メルセデス・ベンツ日本(東京都港区)は2017年1月16日(月)、「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」の受注を開始しました。全世界300台、日本国内向けには4台の限定生産モデルで、価格は4420万円(税込)です。締切は同年1月31日(火)。

「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」の外観。足元には専用の20インチ鍛造アルミイール(写真出典:メルセデス・ベンツ)。

●「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」のポイント
・2015年のロサンゼルスモータショーで世界初公開。
・ベースモデルは4シーターオープンのメルセデスAMG「S65 カブリオレ」
・ルーフはソフトトップで3層構造。閉じると「クーペのような静粛性の高い室内空間を作り出します」(メルセデス・ベンツ)。時速50km以下であれば、走行中でも約20秒で開閉可能。
・ヘッドライトに片側47個のスワロフスキークリスタルを埋め込む。ウィンカーには30個のクリスタル、車幅灯には17個のカットクリスタル。
・トラベルバッグ2個とライフスタイルバッグ2個の「トラベルラゲッジセット」、および「マイバッハ」エンブレム付き「キーホルダー」が付属。「オーナーとしての特別感を感じていただける希少性の高いアクセサリー」とのこと。
・パワートレインはメルセデスAMGによる、6.0L V型12気筒ツインターボエンジン。
・ステアリングアシスト、ブレーキアシスト、歩行者検知機能など、メルセデス・ベンツの先進運転支援技術「インテリジェントドライブ」搭載
・国内限定4台のうち1台は写真と同じ外装色。残り3台については、外装16色、内装10色、4種のインテリアトリム(装飾)、5色のソフトトップからオーダーメイド。その組み合わせは3000とおり以上。

「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」の内装(写真出典:メルセデス・ベンツ)。

「マイバッハ」は現在、メルセデス・ベンツ傘下のブランドですが、もともとは1909(明治42)年にドイツで創業したエンジンメーカー、マイバッハ社のことで、1920年代には高級車を設計、販売していました。ツェッペリン社などの飛行船に採用されたエンジンメーカーとしても知られます。

【写真】キーホルダーのふたつのMは…?

付属のエンブレム付きキーホルダー。このふたつのMは、「Maybach Manufaktur(マイバッハ・マヌファクトゥーア)」を表す(写真出典:メルセデス・ベンツ)。
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<![CDATA[小松川JCTと京葉JCTの工事を一気に 首都高小松川線と京葉道路で夜間通行止め2日間]]> https://trafficnews.jp/?p=63090 2017-02-06T16:23:01+0000 2017-01-16T21:30:32+0000 首都高C2中央環状線と7号小松川線が交わる小松川JCT、外環道の延伸区間と京葉道路が交わる京葉JCT、両方の工事を一気に進めるべく、小松川線と京葉道路で夜間通行止めが行われます。

2月に2日間夜間通行止め 小松川JCTでは橋を架設

 NEXCO東日本と首都高速道路は2017年1月12日(木)、首都高・小松川JCT(仮称、東京都江戸川区。以下JCT名はすべて仮称)および外環道・京葉JCT(千葉県市川市)の工事に伴い、首都高7号小松川線と京葉道路で2日間、夜間通行止めを実施すると発表しました。

 通行止め区間は、首都高7号小松川線の錦糸町IC(東京都江東区・墨田区)と京葉道路の原木IC(千葉県市川市)のあいだ約12.8km。2月12日(日)と19日(日)の各日21時から翌朝5時まで行われる予定です。

小松川JCTのイメージ。今回は赤丸で囲った、小松川線をまたぐ箇所の橋を架設する工事が行われる(画像出典:首都高速道路)。

 首都高C2中央環状線と小松川線の交差部に新設される小松川JCTでは、ランプ橋のうち小松川線をまたぐ部分が架設されます。

外環道・京葉JCTでは仮橋を撤去し「仕上げ」

 2017年度に開通が予定されている外環道の延伸区間(三郷南IC~高谷JCT間)と、京葉道路が交わる京葉JCTでは、京葉道路を横断する工事用道路として使用されていた仮橋の撤去工事が行われます。

今回の京葉JCTにおける工事の概要。京葉道路を横断していた工事用の仮橋が撤去される(画像出典:首都高速道路)。

 なお京葉JCTの本体はほぼ完成しており、今回は「仕上げ」のひとつともいえる工程です。

 いずれも、小松川線と京葉道路を通行する車両の安全を確保すべく、交通量の少ない夜間に通行止めを行い、集中的に工事が進められます。NEXCO東日本と首都高速道路は、「お客さまに安全・安心・快適に高速道路をご利用いただくために、ご理解とご協力をお願いします」としています。

【画像】通行止め区間の概要

通行止め区間は約12.8kmにおよぶ。首都高湾岸線・東関東道ルートなどへの迂回が呼びかけられている(画像出典:首都高速道路)。
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<![CDATA[部分自動運転も BMW、「5」シリーズをフルモデルチェンジ]]> https://trafficnews.jp/?p=63277 2017-02-06T16:23:01+0000 2017-01-16T08:02:58+0000 BMWは、同社のセダン「5」シリーズをフルモデルチェンジし、2017年2月11日より国内販売を開始します。同社の運転支援システムをふんだんに採用し、部分自動運転を実現しています。

BMW「5シリーズ」がフルモデルチェンジ

 BMWは2017年1月12日(木)、都内で記者会見を開き、7年ぶりのフルモデルチェンジになる新型「5」シリーズを発表しました。2月11日(土・祝)より国内販売を開始します。

7年ぶりのフルモデルチェンジとなった7代目BMW「5シリーズ」(2017年1月12日、乗りものニュース編集部撮影)。

●新型BMW「5」シリーズのポイント
・シリーズ7代目。フルモデルチェンジは約7年ぶり。
・部分自動運転を可能にした運転支援システムを採用。
・8速オートマチック・トランスミッションとクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載する「523d」は、燃費消費率21.5km/Lを実現。
・2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボ・ガソリンエンジンの「530i」は、燃費消費率15.4km/L。
・「530e」に搭載されるプラグイン・ハイブリッド・システムは、2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボ・ガソリンエンジンに、8速オートマチック・トランスミッションと一体化された電気モーターを組み合わせる。7.7kWhの高電圧リチウムイオン・バッテリーを搭載し、電気モーターのみでの走行も可能。
・アルミニウム合金やマグネシウム合金などを採用し、先代モデルと比較して約80kgの軽量化を実現。
・ドライバーの手の動きを認識してオーディオの音量調節などが可能な「ジェスチャー・コントロール」や、フロントウィンドウにルート案内や車速などさまざまな情報を投影する「ヘッドアップディスプレイ」、遠隔操作で車外から駐車操作が可能な「リモート・コントロール・パーキング」など、数々の先進機能を設定可能。
・全14モデル、価格は「523i」の599万円から「540i xDrive M Sport」の1017万円(価格はすべて税込)。
・「5」シリーズ初代は1972(昭和47)年9月発表。これまで全世界で累計約800万台を販売。

【写真】マッサージ機能付きシートも

運転席周辺の様子。フロントシートは、座面内にマッサージユニットを内蔵し8種のプログラムでもみほぐす「フロント・マッサージ・シート」に変更可能(写真出典:BMW)。
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<![CDATA[渋谷マークシティのバスターミナル、待合室が拡張 設備も充実]]> https://trafficnews.jp/?p=63273 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-16T02:12:17+0000 「渋谷マークシティ」5階バスターミナルの待合所が2017年1月19日に新装オープンします。

床面積3倍、着席定員2倍

 東急バスと渋谷マークシティは2017年1月13日(金)、複合施設「渋谷マークシティ」(東京都渋谷区)の5階バスターミナルにある待合所を、1月19日(木)15時30分に新装オープンすると発表しました。

「渋谷マークシティ」の5階にあるバスターミナル(写真出典:東急バス)。

 このバスターミナルは、羽田空港や成田空港の空港連絡バスをはじめ、北は山形県酒田地区、南は愛媛県今治地区まで全国各所を結ぶ高速バスが毎日199便発着しています。

 新しい待合所は床面積が従来のおよそ3倍に拡張、着席定員も2倍に。更衣室やUSB充電スポット、簡易荷物置き場なども新設されます。

 さらに今年3月には、外国人向けに4か国語対応の発車案内盤(デジタルサイネージ)や自動発券機なども整備される予定です。

 2社は「高速乗合バス、空港連絡バスをご利用の際はぜひご利用ください」としています。

【画像】新装後の待合室のイメージ

新装後のバスターミナル待合室のイメージ(画像出典:東急バス)。
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<![CDATA[東京~大阪間2万円の業界初「完全個室」夜行バス、全貌明らかに 寝返りの必要なし]]> https://trafficnews.jp/?p=63137 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-15T06:00:43+0000 2017年1月登場の完全個室型夜行高速バス「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」。東京~大阪間2万円、ホテル並みの設備というバスの全貌が明らかになりました。新幹線グリーン車に匹敵する価格、勝算はどこにあるのでしょうか。

室内設備のキーワードは「癒し」

 関東バス(東京都中野区)と両備ホールディングス(岡山市)が共同で、夜行高速バス「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー) 東京・大阪号」を2017年1月18日(水)から運行します。業界で初めて、全11席を壁と扉で天井まで仕切った「完全個室」を実現。「ホテル同等の設備」(関東バス)を有するという豪華なバスです。

個室の扉を閉めた状態。扉の重みなども、車両の保安基準を考慮して決めたという(写真出典:関東バス)。

 バスの乗降口から階段を上ると、通路をはさんで左右に、壁と扉で仕切られた11の個室が並んでいます。床は全面カーペット敷き。各扉付近には「A1」「B1」など、ホテルの部屋番号のようなプレートが取り付けられています。

 各個室の広さは、幅およそ85cm、奥行きおよそ160cm(部屋により若干の差異あり)。自分好みの明るさに調整できるダウンライトやプラズマクラスターイオン発生器、アロマ発生器、さらに海や川、森、山の音などを発生させるオーディオ設備もあります。車両の開発責任者である両備ホールディングスの松田敏之副社長はこれらの設備について、「癒しの効果を重視」したものといいます。

「寝返り不要」豪華バス、座席にNASA由来の工夫

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の座席は、NASAの理論に着想を得たという「ゼログラビティシート」。背もたれを40度、座面を30度傾斜させ、フットレストを水平にすることで「胎児がお腹の中にいる状態」を再現、浮遊感を得て深く眠れるというものです。

「ゼログラビティシート」。お尻が沈み込むような格好で眠る(写真出典:関東バス)。

 とはいえバス車両の保安基準上、座席はフルフラットにはならず、寝返りが打ちづらいことはほかの夜行高速バスなどと同様です。しかし松田副社長は「このバスのシートならば、そもそも寝返りを打つ必要がない」といいます。

 その秘密は、枕や背面、座面、フットレストのすべてに採用されている「ムアツクッション」です。凹凸形状のクッション、その凸点で体を支えることで血行を妨げないというもの。松田副社長は、「寝返りを打つのは血行のため。しかしこのムアツクッションは、寝返りを打たなくても血行を妨げず、フルフラットよりも深く眠れます」と太鼓判を押します。

車内の設備は? 高速バスでは珍しいものも

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」では、快適に過ごすためのアメニティとしてブランケット、ヘッドホン、ミネラルウォーター、スリッパ、ウェットタオル、歯ブラシ、耳栓、アイマスクなどが提供されます。また車内Wi-Fiが利用できるほか、各個室にコンセント、充電用USBが用意されており、座席前面のテーブルを出して仕事することも可能です。

座席は背面、座面、フットレストもすべて電動。下はコンセント、充電用USB、オーディオ設備(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

 車両中央部の階段を下りたところにあるトイレは「高速バスでは珍しい」(松田副社長)という温水洗浄機能付き。それとは別に、車両後方にはカーテンで仕切られたパウダールームもあり、女性のメイクに配慮した、LED照明の3面鏡が備えられています。

トイレには、温水洗浄機能と水浄化機能が備わっている(写真出典:関東バス)。

 荷物棚は各個室の座席上にあります。また個室の天井とパウダールームには「緊急SOS」スイッチがあり、急に体調が悪くなった場合などに押して乗務員に知らせることが可能です。

新幹線グリーン車に匹敵する料金、勝算は?

 こうしたさまざまな設備によって「ホテルに泊まる必要がなくなる」(松田副社長)という「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」。片道の価格は、東京~新大阪間を新幹線「のぞみ」グリーン車で移動するときの代金に匹敵する大人2万円(2017年2月28日までは運行記念割引として大人1万8000円)です。9000円の運賃に、1万1000円の座席料金という内訳になります。

LED照明が鏡を照らすパウダールーム(写真出典:関東バス)。

 2万円という価格について松田副社長は、「新幹線に宿泊料金を含めた場合などと比較して、十分需要があると見込んでいます。移動と宿泊を兼ねられるだけなく、深夜発、早朝着で前後の時間を有効活用できることもメリット。いちど乗ってもらえれば、『移動は高速バス』と思ってもらえるのでは」と自信を見せます。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」は2両あり、前が関東バス保有車で、後ろが両備バス保有車(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」は、両備グループの中国バス(広島県福山市)が2012年から横浜~広島間で運行している夜行高速バス「DREAM SLEEPER」のグレードアップ版という位置づけもあります。

「横浜~広島間の『DREAM SLEEPER』を開発した当時、値段の高い個室は売れないという意見があり、4席が個室(通路側はカーテンで仕切り)、10席が1人掛けの座席という形になりました。しかしいざ運行を開始してみると、個室のほうから売れていき、いまや『乗りたいバスNo.1』とまで言われています」(両備ホールディングス 松田副社長)

 その状況を受けて誕生した全席個室の「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」こそ、「私が当初に思い描いた車両」という松田副社長。豪華設備に、その思いが具現化されています。

【写真】車内にある予約できない「個室」

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」では車両中央部の階段を下りたトイレの横に、個室の乗務員室がある(2017年1月11日、中島洋平撮影)。
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<![CDATA[東北中央道の相馬玉野IC~相馬山上IC間、3月26日開通 無料の自動車専用道]]> https://trafficnews.jp/?p=63100 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-14T21:30:46+0000 東北中央道の相馬玉野IC~相馬山上IC間「阿武隈東道路」が、2017年3月26日に開通します。

相馬~福島間で初めての開通

 国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所は2017年1月12日(木)、東北中央道の相馬玉野IC~相馬山上IC間10.5km「阿武隈東道路」が3月26日(日)に開通すると発表しました。

 東北中央道は福島県相馬市の常磐道・相馬ICを起点に福島市、山形県米沢市、山形市、新庄市などを経由し秋田県横手市で秋田道の横手ICに接続する計画の高速道路です。現在は途切れ途切れの形で一部区間が開通しています。

2017年3月26日に開通する相馬玉野IC~相馬山上IC間「阿武隈東道路」(画像出典:国土交通省東北地方整備局)。

 このうち常磐道・相馬IC~東北道・福島北JCT(仮称)間は、自動車専用道路(無料)の国道115号「相馬福島道路」として建設中。今回の区間は事業名「阿武隈東道路」とされ、相馬福島道路では初めての開通です。

 並行する従来の国道115号は、災害による通行止めが過去10年で14回も発生。2006年度には、阿武隈東道路の並行区間で約1か月間にわたり道路が寸断されたこともあったといいます。今回の道路開通によって、このような通行止めのリスクが減る見込みです。また、地域産業の活性化や救急搬送の速達性、安定性の向上なども期待されています。

【画像】福島県北地方と浜通り間の通行止めリスク

国道115号が通行止めになった場合、大幅な迂回をともなうこともある(画像出典:国土交通省東北地方整備局)。
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<![CDATA[阪和道の和歌山JCT、3月18日開通 京奈和道が接続]]> https://trafficnews.jp/?p=63166 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-13T07:04:14+0000 阪和道の和歌山JCTが2017年3月18日に開通。これにより、京奈和道が阪和道とつながります。

岩出根来IC~和歌山JCT間6.5kmが開通

 NEXCO西日本と国土交通省近畿地方整備局は2017年1月13日(金)、京奈和道の岩出根来IC(和歌山県岩出市)と阪和道の和歌山JCT(和歌山市)までのあいだ6.5kmが3月18日(土)に暫定2車線(片側1車線)で開通すると発表しました。この開通により、阪和道と京奈和道がつながります。

2017年3月18日に、京奈和道の岩出根来IC~和歌山JCT間が開通する(画像出典:NEXCO西日本)。

 京奈和道は京都、奈良、和歌山を結び、近畿圏の環状道路を構成する延長およそ120kmの高規格幹線道路です。和歌山JCTで阪和道と接続することで、道路のネットワーク効果が向上。NEXCO西日本と国土交通省近畿地方整備局は、和歌山県や奈良県での企業立地の促進や観光振興などが期待されるとしています。

 なお、和歌山JCTは山の斜面に位置することから、阪和道に出入りするランプが大阪方と和歌山方で3kmほど離れています。京奈和道~和歌山方面を利用する際、ランプに並行する阪和道の紀ノ川SAは利用できないため注意が必要です。

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<![CDATA[「不要不急の運転控えて」 国交省、週末の大雪に警戒と早めの対策呼びかけ]]> https://trafficnews.jp/?p=63131 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-13T02:51:49+0000 国土交通省や気象庁、NEXCO各社が、クルマのドライバーなどに対し、今週末の大雪への警戒と早めの対策を呼びかけています。

大雪や猛吹雪による立ち往生などに警戒を

 2017年1月12日(木)、国土交通省や気象庁、NEXCO各社はあさって15日(日)ごろにかけて大雪になるおそれがあることから、クルマのドライバーなどに対し、不要不急の外出を控えるとともに、やむを得ず運転する際は、冬用タイヤやチェーンの早めの装着を求めるよう呼びかけました。

2016年1月26日正午ごろの新潟県長岡市内、国道8号における渋滞のようす(画像出典:国土交通省)。

 気象庁によると、15日(日)ごろにかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が続き、猛吹雪になるところもある見込みです。あす14日(土)から15日(日)にかけては、東日本から西日本の太平洋側でも局地的に大雪になるおそれがあるとしています。

 そのため、特にふだん雪が降らないところを含む広い地域で、大雪や猛吹雪によるクルマの立ち往生などに警戒が必要といいます。

 国土交通省によると、2016年1月24日から25日にかけての大雪で、新潟県長岡市付近の国道8号や県道などではクルマ計200台以上が立ち往生。長時間の渋滞も発生し、大きな影響が生じました。

 今回、大雪が予想される国土交通省の地方整備局など各現場では、早めに道路情報を出し、また早い段階での通行止めと集中的な除雪作業などを行い、24時間体制で道路交通の確保に努める方針です。

 NEXCO各社は、東北道や北陸道、東名高速、新東名高速、名神高速、新名神高速、中国道、山陽道など、通行止めのおそれがある路線とその区間をウェブサイトに掲載。引き続き、交通規制などの情報提供も行っていくとしています。

【画像】北海道から中国地方まで大雪に警戒 今後の気象の見通し

各地方の大雪や暴風雪に警戒が必要な時間帯。2017年1月13日午前11時20分、気象庁発表(画像出典:気象庁)。
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<![CDATA[現行「ロードスター」に初代の「赤」を復刻 「クラシックレッド」限定販売 マツダ]]> https://trafficnews.jp/?p=63124 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-13T02:07:08+0000 マツダが1989年に初代「ロードスター」を世界初公開したときのボディーカラーが、最新の水性塗装技術で復刻。2017年2月末まで限定販売されます。

「オートサロン」「オートメッセ」で展示

 マツダは2017年1月13日(金)、小型オープンスポーツカー「ロードスター」の限定色「クラシックレッド」を、2月28日(火)まで期間限定で販売すると発表しました。

「クラシックレッド」の初代「ロードスター」(左)と、現行の4代目(写真出典:マツダ)。

「クラシックレッド」は、初代「ロードスター」が世界初公開された1989(平成元)年2月のシカゴモーターショーにおいて、展示車両のメインカラーとされたもの。これを現行の4代目「ロードスター」で、マツダ独自の水性塗装技術「アクアテック塗装」によって再現するといいます。なお「クラシックレッド」選択時は、「ロードスター」の通常価格から3万2400円(税込)増しになります。

 また、以下の日程で、実車が展示される予定です。

・1月13日(金)~15日(日):幕張メッセ「東京オートサロン2017」(千葉市美浜区)
・1月27日(金)~29日(日):マツダR&Dセンター横浜(横浜市神奈川区)
・2月10日(金)~12日(日):インテックス大阪「大阪オートメッセ2017」(大阪市住之江区)
・2月20日(月)~24日(金):マツダ広島本社(広島県府中町)

「ロードスター」は、誕生から27年を経た2016年4月に累計生産100万台を達成。4代目のチーフデザイナーである中山 雅主査は、「27年間分の感謝の想いを込めるとともに、お客さまとともに積み重ねてきた歴史を資産として大切にし、クルマ文化を育んでいくために、『ロードスター』の象徴的なカラーの復刻に挑戦しました」と述べています。

【写真】マツダ最新の「赤」

2017年2月に日本で発売される「CX-5」に初採用される「ソウルレッドクリスタルメタリック」(写真出典:マツダ)。
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<![CDATA[怖い? 爽快? 「天空のトイレ」瀬戸大橋のPAに開設 海上170mの眺め再現]]> https://trafficnews.jp/?p=63072 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-12T22:00:13+0000 本州四国連絡高速道路が、瀬戸中央道の与島PAに「天空のトイレ」を2017年1月22日に開設。海上約170mのケーブルから撮影された写真が貼られたトイレの個室で、「現実世界ではありえない世界」を楽しめます。

男女トイレ各1室に開設

 本州四国連絡高速道路は2017年1月12日(木)、瀬戸中央道(瀬戸大橋)の与島PA(香川県坂出市)に、「天空のトイレ」を開設すると発表しました。

「天空のトイレ」ブースの床面イメージ(写真出典:本州四国連絡高速道路)。

 海上約170mの北備讃瀬戸大橋ケーブルから撮影した写真が、男女トイレの洋式各1室の壁に貼られているというもので、トイレの個室にいながらケーブル上からの景色を楽しめます。開設期間は1月22日(日)午前10時から3月31日(金)正午までです。

 本州四国連絡高速道路は「瀬戸大橋からの雄大な景色や与島パーキングエリアを見下ろすという、現実世界ではありえない世界をお楽しみください」としています。また一方、注意事項として、高所恐怖症や心臓が弱い人は気分が悪くなる可能性があることから、別ブースの使用を勧めています。

【写真】個室内の左・正面・右にも広がる大展望

「天空のトイレ」個室内の(左から)左側面・正面・右側面のイメージ(写真出典:本州四国連絡高速道路)。
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<![CDATA[「911」前年越え ポルシェ、過去最高の年間販売台数を記録 新型「パナメーラ」近く発表]]> https://trafficnews.jp/?p=63077 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-12T09:06:53+0000 ポルシェが2016年、過去最高の年間販売台数を記録。「マカン」と「718ボクスター」の影響が特に大きいほか、「911」も数字を伸ばしたといいます。同時に、新型「パナメーラ」の発表も予告されました。

ポルシェ、販売数で前年記録を更新

 ポルシェAG(ドイツ)は2017年1月12日(木)、同社の2016年における年間販売台数が23万7778台に達し、2015年に続いて過去最高を記録したと発表しました。

モデルチェンジし売り上げを伸ばした、ポルシェ「ボクスター」シリーズの最新型「718ボクスター S」(写真出典:ポルシェ)。

●「ポルシェ、年間販売台数記録を更新」のポイント
・2016年の全世界における年間販売台数が、2015年の22万5121台を約6%上回った。
・欧州、米国、中国の販売台数が数字をけん引。
・「718ボクスター」は前年比9%増の1万2848台、「マカン」は19%増の9万5642台を販売。この両車の好調が大きく影響。
・「911」も2%増の3万2409台を販売。
・数字の伸びについて、セールス&マーケティング担当取締役であるデトレフ・フォン・プラテンさんは「弊社が継続して拡大しているブランド力と非常にモチベーションの高いディーラーネットワーク」にあると説明。

 ポルシェAGのオリバー・ブルーメ社長はこの結果を受け、「弊社の強力な製品ラインナップによって、前年度から再び大幅に飛躍することが出来ました。ポルシェはエモーションとクオリティーの代名詞となっています。世界市場における好ましい動向は、弊社のお客様の熱意の高さを証明するものです」と述べています。

 なお、ポルシェは数週間以内に、第2世代の新型「パナメーラ」を発表する予定です。また2017年3月にスイスで開催される「ジュネーブモーターショー2017」では、「パナメーラ スポーツ ツーリスモ」の世界初公開が計画されています。

【図表】ポルシェの2016年新車販売台数と地域別内訳

ポルシェAGの2016年における全世界新車販売台数と地域別内訳。たとえば「アメリカ」は、その下の「米国」のみの台数を含む、南北アメリカ地域での販売台数(乗りものニュース編集部作成)。
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<![CDATA[「ヴィッツ」にハイブリッド設定 マイナーチェンジで外観変更も トヨタ]]> https://trafficnews.jp/?p=63059 2017-02-06T16:23:02+0000 2017-01-12T05:28:56+0000 トヨタが2017年1月12日、「ヴィッツ」をマイナーチェンジ。ハイブリッドグレードを追加して、販売を開始しました。車体デザインも大きく変更されています。

トヨタ、「ヴィッツ」にハイブリッドグレードを設定

 トヨタは2017年1月12日(木)、コンパクト2BOX車「ヴィッツ」をマイナーチェンジ。ハイブリッドグレードを新たに設定し、販売を開始しました。

トヨタ「ヴィッツ ハイブリッド U」の外観。「『躍動感』と『洗練』を付与した、より強い印象を放つ外形デザイン」とのこと(写真出典:トヨタ)。

●「ヴィッツ」マイナーチェンジのポイント
・1.5Lエンジンのハイブリッドシステム搭載グレードを設定。燃費は「JC08モード」で34.4km/L(国土交通省審査値)。
・ハイブリッドグレードは「平成32年度燃費基準+20%」を達成、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定も取得。「エコカー減税」の対象。
・ショックアブソーバーの改良やボディ各部の高剛性化も実施。
・外観のデザインを大幅に変更。
・加飾をブラックで統一したインテリア(内装)デザインを採用。
・通常エンジンや「Sportyパッケージ」など、全16グレードを設定。価格は132万5160円から223万7760円(価格はすべて税込)。
・「ヴィッツ」は1999(平成11)年の発売以来、約80の国と地域で販売。これまでの累計世界販売台数は700万台(2016年12月現在、トヨタ調べ)。

 今回の「ヴィッツ」マイナーチェンジにあたって、トヨタの宮内一公プレジデントは、「我々は、先進技術による安全・安心や環境への配慮はもちろんのこと、キビキビと走る楽しさもあわせ持つコンパクトカーづくりに邁進することで、これからもお客様にクルマのワクワク感をお届けしていく」としています。

【写真】「ヴィッツ ハイブリッド U」のインテリア

「ヴィッツ ハイブリッド U」(オプション装着車)のインテリア。「モダンかつ上質な空間を演出」という(写真出典:トヨタ)。
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<![CDATA[SUV新車登録販売台数、ホンダ「ヴェゼル」3年連続1位に]]> https://trafficnews.jp/?p=63003 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-11T06:26:38+0000 ホンダのSUV「ヴェゼル」および「ヴェゼル ハイブリッド」が、2016年暦年におけるSUV新車登録販売台数第1位を記録しました。同カテゴリにおける3年連続第1位の記録でもあります。

ホンダ「ヴェゼル」、国内SUV新車登録販売で3年連続第1位

 ホンダは2017年1月11日(水)、同社のSUV「ヴェゼル(VEZEL)」および「ヴェゼル ハイブリッド(VEZEL HYBRID)」について、2016年暦年(1月から12月)における販売台数が7万3889台(社団法人日本自動車販売協会連合会調べ)と、3年連続でのSUV暦年新車登録販売台数第1位を記録したことを明らかにしました。

2016年2月に追加されたホンダ「ヴェゼル ハイブリッド」のタイプ「RS」(写真出典:ホンダ)。

 ホンダ「ヴェゼル」は、2013年12月の発売。2016年2月には同社の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプで設定するなど、マイナーモデルチェンジを重ね、発売以来の累計販売台数は24万台を超えています。

 なお、今回の記録における「SUV」の定義は、自販連による「ジープ型の四輪駆動車でワゴンとバン・トラックを含む(一部2WDを含む)国産車」という区分におけるものです。

 ホンダは「ヴェゼル」について、「SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさ、高い燃費性能など、ジャンルの枠を超えた価値を高い次元で融合したクルマです」と説明。「幅広い層のお客様からご支持をいただいています」としています。

●ホンダ「ヴェゼル」発売以来の歩み(国内)
2013年12月 発売
2014年11月 国内累計受注台数10万台突破
2014年12月 2014年暦年 SUV新車登録販売台数 第1位
2015年4月 マイナーモデルチェンジ
2015年9月 特別仕様車「STYLE EDITION(スタイルエディション)」を発売
2015年12月 2015年暦年 SUV新車登録販売台数 第1位
2016年2月 マイナーモデルチェンジ、新タイプ「RS」を追加、「Honda SENSING」を全タイプで設定
2016年12月 2016年暦年 SUV新車登録販売台数 第1位

【写真】「ヴェゼル」はどんな車内?

2016年2月に追加されたホンダ「VEZEL HYBRID RS」のインテリア(写真出典:ホンダ)。
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<![CDATA[業界初 全11席のありそうでなかった「完全個室」バス 実現できたワケとは]]> https://trafficnews.jp/?p=62977 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-11T03:50:48+0000 2017年1月18日にデビューする「完全個室型」の夜行高速バス「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」。ありそうでなかった「完全個室」バスは、車両の保安基準をある技術でカバーしたことで誕生しました。

定員も「業界最少」

 関東バス(東京都中野区)が全席「完全個室」の夜行高速バス「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー) 東京・大阪号」を、両備ホールディングス(岡山市)と共同で2017年1月18日(水)から運行。その車両が1月11日(水)、中野サンプラザ(東京都中野区)で報道陣へ公開されました。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の車内。通路の左右に、天井まで達する壁で仕切られた個室が並ぶ(写真出典:関東バス)。

 関東バスによると、業界で初めて、全席を扉付きの完全個室とし、「まるでホテルに宿泊しているような感覚」とのこと。11人という定員も、業界では最少といいます。

 各個室は幅約85cm、奥行き約160cm(部屋により若干の差異あり)で、全面カーペット敷き。スリッパやミネラルウォーター、アイマスク、耳栓、歯ブラシなどのアメニティが用意されるほか、コンセント、充電用USBに加えて車内Wi-Fi、プラズマクラスターイオン発生機なども備えられます。トイレは温水洗浄機能と水浄化機能付き。パウダールームも独立して設置されます。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の車両は、三菱ふそうトラック・バスの「エアロクィーン」(写真出典:関東バス)。

 このバスの最大の特徴は、全室扉付きで、仕切りが天井まで達していること。これまで、座席の前後や側面を部分的にパーティションやカーテンで区切ることにより個室空間を作るバスはありましたが、天井まで扉と壁で仕切った“完全個室”は初めてです。

ありそうでなかった「完全個室」、それを実現したある工夫

 新型のバス車両を走らせるためには、まず、国が定めた道路運送車両の保安基準に適合させなければなりません。完全個室とするうえで保安基準上まず課題となるのが、ワンマンバスには運転席から旅客の状況を確認するルームミラーなどの設置が義務付けられているという点。個室が並ぶ車内で、運転席からルームミラーで旅客の状況を確認することは、物理的に不可能です。

 この基準に対し、たとえば両備グループの中国バス(広島県福山市)が横浜~広島間で運行している「DREAM SLEEPER」(定員14人)では、“個室”の4席には室内に、カーテンで仕切る10席には通路の天井に複数のカメラをそれぞれ設置し、運転席のモニターで車内の様子を把握できるようにしています。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の運転席。車内の様子を映し出すみっつのモニターを備えている(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」では、全個室内の後方上部にカメラを配置し、その映像を運転席にあるみっつのモニターに映し出せるようにすることで、保安基準をクリア。“完全個室”を実現しました。

個室内の後方上部に取り付けられたカメラ。室内の映像を、運転席で一元的に確認できる(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

 また、個室の扉が開いていれば運転席のランプが点灯し、出入りも把握できます。ただし個室内カメラはプライバシー保護のため、乗客が座った状態ではモニターに映らないようになっています。

東京~大阪間2万円 新幹線グリーン車より高額 ターゲットは?

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」は、東京の池袋駅西口と大阪のなんば(OCAT)、両備バス門真車庫のあいだで1日1往復の運行。大阪行きは池袋22時50分発、なんば6時40分着、門真車庫7時30分着。東京行きは門真車庫21時50分発、なんば22時40分発、池袋6時40分着です。

 片道の価格は、東京~新大阪間を新幹線「のぞみ」グリーン車で移動するときの代金に匹敵する大人2万円(2017年2月28日までは運行記念割引として大人1万8000円)。9000円の運賃に、1万1000円の座席料金という内訳です。

 車両開発の責任者である両備ホールディングスの松田敏之副社長によると、この価格は、約1億円の車両開発費を8年で償却することを考えて割り出されたもの。新幹線に宿泊料金を含めた場合などと比較して、十分需要があると見込んだそうです。

「『DREAM SLEEPER 東京・大阪号』では、移動中にホテル同様の休息時間を過ごせるだけでなく、深夜発、早朝着で移動前後の時間も有効活用できるという付加価値が価格に反映されています。移動で宿泊を兼ねるので、たとえば東京~大阪を往復して2泊3日となるところを、0泊3日で済ますこともできます。『時間を有効に使いたいからバスを選ぶ』というお客様に乗っていただきたいです」(松田副社長)

“完全個室”は実現されましたが、日本の車両保安基準上、座席をフルフラットにすることはできません。しかし、「浮遊感を感じながら深く眠ることができる」(関東バス)という「ゼログラビティシート」の採用で、フルフラットとは一線を画した眠りを提供するとのこと。背もたれを40度、座面を30度傾斜し、フットレストを水平にすることで、「胎児がお腹の中にいる状態」を再現するというシートです。これは横浜~広島間の夜行高速バス「DREAM SLEEPER」でも採用されています。「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」では、フットレストも電動になり、ボタンひとつで「ゼログラビティ状態」になる機能が加わりました。

 おもにビジネス利用と女性を想定しているという「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」。両備ホールディングスの小嶋光信会長は、「『安く運ぶ』から、バスに『乗ることが目的』になる車両。価格競争で疲弊してしまったバス業界を、『憧れの業界』に変えていく牽引(けんいん)役にしたい」と言います。このバスの事例が今後、他社にも波及し、夜行バスの進化を促していくかもしれません。

【写真】個室の内部

NASAの理論に基づき、「胎児がお腹の中にいる状態」を再現するという「ゼログラビティシート」を採用している(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170111_dreamsleeper_01.jpg
<![CDATA[レクサス「LS」が11年ぶり刷新 世界初搭載の安全運転支援機能も]]> https://trafficnews.jp/?p=62967 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-11T02:57:12+0000 11年ぶりにフルモデルチェンジしたレクサスのフラッグシップセダン「LS」が、米国デトロイトの北米国際自動車ショーで世界初披露されました。

5代目の新型「LS」

 レクサスは2017年1月9日(月・祝)、米国ミシガン州デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、同社フラッグシップのセダン新型「LS」を世界初披露したと発表しました。

北米仕様のレクサス「LS500」(画像出典:トヨタ)。

 11年ぶりにフルモデルチェンジした5代目となる新型「LS」は、新開発のV型6気筒3.5Lツインターボエンジンを搭載。圧倒的な静粛性、フラットなトルク特性をいかした爽快な加速フィーリングを実現したといいます。

 安全運転支援としては「プリクラッシュセーフティ」を採用。前方に歩行者が飛び出してきたときに、カメラが衝突の危険性を察知し、ドライバーへの注意喚起や自動ブレーキを行いますが、それでも回避できないとシステムが判断する場合、車線内の回避スペースを見つけて自動的に操舵制御し、歩行者との衝突回避を支援するというものです。レクサスは、この機能について世界初搭載としています。

安全運転支援機能「プリクラッシュセーフティ」の作動イメージ(画像出典:トヨタ)。

 外観は新開発GA-Lプラットフォームにより、低く構えたスタイリングを実現。あわせて、車体側面の窓ガラスが片側3枚ずつの6ライトキャビンデザインが採用されています。

「LS500」(北米仕様)の全長は5235mm、全幅は1900mm、全高は1450mm、ホイールベースは3125mmです。なお今回、発売時期や価格などについては発表されていません。

【画像】車内前席のイメージ

レクサス「LS500」(北米仕様)の車内前席イメージ(画像出典:トヨタ)。
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<![CDATA[トヨタ米国事業の「最重要車種」カムリ 新型を初披露 日本発売は]]> https://trafficnews.jp/?p=62916 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-10T02:39:23+0000 アメリカで開催中の北米国際自動車ショーにおいて、トヨタが新型「カムリ」を世界初披露しました。

北米では年間40万台生産

 トヨタは2017年1月9日(月)、ミシガン州デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、アメリカ仕様の新型「カムリ」を世界初披露したと発表しました。現地時間1月14日(土)から一般公開されます。

8代目となる新型「カムリ」(アメリカ仕様)のイメージ(画像出典:トヨタ)。

「カムリ」は1982(昭和57)年に日本で発売以来、世界100以上の国と地域で販売されているミッドサイズセダン。累計販売台数は1800万台を超えます。トヨタによると、アメリカでは高い売り上げを示しているのみならず、ケンタッキー州の工場で年間約40万台を生産するなど、「米国事業における最重要車種の一つ」としています。

 8代目となる新型は、低重心感とスポーティさを強調しつつ、後席の上部空間を確保するなどして実用性を両立。インターフェースにはカラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイ、8インチオーディオビジュアルナビゲーションを採用し、“未来感”を演出しています。

 また、新型エンジン「Dynamic Force Engine」を初採用するモデルとして、2.5Lガソリン車、ハイブリッド車を設定。ともに、世界トップレベルの熱効率を達成すると同時に、燃費と動力性能の大幅向上を実現しているそうです。

 日本では、2017年夏ごろから、全国のトヨタカローラ店などで販売される予定です。

【画像】「未来的」インテリア

中央には8インチのオーディオビジュアルナビシステムを配置。表示パネル類が「未来感」を演出しているという(画像出典:トヨタ)。
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<![CDATA[北米向け新型「オデッセイ」世界初披露 今春発売 ホンダ]]> https://trafficnews.jp/?p=62911 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-10T02:04:39+0000 2017年1月9日、アメリカン・ホンダモーター社が北米向けミニバンの新型「オデッセイ」を世界初披露しました。

これまでに米国内で累計約250万台を販売

 ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター社は2017年1月9日(月・祝)、北米向けミニバンの新型「オデッセイ」を、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2017年北米国際自動車ショーで世界初披露しました。

 北米向け「オデッセイ」は、1994(平成6)年にデビュー。これまでに米国内で累計約250万台が販売されました。

北米向けミニバンの新型「オデッセイ」(写真出典:ホンダ)。

 5代目となる新型は、3.5L V型6気筒エンジンを搭載。さらにホンダによると、10速オートマチックトランスミッションをミニバンとして初めて採用し、「力強い走りとともにに、滑らかな加速感を実現」したといいます。また、「EX」以上の主要グレードには、安全運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備されます。車内には、多様なシートアレンジが可能な「マジックスライド」なども追加されます。

 新型は米国アラバマ工場で、10速オートマチックトランスミッションは、ジョージア州の工場で生産されます。発売は2017年春の予定です。

【写真】横からの外観

北米向けミニバンの新型「オデッセイ」(写真出典:ホンダ)。
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<![CDATA[阪神・淡路大震災で被災した道路構造物の保管庫を特別開館 体験の講演も 阪神高速]]> https://trafficnews.jp/?p=62433 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-09T22:00:21+0000 阪神・淡路大震災から22年を迎える2017年1月に、阪神高速道路が、被災した高速道路構造物などを保存、展示する「震災資料保管庫」を特別開館。震災対応に関わった関係者などの講演も開かれます。

地震で一部倒壊した3号神戸線

 阪神高速道路は2016年12月26日(月)、阪神・淡路大震災から22年を迎える2017年1月に、被災した阪神高速の構造物を保存、展示する「震災資料保管庫」(神戸市東灘区)を特別開館します。

 地震によって3号神戸線で一部区間の橋脚が倒壊するなど、大きな被害が出た阪神高速。「震災資料保管庫」は、その被災経験を風化させることなく後世に継承し、防災対策研究の一助とすることを目的に、特徴的な被災構造物34点を展示している施設です。

「震災資料保管庫」では阪神・淡路大震災で被災した道路構造物が保存、展示されている(写真出典:阪神高速道路)。

 今回の特別開館は2017年1月14日(土)午前10時から17時、15日(日)正午から17時(両日とも最終受付16時)に実施。参加費は無料で、自由に見学が可能です。阪神高速関係者による被災構造物の案内や、震災対応に関わった社員および当時の阪神高速道路公団職員による体験の講演なども予定されています。

 なお「震災資料保管庫」では通常、毎月第1、第3週の水曜と日曜に限り、事前予約制で一般の見学を受け入れています。行政関係者や専門技術者、学校の地震防災学習を目的とした見学者が国内外から訪れているとのことです。

【地図】「震災資料保管庫」の場所

神戸市東灘区深江浜町11-1。敷地内に無料駐車スペースがありクルマで来場できる。鉄道だと阪神電鉄の深江駅から徒歩約30分(画像出典:阪神高速道路)。
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<![CDATA[「トミカ」初のTVアニメ2017年4月スタート カズレーザーさん、カズレーサーに?]]> https://trafficnews.jp/?p=62900 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-09T10:00:14+0000 およそ半世紀の歴史を持つミニカーブランド「トミカ」。その史上初となるTVアニメが、2017年4月にTBS系でスタートします。またその発表イベントには、「メイプル超合金」のふたりも登場。会場を笑わせました。

「メイプル超合金」のふたりも登場

 タカラトミーのミニカーブランド「トミカ」が、1970(昭和45)年の発売以来初めて、TVアニメになります。放送は2017年4月スタートで、毎週土曜日の朝7時から7時30分まで、TBS系全国28局ネットです。

発表イベントに登場した「メイプル超合金」のふたりと、アニメのキャラクター「ドライブヘッド01 ソニックインターセプター」(2017年1月9日、恵 知仁撮影)。

 2017年1月9日(月・祝)、このTVアニメの発表イベントが東京都墨田区の「東京スカイツリータウン ソラマチ テレビ局公式ショップ『ツリービレッジ』」で行われ、その「トミカショップ」で1日店長を務めたお笑いコンビ「メイプル超合金」のふたりが登場。男性のカズレーザーさん(1984年生まれ)はもちろん、女性の安藤なつさん(1981年生まれ)も子どものころ砂場で、近所のお兄ちゃんたちと「トミカ」で遊んだことがあるそうです。

 そんな「トミカ」に思い出のあるふたり、このたびの発表会では次のような言葉も。

「『トミカ』のアニメ? ミニカーがずっと走ってるのかな? 環境映像のような?」(カズレーザーさん)

 いったい、どんなアニメになるのでしょうか。そのタイトルは、『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』です。

人間と「ドライブヘッド」が協力 3世代そろって楽しめるものを

「トミカ」初のTVアニメ『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』は近未来が舞台で、「警察」「消防」「救急」それぞれの能力に特化した特殊機体「ドライブヘッド」を小学生の主人公たちが操縦。街を脅かす災害や事件に立ち向かう物語です。

2017年4月に放送がスタートする『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』。

「発売から47年のあいだ、『トミカ』が育んできたトミカファンに向けて、3世代そろって楽しんでいただけるアニメを目指します」(タカラトミー)

「顔がイケメンですね! いまのアニメは!」(カズレーザーさん)

 このTVアニメについてタカラトミーは、登場人物とその両親を通して「親子の絆」を、そして登場人物と「ドライブヘッド」が協力する様を通して「人と車の絆」を描き、それらによって子どもたちが自分の夢を抱ける作品にしたいという思いを込めているそうです。

ダンディさんよりきれいな「ゲッツ!」?

 TVアニメとあわせて、玩具や玩具周辺商品の販売、雑誌連載などのメディアミックス展開も行われます。

ロボットに変形できるクルマ型玩具「ドライブヘッド 01~03」(写真出典:タカラトミー)。

 タカラトミーグループは、TVアニメに登場するキャラクター玩具を中心に、ミニカー、フィギュア、ガチャ、雑貨などさまざまなカテゴリーの商品を展開する予定で、第1弾としてロボットに変形可能なクルマ型玩具「ドライブヘッド 01~03」(各4500円)と、「ドライブヘッド 01~03」と合体可能な「サポートビークル 01~03」(各2200円)を2017年4月から全国の玩具専門店などで発売する予定とのこと(価格はすべて税抜き)。

 今回の発表イベントでカズレーザーさんは、クルマ型玩具「ドライブヘッド」の手足がよく動くことに感動した様子で、「変形ロボで『ゲッツ!』ができる! ダンディさんよりきれい!」と興奮していました。

 ちなみに今回の発表イベントで、カズレーザーさんはレーシングスーツで登場。安藤なつさんに「『カズレーザー』からの『カズレーサー』ですね?」と言われると「どういうことですか?」とボケて、会場からは笑い声が湧きました。

【写真】MCはTBSの笹川友里アナウンサー

発表イベントに登場した「メイプル超合金」のふたりと、MCを務めたTBSアナウンサーの笹川友里TBSアナウンサー(2017年1月9日、恵 知仁撮影)。
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特集ニュース 恵 知仁(乗りものライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170109_tomica_01.jpg
<![CDATA[クルマのオイル、なぜ短命に 交換時期より早い劣化、原因は日本のクルマ事情?]]> https://trafficnews.jp/?p=61632 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-09T06:00:42+0000 クルマのエンジンオイルの交換時期は、車種によって「〇年ごと」や「〇万km」など、メーカーから指定されています。しかし、その前に警告灯が付くこともあります。その原因は何でしょうか。

警告灯、ついてからでは遅すぎる

 クルマのエンジンオイルは、ガソリンスタンドで給油をした際に、「オイル交換、いかがですか」などとすすめられた際か、ディーラーから「オイル交換のお知らせ」のはがきが届くといったとき以外、あまり意識しないかもしれません。ですが、クルマにとってはとても大切なものです。

キャップに描かれたエンジンオイルを意味するシンボルマークは、国際規格で定められたもの(写真出典:norgal/123RF)。

 エンジン内部の部品は、主に金属でできています。それらが動くときに摩耗しないよう、エンジンオイルはあいだに入ってスムーズに動かす役割をします。また、熱が上がりすぎないようにするための冷却作用や、動力となる爆発のパワーが逃れるのを防ぐ働きもあります。そうして働いているあいだに出るスス、ゴミ、水分などが混ざることでオイルは汚れていくのですが、その水分が直接金属について錆びるのを防ぐ役割もしています。

 そのエンジンオイルに不具合が生じた場合、警告灯が知らせてくれるわけですが、これが点灯するのは、オイルレベルが下がっている場合と、油圧が下がっている場合が考えられます。

「オイルレベル」とはオイルの量を知らせるものなので、調べてみて足りなければ補充するだけのお話ですが、問題は「油圧」の方です。原因としては、油路のつまりによる油圧低下か、ポンプなど部品が故障したケースのどちらかが考えられます。いずれにせよオイルの警告灯が点灯した時点で、自走はおすすめできない状態です。エンジンが焼き付き、走行中いきなり動かなくなることもあるからです。

オイルの劣化、乗っても乗らなくても止まらない?

「エンジンオイルは、人間でいう血液のようなものです」と、ガレーヂ伊太利屋(東京都港区)のメカニック、加藤さんはいいます。

「油路のつまりとは、血管が動脈硬化を起こしているようなものです。部品の故障も、内臓疾患みたいなもので、オイルの汚れによって機械が摩耗するのが原因です」

 いずれにせよ、基本的にきれいなエンジンオイルを使用していないと、なんらかのトラブルに見舞われる可能性は避けられないようです。

 とはいえ、クルマを使えば使うほどエンジンオイルは汚れていきます。では、めったに運転しなければ、オイル交換はしなくていいのでしょうか。

 エンジンオイルなどを手掛け「WAKO’S」のブランド名で知られる和光ケミカル(神奈川県小田原市)の技術部課長、和田さんは「クルマを動かさないあいだも、空気中の湿気により、オイルは水分を含んでいってしまいます。エンジンの熱が入らなければ、その水分は蒸発することができません」といいます。クルマをまったく動かさないことも、実はクルマにとっては良くないことのようです。

 さらに、「クルマにとって一番きついのは、『チョイ乗り』」とも。エンジンオイルなどクルマのエンジンやオイルが温まりきる前にほんのちょっと近場まで乗るだけ、といった乗り方が、実はクルマにとって大変な負担になるというのです。前述の加藤さんも、クルマの部品は金属類やゴムなどでできていることに改めて触れ、「それらが温まらないまま走行するのは、部品の亀裂や故障の原因になります。寝起きの体で全力疾走したらケガをするようなものですね。それを繰り返すと、エンジンにダメージを与えることになります」といいます。

日本で「シビア・コンディション」は珍しくない?

 クルマのカタログには、よく「オイル交換は『シビア・コンディション』での使用の場合、規定よりも短い期間で行うように」と書かれています。「シビア・コンディション」という言葉を聞くと、毎日何百kmも走るような使い方をイメージするかもしれません。ところが前述の和田さんが言うように、「チョイ乗り」こそ実は本当の「シビア・コンディション」なのです。

「(ストップ&ゴーの多い運転など)日本のクルマがシビア・コンディション下で使われている割合は、決して少なくないと思いますよ」(和光ケミカル 和田さん)

 クルマのオイルコンディションをなるべく長持ちさせるには、オイルの種類も重要です。車種に合わせて最適な粘度は違いますし、寒冷地にはそれに合わせた粘度のものを使用します。また、車種によっても、オイルの汚れ方は違います。

「ガソリン車とディーゼル車だと、ディーゼルの方がススも出るので汚れやすいですね。ハイブリッド車も、モーターばかり使っているとエンジンの方には熱が入らないため、(前述のような)あまり走行しないクルマと同じ状態になります。また、軽自動車はオイルパン(タンク)も小さいため、オイル量が少ないぶん、働く時間が多いのです。そうするとオイル自体を冷却させるのが難しいため、条件は厳しくなります」(和光ケミカル 和田さん)

 突然の警告灯に驚かされることなどないように、愛車の種類と乗り方、両方を考えて、オイル交換の時期を見極めることが大切なようです。

【写真】国際規格準拠の警告灯

左からエンジン、バッテリー、オイルの警告灯。このカタチや色は、国際規格(ISO)をもとに日本工業規格(JIS)で定められており、どのクルマも同じ(画像出典:pabkov/123RF)。
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特集ニュース 大西紀江(ライター/編集者) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161216_oil_01.jpg
<![CDATA[出会う確率およそ500分の1 「ハートの吊り革」バス、バレンタインから1年運行 名古屋市]]> https://trafficnews.jp/?p=62818 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-08T10:00:33+0000 名古屋市交通局が、吊り革のひとつをハート型のものに取り替えたバスを運行します。そのバスは交通局の全バス車両のうち2台のみ。運行開始を記念したイベントや、記念品がもらえるキャンペーンも行われます。

市バスの利用促進とイメージアップを図る

 名古屋市交通局が2017年2月14日(火)のバレンタインデーから1年間、ハート型の吊り革を付けた「ハート・バス」(正しくは「・」がハートの記号)を運行します。

ハート型の吊り革が、全名古屋市バスのうち2両だけに取り付けられる(写真出典:名古屋市交通局)。

 市バス1012両のうち2両の吊り革のひとつだけを、ハート型のものに取り替えて運行。「ハート・バス」であることが外観でもわかるよう、車両の前面にはステッカーが貼られます。「ハート・バス」を「探す楽しさ」や「出会う喜び」を感じてもらい、市バスの利用促進とイメージアップを図るものです。

 2両のうち1両は、年間を通して名古屋市のさまざまな地域を順番に運行。もう1両は、2月11日(土・祝)に久屋大通庭園フラリエ(名古屋市中区)で行われるプレイベントで、参加者にハートマークや大切な人へのメッセージを車体側面に書き込んでもらったのち、おもに都心で運行されます。

 また、クラシック音楽デュオ「SUGITETSU」がこのバスのテーマソングを作曲するほか、記念の「ドニチエコきっぷ」(600円)も運行開始日から限定1万枚で発売。「『ハート・バス』に乗ったらこんな幸せなことが起こった」というエピソードを専用のメールアドレスに送り、交通局のウェブサイトに掲載された人に記念品が贈られるキャンペーンも行われます。

 名古屋市交通局は、「『吊り革をつかむ』と『幸せをつかむ』をかけ、ハート型の吊り革をつかんで、お客さまに幸せをつかんでいただくことをイメージした縁起のいいバス」としています。

【画像】記念「ドニチエコきっぷ」のイメージ

真ん中のシンボルマークは、記念品のピンバッジや、「ハート・バス」車外に貼られるステッカーにも使用される(画像出典:名古屋市交通局)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170107_heartbus_01.jpg
<![CDATA[雪上疾走「ゲレンデタクシー」! スキー場でスバルAWDを体感 富士重工業]]> https://trafficnews.jp/?p=62758 2017-02-06T16:23:03+0000 2017-01-07T22:00:28+0000 富士重工業が4回目となる「ゲレンデタクシー 2017」を開催します。スキー場のゲレンデをスバルのクルマで駆け上がるというこのイベント、クルマにとってはその性能の見せ所でもあります。

「ゲレンデタクシー」、今年は岐阜と長野で開催

 富士重工業は「SUBARU ゲレンデタクシー 2017」を、高鷲スノーパーク(岐阜県郡上市)とエコーバレースキー場(長野県長和町)にて、2017年1月と2月に開催します。

ディーラーとはひと味もふた味も違った「試乗」が可能な「ゲレンデタクシー」(写真出典:富士重工業)。

 今冬で4回目になる同イベントは、通常クルマで走ることのできないスキー場ゲレンデを、リフトの代わりにスバルのクルマで駆け上がるというもの。富士重工業の広報部によると「雪上でのクルマの走行性能を体験していただくイベント」といいます。

「スバルらしいAWDの走りを幅広い方に体感いただき、ブランド力の向上を図ることを目的に始めました」(富士重工業 広報部)

 昨シーズン開催された「ゲレンデタクシー2016」は、サッポロテイネスキー場(北海道札幌市)など3会場で、のべ6日間の期間中に約3000人が乗車したそうです。

 2017年のイベントで使用されるのは、「レガシィ アウトバック」「フォレスター」「SUBARU XV ハイブリッド」の3車種。走行するのは、あらかじめ圧雪されたゲレンデ上の専用コースですが、通常はあくまでスキーなどでの滑降を目的としたゲレンデであり、しかもその上端までとあって、やはりそれなりの斜度はあるようです。

「タイヤは市販のスタッドレスタイヤで、特殊なものではありませんが、これまでスタックなどのトラブルはありません」(富士重工業 広報部)

 ちなみにドライバーは「専門の方が運転していますのでご安心ください」とのことです。

お代はタダ、ただし条件アリ

「ゲンレンデタクシー」には、開催スキー場イベントブースにあるタクシー車両の前で記念写真を撮影し、TwitterやFacebookなどのSNSに「#ゲレンデタクシー」というハッシュタグと共に投稿することで、誰でも乗車できます。

ゲレンデを駆け上るスバル「フォレスター」(写真出典:富士重工業)。

「今年で4回目のイベントになります。通常、一般車両が通れないゲレンデでスバルのSUVならではの、雪道での走行性能や安定性を体感いただければと思います」(富士重工業 広報部)

「SUBARU ゲレンデタクシー 2017」は、2017年1月28日(土)と29日(日)に高鷲スノーパーク(岐阜県)、2月4日(土)と5日(日)にエコーバレースキー場(長野県)で開催されます。

【写真】雪上を爆走するスバル「WRX STI」

これまでの「ゲレンデタクシー」では、スバル「WRX STI」のデモンストレーション走行なども披露された(写真提供:富士重工業)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/161226_gelandetaxi_01.jpg
<![CDATA[マツダ、年内に新型SUV投入か 巻き返し図る2017年、新型「アテンザ」も?]]> https://trafficnews.jp/?p=62766 2017-02-06T16:23:04+0000 2017-01-07T01:00:16+0000 マツダの2016年は大苦戦でしたが、同年12月には世界市場で売れ筋の「CX-5」がフルモデルチェンジしました。巻き返しを図る2017年、新たなSUV投入やフラグシップカーの新型発表も期待できそうです。

マツダ、巻き返しの年になるか

「デミオ」や「アクセラ」「CX-3」などの新世代商品群が好評のマツダですが、2016年1月から11月までの国内販売台数は19万686台と、前年比18.3%減という厳しい結果でした。2016年の年間国内販売台数は2017年1月末に発表されますが、それを見ずとも「SKYACTIV(マツダのエンジン、シャシーなどに関する要素技術の総称)」をフルに採用した新世代商品群投入後、初の大苦戦の年になったことはいうまでもありません。これには、やはり一昨年の「ロードスター」発売以降、新世代商品群の新型車がなかったことが大きく影響していると考えられます。

 その巻き返しの一手として期待されるのが、2016年末に発表された新型「CX-5」です。

マツダ「CX-5」は、同社年間販売台数の約4分の1を占める(写真出典:マツダ)。

 初代「CX-5」は新世代商品群の第1弾として2012(平成24)年に投入され、グローバルで140万台以上の販売を記録し、マツダの年間販売台数の約4分の1を占めるまでになりました。

 また新型「CX-5」は、大きな成果をもたらした第一世代の新世代商品群で熟成された「SKYACTIV」テクノロジーのすべてをつぎ込んで開発したモデルだけに、マツダの自信と期待もうかがえます。

 これ以外にも2017年のマツダでは、新型SUVの投入が期待されます。噂になっているのが、新提案の3列シートを備えたSUV。すでに海外では、3列シートの7人乗り大型SUVモデルである「CX-9」がありますが、こちらはボディサイズが大きいこともあり、これとは異なるモデルが国内市場へ投入される可能性が高い様子です。さらに中国で発売済みの、クーペライクなスタイルを持つクロスオーバーSUVである「CX-4」の投入もあるかもしれません。

ミニバン市場がSUVを後押し?

 前述のように、2017年のマツダにSUVの強化が見込まれるのは、同社がミニバン市場から撤退する可能性が高いからです。

 マツダの「SKYACTIV」を全面的に採用した新世代商品群の新型車投入がすでに一巡している一方で、ミニバンは、2016年早々に「MPV」の生産が終了。残る「プレマシー」と「ビアンテ」も、しばらく大きな改良が行われないまま生産が続けられており、後続モデルの噂も聞かれません。

マツダ「MPV」。初代は1988年、北米向け専用車として生産開始。国内販売は1990年より(写真出典:マツダ)。

 また2016年2月末に、マツダがミニバン撤退検討というニュースも一部メディアで報道されました。現時点では、そのニュースを肯定する公式発表はありませんが、限られた資源でラインアップを構築するマツダにとって、縮小傾向が見られるミニバン市場は魅力を感じなくとも納得できる、というのも確かです。すでに新世代商品群のラインアップで構築されつつあるSUVに注力したほうがベターな状況であり、世界的にもSUV人気が堅調なことも挙げられます。また国内でも発売前よりトヨタ「C-HR」が大きく話題になるなど、ユーザーのSUVへの関心は年々高まるばかりです。

あのフラグシップカーにフルモデルチェンジの期待も

 そのほか、マツダのフラッグシップカーである「アテンザ」が、今年で現行型の誕生より5年目を迎えます。人気の「CX-5」がたった4年ほどでフルモデルチェンジされたことを考えると、少なくとも年内にコンセプトモデルの発表は期待できそうです。特に今年は「東京モーターショー」も開催されるだけに、その目玉としての登場が期待されます。

マツダ「アテンザ」現行モデルは、改良を繰り返し5年目に(写真出典:マツダ)。

 マツダのクルマは、街中でその新型車を多く見受けられるようになっただけでなく、リセールバリューも良くなったという声も聞かれます。それはマツダ社内の活気にもつながっているようです。

 これまでのマツダは、クルマ好きを中心に熱心なファンに支えられていたものの、一般ユーザー受けする商品が少なく苦しい時代を過ごしてきました。しかし、昨今は「クリーンディーゼル」や「魂動デザイン」などの取り組みが一般ユーザーにも支持され、マツダの評価は大きく高まりました。

 その人気を一時的なものではなく、いかに持続させ、次世代へとつなげていくのか、マツダの取り組みが注目されます。

【写真】マツダ「CX-3」防府第1工場生産1号車

マツダは2016年12月15日より、同社防府第1工場(山口県防府市)にて「CX-3」の生産を開始。宇品(広島市南区)、タイに続き3拠点での生産体制に(写真出典:マツダ)。
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特集ニュース 大音安弘(自動車ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170105_mazda2017_ec.jpg
<![CDATA[はとバスガイド、ひと足早く成人式 25人が参加]]> https://trafficnews.jp/?p=62801 2017-02-06T16:23:04+0000 2017-01-06T22:00:48+0000 2017年1月6日、はとバスがひと足早く、バスガイドの成人式を行いました。

今年で56回目

 2017年1月6日(金)、はとバスがひと足早く、バスガイドの成人式を行いました。

「はとバス成人式」は2017年で56回目。参加したのは入社2年目で、青森、秋田、山形、福島、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、山梨、兵庫、福岡、佐賀、熊本、宮崎出身の25人です。

新成人のバスガイドが、バスの前で記念撮影(写真出典:はとバス)。

 午前8時30分に、東京都大田区の平和島にあるはとバス本社を出発。明治神宮(東京都渋谷区)を参拝し、東京湾のレストラン船「シンフォニー」で式典が執り行われました。

 明治神宮では、新成人ガイドは絵馬に仕事の抱負などを書き込み、先輩ガイドからの言葉を受け、気持ちを新たにしていました。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170106_hatoseijin_01.jpg
<![CDATA[自立するバイク、自動で「ライドシェア」する車…ホンダ、米国の見本市で発表]]> https://trafficnews.jp/?p=62778 2017-02-06T16:23:04+0000 2017-01-06T07:06:10+0000 ホンダがアメリカ・ラスベガスで開催中の家電見本市における出展内容を公開。人工知能(AI)やロボット技術を活用した製品が登場しています。

ロボ技術を活用した「倒れない」バイク

 ホンダは2017年1月6日(金)、アメリカのラスベガスで1月5日(木)から8日(日)まで開催中の家電見本市「CES2017」における出展内容を公開しました。

「CES」は約50年の歴史を持つ世界最大規模の家電見本市で、過去にはビデオカセットレコーダーやCDプレイヤー、ブルーレイなどの技術がこの見本市でデビュー。近年は、3Dプリント技術や拡張現実(VR)、自動運転車といった技術が主要な出展品目になっています。

「CES2017」において世界で初めて公開されている、自立するバイク「Honda Riding Assist」(写真出典:ホンダ)。

 ホンダは今回、人工知能(AI)やロボット技術を活用した乗りものなどを出展。そのひとつで、世界初公開となる「Honda Riding Assist」は、ライダーが乗っていても、乗っていなくても自立するバイクです。

「Honda Riding Assist」は、通常の走行時には既存の二輪車と同等の操縦性を実現しつつ、ライダーが少しバランスを崩してもバイク自体がバランスを保ち、転倒リスクを軽減するというもの。「ASIMO」などの人型ロボット研究で培ったバランス制御技術が二輪車に応用されています。

 また、自動運転機能を備えたコンセプトカー「Honda NeuV」は、これも世界初公開のAI技術「感情エンジンHANA(Honda Automated Network Assistant)」を搭載したもの。ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して運転をサポートするほか、所有者が使用しない時間には、所有者の許可を得たうえで、自動運転で移動し「ライドシェア(相乗り)」を行うとのこと。自動運転技術とAIの可能性を探るためのコンセプトモデルです。

「感情エンジンHANA」を搭載したコンセプトカー「Honda NeuV」(写真出典:ホンダ)。

 このほか、身体を傾けて体重移動することで前後左右斜めに移動するイスのような乗りもの「UNI-CUB β」のほか、ゴーグルを装着すると、車の動きに合わせてVR画面の中に飲食店などの情報が表示されたり、ゲームが進行したりする技術「Dream Drive」、光学的に顔の振動を読み取ることで音声認識の精度を向上させる技術「Vocal Zoom」なども出展されています。

 ホンダの松本宜之代表取締役社長は「CES2017」でのスピーチで、「従来のハードウェアを中心としたメカニカルエンジニアリングに加え、AI・ビッグデータなどのソフトウェア技術、さらにはロボティクスなどの新しい技術で、人に寄り添い、つながり、ココロを動かすモノ・コト」を作っていくとしています。

【写真】イスのような乗りもの「UNI-CUB β」

腰かけたうえで、身体を傾けて体重移動することで、前後左右はもちろん斜めにも移動する(写真出典:ホンダ)。
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そのほか 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170106_hondaces_01.jpg
<![CDATA[年末年始の高速、渋滞回数増 最長は37kmに 新東名延伸の効果は]]> https://trafficnews.jp/?p=62735 2017-02-06T16:23:04+0000 2017-01-06T02:14:15+0000 2016年~2017年の年末年始期間、全国の高速道路では昨年同時期よりおよそ3%多い交通量を記録。30km以上の渋滞も発生しました。

交通量は昨年同時期より微増

 国土交通省とNEXCOの3社、本四高速は2017年1月5日(木)、年末年始期間(2016年12月28日~2017年1月4日、8日間)における高速道路の交通状況(速報)を発表しました。

 2016年2月に開通し、初めての年末年始を迎えた新東名高速の浜松いなさJCT~豊田東IC間では、並行する東名高速とともに交通がほぼ半々に分散。東名高速と新東名高速をあわせたこの区間の交通量は、昨年同時期よりおよそ2割多い約12万2000台でしたが、10km以上の渋滞は、昨年同時期の13回から今期間は2回へと減少しました。

新東名高速の浜松いなさJCT~豊田東IC間は2016年2月に開通。並行する東名高速と交通が分散している(画像出典:国土交通省)。

 全国の高速道路では、日平均交通量が前年同時期比103%の3万7900台に。10km以上の渋滞も22回増えて166回発生しました。

 特に長い渋滞としては、1月2日(月・休)17時10分ごろに東北道上り・加須IC付近で事故と交通集中により36.7kmの長さを記録。12月31日(土)17時45分ごろには東名高速上り・大和トンネル付近で、同じく事故と交通集中により33.9kmの渋滞が発生しています。

 なお、交通量のピークは、下り線が12月29日(木)、上り線が1月3日(火)でした。

【グラフ】高速道路の交通量と渋滞回数、年末年始はどう変化?

年末年始期間における高速道路の交通量と渋滞回数の推移(画像出典:国土交通省)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170106_kosokutohikoshi_01.jpg
<![CDATA[大阪・北陸発着のJR高速バス、TDLへの乗り入れ拡大]]> https://trafficnews.jp/?p=62689 2017-02-06T16:23:04+0000 2017-01-05T22:00:51+0000 大阪、北陸を発着する格安タイプの夜行バスが、東京ディズニーランドへの乗り入れを拡大します。

格安タイプの夜行バスが対象

 西日本ジェイアールバスは2016年12月28日(水)、大阪および北陸を発着する格安タイプの夜行バスについて、東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)への乗り入れを拡大すると発表しました。いずれも2月1日(水)出発便から運行。時刻は次のとおりです。

●青春エコドリーム号(大阪駅JR高速バスターミナル~TDL)
・20号:大阪駅発22時20分→TDL着7時39分
・23号:TDL発21時45分→大阪駅着6時48分

●青春ドリーム金沢号(金沢駅前~富山駅前~TDL)
・2号:金沢駅発22時00分→富山駅発23時09分→TDL着7時03分
・1号:TDL発22時20分→富山駅着6時30分→金沢駅着7時40分
※始発、終着は金沢工業大学前。途中、山環もりの里にも停車。

東京ディズニーランドに新たに乗り入れる夜行バスの時刻表(画像出典:西日本ジェイアールバス)。

 運賃は、大阪駅~TDL間が5100円から、「早売5」で3800円から。金沢駅~TDL間が4500円から、「早売5」で4000円からです。

 西日本ジェイアールバスは「『東京ディズニーランド』へお出かけの際は、ぜひJR高速バスをご利用ください」としています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170105_wjrbustdl_01.jpg
<![CDATA[阪神~大分、通常2万円超が1万円に 「弾丸フェリー」阪神電鉄版、2017年春も発売]]> https://trafficnews.jp/?p=62683 2017-02-07T01:52:06+0000 2017-01-05T03:00:00+0000 電車とバス、フェリーを利用して阪神電鉄の沿線と大分港を結ぶ「弾丸フェリー【阪神電鉄版】」が、2017年の春も発売されます。

1万円以上の割引に

 阪神電鉄とフェリーさんふらわあ、神戸フェリーバスは2017年1月1日(日・祝)、阪神電鉄の各駅と九州の大分港を1万円で往復できる格安プラン「弾丸フェリー【阪神電鉄版】」を3月1日(水)から5月31日(水)まで発売すると発表しました。2013年から期間限定で発売しているもので、好評を受けての決定です。

阪神電鉄とバス、フェリーの往復運賃がセットで1万円に(写真出典:阪神電鉄)。

 発売額は阪神発、大分発ともに1万円(大人のみ)。きっぷには阪神電鉄の各駅(神戸高速線を除く)~御影駅の電車、御影駅~六甲アイランド港のバス、六甲アイランド港~大分港のフェリーの各往復運賃が含まれます。ちなみに、現在のフェリー通常運賃は往復2万円以上です。

 また、フェリー内のレストランで利用できる「お食事補助券」500円分や、大分の観光施設や飲食店で利用できる割引クーポンを含む冊子も付きます。フェリーの部屋グレードは大部屋を複数人で利用するタイプの「ツーリスト」ですが、追加料金で個室にアップグレードが可能です。

 有効期間は出発日から連続する3日間。5月31日(水)乗船の際は、復路便が到着する6月2日(金)まで有効です。ただし5月初旬から中旬に、利用できない除外日も設定されています。きっぷは、あらかじめフェリーを予約したうえで、阪神電鉄の梅田、尼崎、甲子園、御影、神戸三宮の各駅長室、フェリーさんふらわあの大分港にて購入できます。

 阪神電鉄とフェリーさんふらわあ、神戸フェリーバスは「卒業旅行や家族旅行にぜひご利用なさってはいかがでしょうか」としています。

【写真】船内のようす

上は船内のレストラン、下はアップグレードした場合の客室例(写真出典:阪神電鉄)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/170105_hanshindangan_01.jpg
<![CDATA[東急バス「ゴールデンバス」の秘密 金色のレア車両は見ると幸運に?]]> https://trafficnews.jp/?p=62408 2017-02-06T16:23:04+0000 2017-01-03T22:00:53+0000 東急バスの国道246号を走る路線バスのなかに、「見ると幸せになれる」と噂される車両があります。はたして、その正体はなんなのでしょうか。

金色に輝く車体は「開運のしるし」?

 東急バス(東京都目黒区)が運行する路線バスの、国道246号を走る車両のなかに、ときどき、車体に金色のラインが入ったものを見かけることがあります。

ほかの東急バスの路線バス車両とは違い、金色が加えられた「ゴールデンバス」(大西紀江撮影)。

 沿線に住む小学生のあいだでは「見ると幸せになれる」と噂され、「ゴールデンバス」との愛称で親しまれているというこの車両(以降、本記事では「ゴールデンバス」と仮称します)。はたして、ほかの路線バス車両と何が違うのでしょうか。

東急バスの、通常塗装(右)の路線バス車両との比較(大西紀江撮影)。

「ゴールデンバス」は、東急バスの「渋12系統」という、東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅(東京都世田谷区)を経由し、渋谷駅と同社高津営業所(川崎市高津区)を結ぶ路線を走っている車両です。同営業所の管轄で、同じボディカラーのものが3台あります。

実際にレアな車両だった、その理由

 実はこれは、深夜バスで使用することなどを主目的にした車両です。そのため、高速道路も走行できるように、各シートにシートベルトが付いています。シートレイアウトも、路線バスには珍しい、左の最前列と最後尾以外はすべてふたり掛けとなっており、いわゆる観光バスによく見られるタイプです。

 車内には荷物用のパイプ棚が設置され、それぞれのシートの背中には網状の物入れが付いています。また、窓にはカーテンを下げられるカーテンレールも備わっています。遠足などに貸し出されることもあるそうで、そうした特殊な車両ということが識別しやすいように、通常の銀と赤のボディカラーに金色が加えられているというわけです。ちなみに東急バスには、銀と赤に青がプラスされた「ノンステップバス(低床バス)」もあります。

「ゴールデンバス」のベース車両は、三菱ふそうの「エアロスター」というモデルで、全高・全幅は一般的な路線バスと変わりませんが、全長が11.45mと通常より70cm長くなっています。そのため、「カーブや細い道路に入っての走行が難しく、車幅の広い国道246号だけを往復する『渋12系統』で使用されています」と、東急バスお客様センターの福島さんは言います。

 日中「ゴールデンバス」が走行するのは、1時間に1本から2本です。そう聞くと、それほど希少性がないように思うかもしれませんが、渋谷発で国道246号を走行する東急バスは15路線(「東急トランセ代官山線」、「ハチ公バス」を除く)あります。時間帯にもよりますが、それぞれが1時間に3本から8本のペースで発車することを考えると、そのなかで1時間に1本から2本というのは「珍しい」、「見られたらラッキー」という感覚になるかもしれません。

「見ると幸せになれる」本当のワケ

 東急バスで広報を担当する脇山さんによると、東急バス社内で「ゴールデンバス」は「ワンロマ車」と呼ばれているそうです。「ワンマン運転のロマンスシート(ふたり掛けシート)車両」という意味で、バスファンには、この呼び方のほうがなじみ深いかもしれません。ロマンスシートの仕様上、観光バス気分が味わえるとともに、背もたれが通常のものより高く、ふたり掛けで座っているとプライベート感が高く感じられる点が特徴的です。

ふたり掛け「ロマンスシート」の、通路側シート用降車ボタンはこの位置(大西紀江撮影)。

 そのロマンスシートが数多く配置された「ゴールデンバス」は、最大42人が着座できます。同じ「エアロスター」の一般的な路線バスタイプは、全長10.75mモデルでラッシュ型のシートレイアウト(前方左右列がひとり掛け)の場合、最大23人から26人しか着座できません。つまり停留所で待っていて「ゴールデンバス」が来た場合、ほかの車両の場合よりも座れる確率が上がるのです。確かに「見る(遭遇する)とラッキー」といえるでしょう。

 東急バスお客様センターの福島さんによると、走行スケジュールは毎日の配車によって変わるそうです。また、整備のときや、貸し切りバスとして使用されているときにはお休みとなります。どうしても乗りたい場合、東急バス高津営業所へ問い合わせると教えてもらえるそうです。ただ「ゴールデンバス」はあくまで一部の愛称であるため、「渋12系統のワンロマ車」と言ったほうが話は早いかもしれません。

 新年を迎え、縁起のいいカラーリングの「ゴールデンバス」で、国道246号沿いにある上目黒氷川神社や池尻稲荷神社へ初詣に訪れてみてはいかがでしょうか。

【写真】上から見ると…

地上からの視点では控え目な金色の塗装だが、上から見ると車両の屋根部分が大きく金色に(大西紀江撮影)。
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バス 大西紀江(ライター/編集者) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161227_goldenbus_01.jpg
<![CDATA[スタッドレスタイヤ、意外と安い? 実際に購入しランニングコストを算出 自宅保管の注意点も]]> https://trafficnews.jp/?p=61670 2017-02-06T16:23:05+0000 2017-01-03T01:00:37+0000 クルマにスタッドレスタイヤを導入する場合、どれくらいの費用がかかり、そしてランニングコストはいかほどになるのでしょうか。実際にタイヤを購入して確認、算出してみました。

スタッドレスタイヤ、実際に購入してみると…?

 日常的にクルマを運転する場合、冬場は履いておきたいスタッドレスタイヤですが、その導入費用やランニングコストは、どれくらいかかるものなのでしょうか。

 タイヤ価格はディーラー、ガソリンスタンド、専門店、量販店などの販売形態や地方ごとの需要などにより変わるものなので、一概に「これだけかかる」とはいえません。そこで先日、雪の頻度は少なめな北関東平野部に居住する筆者(石黒直樹:フリーライター)が、行きつけのトヨタディーラーにて愛車「カローラルミオン」にスタッドレスタイヤを履かせてみました。タイヤサイズは「プリウス」などと同じ15インチの195/65R15(タイヤ幅195mm、扁平率65%、ラジアル構造、リム径15インチ)です。なお、以降の価格表示はすべて税込みになります。

突然の積雪に備えるためにも、スタッドレスタイヤは履いておきたいもの(写真出典:safakoguz/123RF)。

 ディーラーでは、国内外主要4メーカーのスタッドレスタイヤが用意されており、その最新モデルはタイヤのみで7万6400円~9万4000円。一世代前のモデルはアルミホイール付きで8万6400~8万8000円という価格設定。取り付け工賃は初回のみサービスとのことで、私は8万6400円でアルミホイール付きのものを購入しました。

 別のガソリンスタンドでは、ディーラーでタイヤのみ8万円だった最新モデルが6万9800円という価格でしたが、こちらは取り付け工賃が別途必要になっていました。価格にどこまで含まれているのか、よく確認したうえで比較検討すべきでしょう。

格安タイヤの注意点は…?

 タイヤ価格の安さを追求する場合、格安の海外製スタッドレスタイヤという選択肢もあるでしょう。とあるカー用品店で確認したところ、195/65R15サイズのものが、取り付け工賃込み4万4120円で販売されていました。

 ディーラー価格のほぼ半額というのは魅力的ですが、海外製タイヤの場合、性能を検討するためのデータが少ないこともよくあるので注意が必要です。インターネット上に日本語サイトを開設しているメーカーもありますが、たとえば国内主要メーカーと比較すると、やはり情報量の少ないケースが散見されます。ある程度スタッドレスタイヤでの運転経験があり、コスト重視で選ぶというような人は、選択肢として検討に値するでしょう。一方、初めてスタッドレスタイヤを導入するという人には、より慎重な検討をおすすめします。

 スタッドレスタイヤ導入におけるネックのひとつが、外したタイヤの保管場所ではないでしょうか。そうしたスペースの確保が難しい場合、ショップやディーラーのタイヤ保管サービスを利用するという手もあります。コストは、これも地域やお店によって様々なのですが、そうしたサービスを提供しているいくつかの店舗に問い合わせてみた価格を平均すると、年間1万5000円前後になりました。

 自宅で保管する場合には「日陰で風通しがよく、雨が当たらない場所が最適」と、日本ミシュランの広報担当はいいます。

「タイヤはゴムの中に劣化防止のためのオイルが添加されていますが、これが減るとゴム分子同士のつながりが硬くなってしまい、ヒビ割れなどの原因になる場合があります。紫外線やオゾンにさらされると、そのオイルが減りタイヤの劣化を速めます」

 また湿気による劣化を避けるためにも「タイヤ1本1本を袋詰めしたりラップなどで巻くのは注意が必要」とのことです。

ランニングコストを計算してみると…?

 自宅保管時のタイヤの置き方について、ホイールつきのままの場合、ブリヂストンは「接地部の変形を抑えるため、なるべく横置きに保管してください。また、空気圧を2分の1程度に落とし、ホイールバルブにはバルブキャップを取り付けてください」と説明します。日本ミシュランも同様に「横積みすることをおすすめいたします。空気を抜きホイール同士を接触させると、タイヤに負荷がかかるのを防げます」といいます。

 ホイールを外し、タイヤのみの場合は「縦に並べて保管するのが理想的」(日本ミシュラン 広報担当)だそうです。

「正しい保管方法をしていただければ4年経過したタイヤでも、弊社(日本ミシュラン)のテストでは氷上性能に大きな変化は見られない結果が出ています」

スタッドレスタイヤに限らずクルマのタイヤは、トレッドパターンやゴムの材質、混合物など、メーカーごとに実に様々な工夫がなされている(写真出典:日本ミシュラン)。

 こうして導入したスタッドレスタイヤを3年かけて使う場合、ランニングコストはどうなるでしょうか。

 タイヤを約8~9万円で購入したとして、タイヤ保管サービスを利用する場合は約1万5000円×3年間で4万5000円、平均月額は約3500~3750円になります。同様に、タイヤを自宅などで保管する場合は月額2500円弱です。毎月この値段で冬のドライブを安心して楽しめると考えれば、スタッドレスタイヤの導入は意外と安いのではないでしょうか。

 自分の車で事故を起こした場合、精神的にも金銭的にも大きな負担になりますが、雪道での事故の場合はそこに寒さも加わって辛さも倍増します。さらに雪道や凍結路で滑り止めの措置をとらずに運転していた場合、法令違反で罰金を請求される場合もあります。冬でも気持ちいい運転をするために、まだスタッドレスタイヤを使ったことのない人はぜひ導入を検討してください。

【写真】トレッドパターン、夏用と冬用の比較

夏用タイヤ(左)と冬用タイヤでは求められる性能が異なるため、たとえ同じタイヤメーカーの製品でもトレッドパターン(接地面の溝や切り込み)はまったく異なる(写真出典:ブリヂストン)。
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特集ニュース 石黒直樹(フリーライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161215_studless2_01.jpg
<![CDATA[高速バスで道路の凹凸を「見える化」 路面状態の計測データを路線の安全性向上に活用へ]]> https://trafficnews.jp/?p=62489 2017-02-07T01:50:05+0000 2017-01-02T21:30:42+0000 ウィラーが富士通グループとともに、バス路線の路面評価検証を実施。収集したデータを安全性向上のために活用します。

走行中の振動から路面の凹凸などを計測

 ウィラーと富士通交通・道路データサービス(FTRD)は2016年12月28日(水)、IoT(モノのインターネット)を活用して高速バスの運行品質を向上させる取り組みを連携して行うと発表しました。

上はFTRDのサービスで路面評価検証を行ったウィラーのバス、下はそれに使われた機器であるスマートフォン(写真出典:ウィラー・エクスプレス・ジャパン)。

 ウィラーは2016年10月から11月にかけて、スマートフォンを利用して道路の舗装点検などを支援するFTRDの「道路パトロール支援サービス」を高速バスで試用。バス路線の路面評価検証を実施しました。走行中の振動といったデータを同一車両、同一路線で4回収集し、乗り心地に影響する道路の凹凸や段差の情報を適切に評価できることを確認したといいます。

 これにより、各路線において走行に注意すべき地点が「見える化」されることから、乗務員の運転技術と安全性向上のために両社で連携を開始。今後、機器の活用と情報共有の仕組みを検討し、将来的には高速路線バス事業者向けのサービスとして展開していく計画です。

【画像】高速バスの走行データによる路面評価とは

走行中の振動レベルを地図上で100m単位に色分け。運行データを積み重ねて比較検証することで路面状態を評価する(画像出典:ウィラー・エクスプレス・ジャパン)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161229_willeriot_01.jpg
<![CDATA[いまだ低い「後席シートベルト」着用率 2017年にも警報装置を義務化へ]]> https://trafficnews.jp/?p=62293 2017-02-07T01:49:38+0000 2017-01-02T05:07:51+0000 JAFが、警察庁と合同で実施した2016年の「シートベルト着用状況全国調査」の結果を公表。後席におけるシートベルトの着用率がいまだ低いことがわかりました。

「後席も着用」義務化から8年経過も上昇せず

 JAFは2016年12月20日(火)、警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査2016」の結果を公表しました。

 後席でのシートベルト着用率は、一般道路で36.0%(前年比0.9ポイント増)、高速道路で71.8%(前年比0.5ポイント増)と、2002(平成14)年の合同調査開始以来、過去最高に。しかしながら、2008(平成20)年に後席のシートベルト着用が義務化されてから8年が経過しているにも関わらず、大きな上昇は見られず、「特に一般道路での後部座席シートベルト着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていない」(JAF)ことが示されたといいます。

JAFは後席シートベルトの着用で、衝突時の車外放出死の可能性を減らせると呼び掛けている(画像はイメージ。出典:JAF)。

 これに対し、運転席での着用率は一般道路で98.4%(前年同率)、高速道路では99.5%(前年比0.1ポイント増)。助手席においてもそれぞれ90%を超えました。

 JAFは後席のシートベルト非着用によるリスクとして、衝突事故の際に「同乗者に致命傷を負わせる(衝突の勢いで同乗者にぶつかる)」「本人が致命傷を負う」「(身体が)車外へ放出される」などを挙げ、当人はもちろん他人の安全を確保するためにも、全席でシートベルトを着用するよう呼び掛けています。

 なお、シートベルトをせずに走行すると警報音が鳴る装置「シートベルトリマインダー」に関する国際基準の改正案が国連で成立しており、早ければ2017年6月に発効する見込み。これにともない国土交通省は、乗用車では運転席のみだった「シートベルトリマインダー」の設置義務付けを全座席に拡大していく方針です。

【画像】後席シートベルト、着用していないと…

衝突実験時の車内。中席、後席ともシートベルトを着用した状態(上)では座席から身が離れていないが、非着用の状態(下)では大きく投げ出されている(画像出典:JAF)。

「シートベルト着用状況全国調査2016」は2016年10月1日(土)から10日(月・祝)に全国882か所で実施。対象は普通自動車などの運転者および同乗者で、目視により約49万9383人を調査したものです。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161228_jafseatbelt_01.jpg
<![CDATA[「伊勢二見鳥羽ライン」7年前倒しで2017年3月に無料化 第二伊勢道路との一体性向上へ]]> https://trafficnews.jp/?p=62381 2017-02-07T01:49:15+0000 2017-01-01T21:30:33+0000 三重県道路公社が管理する有料道路「伊勢二見鳥羽ライン」が2017年3月に無料化されます。

生活道路利用の負担軽減も目的に

 三重県道路公社が管理する有料道路「伊勢二見鳥羽ライン」が2017年3月11日(土)に無料化されます。

伊勢ICと鳥羽ICを結ぶ伊勢二見鳥羽ライン。全線の通行には普通車で200円がかかる(国土地理院の地図を加工)。

 伊勢二見鳥羽ラインは、三重県伊勢市の伊勢ICと鳥羽市の鳥羽ICのあいだ10.4kmキロを結ぶ道路で、1994(平成6年)に開通。このうち朝熊ICから松下トンネル西側入口(いずれも伊勢市)までの延長4.0kmが有料区間で、全線の通行には普通車で200円がかかります。

 2013(平成25)年に、途中の松下JCT(伊勢市)から鳥羽市の鳥羽南・白木ICに至る国道167号のバイパス「第二伊勢道路」(無料)が開通し、志摩市方面のアクセスが向上。伊勢二見鳥羽ラインを生活道路として利用する人も増えたことなどから、県と伊勢市、鳥羽市、志摩市、三重県道路公社で伊勢二見鳥羽ラインの無料化が協議されてきました。

 当初予定されていた伊勢二見鳥羽ラインの料金徴収期間は、開通から20年間の2024年まででしたが、これを7年前倒し。2016年12月9日(金)付けで三重県道路公社が国土交通省から料金徴収期間を短縮する許可を受けました。伊勢二見鳥羽ラインの無料化で第二伊勢道路との一体性が向上し、広域的な交流や誘客の促進、生活道路として利用する人の負担軽減などが図られるといいます。

 なお、無料化にかかる費用約9.6億円は、県と3市で等分負担されます。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161228_isefutami_01.jpg
<![CDATA[絶好調スバルに死角はないのか 実は課題山積、創業100周年のその先は?]]> https://trafficnews.jp/?p=62389 2017-02-06T16:23:05+0000 2017-01-01T09:00:17+0000 好調の波に乗る昨今のスバルこと富士重工業ですが、一方で実は大きな課題も抱えています。このまま波に乗り続けることができるかどうか、2017年に創業100年を迎える同社の次なる一手に注目です。

スバル、絶好調

 スバルに大波が来ています。

 スバルこと富士重工業の、2015年度の世界生産台数は95万台超えの過去最高を記録。なんと6年連続の前年越えです。2016年も11月まで過去最高を記録。このままいけば、2016年度も過去最高を更新するのは、まず間違いないでしょう。

 さらに、2016年に発表した新型「インプレッサ」は、「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の栄冠も獲得。スバル車が選ばれるのは13年ぶりで、ファンにとっては非常に嬉しいニュースとなりました。

「2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、スバル「インプレッサ」。5ドアハッチバックの「SPORT」(左)と、4ドアセダンの「G4」(写真出典:富士重工業)。

 しかも、新型「インプレッサ」に採用された車体の基本構造は、「レガシィ」などスバルのほかの車種にも使われる予定です。つまり新型「インプレッサ」の出来の良さは、ほかのスバル車にも波及することが予想できます。もともと熱心なファンの多いスバルでしたが、クルマの出来が良ければ、さらにファンの数が増えることは間違いないでしょう。

 また、世の中の安全志向が強まるなか、「アイサイト」というスバル独自の強力な運転支援機能もブランドのステイタスを高める追い風。これは、話題沸騰中の自動運転技術にもつながるものです。

好調の波間に見えるスバルの「課題」

 さらに、スバルの中期経営計画「際立とう2020」には、2016年から2020年のあいだに、「プラグインハイブリッド車」と「次世代ハイブリッド車」を投入するという記載もあります。遅れ気味だったスバル車の電動化も、これから一気に加速しそうな気配です。

 しかも2017年は、富士重工業にとって創業100周年という記念の年です。会社名を富士重工業から、一般に馴染みの深い「スバル」へ変えることも予定されており、これも話題性十分。2017年のスバルが、盛り上がらない方がおかしいくらいの状況です。

スバル(プレアデス星団)は「六連星(むつらぼし)」ともいい、「スバル」のブランド名はもともと、富士重工業が中島飛行機の流れをくむ5社の資本出資によって設立されたことにちなんでいる(写真出典:富士重工業)。

 では、スバルの未来はバラ色なのでしょうか。

 実のところ、そうは問屋が卸さないのが自動車ビジネスの厳しいところ。過去5年を限って見れば、確かにスバルの売上げはものすごい勢いで伸びました。しかし内訳を見ると、伸びたのは北米市場だけです。ほかの地域はほとんどが横ばいで、売上げが落ちている地域さえあります。つまりスバルの絶好調は、北米市場に頼りきりというのが実情です。

次なる大波、電動化 スバルは乗るのか、飲まれるのか

 スバルで残念なのは、成長著しい中国やASEAN諸国での売上げが、ほとんどないということ。スバルには、新興国で売れる低価格のクルマがないからです。またマレーシアにスバルの工場はありますが、2020年の目標も2万台というわずかな数字。そんな数字では、スバルを支える大きな柱にはなりえません。日本市場も話題先行で、実際の販売台数はいまひとつ。そのため現在のスバルは、北米がダメならほかで挽回ということができません。もしも北米で再びリーマンショックのようなことが発生すれば、あっというまにスバルは窮地に陥ってしまうのです。

スバル「XVハイブリッド」は、スバル初のハイブリッド車(写真出典:富士重工業)。

 また、近々登場が予想されるスバルのハイブリッド車にも不安があります。スバルはこれまで、「XVハイブリッド」というSUVをラインナップしてきましたが、燃費性能がそこそこというレベルだったこともあり、ヒットには遠く及びませんでした。電動化の究極である電気自動車も、スバルは軽自動車として発売しましたが、これも売れずにあっというまに引っ込めました。どうもスバルは、次世代エコカーを売るのが苦手なように見えます。そのため、ハイブリッド技術の蓄積がそれほどありません。

 そうした状況で新しいハイブリッド車を作るとなれば、もしかすると提携先であるトヨタの技術を利用するかもしれません。ハイブリッド技術を得意とするトヨタの技術を使えば、非常に燃費のよいスバルのハイブリッド車を仕立て上げることも可能だからです。しかし、それでユーザーは納得するのでしょうか。これも疑問です。

生き残るための戦略が首をしめる可能性も?

 マツダが、トヨタ「プリウス」と同じハイブリッド・システムを使って、「アクセラ」のハイブリッドタイプを作っています。しかし、これが売れているという話は聞こえません。やはりファンは、「燃費の数字がよい」からスバルやマツダのクルマを購入するというわけではないからでしょう。スバルなり、マツダなりの、これまでのクルマづくりが好きだから、それぞれのファンになっているのです。そうしたときに、中身がトヨタのクルマでは、性能うんぬんの前に、ファン心理としてガッカリしてしまうのではないでしょうか。

マツダ「アクセラ」のハイブリッド・システムは、トヨタ「プリウス」の技術が使われている(写真出典:マツダ)。

 やはり、スバルがハイブリッド車を発売するというのであれば、スバルらしさは必須ですし、そのうえでハイブリッドのメリットが必要です。それは過去を鑑みれば、スバルにとっては非常に難しい課題です。そして、クルマの電動化は世のなかの大きな流れであり、あらがえるものではありません。苦手だからと、諦めるわけにはいきません。

 つまり、現状のスバルの状況は素晴らしいのですが、未来が盤石かといえば、そうでもなく、課題が山積しています。当然、スバルの経営陣は次なる手を考えているはずです。開発陣も、さらなる魅力的なクルマの開発にいそしんでいることでしょう。ぜひとも、この好調さを維持できる、素晴らしいプランと技術がスバルから提示されるのを期待したいと思います。

【画像】新型「インプレッサ」のエンジンは…?

5代目にあたる新型「インプレッサ」に採用された、2.0L水平対向4気筒DOHC。新開発の直噴NAエンジンで、従来比12kgの軽量化を実現している(画像出典:富士重工業)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2017/01/161228_subaru_ec.jpg
<![CDATA[東北中央道、山形県内でみっつのIC名が決定 福島~米沢間は2017年度の開通目指す]]> https://trafficnews.jp/?p=62303 2017-02-06T16:23:05+0000 2016-12-29T07:08:21+0000 東北中央道のうち建設中の福島大笹生IC~米沢北IC間、大石田村山IC~尾花沢IC間に設けられるICの名称が決定しました。

「村山大石田」は「大石田村山」に

 国土交通省山形河川国道事務所と山形県は2016年12月26日(月)、建設を進めている東北中央道・福島大笹生(ふくしまおおざそう)IC~米沢北IC間と大石田村山IC~尾花沢IC間に新設されるIC名称が決定したと発表しました。

福島大笹生IC~米沢北IC間の概要。山形県米沢市内に米沢八幡原IC、米沢中央ICが設けられる(画像出典:国土交通省山形河川国道事務所)。

 両区間には、新たにみっつのICが設けられます。名称は以下のとおり。かっこ内はこれまでの仮称と所在地(すべて山形県内)です。

●福島大笹生IC~米沢北IC間(延長35.6km)
・米沢八幡原IC(米沢IC、米沢市)
・米沢中央IC(米沢中央IC、同)

●大石田村山IC~尾花沢IC間(延長5.3km)
・大石田村山IC(村山大石田IC、村山市)

 大石田村山ICは村山市北部に造られますが、隣接する大石田町の玄関口としての位置付けが強いことから「大石田」を「村山」の前に付したそうです。

 国土交通省山形河川国道事務所と山形県は、両区間とも2017年度の開通に向け、工事を進めるとしています。

【地図】大石田村山IC~尾花沢IC間の概要

大石田村山IC~尾花沢IC間は、未開通区間である東根IC~尾花沢IC間23kmの一部。東根IC~大石田村山IC間の工事も進められている(画像出典:国土交通省山形河川国道事務所)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161228_tohokuchuoic_01.jpg
<![CDATA[海底トンネルになる巨大な「ハコの殻」完成 将来は東京五輪会場のアクセスルートに]]> https://trafficnews.jp/?p=62218 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-29T01:59:56+0000 東京臨海部の有明地区と中央防波堤地区を海底トンネルで結ぶ東京港臨港道路南北線。その海底トンネルを構成する「ハコの殻」が完成し、ドックから引き出されました。

7つの「ハコ」を海中で接合しトンネルに

 国土交通省東京港湾事務所は2016年12月28日(水)、整備中の東京港臨港道路南北線で海底トンネルを構成する沈埋函の鋼殻(鋼板の枠)を、三菱重工業の本牧工場(横浜市中区)の製作ドックから初めて引き出しました。

東京港臨港道路南北線の位置図。中央防波堤地区には、2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場も設けられる(画像出典:国土交通省)。

 東京港臨港道路南北線は、東京臨海部の有明地区と中央防波堤地区を南北に結ぶ道路。第二航路海底トンネル、臨海トンネル、東京ゲートブリッジに続く中央防波堤地区への新たなアクセスルートです。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催時には、中央区晴海に設けられる選手村と、中央防波堤地区に設けられる競技会場とを結ぶルートになることも期待されています。

工場で製作中の沈埋函鋼殻(上)。これまで国内で製作されたものでは最長のもの(画像出典:国土交通省)。

 今回引き出された沈埋函の鋼殻は長さ134m、幅27.8m、高さ8.35mで、これまで国内で製作された沈埋函では最長のもの。今後、千葉港でこの鋼殻にコンクリートを流して完成します。将来的にこの沈埋函を7つ製作して現場に沈め、海中で接合して延長約932mの海底トンネルが構築されます。

【写真】東京港臨港道路南北線の構造イメージ

7つの沈埋函で構成される海底の沈埋トンネル部と、陸上トンネルのアプローチ部、その接続部からなる(画像出典:国土交通省)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161227_tokyobayroad_01.jpg
<![CDATA[阪神高速大和川線・三宝~鉄砲間、2017年1月28日に開通]]> https://trafficnews.jp/?p=62298 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-28T22:00:06+0000 阪神高速大和川線の三宝JCT~鉄砲出入口間が、2017年1月28日に開通します。

鉄砲出入口は国道26号に接続

 阪神高速道路は2016年12月27日(火)、6号大和川線の三宝JCT~鉄砲出入口間1.4kmが、2017年1月28日(土)14時に開通すると発表しました。

 6号大和川線は、4号湾岸線の三宝JCTと14号松原線の三宅JCTを大和川沿いに東西に結ぶ9.7kmの路線です。2013年3月に三宅西出入口~三宅JCT間0.6kmが開通。残りの区間はその大半がトンネルとして建設中です。

2017年1月28日に阪神高速6号大和川線の三宝JCT~鉄砲出入口間が開通する(画像出典:阪神高速道路)。

 今回開通する三宝JCT~鉄砲出入口間は4車線(片側2車線)で、規制速度は60km/h。鉄砲出入口の部分は2車線(片側1車線)、40km/h規制です。出入口は国道26号に接続します。

 阪神高速道路は、三宝JCT~鉄砲出入口間が開通することで、これまで三宝出入口経由だった大阪市内方面や関西空港方面へのアクセスが鉄砲出入口からも可能になり、堺市北部における東西方向の交通分散が期待されるとしています。

【画像】4車線で完成する三宝JCT~鉄砲出入口間

開通する三宝JCT~鉄砲出入口間の概要図。本線は4車線、出入口部分は2車線で整備される(画像出典:阪神高速道路)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161228_hanshinyamatogawasen_01.jpg
<![CDATA[ナンバープレートに図柄やローマ字 検査標章は新デザインに 2017年1月から順次導入]]> https://trafficnews.jp/?p=62275 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-28T06:40:02+0000 分類番号にローマ字が使われたものや、背景に図柄が入ったナンバープレートが登場します。自動車のフロントガラスに貼り付ける検査標章のデザインも変わります。

図柄入りナンバーで機運醸成

 国土交通省は2016年12月28日(水)、法令改正により、自動車のナンバープレートや検査標章のデザインなどが変わると発表しました。

 ナンバープレートは、右上3桁の「分類番号」にローマ字が導入されます。希望番号の普及により番号が枯渇しつつあることから実施されるものです。

ナンバープレート右上の分類番号にローマ字が導入される(画像出典:国土交通省)。

また、背景に図柄が入ったナンバープレートも導入されます。今後、「ラグビーワールドカップ2019」や「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」にちなんだデザインが登場し、大会の機運醸成や地域振興を推進するとしています。

検査標章の新デザインは

 フロントガラスの中央上部に貼り付ける検査標章は、見やすさを向上させるため、サイズが現在の3×3cmから4×4cmに拡大され、「年」を示す数字の位置も、その年によって変わります。

検査標章の旧様式と新様式の違い(画像出典:国土交通省)。

 このほか自動車関係の手続きに関して、申請者の負担を軽減するため、オンライン申請の対象手続きを拡大。継続検査、変更・移転登録などがいつでも、どこからでもインターネットを通じて可能になります。

 施行日は、ナンバープレートへのローマ字導入や検査標章のデザイン変更などは2017年1月1日(日・祝)、図柄入りナンバープレートの導入やオンライン申請の対象手続き拡大は同年4月1日(土)です。

【画像】ラグビーW杯と東京五輪の図柄入りナンバープレート

「ラグビーワールドカップ2019」や「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」にちなんだ図柄入りナンバープレートのイメージ(画像出典:国土交通省)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161228_numberplate_01.jpg
<![CDATA[ライトやエンジン音などギミック満載 『週刊 スバル インプレッサをつくる』創刊]]> https://trafficnews.jp/?p=61934 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-28T05:00:39+0000 世界ラリー選手権で数々のタイトルを獲得してきたスバルの「インプレッサ」。そのダイキャストモデルを組み立てる雑誌が創刊されます。

全長55.1cm、2003年モデルをつくる

 アシェット・コレクションズ・ジャパンは、2017年1月5日(木)から『週刊 スバル インプレッサをつくる』を販売します。毎号付いてくる金属パーツで、8分の1スケール、全長55.1cmのスバル「インプレッサ WRC2003」を組み立てられる雑誌です。全110冊の刊行が予定されています。

『週刊 スバル インプレッサをつくる』の金属パーツにより組み立てた「インプレッサ WRC2003」の完成イメージ(写真出典:アシェット・コレクションズ・ジャパン)。

 スバルの「インプレッサ」は、1992(平成4)年にスポーツワゴン車として登場。翌年には、世界ラリー選手権(WRC)に向けてチューンナップされ「インプレッサ555」として臨んだWRCデビュー戦で2位入賞を果たしました。1995(平成7)年には世界の頂点に立ち、以降もマニュファクチャラーズタイトルなどを獲得しました。

『週刊 スバル インプレッサをつくる』では、スバルチームがWRCドライバーズタイトルを最後に獲得した2003(平成15)年モデルであるモンテカルロ戦のターマック(舗装路)仕様マシンを組み立てます。

つくった後も楽しい、満載のギミックとは

 ヘッドライトやブレーキランプ、室内灯、ナビライトの点灯や消灯、独立懸架のサスペンションなどを再現。内蔵スピーカーからは水平対向エンジンの音が響くなど、ギミックも満載といいます。乗りものニュース編集部ではその試作完成品を手に取る機会がありましたが、ドアのウィンドウが手動ハンドルを回すことで上げ下げできたりと、細部にいたるまで作り込まれているのを確認しました。

『週刊 スバル インプレッサをつくる』創刊号の表紙イメージ(画像出典:アシェット・コレクションズ・ジャパン)。

 雑誌本体では「インプレッサ」とワールドラリーカーの魅力を解説。「読んで、眺めて楽しめる、マガジンコンテンツ」(アシェット・コレクションズ・ジャパン)といいます。

 創刊号は277円(税別)、2号以降は1666円(税別)で、全国の書店や商品ウェブサイトにて発売予定です。

【写真】精巧なディテールで車内も再現

8分の1スケールならではの精巧なディテールで車内も再現(写真出典:アシェット・コレクションズ・ジャパン)。
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グッズ 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161221_weeklyimpreza_01.jpg
<![CDATA[中部横断道・佐久南~八千穂間のIC名称が決定 2017年度開通へ レタス出荷にはずみ]]> https://trafficnews.jp/?p=62207 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-27T21:30:54+0000 中部横断道の長野県側、佐久南~八千穂(仮称)間のIC名称が決定。2018年度の開通に向け事業が進められています。

レタスの出荷エリア拡大にも貢献

 国土交通省関東地方整備局と長野県、佐久穂町は2016年12月27日(火)、建設を進めている中部横断道・佐久南~八千穂(仮称)間のIC名称が決定したと発表しました。

 延長14.6kmの延伸区間には、新たにみっつのICが設けられます。名称は以下のとおり。かっこ内はこれまでの仮称と所在地です。

延長14.6kmの延伸区間には、新たに佐久臼田、佐久穂、八千穂高原ICが設けられる(画像出典:国土交通省)。

・佐久臼田IC(臼田IC、長野県佐久市)
・佐久穂IC(佐久町IC、同・佐久穂町)
・八千穂高原IC(八千穂IC、同)

 この区間では現在、大規模橋梁やトンネルがすでに完成しており、今後は盛土や切土、橋梁などを中心に工事が進められます。開通は2017年度の予定です。

 国土交通省によると、レタスの栽培が盛んな佐久地域では、2004(平成17)年から、2011年の佐久小諸JCT~佐久南IC間開通を経て、2014年までに、首都圏へのレタス出荷量が1.3倍に伸びたそうです。今後、中部横断道が延伸することで輸送時間が短縮され、海外を含めた出荷エリアの拡大などが期待されるといいます。

【地図】総延長132km、中部横断道の全体計画

中部横断道は静岡県の新清水JCTと長野県の佐久小諸JCTを結ぶ。佐久南~八千穂高原間(赤文字)はその長野県側に位置する(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[コスモ石油、「Yahoo!ショッピング」で新車販売を開始 値引きや独自の特典も]]> https://trafficnews.jp/?p=62212 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-27T09:18:27+0000 コスモ石油マーケティングが、「Yahoo!ショッピング」で国産新車の販売を開始しました。

国内メーカーの新車を販売

 コスモ石油マーケティングは2016年12月27日(火)、「Yahoo! ショッピング」内で、新車販売を開始しました。

 消費者との売買契約や納車はコスモが担当。成約件数に応じヤフーへ手数料が入るという仕組みです。

「Yahoo! ショッピング」内でコスモ石油マーケティングが販売する新車のひとつ、トヨタの「プリウス」(画像出典:トヨタ)。

 特長として、付属の値引きクーポンで車両価格が安くなるほか、車両登録日から3年間、コスモ石油での給油を1リットルにつき1円割り引く特典(「コスモ・ザ・カード」使用、月100リットルまで)などが用意されます。ローンによる購入も可能です。

 コスモ石油マーケティングは「お客様のより快適なカーライフを実現するため、今後もサービス拡充に努めてまいります」と言います。

 なお、オープン記念セールとして、トヨタ「プリウス」「アクア」を15万円引きなどの特別価格で販売しています。

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<![CDATA[約4割が「休日出かけない」 1日の移動回数も過去最低に 国の交通特性調査]]> https://trafficnews.jp/?p=62155 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-26T21:30:33+0000 国土交通省が2015年度の「全国都市交通特性調査」(速報版)を公表。調査日に外出した人の割合、1日の移動回数ともに、1987年の調査開始以来、最低の値になりました。

若者の「移動回数」、高齢者を下回る

 国土交通省は2016年12月26日(月)、2015年度の「全国都市交通特性調査」(速報版)を公表しました。

 人がどのような目的で、どのような交通手段を利用して移動しているかなど、人の動きをおおむね5年おきに調査するものです。今回は、調査日に外出した人の割合が平日で80.9%、休日で59.9%、ひとりが1日に移動する平均回数(移動回数)が平日で2.17回、休日で1.68回と、いずれも1987(昭和62)年の調査開始以来、最低の値でした。

「外出率」と「一日の移動回数」の推移(画像出典:国土交通省)。

 若者の移動回数が減少し、高齢者の移動回数が増加しています。休日における20代の移動回数1.43回に対し、70代の移動回数はそれを上回る1.60回でした。特に20代の非就業者における外出率が大きく低下している一方で、人口が増加している60歳以上では就業者、非就業者ともに移動回数が増加していることがわかりました。

都市と地方で差が広がったもの、縮まったもの

 交通手段の利用率については、三大都市圏では公共交通が増加し、自動車が減少。一方、地方都市圏では自動車が増加しているのに対し、公共交通はほぼ横ばいの傾向を示しました。ただ、全国平均で見ると自動車は平日、休日ともに5年前と大差なく推移しています。

平日における「自動車利用率」「公共交通利用率」の変化(画像出典:国土交通省)。

 ひとりが1日に動く回数の平均を目的別に見ると、通勤目的ではほぼ横ばい、通学や業務では年々減少しています。そして、休日における買い物、食事、娯楽といった私事目的では、1992(平成4)年と比べて約20%と、大きく減少しました。また、かつて三大都市圏よりも地方のほうが多かった移動回数は、いずれも減少傾向にあり、現在では地方都市圏2.18回、三大都市圏2.16回と差がほとんどなくなっています。

 今回の調査は全国70都市の世帯が対象。郵送またはウェブで4万3700世帯が回答しました。国土交通省は調査結果の具体的な要因などについてさらなる分析を進める予定です。

【図】年齢別の外出率、その推移

20代の外出率が大きく低下し、高齢者層の外出率が増加している(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[「バスタ新宿」女子トイレ増設完了 もう1か所も「個室」倍増計画進む]]> https://trafficnews.jp/?p=62132 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-26T06:56:28+0000 「バスタ新宿」4階代々木側女子トイレの改修が2016年12月22日に完了。個室がそれまでの4室から10室に増えました。もう1か所のトイレも改修により個室が増設される計画です。

コンビニ暫定営業開始に続き…

 国土交通省関東地方整備局は2016年12月22日(木)、「バスタ新宿」の4階代々木側女子トイレを改修し、個室を6室増設しました。

 日本最大級の交通ターミナル「バスタ新宿」は、2016年4月に開業。国土交通省によると7~9月の1日平均利用者数は約2万9000人、便数は1468便に上ります。しかし開業時からベンチやトイレ、ロッカーが不足していたり、売店がなかったりといった状況が続いており、利用者からは環境改善を求める声が上がっていました。

「バスタ新宿」4階代々木側トイレの改修(画像出典:国土交通省)。

 そこで、売店はコンビニエンスストアの「ファミリーマート」が11月18日(金)から暫定営業を開始。ベンチも相次いで増設され、開業時の146席から現在は3か所合計344席に増やされています。

 高速バスの出発階である4階の女子トイレは、2か所あるうちの代々木側の個室が今回、4室から10室に増やされたほか、甲州街道側も2017年春ごろに個室が4室から11室に増やされる計画です。パウダーコーナーや洗面台もそれぞれ増設されるほか、着替え室が2室新設されます。この甲州街道側は男子トイレも個室が2室増やされる予定です。

 国土交通省関東地方整備局は「今後も、利用者の声や専門家の意見を伺いながら、バス会社やターミナル会社と連携し、利便性向上に努めてまいります」としています。

【画像】男女とも個室が増える甲州街道側トイレの改修計画

「バスタ新宿」4階甲州街道側トイレの改修計画。おむつ替え室がなくなるが、改修後は多機能トイレと大型のトイレ個室におむつ替え台が設置される(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[成田スカイアクセス線に沿う「北千葉道路」、千葉ニュータウンから印旛沼まで開通へ]]> https://trafficnews.jp/?p=62120 2017-02-06T16:23:06+0000 2016-12-26T03:01:04+0000 北総線、成田スカイアクセス線にほぼ沿って市川、千葉ニュータウン方面と成田空港方面を結ぶ国道464号「北千葉道路」の一部が開通します。

総計画は43km、外環道と成田結ぶ

 千葉県は2016年12月22日(木)、国道464号「北千葉道路」のうち、印西市若萩から成田市北須賀までの4.2kmが、2017年2月19日(日)16時30分に開通すると発表しました。

北千葉道路のうち、印旛日本医大付近から印旛沼付近にかけての4.2kmが開通する(画像出典:千葉県)。

 北千葉道路は千葉県市川市と成田市を結ぶ国道464号のバイパスで、総延長は約43km。このうち、北総線にほぼ沿い、千葉ニュータウンを東西に貫く延長約20kmの区間が開通済みです。

 千葉県は、開通済みの区間とあわせて約26kmがつながることで、物流施設の立地促進、交通混雑緩和による安全性の向上、救急医療、防災機能の強化などが期待されるとしています。

【地図】総延長43kmの「北千葉道路」計画

北千葉道路は、北総線や成田スカイアクセス線にほぼ沿いながら、外環道に接する千葉県市川市と成田市を結ぶ(画像出典:千葉県)。
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<![CDATA[「バスタ新宿」周辺の渋滞対策、2016年内から着手 明治通りへの左折レーンを20m延伸]]> https://trafficnews.jp/?p=62011 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-24T22:00:27+0000 2016年4月に誕生した交通ターミナル「バスタ新宿」。その周辺で発生している渋滞を緩和するため、2016年内から対策が講じられます。

バス運行経路を見直し、左折レーンを改良

 国土交通省は2016年12月22日(木)、交通ターミナル「バスタ新宿」周辺の渋滞対策について、2016年内から順次着手すると発表しました。

「バスタ新宿」周辺の概要。国道20号で新宿四丁目交差点を左折しようとする車列が渋滞の大きな要因に。赤線は駐停車禁止ゾーン(画像出典:国土交通省)。

 渋滞の要因について、国土交通省は、「バスタ新宿」前を通る国道20号(甲州街道)から新宿四丁目交差点を左折して明治通りに入ろうとする車列や、駐停車禁止帯(レッドゾーン)でのタクシー乗降、商業施設の荷さばき車両などを挙げており、以下の「速効対策」を2016年内から実施するといいます。

●「バスタ新宿」を利用する高速バスの運行経路の見直し
「バスタ新宿」を出て新宿四丁目交差点を左折し、明治通りを北上する高速バスが多く、交差点の渋滞に影響を及ぼしていることから、運行経路の見直しを行います。

●国道20号東行きの新宿四丁目交差点左折レーン延伸
 横断歩行者待ちや明治通りの渋滞などで、新宿四丁目交差点において左折渋滞が発生することから、国道20号東行きの左折レーン延長を現状45mから65mに延伸します。

●警察と連携した乗降対策の強化
 国道20号の駐停車禁止区間で駐停車する車両は、休日で1日約830台に上り、そのうちタクシーが約4割を占めていることから、タクシー協会などに協力を要請。警視庁とも連携し、駐停車禁止区間の周知徹底や「バスタ新宿」内タクシー乗降所への誘導案内の充実を図ります。

 また、「速効対策」に続き以下の「更なる対策の検討」も行われます。

新宿四丁目交差点左折レーン延伸の概要。まず「速効対策」としてレーンを延伸し、そのうえで構造そのものを見直す(画像出典:国土交通省)。

・新宿四丁目交差点の左折レーン構造見直し
・明治通りの渋滞対策
・警視庁との連携による交通流対策の強化
・周辺道路に荷下ろしなどのため荷さばきスペースの設置を検討

 国土交通省は関係者とともに渋滞対策を進め、その効果を検証しながら、「バスタ新宿周辺の交通円滑化を実現」するとしています。効果検証は2017年夏ごろ実施予定です。

【画像】明治通りの渋滞緩和も含めた対策の概要

1は左折レーン構造の見直し、2では明治通りの渋滞対策、4では荷さばきスペースの設置検討などが行われる(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[スタッドレスタイヤは「別物」 夏タイヤと異なる特性 メーカーに聞いた注意すべきポイント]]> https://trafficnews.jp/?p=61658 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-23T22:00:07+0000 クルマの「スタッドレスタイヤ」、積雪時の運転には頼れるアイテムですが、それだけ夏タイヤとはずいぶん異なるものともいえます。そもそもどういうタイヤで、そしてどういった点に注意して使用すべきなのでしょうか。

そもそもスタッドレスタイヤとは?

 2016年11月24日(木)、関東甲信越地方は広い範囲で積雪に見舞われました。NHKが伝えたところによると、この雪の影響で関東地方だけでもクルマのスリップ事故が74件発生したといいます。降雪時はクルマに乗らない、というのもひとつの選択ですが、日常の足として使わざるをえない場合、こうした不意の事態に備えるためにも、やはり冬場はスタッドレスタイヤに履き替えておきたいものです。

雪道での走行性能に注力したスタッドレスタイヤ。メーカーごとにさまざまなトレッドパターン(溝や切れ込みのかたち)が見られる(写真出典:photolibrary)。

 そもそも「スタッドレスタイヤ」すなわち「スタッド(=鋲)」がないタイヤとは、かつて冬用タイヤの定番だった、接地面に鋲が打ち込まれた「スパイクタイヤ」に代わるものとして開発されました。スパイクタイヤはその鋲がアスファルトを削るなどして、環境問題を引き起こしていたからです。

 スタッドレスタイヤの基本的な性能は、雪が積もった路面でもタイヤがこれをしっかりつかんで摩擦を発生させ、スリップや空転をせずにクルマが前へ進む力(トラクション)を発揮させる、というものです。そうした性能を発揮するため、「夏タイヤに比べトレッド(接地面に相当)に多くの溝や細い切れ込み(サイプ)があり、ブロックも比較的高めに設計され、またゴムも低い温度下で柔軟性が保たれるやわらかいものが使用されています」と日本ミシュラン(東京都新宿区)の広報担当は説明します。

 こうした性能を備えると、それだけ夏タイヤ(ノーマルタイヤ)とは挙動や扱いが異なってきます。どういった点に注意すべきなのでしょうか。

スタッドレスタイヤ、夏タイヤとはこれだけ違う

 スタッドレスタイヤの注意点として、ブリヂストン(東京都中央区)の広報担当は「一般的に夏タイヤよりも排水性が劣る」ことを挙げています。この点については日本ミシュランも「氷上性重視のスタッドレスタイヤは『氷上の水膜を吸い上げ、氷にタイヤを密着させる』というのが一般的構造で、ゴムの特性も異なるため、夏タイヤ同様の『排水効果』を期待しての走行はお勧めいたしません」と説明します。排水性に劣るということは、タイヤと路面のあいだにできた水膜により、ハイドロプレーニング現象が起こりグリップを失うことになりかねない、ということです。

 また、前述のようにスタッドレスタイヤにはやわらかいゴムが使用されているため、夏タイヤに比べ摩耗が早くなっています。トレッドに刻まれた溝や切れ込みの深さは、タイヤの性能に直結するため、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)は「積雪または凍結路走行時における(タイヤの)溝の深さ使用限度は、新品時の50%(プラットホーム露出)までです」と注意を喚起しています。

 ただ、こうした問題はもちろん、メーカー側も認識しています。前述の日本ミシュランは「非降雪の路面で、雨天時の走行も想定はしているため、スタッドレスタイヤの機能をタイヤとして『トータル』に発揮できるよう、溝やサイプの切り方や数、またゴム(コンパウンド)の選択などすべての要素をバランスよく考えて設計しています」といい、ブリヂストンも「弊社スタッドレスは、凍った道や雪道でしっかり止まる、曲がる、という氷上性能だけでなく、ドライ性能、ウエット性能もケアしており、総合性能の高さを追求しています」としています。

 スタッドレスタイヤで非降雪路面はなるべく走りたくないものですが、だからといって、ただちに危険というわけではなさそうです。もちろん、排水性に劣る点など、その特性は頭の片隅に留めておくべきでしょう。

ドライ路面での走行を推奨?

 スタッドレスタイヤを使用する場合のもうひとつの注意点として、「慣らし走行」が推奨されていることが挙げられます。これはもちろん、雪が降る前のドライ路面で行うものです。

「スタッドレスタイヤを安全に使用するために、速度80km/h以下で最低100kmは慣らし走行をして、さらに空気圧の管理をしていただくことを推奨いたします。理由は、新しいスタッドレスを履かれた際、ドライバーがその感覚に慣れていただくことが大事と考えるためです。それまで履いていたタイヤとの感覚のズレを補正する、つまり慣れることが必要というわけです」(日本ミシュラン 広報担当)

 またタイヤそのものについても、「ホイールとの篏合(かんごう)性が変化しますので、慣らし走行と再空気圧点検は『安全に走行するための重要部品であるタイヤ』という点からも、ミシュランでは推奨しています」と言います。つまり、ホイールにタイヤをなじませるためにも必要、ということのようです。

「慣らし走行」の目安については、JATMAも新品タイヤの場合「80km/h以下で走行距離100km以上」としていますが、たとえばブリヂストンは「60km/h以下で走行距離200km以上」としているため、購入したタイヤのメーカーが提示する目安を確認してください。

 なお、スタッドレスタイヤを履くことでタイヤチェーンが不要になると思っている人もいるかもしれませんが、高速道路や山道でのチェーン規制のなかには、スタッドレスを履いていてもチェーン必須とされる場合があることから、やはり緊急用にチェーンも必ず用意しておきましょう。

【写真】比較、スパイクタイヤとスタッドレスタイヤ

左がスパイクタイヤ、右がスタッドレスタイヤ。日本国内のタイヤメーカーは1990(平成2)年12月末をもって、スパイクタイヤの製造を中止した(写真出典:anyvidstudio/123RF)。
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特集ニュース 石黒直樹(フリーライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161212_studless1_01.jpg
<![CDATA[「モジュール化」遅れのトヨタ、逆襲なるか 新パワートレイン発表から見えたそのシナリオ]]> https://trafficnews.jp/?p=61837 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-23T01:00:36+0000 トヨタがエンジンまわりのパワートレインについて「モジュール化」に踏み切りました。昨今、自動車業界でよく聞くこの「モジュール化」、実際にはどのようなものなのでしょう。また、トヨタがこれに立ち遅れた理由はなんだったのでしょうか。

トヨタ新エンジンは「モジュール」

 2016年12月6日(火)、トヨタは新しいエンジンとトランスミッションを発表しました。今後のトヨタの主力を担うであろう、次世代のパワートレインです。

 発表にて披露されたのは、「2.5L直列4気筒エンジン」「2.5L用ハイブリッドシステム」、そして8速と10速の「AT(オートマチックトランスミッション)」です。また、あわせて開発体制の見直しを行ったことも説明しています。

2016年12月14日に発売された、TNGA第2弾のトヨタ「C-HR」(写真出典:トヨタ)。

 今回の発表で注目すべきは、「ダイナミックフォース」と名付けられた新しいエンジンでしょう。トヨタの最先端技術を結集することで、世界トップレベルの効率を実現しつつ、パワーも上げています。新しいトランスミッションやハイブリッドと組みあわせると、燃費が20%向上するだけでなく加速性能も10%も高まるという、非常に優れたパワートレインのようです。

 そして、このダイナミックフォースエンジンは、「モジュール化」という考えで開発されています。モジュール化とは、基本のものをひとつ作って、それをほかにも流用するという手法です。トヨタでは、それを「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」と呼んでおり、車体に関しては、新型「プリウス」から採用がスタートしました。

 今回のダイナミックフォースエンジンは、TNGAのエンジン版といえるもの。基本となる燃焼方式をひとつ開発して、それを展開するのがダイナミックフォースエンジンの特徴です。2.5Lエンジンに限らず、小排気量エンジンや、V6、V8といった大排気量エンジンにも発展が可能です。

業界の世界的潮流「モジュール化」、そのメリットは?

 モジュール化の手法を使ってクルマを開発すると、低コストでよいものを作ることが可能になります。

 たとえば、クルマの走る/曲がる/止まるという基本になる部分を通常の2倍の予算をかけて作っても、それを10車種に流用すれば、トータルでは大幅なコストダウンになります。それでいて、基本性能は予算をかけただけよいものになります。そのためフォルクスワーゲンや日産、マツダ、スバルはモジュール化を採用。メルセデスベンツやBMWも積極的に同じ車両の基本構造(プラットフォーム)を複数の車種に採用しており、これも実質的なモジュール化のひとつと呼んでいいでしょう。また、モジュール化したエンジンといえばマツダの「スカイアクティブ」も有名です。今回のトヨタの発表で、エンジニアから「マツダを参考にした」という話を聞くこともできました。よいところは、どんどん学んでいこうという姿勢ですね。

 加えて、トヨタの次世代パワートレインは、生産設備の刷新とセットになっているという説明もありました。生産設備を新しくすることで、より安く、より早く生産も可能になるそうです。つまり、新しいパワートレインは性能がよいだけでなく、安いというのも特徴です。

 もちろん生産設備への投資は莫大なものになりますが、そこは年間1000万台のクルマを売って、1兆円以上の黒字を稼ぎ出してきたトヨタだからこそできる大技でしょう。一方でその大きすぎる規模にも問題があります。一気にすべてを新しくすることはできず、年間100万台ずつの規模になるとか。つまり10年もの時間が必要なのです。大メーカーならではの弱みでしょうか。

 とはいえ、今回の発表は基本的に「新パワートレインを2017年以降に投入するので、さらにトヨタの業績はよくなることでしょう」という発表です。それに対する期待のせいか12月6日の発表以降、トヨタの株価はぐっと上昇しています。

強者ゆえの「弱み」と、強者ゆえ可能な「シナリオ」

 パワートレインのモジュール化を高らかに発表したトヨタですが、冷静になって考えてみれば、べつに目新しい話ではありません。プラットフォームのモジュール化でいえば、ようやく「プリウス」で始まり、第2段である「C-HR」がデビューしたばかり。先に説明したとおり、モジュール化はすでに世界のスタンダードになりつつあるほど自動車メーカー各社で採用されています。

 ただ、トヨタが遅れたのには、それなりの理由も考えられます。第一にトヨタは規模が大きすぎるのです。「カローラ」のように1車種で、何百万台も売れるクルマもあります。その場合は、やはり専用設計をした方がよいでしょう。

 また、トヨタは小型のFF車から大型のFR、ミニバンまで、非常に幅広い車種を販売しています。ラインナップ的に、ひとつのプラットフォームを複数車種へ展開しにくいという事情もあります。

 そしてなにより、実際にクルマが売れているというのも大きな理由でしょう。古いプラットフォームのままでも十分な競争力があれば、新しいモノは必要ありません。必要性に迫られなかったのも理由ではないでしょうか。

初代「カローラ」(左)と11代目「カローラ」。1966(昭和41)年の初代発売以来、累計販売台数は4000万台以上(写真出典:トヨタ)。

 とはいえ、トヨタがボンヤリしていたわけではありません。しっかりとTNGAをスタートさせました。しかも、今回は生産設備の刷新もセットになっています。優れた生産現場もトヨタの昔からの強みです。そこを強化することは、ある意味、最もトヨタらしい部分かもしれません。

 また、開発体制の合理化によって生まれた余力は、ハイブリッドなどの電動化技術に振り分けるとの説明もありました。モジュール化で製品の性能を高めるだけでなく、生産面も開発の面でもブラッシュアップするというのが今回の発表です。遅れたぶんを挽回するだけでなく、先行者を追い抜こうという意欲もうかがうことができます。

 モジュール化に遅れはしたものの、この新エンジン投入をきっかけに逆襲、というのがトヨタのシナリオなのでしょう。

【画像】トヨタの新エンジン「ダイナミックフォースエンジン」

トヨタの新しい「ダイナミックフォースエンジン」。2.5L直列4気筒で、燃費、加速性能ともに向上するという(画像出典:トヨタ)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161219_tnga_01-600x400-1.jpg
<![CDATA[「EV急速充電スタンド」全国のSA・PAで新たに32か所整備 東北道などでは約50km間隔に]]> https://trafficnews.jp/?p=61880 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-22T22:00:26+0000 NEXCO東日本、NEXCO西日本の高速道路SA・PAで、新たに32のEV急速充電スタンドが誕生。東北道や九州の高速道路では、約50km間隔で整備されます。

青森、岩手、秋田の高速道路では初

 NEXCO東日本とNEXCO西日本が、各管内のSA・PAに電気自動車(EV)急速充電スタンドを新たに設置します。

東九州道・上毛PAに設置されるEV急速充電スタンド(写真出典:NEXCO西日本)。

 NEXCO東日本は12月22日(木)15時から、東北5県と新潟県に位置する以下のSA・PA各上下線内計28か所でEV急速充電サービスを開始します。

・青森県:東北道・津軽SA
・岩手県:東北道・前沢SA、柴波SA、岩手山SA、八戸道・折爪SA、秋田道・錦秋湖SA
・宮城県:東北道・鶴巣PA、長者原SA
・秋田県:東北道・花輪SA、秋田道・西仙北SA
・福島県:東北道・安積PA、磐梯山SA、磐越道・西会津PA
・新潟県:磐越道・阿賀野SA

 青森、岩手、秋田3県内の高速道路では初めての設置です。これにより東北道や磐越道ではEV急速充電スタンドがおおむね50km間隔で整備されます。

九州全体の高速道路でもおおむね50kmの設置間隔に

 NEXCO西日本は12月26日(月)午前10時から、東九州道のPA各上下線内計4か所で新たにEV急速充電サービスを開始します。

・福岡県:東九州道・上毛PA
・宮崎県:東九州道・川南PA

九州の高速道路におけるEV急速充電スタンド設置箇所。●が運用中の箇所、☆が今回整備される箇所(画像出典:NEXCO西日本)。

 これにより、九州全体の高速道路で設置間隔がおおむね50km程度になります。なお、いずれのスタンドでも24時間、年中無休で利用可能です。

 EV急速充電スタンドの整備を進めることで電気自動車の連続走行が可能になり、NEXCO東日本は「東京都心から青森県まで」、NEXCO西日本は「福岡県から大分県及び宮崎県まで」、安心して利用できるとしています。

【画像】NEXCO東日本管内のEV急速充電スタンド

赤丸が今回設置、青丸は設置済みのSA・PA。NEXCO東日本管内では、他機関が整備した箇所も含めてスタンドの数は133になる(画像出典:NEXCO東日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161221_evcharge_01.jpg
<![CDATA[業界初 全室扉付き完全個室型の夜行高速バス、デビュー 関東バス]]> https://trafficnews.jp/?p=61978 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-22T10:19:35+0000 関東バスが両備ホールディングスと共同で、全11席が扉付きの完全個室になった夜行高速バスを運行。「まるでホテルに宿泊しているような感覚」で移動できるといいます。

東京~大阪間に登場

 関東バス(東京都中野区)は2016年12月22日(木)、全席完全個室の夜行高速バス「DREAM SLEEPER東京大阪号」を、両備ホールディングスと共同で2017年1月18日(水)から運行すると発表しました。

「DREAM SLEEPER東京大阪号」車内通路のイメージ(写真出典:関東バス)。

 このバスは、全11席を黒色の扉と仕切りにより完全個室化。関東バスは「業界初の全室扉付き完全個室型」とし、「バスという領域を超え、まるでホテルに宿泊しているような感覚」で移動できるといいます。

 運行区間は、東京の池袋駅西口~大阪のなんば(OCAT)~両備バス門真車庫間。運行本数は1日1往復です。

「DREAM SLEEPER東京大阪号」外観のイメージ(画像出典:関東バス)。

 片道運賃は、大人2万円、子供1万5500円です。なお2月28日(火)までは運行記念割引として片道大人1万8000円、子供1万4500円とされます。乗車券は12月26日(月)13時から、インターネットやコンビニエンスストア端末、関東バスの窓口などで発売です。

【写真】個室内のシート

「DREAM SLEEPER東京大阪号」個室内のイメージ(写真出典:関東バス)。

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<![CDATA[戦国時代の名城にちなむ「小谷城スマートIC」、北陸道に2017年3月誕生]]> https://trafficnews.jp/?p=61949 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-22T07:35:01+0000 北陸道の木之本IC~長浜IC間に「小谷城スマートIC」が開通。戦国時代の名城にちなむこのスマートICの付近には、歴史的な観光資源も存在します。

「浅井の郷」に誕生

 NEXCO中日本は2016年12月20日(月)、北陸道で整備を進めてきた「小谷城スマートIC」が2017年3月25日(土)15時に開通すると発表しました。

 滋賀県長浜市の木之本IC~長浜間IC間に位置し、ETC車のみが利用できます。同区間は間隔が13.8kmでしたが、開通後は木之本IC~小谷城スマートIC間が7.0km、小谷城スマートIC~長浜IC間が6.8kmになり、高速道路にアクセスしやすくなります。

小谷城スマートICの全景。左奥の山が、小谷城跡のある小谷山(写真出典:NEXCO中日本)。

 ICの名称は、付近にあった戦国武将浅井氏の居城で「日本五大山城」に数えられる「小谷城」から。NEXCO中日本はこのスマートICに期待される整備効果として、「歴史的、文化的に観光資源が豊かな湖北地域の観光振興に大きく貢献」するとしています。

 なお付近には、浅井長政の子で、それぞれ豊臣秀吉、京極高次、徳川秀忠の妻となった茶々、初、江の「浅井三姉妹」にちなんだ道の駅「浅井三姉妹の郷」が、小谷城スマートICの開通にあわせてグランドオープンする予定です。

【地図】小谷城スマートICの位置

区間は木之本IC~長浜IC間。岐阜県に通じる国道365号や303号にもアクセスしやすい(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[20両編成「トヨタ専用列車」増発 青函トンネル用機関車も増備 JR貨物2017年3月ダイヤ改正]]> https://trafficnews.jp/?p=61917 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-22T02:30:48+0000 JR貨物が2017年3月ダイヤ改正の概要を発表しました。トヨタの新型車生産開始にともない、専用の部品輸送列車を増発。機関車とコンテナ貨車421両、コンテナ4040個も新造されます。

「モーダルシフト」加速に向け輸送力増強、時間短縮へ

 2016年12月16日(金)、JR貨物は2017年3月4日(土)に実施するダイヤ改正の概要を発表。トラックから貨物列車へ輸送モードをシフトする「モーダルシフト」をいっそう加速させるためのさまざまな施策を実行します。

 まず、トヨタが新型車「C-HR」の生産を岩手県の工場で開始することにともない、名古屋と盛岡のあいだを20両編成で走るトヨタ専用の自動車部品輸送列車「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」が増発され、2往復体制になります。

トヨタ専用の自動車部品輸送列車「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」(写真出典:JR貨物)。

 関東(越谷)~関西(百済)、新潟~福岡、新潟~秋田など「モーダルシフトが旺盛な地域間」(JR貨物)を走る列車では、車両を増結するなど輸送力を増強。需要の多い区間を中心にコンテナ列車の速達化も図られ、所要時間が最大で1時間30分短縮されます。

 機関車をはじめとする車両増備も実施。青函トンネルで北海道新幹線と線路設備を共用して走行できるEH800形電気機関車は新たに3両、駅構内の入れ換え作業に用いられるハイブリッド式のHD300形機関車は5両増やされます。また、コンテナ貨車はコキ107形が413両、コンテナは19D形と19G形が2000個ずつ、49A形が40個新造されます。

 列車の速達化とともに定時運行率(定時または30分未満の遅れで到着した列車本数の割合)も、2013年度の92.1%から、2015年は94.4%に向上。JR貨物は「引き続き、安定輸送の確保に向け全社を挙げて取り組んでまいります」としています。

【画像】車両増備計画の概要

機関車8両、コンテナ貨車413両、コンテナ4040個が新造される(画像出典:JR貨物)。
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<![CDATA[大阪府南部~和歌山市の「第二阪和国道」 2017年春全線開通へ]]> https://trafficnews.jp/?p=61911 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-21T21:30:06+0000 大阪府南部の阪南市と、和歌山市を結ぶ地域高規格道路の「第二阪和国道」が2017年春に全通します。

孝子ランプは同時開通見送り

 国土交通省近畿地方整備局は2016年12月19日(月)、大阪府南部の阪南市と和歌山市を結ぶ地域高規格道路「第二阪和国道」(国道26号)のうち、淡輪(たんのわ)ランプ(大阪府岬町)と平井ランプ(和歌山市)のあいだ7.6kmが2017年春に開通すると発表しました。これにより、第二阪和国道の全線が開通します。

第二阪和国道は2017年春に淡輪~平井間が開通。しかし孝子ランプは開通が遅れる(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。

 淡輪、平井両ランプは上下線ともに出入口が、途中の深日(ふけ)ランプ、孝子(きょうし)ランプ(いずれも大阪府岬町)には片側のみの出入口が設けられます。ただし、孝子ランプについては「施工時の安全対策を行った結果」(国土交通省近畿地方整備局)、開通が遅れます。

 なお、今回開通する淡輪~平井間を含め、地域高規格道路に指定された延長20.6kmのうち18.4kmが暫定2車線です。

 第二阪和国道は大阪府堺市と和歌山市を結ぶ道路です。そのうち地域高規格道路に指定されている区間は、並行する国道26号の渋滞緩和や関西国際空港へのアクセス向上などの役割が期待されています。

 国土交通省近畿地方整備局浪速国道事務所によると、国道26号の府県境区間は異常気象時通行規制区間であり、大雨で通行止めが発生するなどしています。第二阪和国道が開通すれば、岬町から和歌山市内の病院まで30分以内で緊急搬送できるようになるなど、救急医療活動の支援にもつながるといいます。

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<![CDATA[中部横断道・六郷~増穂間、2017年3月開通 PAも同時オープン]]> https://trafficnews.jp/?p=61906 2017-02-06T16:23:07+0000 2016-12-21T09:15:44+0000 中部横断道の新東名高速~中央道間のうち、六郷IC~増穂IC間が2017年3月に開通する見通しです。同じタイミングで増穂PA(仮称)もオープンします。

既開通区間が南へ延伸

 NEXCO中日本は2016年12月21日(水)、中部横断道の六郷IC~増穂IC間9.3kmが2017年3月に暫定2車線(片側1車線)で開通する見通しと発表しました。

 中部横断道は、新東名高速などに接続する新清水JCT(静岡市)と、上信越道との接続点である佐久小諸JCT(長野県佐久市)とをほぼ南北に結ぶ計画の高速道路です。佐久小諸JCTから佐久南IC(同)までと、中央道と接続する双葉JCT(山梨県甲斐市)から増穂IC(同・富士川町)までの2区間はすでに開通。今回は双葉JCT~増穂IC間がさらに南へ延伸する形になります。

2017年3月に開通する見通しの中部横断道・六郷IC~増穂IC間(画像出典:NEXCO中日本)。

 NEXCO中日本によると、六郷IC~増穂IC間の開通により、甲府市から清水港(静岡市)までの所要時間がおよそ5分短縮。ぶどうをはじめとした農産物の輸送効率化などが期待されるとしています。

 なお、増穂ICに隣接する形で増穂PA(仮称、山梨県富士川町)も、道路開通と同じタイミングでオープンする予定です。

【画像】並行する国道52号の混雑状況と清水港までの所要時間予測

並行する国道52号は定時性や速達性に課題が。中部横断道が延伸すると甲府市~清水港間の所要時間が短縮されるという(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[東京のタクシー、初乗り400円前後に ただし長距離運賃は引き上げへ]]> https://trafficnews.jp/?p=61849 2017-02-06T16:23:08+0000 2016-12-21T05:52:48+0000 東京のタクシー初乗り運賃が700~730円から、400円前後に引き下げ。一方で中長距離運賃は引き上げられ、全体として運賃収入が変わらないよう組み替えられます。

「ちょい乗り」しやすく

 国土交通省は2016年12月20日(火)、東京のタクシー初乗り運賃を380~410円に引き下げると発表しました。2017年1月30日(月)から、東京23区と三鷹市、武蔵野市のタクシーに適用されます。

 現在、初乗り運賃は2.0km700~730円ですが、1.052km380~410円に変わります。新運賃は、約2kmまでは安くなり、約6.5km以上は高くなります。

新運賃は4~6.5kmあたりから、現行運賃との差がだんだん広がっていく(画像出典:国土交通省)。

 国土交通省が示す運賃例では、東京の平均乗車距離である4kmの場合は1450円で現行と変わりませんが、9kmでは現行より150円高い3130円、30kmでは520円高い1万250円に。初乗り運賃を引き下げて「ちょい乗り」を促す一方、中長距離運賃を引き上げて短距離の減収分をカバーし、全体として運賃収入が変わらないよう調整されます。

 国土交通省は今後3年以内に、この運賃組み替え後の状況について事後検証を行う予定です。

【図】東京のタクシー、新しい料金体系

初乗り運賃と加算運賃、時間距離併用制運賃の新旧比較。現行よりもこまめに料金が加算されるようになる(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[外環道の料金、均一制から対距離制に移行 迂回利用時には割引適用]]> https://trafficnews.jp/?p=61844 2017-02-06T16:23:08+0000 2016-12-20T22:00:47+0000 2017年2月26日から外環道の料金形態が変わります。ETC利用の場合、均一制から対距離制に移行。首都高都心環状線内のICを発着し外環道を迂回利用する際の料金調整も導入されます。

「大泉JCT~川口JCT」「川口JCT~三郷JCT」は料金据え置き

 NEXCO東日本と首都高速道路は2016年12月20日(火)、外環道の通行料金を2017年2月26日(日)午前0時から対距離制を基本とした料金形態に移行すると発表しました。

 同日の圏央道・境古河IC~つくば中央IC間開通にともなうもの。現在、外環道の料金は510円均一(普通車。以下同じ)ですが、変更後のETC料金は下限270円、上限750円の範囲内で利用距離に応じて変動します。

圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が開通する2017年2月26日に、外環道では対距離料金に移行する(画像出典:NEXCO東日本)。

 たとえば、大泉JCT~和光IC間3.2kmは270円、大泉JCT~三郷南IC間33.5kmは750円です。ただし大泉JCT~川口JCT間、川口JCT~三郷JCT間は現行と同額の510円に据え置きです。

 非ETC車については均一制を継続。1回につきETC車の最大料金である750円が適用されます。ただし和光ICや和光北ICから大泉JCTまでなど、末端方向への短距離利用は当面、510~670円とされます。

直行ルートと外環道迂回ルートの料金が同額に

 また、同じ2017年2月26日(日)から、首都高C1都心環状線内のICを発着して放射高速道路(関越道、首都高埼玉大宮線、東北道、常磐道)を利用するETC車が、外環道を1JCT間のみ迂回利用した場合に、原則として直行した経路と同じ通行料金となるよう、通行料金を調整する取り扱いが開始されます。

 たとえば、東北道の岩槻ICから首都高の霞が関ICに最短経路で直行した場合、料金は合計1390円ですが、川口JCTから外環道に入り美女木JCTもしくは三郷JCTまで迂回して霞が関ICに向かっても、料金は直行した場合と同じ1390円に調整されます。

 なお、外環道の上限料金は今後、三郷南ICから東関東道および首都高湾岸線と接続する高谷JCT(仮称)へ、大泉JCTから東名高速方面へ延伸した際に、延伸距離に応じて1020円、1300円と段階的に引き上げられる予定です。

【画像】迂回利用割引の具体例

東北道や常磐道から都心に向かう場合などに、外環道を1JCT間迂回利用しても、直行と同様の料金になるよう調整される(画像出典:NEXCO東日本)。
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<![CDATA[2車線高速で「緊急対策」 中央分離帯、ポールをロープに]]> https://trafficnews.jp/?p=61830 2017-02-06T16:23:08+0000 2016-12-20T07:42:23+0000 高速道路の暫定2車線区間において、中央分離帯にワイヤーロープを設置し、反対車線への飛び出し事故を防ぐ緊急対策が行われます。

まず約100km区間で検証

 国土交通省は2016年12月20日(火)、高速道路の暫定2車線(片側1車線)区間において、反対車線への飛び出し事故を防ぐ緊急対策として、中央分離帯にワイヤーロープを設置すると発表しました。

暫定2車線区間の中央分離帯に設置されたワイヤーロープの例(写真出典:国土交通省)。

 暫定2車線区間は、日本の有料高速道路のおよそ3割にあたる2538km、無料の高規格幹線道路を含めると4112kmに及びます。その大部分は、ラバーポールで上下線が区分されていますが、2015年には反対車線への飛び出し事故が334件発生。死亡事故の発生確率は4車線区間の約2倍に上っています。

車両衝突時にロープがたわみ衝撃が緩和される、設置幅が小さい、人力で取り外して開口部を設けられるなどのメリットがある(写真出典:国土交通省)。

 ラバーポールの代わりに設置されるワイヤーロープは、反対車線への車両飛び出しを防ぐほか、設置幅が少なく済むこと、車両衝突時にたわむことで衝撃を緩和すること、緊急時に人力のみで取り外して開口部をどこでも設けられることなどの長所があります。

 国土交通省は2017年春から、全国の暫定2車線区間のうち約100kmの中央分離帯にワイヤーロープを設置し、事故防止の効果や維持管理面などを検証。その結果を踏まえ、本格的に設置していく方針です。

【画像】暫定2車線区間の大部分に設置されているラバーポール

暫定2車線区間の大部分がラバーポールで上下線を区分する構造になっている(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[圏央道の茨城県区間、2017年2月に全線開通 関東各地~成田のアクセス向上]]> https://trafficnews.jp/?p=61811 2017-02-06T16:23:08+0000 2016-12-20T05:57:29+0000 圏央道の茨城県区間28.5kmが2017年2月に開通。東名高速から東関東道までがつながります。

東北道~常磐道間が全線開通

 国土交通省とNEXCO東日本は2016年12月20日(火)、圏央道の境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが、2017年2月26日(日)に開通すると発表しました。

 暫定2車線(片側1車線)で、途中には坂東IC(茨城県坂東市)と常総IC(同・常総市)が設置されます。

圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が2017年2月26日に開通する(画像出典:国土交通省)。

 開通により圏央道は、放射状に伸びる東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の6路線と接続。成田空港から関東各地へのアクセスが向上します。国土交通省とNEXCO東日本によると、成田空港に直結している新空港IC(千葉県成田市)から、秩父地方の玄関口にあたる関越道の花園IC(埼玉県深谷市)までの所要時間は、現在の都心経由より20分短い115分になることから、今回開通する圏央道にルートを変更しようと検討している高速バス会社もあるとしています。

 新空港ICまでの通行料金(普通車)は、関越道の川越ICから4390円、花園ICから4990円、東北道の久喜ICから3340円です。

【画像】成田から川越や那須、日光などへも便利に

圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が開通することで、成田空港から関東の各観光地へのアクセスも向上する(画像出典:国土交通省)。
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<![CDATA[京阪神~東京間の夜行バス「ドリーム号」に「最も快適」な新車 名称も募集]]> https://trafficnews.jp/?p=61744 2017-02-06T16:23:08+0000 2016-12-19T05:00:16+0000 京阪神と東京を結ぶJRグループの夜行高速バス「ドリーム号」が、運行開始50年を前にして新車を導入。その名称も募集されます。

「寝返りうてる」2列シート 足元ヒーターも完備

 西日本ジェイアールバスとジェイアールバス関東は2016年12月19日(月)、京阪神と東京を結ぶ夜行高速バス「ドリーム号」の新車を、2017年春に導入すると発表しました。

「ドリーム号」は1969(昭和44)年に日本初の夜行高速バスとして登場。2019年の50周年を目前に、「新たなステージに向けた取組み」として「新しいドリーム号の開発」を進めているといいます。

新しい「ドリーム号」、2列シートのイメージ。座席後部と側面を仕切るパーテーションが設置される(画像出典:西日本ジェイアールバス)。

 新型車両はハイデッカー仕様とし、車内前方に2列シート4席、後方に3列シート14席の計18席を配置。従来の「ドリーム号」よりもゆったりとした空間が確保されます。2列シートは、足を伸ばして寝返りもうてるという「プレミアムドリーム号」のプレミアムシートを採用。足元にはヒーターも完備されます。

3列座席にもパーテーション 個室志向を強化

 3列シートは「グランドリーム号」の新型クレイドル(ゆりかご)シートをベースに、リクライニング機能を向上。シートピッチ(間隔)も1m以上確保しているそうです。また、全席にパーテーションを設置(3列シートには座席前後を仕切るプライベートカーテンも設置)し、個室感覚で利用できるといいます。

3列シートのイメージ。座席側面のパーテーションのほか、座席前後を仕切るカーテンも設けられる(画像出典:西日本ジェイアールバス)。

 このほか、コンセント、フリーWi-Fi、空気清浄器つきエアコンを標準装備し、全席にタブレット端末を設置して動画や雑誌などのコンテンツを無料で楽しめ