乗りものニュース 乗りものニュースは、交通インフラを利用する数多くのユーザに向けて、ニュースやオリジナルコラムなどを配信します。 私たちが日常的に触れている『乗りもの』に関するニュースを、わかりやすくお届けします! 2016-12-06T02:46:48+0000 (c) mediavague Co., ltd. https://trafficnews.jp/app/wp-content/themes/sp_v2/common/img/logo.png WordPress <![CDATA[夜行バス「ドリーム号」アンバサダーにAKB総監督・横山由衣さん 夢追った思い出のバス]]> https://trafficnews.jp/?p=60975 2016-12-06T02:08:43+0000 2016-12-06T01:57:30+0000 京阪神と東京を結ぶ、JRグループの夜行高速バス「ドリーム号」。そのアンバサダーに、AKB48グループ総監督の横山由衣さんが任命されました。横山さんはAKB48になったことについて、この「ドリーム号」が「大切な思い出」といいます。

レッスンのため、京都から東京へ

 西日本ジェイアールバスとジェイアールバス関東は2016年12月2日(金)、京阪神と東京を結ぶ夜行高速バス「ドリーム号」のアンバサダーに、タレントで歌手の横山由依さん(AKB48)を任命したと発表しました。

横山由衣さんのアンバサダー就任記念で「その夢にエールを」キャンペーンも実施される(画像出典:西日本ジェイアールバス)。

 横山さんは現在、AKB48グループ全メンバーを率いる「総監督」で、「AKBになる」という夢をかなえるため、かつて「ドリーム号」を利用したとのこと。そうした横山さんを通じ、「安全」「安心」「快適」な「ドリーム号」の魅力を伝えていくといいます。

「私は、AKB48の候補生だった高校生のころ、毎週末、『ドリーム号』に乗って、地元の京都から東京のレッスンに通っていました。ステージに立ちたいという『夢』に向かって、ともに走った『ドリーム号』での時間は、私にとって大切な思い出です」(横山由依さん)

 これに合わせて、アンバサダーの横山さんが出演する動画、インタビューを掲載した「ドリーム号スペシャルサイト」の開設、横山さんのサイン色紙が当たるSNSキャンペーンが実施されています。

【写真】AKB48総監督&「ドリーム号アンバサダー」横山由衣さんプロフィル

2015年に高橋みなみさんのあとを継いで、AKB48グループの総監督になった横山由衣さん(画像出典:西日本ジェイアールバス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161206_dream_01.jpg
<![CDATA[クルマのペダルは踏み間違うもの? 高齢者に限らぬミス、頼れる「技術」で対策を]]> https://trafficnews.jp/?p=60830 2016-12-04T04:43:03+0000 2016-12-04T05:00:45+0000 高齢者ドライバーによる事故が騒がれる昨今、その原因として「ペダルの踏み間違い」はよく耳にするでしょう。しかしこれは、高齢者に特有のものではありません。ドライバーなら誰しもやりかねないミスであり、そしてそれを防ぐ「技術」も充実してきています。

「ペダル踏み間違い」は、高齢者ドライバーだけの問題ではない

 昨今、高齢者ドライバーによる交通事故がなにかと話題です。なかでも高齢者ドライバーに多いといわれているのが、「ペダル踏み間違い事故」。ブレーキのつもりでアクセルを踏んで急発進し、ぶつかってしまうというのが典型でしょう。

「ペダル踏み間違い事故」は老若男女問わず、誰しも起こしうる(写真出典:tieury/123RF)。

 交通事故総合分析センターが2004(平成16)年から2013(平成25)年までの事故からまとめた「年齢層別操作不適事故割合」を見ると、75歳以上の「ペダル踏み間違い事故」は、ほかの年齢層の2倍から5倍も多いことがわかります。また「ペダル踏み間違いによる死亡事故」でいえば、約4割(39.6%)が75歳以上の高齢者ドライバーにより引き起こされているとも。

 確かに高齢者ドライバーによる「ペダル踏み間違い事故」の多さは問題です。しかしそれはなにも、高齢者ドライバーの専売特許ではありません。先に述べた死亡事故の残り6割は、ほかの年齢層のドライバーによるものです。ちなみに、同じく交通事故総合分析センターの調査によると、「ペダル踏み間違い」をはじめ「ハンドル操作不適」「ブレーキ操作不適」「その他操作不適」をあわせた「操作不適事故」の割合が多いのは、高齢者ドライバーに限らず、24歳以下も同様に多いと指摘されています。

 つまり「ペダル踏み間違い事故」は、高齢者だけでなく、すべてのドライバーの問題なのです。

なぜ人は、クルマのペダルを踏み間違えてしまうのか

 では、なぜドライバーはペダルを踏み間違えてしまうのでしょうか。JAFはこれを「アクセルもブレーキも同じように“踏み込む”という動作を行うから」と説明しています。

「右がアクセルで、左がブレーキで場所が違うから、間違えるはずない」と考える人もいるでしょう。ところが、座る姿勢が少しでもおかしかったりすると、簡単に踏み間違えることがあるのです。

 個人的な話ですが、私(鈴木ケンイチ:モータージャーナリスト)もペダルを踏み間違えたことがあります。それはサーキットでのスポーツ走行中でした。横Gを受けながらのブレーキングだったのですが、なんとブレーキのつもりで、ブレーキのさらに左にあるクラッチを踏んでしまったのです。もちろん減速はしません。そのときの恐怖は、10年以上たった今でもありありと思い出せます。あまりの驚きに、一瞬の対応ができずコースアウトしてしまいました。このように、ペダルを踏み間違えた事実に驚き、動転してしまい、正しい対処ができなくなる可能性は誰にでもあるでしょう。

 つまり「ペダル踏み間違い事故」は、注意していれば防げるという類のものではないのです。交通事故総合分析センターの調べでは、2008(平成20)年から2013(平成25)年のあいだの「ペダル踏み間違い事故」件数は、約6200件から6600件と横ばいを続けています。

 それでは、どのようにして「ペダル踏み間違い事故」を防げばいいのでしょうか。

頼れる「技術」、続々

 ひとつは、自動車メーカーが新車に用意している最新の「運転支援システム」に頼る方法です。その筆頭が、「自動ブレーキ(AEB)」。カメラやセンサーなどで障害物を検知し、衝突する直前に自動で急ブレーキをかけてくれます。また、これらのシステムの多くには「誤発進抑制機能」が付属していて、ペダルの踏み間違いでの急加速を抑制するようになっています。

 また、センサーではなく、速度とアクセル操作をシステムが監視して事故を防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」という機能も存在します。低速走行中にアクセルの大きな操作を行うと、警告を発して急加速を抑制します。こうした自動車メーカーのシステムを装備したクルマに乗るのもよい方法でしょう。

 最新の運転支援装備がないクルマであれば、後付けのシステムを使うのもひとつの手。カー用品流通の大手であるオートバックスは、「ペダルの見張り番」という急発進防止装置を2016年12月5日(月)から発売するそうです。停止時と徐行時のペダル踏み間違いによる急発進を抑制してくれるといいますから、期待できます。

オートバックスから発表された「ペダルの見張り番」は、国産車100車種以上に取り付け(後付け)が可能という(写真出典:オートバックスセブン)。

 ペダル踏み間違い防止にフォーカスした製品ではありませんが、後付けの「運転支援システム」はほかにも各種、存在します。たとえばパイオニアのカーナビである「サイバーナビ」には「マルチドライブアシストユニット」が用意されており、前方をカメラで監視して、前走車への追突や車線逸脱を警告してくれます。同じように、JAFメイトが販売するドライブレコーダー「ドラドラ6」も、前走車への追突や車線逸脱を警告してくれる機能が備わっています。

 ヒューマンエラーをゼロにするのは、非常に難しいもの。だからこそ、事故を予防する安全装置は、ひとつでも多いにこしたことはありません。新車についてくるものから後付けまで、できるだけ装備しておくことが肝要かと思います。

【写真】消えた「もみじマーク」

2011年2月まで使用されていた「高齢運転者標識」。初心者を示す「若葉マーク」にちなみ「もみじマーク」と通称された(写真出典:photoliblary)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161129_pedal_01.jpg
<![CDATA[クルマの「きれい」、どう保つ? コツは「ディーラーの営業担当」にアリ]]> https://trafficnews.jp/?p=60862 2016-12-03T13:17:12+0000 2016-12-03T22:00:56+0000 どんなに気をつけて洗車していても、見えない傷がつくなどして、やがてそれが色くすみの原因になる場合があります。であれば、なるべくきれいな状態をキープしたいもの。ディーラーの営業担当者が実践していることに、そのヒントがあるようです。

クルマの「きれい」を保つコツ、ディーラーの営業担当に注目

 クルマをきれいに保つために「しっかり洗車」と思っても、それが傷やくすみの原因になることがあります。ゴシゴシ洗わずすむように、愛車はなるべく汚さず、きれいな状態でキープしたいものです。

洗車の頻度を下げるためにも、なるべく「きれい」な状態はキープしたいもの(写真出典:oleandra/123RF)。

 クルマの美観に関するメンテナンスを行っている千葉ガレージ(東京都杉並区)の千葉邦彦さんは、「ディーラーの営業担当をお手本にするといいですよ」といいます。

 ディーラーの営業担当は、新車の納車時や、車検で預かっていたクルマを返却する際、できるだけきれいな状態で顧客の元に届けなければなりません。確かに、そこには何らかのノウハウがありそうです。では彼らは、どんなことに気を付けて運転しているのでしょうか。

 もちろん、まずは安全第一、事故厳禁が鉄則です。そのために、なるべく狭い道、見通しの悪い道は通らないそうです。そのことが、「実はクルマを汚さないことにもつながる」と千葉さんはいいます。

ルート選定から「きれい」キープは始まっている?

 クルマを走らせるルートについて、千葉さんは続けます。

「道路は構造上、路肩側、つまり運転席から向かって左へ水がはけるようになっている場合が多いです。雨水とともに流れたゴミやほこりがたまっているところを走れば、はね上がりでクルマは汚れてしまいます。1.5車線しかないような道で対向車とすれ違う際には、どうしても路肩に寄ることになるので、そうした狭い道は避けて運転する、というわけです」(千葉ガレージ 千葉さん)

 確かに、雨の日には水たまりもあるでしょうし、街路樹のある道なら落ち葉や小枝、土ぼこりなどが吹き溜まって、なおさら汚れそうです。ふだんの運転のなかでルートを好きに選べるような場面は少ないかもしれませんが、覚えておいて損はなさそうです。

 また、運転の仕方も大切だそうです。ブレーキダストでホイールを汚さないように、不要な急ブレーキ、急発進はしないのが大切。これは、クルマのコンディションをよい状態で保つためにも重要なことです。安全運転が、結果的にはクルマに負荷をかけず、さらに汚れ回避にもなる、というわけです。

「乗らない」という選択肢は…?

 いくら「きれい」のキープを心掛けていても、いずれは洗車をしないわけにはいかないでしょう。そのクルマに合った洗車の仕方は、これもやはり「ディーラーの営業担当が一番よく知っている」と千葉さんはいいます。試乗車や車検で預かったクルマを1日に何台も洗うのですから、当然といえば当然です。

 洗車の際、クルマによって気を付けるべきポイントはさまざまなので、購入したときなどに、「どんなところが汚れやすいか」「見落としがちなのはどこか」「見栄えよく洗い上げるコツ」といったことを、直接ディーラーの担当者に聞いておくのもいいでしょう。

 本末転倒気味ですが、「クルマはきれいにしておきたい、でも洗車は面倒、だからあまり乗らない」などという人もいるかもしれません。しかしこれは、実はクルマにとってあまりよいことではありません。「エンジンをかけ車両の各部に熱が行き届いて抜ける」という、普通に運転しているぶんにはなんら意識せずとも繰り返していることにより、クルマは良いコンディションを保つことができるからです。

 家も、人が住んでいるあいだはきれいですが、空き家になった途端ガクッと痛むものです。大切なクルマなら安全運転を心掛け、こまめに乗って、走るルートも吟味して、そして適度に洗車。これにまさる「きれい」キープはないようです。

【写真】究極の選択? ガラスコーティング

クルマのガラスコーティングは、傷や汚れに強くツヤも比較的長持ちするが、施工に時間が掛かったり、業者へ依頼すると高価だったりと、一長一短(写真出典:bhakpong/123RF)。
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特集ニュース 大西紀江(ライター/編集者) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_kirei_01.jpg
<![CDATA[「合わない軽油」命取りに? ディーゼル車、冬のドライブは要注意]]> https://trafficnews.jp/?p=60352 2016-12-03T06:42:13+0000 2016-12-03T06:42:00+0000 ディーゼル車の燃料である軽油には、実は複数の種類が存在。地域や季節により、スタンドで扱う軽油は異なります。それぞれの地域、季節で「適切な軽油」があるためです。「不適切な軽油」を使うと、エンジン停止の可能性もあるといいます。

その地域で給油をしておかないと…

 ディーゼル車の燃料である軽油は、北海道から沖縄まで日本各地で入手できますが、地域や季節によって実は内容が違っています。「合わない軽油」を使うと命取りになる可能性もゼロではないため、注意が必要です。

セルフ式スタンドでは、全国的に軽油は「緑」のノズルと決まっているが、その軽油は地域や季節で異なっている(写真出典:photolibrary)。

 石油の業界団体である石油連盟は、「寒冷地域に入ったら、極力、現地で販売されている軽油を給油すべきです」と話します。

「冬場の関東で入れた軽油で北海道へスキーに行き、1泊したのちクルマのエンジンをかけてみると、かからなかったり、始動しても途中で停止したりすることがあります」(石油連盟)

 軽油には5種類があり、おもな違いは、その流動性が保たれる最低温度「流動点」。流動性が確保されなくなると、油のワックス成分が固まってきて、目詰まりしやすくなります。そのため、流動点が高い順から「特1号」「1号」「2号」「3号」「特3号」という5種類の軽油がJIS規格で定められており、「特1号」は流動点が摂氏5度で、「特3号」は摂氏-30度。使用のガイドラインによると、温暖な沖縄では年間を通じて「特1号」ですが、関東では夏(6~9月)が「特1号」、冬(12~3月)が「2号」、それ以外の時期が「1号」です。

「『3号』『特3号』が寒冷地用の軽油です。『3号』は中部の山岳部や東北以北の冬に、『特3号』は道南を除く北海道の1~3月にのみ適用されています」(石油連盟)

 関東の冬に販売されている「2号」の流動点は摂氏-7.5度ですが、これでも、寒冷地では問題になることがあるのです。ましてや、沖縄で販売されている氷点下を想定していない「特1号」を真冬の北海道で使うことは、難しいといえます。

寒冷地の軽油で暖かい地域を走っても、問題が

 では、冬の北海道で入れた軽油で、暖かい地域を走るとどうなるのでしょうか。

「軽油の種類の違いは、着火性能にもあります。寒冷地の軽油は低い温度でも着火しやすくつくられているので、気温の高いところで使うと、不必要に揮発して、環境に悪影響を与えます」(石油連盟)

 また地域のほか、季節によっても異なる軽油の種類。「季節の変わり目」になると、販売店は使用のガイドラインへ従って、一斉に軽油の種類を入れ替えるのでしょうか。

「ガイドラインはあくまで目安なので、厳密に何月何日から一斉に種類を替えるということはありません。在庫の状況と、供給する側との調整で入れ替わっていきます。異なる種類を混ぜてはいけないことはないので、入れ替えの時期は性能が段階的に変わっていくのが実情でしょう」(石油連盟)

 普段は気づかないかもしれませんが、販売店でその地域の気候に合った軽油を提供しているからこそ、安心なドライブができるのです。

【図表】5種類ある軽油、どこが違うのか?

JIS規格による軽油の要求品質。引火点や流動点などに違いがある(乗りものニュース編集部作成)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161012_keiyu_01.jpg
<![CDATA[対歩行者自動ブレーキを初評価 最高はマツダ「アクセラ」 11車種対象]]> https://trafficnews.jp/?p=60751 2016-12-01T06:54:45+0000 2016-12-01T06:54:45+0000 国土交通省が、2016年度前期の「自動車アセスメント」評価結果を発表。11車種を対象に対歩行者自動ブレーキの性能評価も初めて実施されました。

2016年度から「対歩行者自動ブレーキ」の評価を開始

 国土交通省は2016年12月1日(木)、今年度前期の「自動車アセスメント」評価結果を発表。クルマ11車種を対象に対歩行者自動ブレーキ性能の試験も初めて実施されました。

 交通事故による死者4117人のうち、歩行者は1534人で約37%(2015年)ともっとも高い割合を占めていることから、国土交通省は「車両の安全対策として、歩行者事故防止への対策が喫緊の課題」としています。

対歩行者自動ブレーキ試験では、システムによる衝突の回避あるいは減速量に応じて性能が評価される(写真出典:国土交通省)。

 こうした背景を受け、クルマの安全性能を調べる「自動車アセスメント」の予防安全性能評価では、2016年度から新たに対歩行者自動ブレーキが加わり、11車種がその対象になりました。

11車種の予防安全性能評価の結果は

 予防安全性能評価の試験は対歩行者自動ブレーキのほか、対車両自動ブレーキ、車線はみ出し警報、バックビューモニターの4性能も対象。この合計得点によって総合評価が決まります。

 車種と評価の合計得点(71点満点)は次のとおりです(メーカー50音順)。なお、カッコ内は対歩行者自動ブレーキのみの得点(25点満点)を示します。

●スズキ
・イグニス:66.3点(20.3点)

●スバル
・インプレッサ:68.9点(22.9点)
・フォレスター:69.5点(23.5点)
・レヴォーグ/WRX:68.5点(22.5点)
・レガシィ:68.0点(22.0点)

●トヨタ
・クラウン アスリート/クラウン ロイヤル/クラウン マジェスタ:67.3点(21.3点)
・プリウス:68.1点(22.1点)

●レクサス
・GS/GS F:67.9点(21.9点)
・RX:68.0点(22.0点)

●ホンダ
・フリード/フリード+:58.4点(12.5点)

●マツダ
・アクセラ:70.5点(24.5点)

 総合評価は11車種いずれも46点を超えていたことから、最高ランクの「ASV++」でした。

「自動車アセスメント」は直近1年間の販売実績が上位の車種や、自動車メーカーから希望があった車種について実施。試験は予防安全性能評価のほか、衝突時の乗員保護性能などを測定する衝突安全性能評価も実施されています。

【画像】予防安全性能の総合評価が最高ランクであることを示すマーク

「自動車アセスメント」の結果は、総合評価のマークなどとともにパンフレットやウェブサイトなどで公表される(画像出典:国土交通省)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161201_jidobrake_01.jpg
<![CDATA[大雪時、国道は早い段階で通行止めに 関東甲信越の降雪時対応]]> https://trafficnews.jp/?p=60702 2016-11-30T06:30:20+0000 2016-11-30T06:30:20+0000 国土交通省関東地方整備局が、降雪時の対応方針を発表。大雪で立ち往生が発生する恐れがある場合、早い段階で通行止めを実施し、集中的に除雪作業にあたるといいます。

除雪を集中的、効率的に実施

 国土交通省関東地方整備局は2016年11月30日(水)、この冬に大雪が降った際の対応方針について発表しました。

 関東甲信越地方では、2014年2月に記録的な降雪があった際、高速道路や幹線道路などでも通行止めや立ち往生する車両が続出し、特に群馬、山梨、長野県内では長期間にわたって大きな影響が出ました。

 このときの教訓を踏まえ、2014年12月に新たな方針を策定。今冬でも大型車や多数車両などの立ち往生が発生するおそれがある場合、早い段階で道路を通行止めにし、集中的、効率的な除雪を行う方針です。

2016年1月18日の群馬県安中市内における国道18号碓氷バイパス通行止めの様子(写真出典:国土交通省関東地方整備局)。

 特に、国道18号の碓氷バイパス(延長15.6km)や軽井沢バイパス(同18km)、国道20号の大垂水峠区間(同7.9km)や上野原~甲州地区(同46km)など、関東甲信越の国道のうち、計369.1kmを「除雪優先区間」に指定。急な上り坂でクルマが立ち往生しやすい場所などを優先して除雪する態勢がつくられます。

 また、通行止めや迂回路などの情報は、これまでの道路情報板やウェブサイトなどのほか、「Twitter」も活用し、写真や図面付きで発信するとしています。

【画像】「除雪優先区間」位置図

関東甲信越地方の直轄国道における「除雪優先区間」。この区間以外でも方針に基づき通行止めを行う場合がある(画像出典:国土交通省関東地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161130_oyukitaio_01.jpg
<![CDATA[大阪市営バスを究めて路線図Tシャツを 90周年で90問クイズ、12月実施]]> https://trafficnews.jp/?p=60670 2016-11-29T08:56:31+0000 2016-11-29T08:56:31+0000 大阪市交通局が、市営バス開業90周年を記念して「90問クイズ」を2016年12月に実施。正解数上位者にはオリジナルグッズがプレゼントされます。

毎週10問ずつ正解を発表

 大阪市交通局は2016年11月29日(火)、「大阪市営バス90周年 90問クイズ」を行うと発表しました。

 1927(昭和2)年2月26日に阿倍野橋~平野間で営業を開始した大阪市営バスは、2017年に90周年を迎えます。これを記念し、12月1日(木)から12月31日(土)までの期間、大阪市交通局のウェブサイトに、市営バスに関するクイズが3択の形で90問掲載される予定です。解答は途中保存できないため、挑戦者は90問を一気に解答し、応募フォームから送信します。

200枚限定の「大阪市営バス路線図Tシャツ」や、90個限定の「大阪市営バス90周年記念プレミアムピンバッジ」が正解数上位者にプレゼントされる(画像出典:大阪市交通局)。

 クイズの正解は2017年1月以降、大阪市交通局のウェブサイトや「Youtube」の公式チャンネル上で、毎週10問ずつ発表されます。最後の10問はちょうど90周年の2月26日(日)に掲載される予定です。

 正解数上位200人には「大阪市営バス路線図Tシャツ」(Lサイズ)が、さらに上位90人には「大阪市営バス90周年記念プレミアムピンバッジ」がプレゼントされます。なお同位多数の場合は抽選です。

 大阪市交通局は「ぜひ、気合を入れて挑戦してください」としています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161129_osakabus90_01.jpg
<![CDATA[北海道の東西つなぐ国道274号日勝峠、2017年秋ごろ目標に通行止め解除へ]]> https://trafficnews.jp/?p=60650 2016-11-29T06:42:50+0000 2016-11-29T06:42:50+0000 2016年8月の台風被害により、北海道の東西をつなぐ国道274号は、日勝峠を含む区間が現在も不通ですが、今回、この区間の通行止め解除の目標時期が2017年秋ごろと発表されました。

被災箇所は計66か所に

 国土交通省北海道開発局とNEXCO東日本北海道支社は2016年11月29日(火)、国道274号日勝峠(北海道日高町、清水町)の通行止めを2017年秋ごろを目標に解除すると発表しました。

 国道274号は北海道の札幌市から標茶町に至る道路です(一部未開通区間あり)。道東道や国道38号などとともに北海道の東西を結ぶ動脈として機能していましたが、今年8月の台風による豪雨の影響で、日勝峠を含む日高町から清水町までの区間において大規模な被害が生じました。

落橋した日高町内の「千呂露橋」。下の写真は架設が完了した仮橋(写真出典:NEXCO東日本)

 被災状況の調査はクルマのほか、徒歩、自転車、ヘリコプター、ゴムボートなどさまざまな手段が使われたといいます。調査の結果、落橋など橋の損傷が10か所、雪崩や地吹雪対策用の覆道の損傷が3か所、道路本体の大規模な欠損が6か所、その他が47か所の、計66か所で被害を確認。現在も39.5kmの区間にわたり通行止めが続いています。

 通行止め解除の目標は2017年秋ごろですが、天候の影響で時期が変わる可能性があるとのこと。また、道路が開通した場合でも仮橋の通行や片側交互通行の区間が生じる見込みです。さらに防雪施設などの復旧状況によっては、冬季通行止めになる場合もあります。

 なお現在、国道274号の日勝峠区間が通行止めとされていることから、道東道・占冠IC~トマムIC~十勝清水IC間では、この区間のみの利用に限り無料とする措置がとられています。

【写真】損傷して通行不能になった覆道

損傷した「三国の沢覆道」。下の写真では覆道の下部を撤去している(写真出典:NEXCO東日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161129_r274_01.jpg
<![CDATA[優先席「譲るべき」3年で17%減少 譲って断られた人は9%増加]]> https://trafficnews.jp/?p=60624 2016-11-29T05:56:21+0000 2016-11-29T05:56:21+0000 ヴァル研究所が「ゆずりあい精神の意識調査」の結果を発表。およそ4人に3人が、優先席は「譲るべき」と回答しました。しかしその割合は3年前と比較すると17%減少。一方、譲って断られた経験のある人は9%増加していることもわかりました。

席は譲るべき? 3年前と現在とで変化が

 乗り換え案内の「駅すぱあと」などを提供するヴァル研究所は2016年11月28日(月)、「ゆずりあい精神の意識調査」の結果を発表しました。

 それによると、公共交通機関の優先席では席を譲るべきか、という問いに「はい(譲るべき)」と答えた人は75.9%でした。前回の2013年調査と比べると、「はい(席を譲るべき)」と答えた人は17.1%減少した一方、「どちらともいえない」と答えた人は9.5%増加しています。

「優先席で席を譲るべきか」という問いに、およそ4人に3人が「はい(席を譲るべき)」と回答。男性のほうがその傾向が強かった(画像出典:ヴァル研究所)。

 優先席以外でも席を譲るべきかどうか、という問いに「はい(席を譲るべき)」と答えた人は57.1%です。前回と比較し、この「はい」の割合は19%ほど減少。優先席である、ないにかかわらず、3年前と比べて席を譲る意識が低下していることがわかりました。

断られずに席を譲る、その「成功例」とは

 席を譲ろうとして断られた人は61.0%で、これは前回より9%増加。ヴァル研究所は、優先席である、ないにかかわらず席を譲る意識が低下していることと関係があると推測されるとしています。

 高齢者や妊婦がいると気付いても譲らなかった経験は58.8%の人があると回答。理由は「降りる駅が近いので譲らなかった」がもっとも多く、「断られると思って譲らなかった」「譲る気がなかった」が続きます。

およそ6割の人が何かしらの理由で席を譲らなかった経験があると回答した(画像出典:ヴァル研究所)。

 席を譲ったことがある人からは、次のような“成功例”も寄せられました。

・「よかったらどうぞ、と声を掛けてそのままドア付近に移動しました」(10代男性)
・「私も子育てをしていて妊婦さんの大変さがよくわかっているので妊婦さんにはさりげなく声をかけると座ってくださる方が多いです」(20代女性)
・「目を合わせて『どうぞ』と言いつつ立ち上がる」(40代男性)
・「次の駅で降りるようなフリをして、黙ってその場から立ち去ると、席が空いたと思って座ってもらえます。お礼の言葉を期待しないのがコツ」(60代男性)
・「よろしければ、いかがですか?と声をかける」(60代女性)

 この調査は9月2日(金)から9月11日(日)までの期間、インターネット上で実施。ヴァル研究所が提供する「val ID」に登録している10代から70代の男女3413人(男性2167人、女性955人、その他291人)が回答しています。

【画像】「優先席で席を譲るべきか」という質問の前回調査結果

「優先席で席を譲るべきか」という質問の前回(2013年)調査結果。男女とも9割以上が「譲るべき」と答えていた(画像出典:ヴァル研究所)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161128_yusenseki_01.jpg
<![CDATA[東名上り・富士川SAに観覧車 「富士山の日」オープン シースルーやペットゴンドラも]]> https://trafficnews.jp/?p=60523 2016-11-28T01:30:28+0000 2016-11-28T02:00:51+0000 東名高速上り・富士川SAに建設中の観覧車が、2017年の「富士山の日」にオープン。ゴンドラからは富士山や富士川、駿河湾、伊豆半島などが一望できます。

富士山や駿河湾を一望

 NEXCO中日本と、遊園地施設の企画、運営などを手掛ける泉陽興業は2016年11月24日(木)、東名高速上り・富士川SA(静岡県富士市)に建設中の観覧車を、2017年の「富士山の日」である2月23日(木)にオープンすると発表しました。

東名高速上り・富士川SAで建設中の観覧車。写真は2016年11月17日の状況(写真出典:NEXCO中日本)。

 観覧車のゴンドラ内では富士川SA内で購入した商品の飲食が可能。また、タブレット端末が設置され、周辺の観光情報やゴンドラから望む富士山、富士川、駿河湾、伊豆半島などが案内されます。前後左右、足元まで見渡せる「シースルーゴンドラ」や、ペットと一緒に乗れる「ペットゴンドラ」も設置される予定です。

 観覧車は高さおよそ60m。ゴンドラは36台で、1台あたりの定員は6人です。およそ12分かけて1周します。料金は700円。営業時間は午前10時から夜21時までです。

 なお、NEXCO中日本のウェブサイトでは12月11日(日)まで、この観覧車の名称を募集中。最優秀賞受賞者には3万円分の「ハイウェイお買物券」や、泉陽興業が運営する全国13の観覧車で利用できる年間パスポートが贈られます。

【画像】富士川SAにおける観覧車の位置

富士川SAにおける観覧車の位置(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[鉄道、道路の「上り」「下り」はどう決まる? 上下逆転のケースも]]> https://trafficnews.jp/?p=60556 2016-11-28T03:26:12+0000 2016-11-27T22:00:25+0000 「上り」は東京方面とされる場合が多いですが、鉄道や道路では必ずしもそうでない場合も。地域や路線によっても異なる「上り」「下り」。どうやって決まっているのでしょうか。

起点と終点に関係 なかには例外も

 お盆や年末年始における高速道路の渋滞予想では、よく「東名上り、最大○km」などと報じられています。この「上り」「下り」について、東名高速がそうであるように、東京方向が「上り」、東京から離れる方向が「下り」と思っている人も少なくないかもしれません。しかし実際は、鉄道でも道路でも、路線には起点と終点が定められており、原則として起点方向が「上り」、終点方向が「下り」とされています。

中央本線を経由し、名古屋駅と長野方面を結ぶ特急「(ワイドビュー)しなの」。名古屋行きが「上り」とされる(2008年7月、恵 知仁撮影)。

 鉄道では多くの場合、路線の起点が東京に近いほうとされています。しかし、東京都と愛知県を結ぶJR中央本線は、『鉄道要覧』(国土交通省鉄道局監修)では名古屋駅が終点とされていますが、塩尻駅(長野県塩尻市)を境に西側の区間では、例外的に名古屋行きが「上り」列車として運行されています。

 例外は高速道路にも。北陸自動車道は、「高速自動車国道の路線を指定する政令」では新潟市が起点で、滋賀県の米原市が終点とされています。しかし、全線が開通したときに、JR北陸本線と同じように米原方面行きが「上り」、新潟方面行きが「下り」になるよう、ICの番号やキロポストが変更されました。一方、並行する国道8号は政令のとおり、起点である新潟市に向かう方向が「上り」です。

「東京が起点」だったのは昔のこと

 大正時代、国道はどの路線も「東京市より○○府県庁所在地○○に達する路線」とされ、起点は全路線とも東京(日本橋の道路元標)でした。しかし現在の国道は、政令に基づいて各都市間で起点と終点が決められています。

 このように鉄道でも国道でも、東京方面が必ずしも「上り」とはいえません。そのため、地域や経由地の実態を鑑みて、たとえば「上り」「下り」を用いず「○○方面」にするといった工夫をしている場合もみられます。

 なお、東京都心を縦横に走る東京メトロでは「上り」「下り」を使わず、終点方向を「A線」、起点方向を「B線」と呼称。東京駅をまたいで運行されているJR京浜東北線では、大宮駅方向を「北行」、大船駅方向を「南行」と呼び区別しています。

【写真】塩尻駅を境に変わる「上り」

中央本線は塩尻駅を境に東をJR東日本、西をJR東海が管轄。東京方面行き、名古屋方面行き、どちらも「上り」とされる(国土地理院の地図を加工)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161125_noborikudari_01.jpg
<![CDATA[ワックスが愛車をくすませる? 意外な原因、愛情のかけすぎに要注意]]> https://trafficnews.jp/?p=60552 2016-11-27T01:06:42+0000 2016-11-27T02:00:01+0000 愛車のボディーがくすんで見えるのは、切ないものです。それを避けようと「しっかり洗車して、ちゃんとワックスもかけて」という人のほうが、実はかえってくすみやすいかもしれません。洗車のプロにその理由を聞きました。

愛車にワックス、ちゃんとかけていますか?

 大切にしている愛車、ふと気付くと色がくすんで見える、という経験はないでしょうか。スーパーの大型駐車場のような、たくさんクルマが並んでいる場所では、特にその感覚に襲われやすいもの。「うちのクルマ、こんな色だったっけ」なんて……これ、ちょっと切ないですね。

ワックスは正しい知識のもとでかけないと、かえって残念なことに(写真出典:kamolnatt456/123RF)。

 くすんで見える原因は、まず、紫外線などによる単純な経年劣化が考えられます。保管場所を変えない限り、それはもう仕方がないこと。しかし、それ以外に実は「愛情をかけて手入れすればするほど、ボディーをくすませてしまっている」という場合があります。そんなとても残念な原因、それが「ワックスがけ」です。

 見た目の問題だけでなく、クルマを良い状態でキープするためにも、洗車は大切です。しかし、「毎週毎週手洗い洗車して、きっちりワックスをかけて……」というやり方は、かえって悪影響を与える場合があります。それは、「ワックスを完全に落とすのは難しい」からです。

見えないワックス、そこにある「落とし穴」

 洗車するとき、「完全にワックスを除去すること」を心掛けているでしょうか。「走行しているうちに不純物と混ざり、油膜となった古いワックスを、普段の水洗い洗車でムラなく完全に落とすのは難しいものです」と、クルマの美観に関するメンテナンスを行っている千葉ガレージ(東京都杉並区)の千葉邦彦さんは話します。

 また、汚れと違い、ワックスの残りは目で見て分かりにくいため、きちんと落とせているかは非常に確認しづらいものです。

「完全にきれいにするにはプロに頼む手もありますが、ワックスを落とすための専用研磨剤なども発売されていますので、ご自分でやってやれないことはありません。でも、ドア1枚ずつきっちりクリーニングして……なんて洗車は、そうたびたびできるものではありませんよね」(千葉ガレージ 千葉さん)

 古いワックスを落としきれなかった場合、ムラになったボディーに新たにワックスを塗ることになります。それが回数を重ねるたび、どんどんボディーに積層していってしまう……これこそ、ボディーがくすんで見える原因です。

結局、ワックスはかけたほうがいいのか?

 では、ワックスはかけないほうがいいのか、というと、そんなことはもちろんありません。一度洗車したら、汚れはなるべく付けたくないのが本音。そのために、ワックスはとても有用です。

 ボディーの塗装そのままの状態ではなく、それをカバーするワックスが乗った状態でついた汚れなら、直接ボディーをこすらず簡単に落とすことができます。また、水切れが良くなるため、躍起になって拭かなくてもすむことから、ボディーに摩擦による余計な小傷もつきません。

「ワックスは、クルマをツヤツヤに見せるためのものではなく、汚れの防止策。そう思って使用し、過剰に塗るのをやめて、塗りなおす際にはしっかり落とすこと。これを心がければ、愛車の色ツヤは長持ちするでしょう」(千葉ガレージ 千葉さん)

 繰り返しますが、大切に愛情をかけすぎて逆効果、というのは悲しいので、愛車は正しくケアしたいものです。

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特集ニュース 大西紀江(ライター/編集者) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161125_wax_01.jpg
<![CDATA[「赤ちゃんが乗っています」の目的は? 間違った説も 定番カーグッズ誕生の背景]]> https://trafficnews.jp/?p=60364 2016-11-26T04:51:48+0000 2016-11-26T04:51:48+0000 クルマのリアガラスに掲示される「赤ちゃんが乗っています」マーク。その誕生経緯にまつわる「うわさ話」がありますが、事実ではないようです。このマークを掲示することには、はたしてどんな意味があるのでしょうか。

「レスキュー隊に存在を知らせるため」説は…

 道行くクルマのリアガラスにしばしば見かける、「赤ちゃんが乗っています」「子供が乗っています」といったマーク。アメリカ発祥であるそれは、日本においても複数のカー用品メーカーから発売されており、そのひとつであるナポレックス(東京都葛飾区)は「1990年代初頭の販売開始以来、当社のロングセラー」と話します。

リアガラスに「赤ちゃんが乗っています」マークを付けたクルマのイメージ(写真出典:ナポレックス)。

 一方、このマークは特に掲出義務などはなく、ただそのメッセージが発されるだけで、そのためか「赤ちゃんが乗っているからって、どうすればいいの?」「だから何?」などと、インターネット上では疑問視する声もあるようです。また、同じくインターネット上では、次のようなマークの誕生経緯も語られています。

「ある夫婦と赤ちゃんが乗ったクルマが大破する事故に遭い、夫婦はレスキュー隊に救助されて一命を取り留めたが、小さな赤ちゃんの存在はレスキュー隊に気付かれず、亡くなってしまった。両親は自分たちのような悲劇が繰り返されることのないよう、このマークを作った」

 しかし、マークの考案者がそれを作ったのは、まだ子どものいない独身時代。つまり、根も葉もない「うわさ話」にすぎません。

「赤ちゃんが乗っています」マーク誕生の真実

 1984(昭和59)年、アメリカのベビー用品メーカーSafety 1st社が、世界で初めて「BABY ON BOARD!(赤ちゃんが乗っています!)」というマークを発売。考案者である同社のMichael Lernerさんは、交通事故で赤ちゃんが命を落とすケースが多かったことから、「周りのドライバーに注意を促し、子供の安全について意識を高めよう」という目的で作ったと、「ニューヨーク・タイムズ」1986年10月9日付の記事で語っています。

 そして同記事には、「考案者が子どもを失ったことから開発した」という「うわさ話」が当時のアメリカですでに存在していたことが、合わせて書かれています。

ひし形の「BABY ON BOARD!」マーク。Safety 1st社が最初に発売したのもこのタイプ(画像出典:Christophe Testi/123RF)。

 このSafety 1st社が発売した「BABY ON BOARD!」のマークは、同様の「CHILD ON BOARD!」マークとともに、2年間でおよそ300万枚の売り上げを記録したそうです。そしてこののち、日本にも上陸しました。

事故発生時、「赤ちゃんが乗っています」の効果はある? ない?

 しかし実際のところ、ユーザーがこのマークをクルマに付ける意図としては、ほかのステッカー類などと同じように「ファッションという側面も」(ナポレックス)あるといいます。

 とはいえ、クルマに掲示された「赤ちゃんが乗っています」マークには、心から子どもの安全を願う切なる思いもきっと存在するはずです。そして、考案者の願いに通じるその思いがあるからこそ、前述のような「もっともらしいうわさ」が、広く長く信じられているのかもしれません。

 ではこの「うわさ話」について、誕生の経緯は事実ではないとはいえ、「マークを掲示することで事故発生時、車内の赤ちゃんに気づいてもらう」という点はどうなのでしょうか。

「マークは情報のひとつとして参考にはなるかもしれませんが、掲示されているからといって必ずしも赤ちゃんが同乗しているわけではありませんし、いずれにせよマークの有無にかかわらず、同乗者の捜索は全力で行います」(さいたま市消防局消防企画課)

「赤ちゃんが乗っています」マークを付けている側とすれば、それでも「万が一のために」という気持ちは捨てきれないでしょう。ある意味このマークは、“お守り”のようなものなのかもしれません。

【画像】日米で異なる「赤ちゃんが乗っています」の表記

アメリカでは「BABY ON BOARD」と表記されるが、日本では意味が伝わりづらいことから「BABY IN CAR」になることも(画像出典:ナポレックス)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161118_babyonboard_01.jpg
<![CDATA[高齢運転者にこそ自動ブレーキを クルマの運転、危険視する前にできることアリ]]> https://trafficnews.jp/?p=60437 2016-11-26T00:38:29+0000 2016-11-26T01:00:38+0000 昨今、高齢者ドライバーによるクルマの事故報道をよく目にし、そしてこれを大きく問題視する声も聞こえます。そこで注目なのが「AEB(自動ブレーキ)」。その普及こそ、高齢者が増えた今後のクルマ社会を考えるうえで重要な要素かもしれません。

高齢者による運転免許証の自主返納、2%未満

 最近、テレビやネットのニュースで、高齢者ドライバーによる悲惨な交通事故の報道を目にすることが多くなりました。その事故を受けて、「高齢者ドライバーは危険である」という意見が噴出し、最終的には「高齢者ドライバーは、運転免許証を早々に自主返納せよ」という結論になることがほとんどです。

「高齢運転者標識」は2011年2月より、それまでの通称「もみじマーク」から現行の「四つ葉マーク」へ変更された(写真出典:photolibrary)。

 実際に運転免許証を自主返納する高齢者ドライバーは増加していますが、まだまだ少数派。警察庁の資料(「運転免許統計 平成27年版」)によると、2015(平成27)年における65歳以上の自主返納は約27万件でした。65歳以上の免許保有者は約1700万人もいますから、全体の2%にも届きません。

 それはそうでしょう。都心部に住んでいればいざしらず、郊外や地方都市でクルマのない生活は不便そのもの。自主返納した代わりになる交通手段もないまま、ただ「運転するな」と言われても、なかなか素直に受け入れられないのは当然のことでしょう。

 そこで提案したいと思います。「AEB(自動ブレーキ)」付きのクルマに補助金を出すのです。

手が届くようになった「AEB」、高齢者ドライバーにこそ必要

「AEB(自動ブレーキ)」とは、クルマの前方をカメラやレーダーなどで監視して、ぶつかりそうになると自動でブレーキを作動させるシステムです。「衝突被害軽減自動ブレーキ」とも、「プリクラッシュセーフティブレーキ」、「自動緊急ブレーキ」と呼ばれることもありますが、基本的に機能は同じ。スバルの「ぶつからないクルマ」というキャッチコピーで知られる「アイサイト」などがそうです。

スバルの先進運転支援システム「アイサイト」で使用されるステレオカメラ(写真出典:スバル)。

 そのAEBである「アイサイト」装着車は、スバルが2016年1月に発表したところによると、人身事故が約6割減、追突事故は約8割も減っています。また、こうしたAEBは、「誤発進抑制機能」があって、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐ機能も備わっています。加えて、さらに進んだ運転支援システムとして、自動でステアリングを動かすことで車線の外にクルマが飛び出すのを抑制する機能まで実用化されています。

 こうしたAEBなどの運転支援システムは、ここ数年で急激に市販車への採用が広がりました。4~5年前は、高価で使う人も少なく珍しいシステムでしたが、最近では値段もグッと手頃になり、高級車だけでなく、コンパクトカーや軽自動車にまで採用されるようになっているのです。現在の日系メーカーの最新モデルであれば、ほとんどのクルマにAEB機能が用意されています。

「高齢者ドライバーは危ない!」と言うだけでなく、一歩踏み込んで「AEBなどの最新の運転支援機能付きのクルマに乗り換えて」と言うのはどうでしょうか。

「エコカー減税」の前例も

 補助は、減税でも補助金でもかまいません。少し前に「エコカー減税」が実施されたときは、「プリウス」などのハイブリッド車が飛ぶように売れました。同じように「AEB減税/補助」が実施されれば、AEB付きのクルマが飛ぶように売れるでしょう。高齢者だけが対象なので、消費者全体が対象となる「エコカー減税」よりも補助金の予算総額は少なくて済むのではないでしょうか。

 高齢者がAEBの付いた最新のクルマに乗れば、事故は確実に減るでしょう。周りも安心ですし、高齢者ドライバーも安心です。さらにクルマが数多く売れて景気が上向けば、国民みんなが嬉しい、となります。

 高齢者ドライバーの増加とそれにともなう問題は、今後の高齢化社会の進行とともにより顕在化してくるでしょう。ぜひとも解決につながるひとつの手段として、検討していただければ幸いです。

【統計】「自主返納」は定着してきたようだが…

2015年の総数は10年前と比較し12倍以上。その要因として、高齢運転者の総数が増加したことや、「自主返納」という行為が定着してきたことが考えられる(警察庁「運転免許統計 平成27年版」 https://goo.gl/0rW2YJ を加工)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161122_aeb_01.jpg
<![CDATA[東名阪道で渋滞対策 上り四日市IC付近で暫定3車線を延伸へ]]> https://trafficnews.jp/?p=60470 2016-11-25T01:09:46+0000 2016-11-25T02:00:15+0000 渋滞が慢性的に発生している東名阪道上り・四日市IC~鈴鹿IC間において、NEXCO中日本が渋滞対策に着手。暫定3車線区間をおよそ8km延伸します。

四日市IC付近のサグ部を先頭に渋滞が発生

 NEXCO中日本名古屋支社は2016年11月24日(木)、東名阪道上り・四日市IC~鈴鹿IC間の一部、約8kmの区間について、暫定3車線の延伸に着手すると発表しました。

 この区間は現在、1日におよそ9万台の交通量があり、主に午後の時間には四日市IC(三重県四日市市)付近の、下り坂から上り坂に変わるサグ部を先頭とした渋滞が慢性的に発生している状況です。

渋滞対策箇所は東名阪道上り・四日市IC~鈴鹿IC間のうち約8km。道路幅は変えず、車線と路肩の幅を狭めて暫定3車線に変える(画像出典:NEXCO中日本)。

 そこで対策として、現在の道路幅は変えずに車線や路肩の幅を狭めて、車線数を2車線から暫定的に3車線に変更。こうすることで渋滞緩和が見込まれ、定時性、安全性の向上が図られるとしています。暫定3車線の運用開始時期は未定。決まりしだい、別途告知されます。

 なお、この区間に並行して建設が進められている新名神高速の新四日市JCT~亀山西JCT間は、2018年度に開通する計画です。

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<![CDATA[中部横断道・新東名~中央道間の全通見通しは2019年度に 事業費は増額]]> https://trafficnews.jp/?p=60421 2016-11-24T03:08:44+0000 2016-11-24T03:08:44+0000 中部横断道・新清水JCT~増穂IC間の開通時期が明らかになりました。トンネル建設が順調に進んだ場合、2019年度に全通する見通しです。また難工事になることから、全体事業費は増額が見込まれます。

工事が進む新清水JCT~増穂IC間

 国土交通省関東地方整備局とNEXCO中日本は2016年11月22日(火)、「中部横断自動車道(新清水JCT~増穂IC間)連絡調整会議(第2回)」を開催。このなかで建設中区間の開通時期などが明らかになりました。

 中部横断道は、新東名高速などに接続する新清水JCT(静岡県清水市)と、上信越道との接続点、佐久小諸JCT(長野県佐久市)とをほぼ南北に結ぶ高速道路です。このうち新東名高速と中央道のあいだで建設中である新清水JCT~増穂IC間およそ58.3kmが、今回の会議で取り上げられました。

建設が進められている中部横断道の新清水JCT~増穂IC間。この区間には30のトンネルが造られる(画像出典:国土交通省)。

 工事が進むこの区間では2016年9月末の時点で、本線用地が新清水JCT~富沢IC間では約99%、富沢IC~増穂IC間では100%取得済み。そしてトンネル30本(合計延長およそ32.6km)は、そのすべてが着工されており、約2割では掘削が続けられています。橋は、全58橋のうち35橋が未完成という状況です。

 現場では想定以上にもろい地盤でのトンネル掘削や、掘削土に含まれる自然由来の重金属の処理など、課題が生じている箇所があるとされ、次のとおり開通予定時期の見直しが行われました。

●中部横断道・新清水JCT~増穂IC間の開通見通し
・新清水JCT~富沢IC:2018年度
・富沢IC~南部IC:2018年度(トンネル工事が順調に進んだ場合)
・南部IC~下部温泉早川IC:2019年度(トンネル工事が順調に進んだ場合)
・下部温泉早川IC~六郷IC:2018年度
・六郷IC~増穂IC:2016年度

 また、富沢IC~六郷IC間では難工事への追加対策などにより、全体事業費が当初より600億円多い2604億円になる見込みです。

【写真】建設が進められているトンネルの工事現場

身延山IC~下部温泉早川IC間に位置する建設中の和田トンネル(写真出典:国土交通省)。
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<![CDATA[圏央道・八王子西ICが12月にフルIC化 関越道方面も出入り可能に]]> https://trafficnews.jp/?p=60402 2016-11-24T02:23:24+0000 2016-11-24T02:23:24+0000 圏央道・八王子西ICの関越道方面出入口が完成する運びになり、使用開始日が決定しました。ただし関越道方面への入口は、既設の中央道方面出入口とは異なる位置に設けられるため、注意が必要です。

現在利用できる出入りは中央道方面のみ

 八王子市とNEXCO中日本は2016年11月22日(火)、圏央道・八王子西IC(東京都八王子市)の関越道方面出入口が12月24日(土)15時から使用できるようになると発表しました。

圏央道・八王子西ICの位置(画像出典:NEXCO中日本)。

 八王子西ICは現在、中央道方面しか出入りができない「ハーフIC」ですが、新たに関越道方面でも出入りができる「フルIC」に変わります。ただし関越道方面への入口は、既設の中央道方面出入口とは異なる位置に設けられるため、注意が必要です。

 通行料金は、普通車の場合、圏央道の境古河IC(茨城県境町)まで2800円、関越道の前橋IC(群馬県前橋市、高崎市)まで3070円、東北道の宇都宮IC(栃木県宇都宮市)まで4320円です。

【画像】関越道方面への入口だけ位置が異なる

圏央道・八王子西ICの周辺案内図。関越道方面への入口だけ位置が異なる(画像出典:NEXCO中日本)。
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<![CDATA[クルマの燃料、入れ間違うと? 軽油とガソリン、誤給油とんでもないトラブルに]]> https://trafficnews.jp/?p=59948 2016-11-23T08:39:56+0000 2016-11-23T01:30:33+0000 軽油とガソリン、いずれもひと口に「燃料」と呼ばれるものですが、両者には大きな違いがあります。これを間違ってクルマに給油すると、どうなってしまうのでしょうか。

軽油とガソリン、意外と多い誤給油

 一般的なクルマの燃料は、大きく分けて軽油とガソリンの2種類です。すなわちディーゼル車とガソリン車に大別され、それぞれに合った燃料を使用するわけですが、時折、給油の際にその油種を間違える人がいるようです。

 2016年3月にJAF(日本自動車連盟)が公表したデータによると、2015年12月の1か月間に発生したドライバーによる救援依頼のうち、軽油とガソリンを「入れ間違えた」と申告されたものが、全国で269件あったといいます。これについてJAFは、「実際には、ドライバーが入れ間違いに気付かず、走行不能などのトラブルとなって救援依頼されたケースも考えられるため、さらに多いことが予想されます」としています。

軽油とガソリンの誤給油は、1か月で約270件。それと気づいていないケースも含めると、さらに多くなるという(写真出展:Andrey Kekyalyaynen/123RF)。

 軽油とガソリン。いずれも「油」や「燃料」などと、ひとくくりに扱われるものです。たとえば、真偽不明ながら「ウォッカを燃料に戦車を動かした」などといった話を聞くように、多少の不都合はあれ軽油とガソリン、いずれを入れてもクルマは動きそうなものです。ところが実際には、まったくお話にならない状態になってしまいます。

誤って給油してしまったら、どうなる?

 ガソリン車に軽油を給油した場合、どうなってしまうのでしょうか。JAFによれば「軽油の混ざったガソリンが供給されると、エンジンの出力が下がり、加速が鈍くなります。そして、アイドリングも不調になります。さらに、100%軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになり、やがてエンジンが止まってしまいます」とのことです。

 逆に、ディーゼル車にガソリンを入れた場合、同様にJAFは「最初のうちエンジンはかかっていますが、すぐに力がなくなってきます。エンジン音は高くなって、アイドリングも不安定となり、排気ガスは白くなってきます。こうなると噴射ノズルや燃料ポンプの交換が必要になる場合があります。軽油とガソリンの混合比によって、入れ間違い後の症状に差があり、エンジン始動が不可能になる場合もあります」としています。

 軽油とガソリン、そもそも両者はなにが違うのでしょうか。これについて、国内石油元売り会社の広報担当者は「ごくかんたんにいえば、沸点が違います」と話します。

「いずれも同じ原油から精製されたものを加工し製品になるわけですが、その製品の元となる材料は、沸点の違いでそれぞれ抽出されています。沸点の低いほうがガソリンで、沸点が低いと、気化しやすく可燃性も高くなります」(石油元売り会社 広報担当)

 製品として販売されるガソリンと軽油では、おおむねどこの会社の製品も色が違うものですが、これは間違いを防ぐために、わざわざ別の色をつけているとのことです。

 ほか、ガソリンスタンドなどでも給油ノズルの色を変えるなど、両者を間違えないよう注意喚起しています。それでも誤って給油してしまうのは、なぜでしょうか。

それでも間違ったら、あわてず騒がず…?

 JAFは、軽油とガソリンの入れ間違い原因として「うっかりしていた」「普段乗らない車だった」「軽自動車は軽油と思った」といった「ドライバーの認識不足や勘違いが多い」としています。

 では、両者を誤って給油してしまったら、どうすればいいのでしょうか。JAFロードサービス部の藤本さんは「気づいた時点で、すぐエンジンを止めてJAFにご連絡ください」といいます。

「路上で連絡いただいた場合、ガソリンスタンドか修理工場へクルマを運ばせていただき、あとはそちらで燃料を抜く作業をしていただくことになります。車種にもよりますが、作業にはそれなりに時間がかかります」(JAF 藤本さん)

 ふだんからセルフ給油をしていないと、油種の違いについては、あまり意識することがないかもしれません。しかし、ほんの少し注意を向けるだけで、こうしたトラブルは回避できるでしょう。JAFは「マイカーではない車両や、初めて乗る車両に給油するときは、必ず車検証や取扱説明書で燃料の種類を確認するなど、慎重に給油するようドライバーに呼びかけています」としています。

【写真】セルフスタンドの給油ノズルは…?

セルフスタンドの給油機は、誤給油を防ぐため油種ごとにノズルが色分けされている(写真出典:photolibrary)。

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<![CDATA[カープとマツダ、他人のふりのナゼ 両者をつなぐ特別な「赤」とは]]> https://trafficnews.jp/?p=60315 2016-11-25T06:46:59+0000 2016-11-22T22:00:42+0000 プロ野球の広島東洋カープは「市民球団」として発足し、いまなおそのイメージを保っていますが、昨今、球団のホームグラウンドやチームカラーなどに、マツダの存在が見え隠れしています。両者の関係やあの「赤」について、当事者に話を聞きました。

カープとマツダ、その関係は「つかず離れず」?

 22年ぶりとなるプロ野球「日本シリーズ」に挑んだ、2016年の広島東洋カープ。惜しくも日本一は逃したものの、ファンにとっては忘れられないシーズンになったことでしょう。

 ところで、チーム名に含まれる「東洋」の文字、その意味するところは意外と知られていないかもしれません。実は「東洋工業」という、とある企業の旧社名に由来しています。その会社の現在の名は「マツダ」。広島県に本拠を構え、「ロータリーエンジン」や「ロードスター」などで知られる自動車メーカーの、あの「マツダ」です。

広島東洋カープとマツダ。関係が深いことは誰の目にも明らかだが……(写真出典:マツダ)。

 実はマツダは、球団の運営会社である「株式会社広島東洋カープ」の株を3分の1ほど所有しています。しかし、会社組織としては「非連結子会社」という、いうなれば「身内ではあるけれど、家もお財布も別」という関係です。球団名に「マツダ」と入っていないことに象徴されるように、マツダは球団経営にも積極的な関与はしておらず、なんだか他人のフリをしているように見えてしまうかもしれません。

 その一方で、広島東洋カープのホームグラウンドは「MAZDA Zoom-Zoom(マツダ ズーム・ズーム)スタジアム広島」(広島市南区)を名乗っており、そしてあの「赤ヘル」も、最近のマツダ車の「赤」も、「ソウルレッドプレミアムメタリック」という色だといいます。

 マツダと広島東洋カープ。両者のこの、つかず離れずのような関係はいったいなんなのでしょうか。

球団に聞いた、カープとマツダの関係とは?

 ことのいきさつは、当時「広島カープ」と名乗っていた球団設立時、太平洋戦争終結間もない1949(昭和24)年にさかのぼります。

 チーム設立の発起人には、地元の中国新聞や広島電鉄といった企業の、重役クラス以上の名前が並びますが、球団組織そのものには親会社と呼べる企業がありませんでした。同年12月に開かれた球団発足式も、広島商工会議所で開かれています。

広島東洋カープのヘルメットに採用された「ソウルレッドプレミアムメタリック」(写真出典:マツダ)。

 一方で2016年現在、球団運営会社である「株式会社広島東洋カープ」の株は、前述のようにマツダが約3分の1を所有していますが、そのマツダの創業家である松田家一族が個人名義で持っている株はこれを上回り、議決権ベースでは過半数を超えます。また、1967(昭和42)年、当時の東洋工業社長だった松田恒次氏が筆頭株主となり、翌年より「広島東洋カープ」と球団名を変更して以来、歴代球団オーナーも松田家の一族が務めています。

 球団名に「東洋」と入りましたが、「東洋工業」は球団にとって、いわゆる「オーナー企業」としての位置づけにはありませんでした。確かに1984(昭和59)年、「東洋工業」は現在の社名「マツダ」となりましたが、このとき「広島東洋カープ」の球団名は変わらずそのままでした。カープ広報担当も「マツダの社名が当時『東洋工業』であったため、球団名も『広島東洋カープ』となり、それが現在も続いています」としています。

 そして球団が、企業としては完全に独立して運営されていることもあり、「広島東洋カープ」は今もなお「市民球団」というイメージを保っているのです。

コンセプトカーの特別な「赤」を量販車に…?

 ちなみに「ソウルレッドプレミアムメタリック」ですが、クルマに使用されている塗料と、ヘルメットに使用されている塗料は、実は別のものだといいます。

 まずクルマの「ソウルレッドプレミアムメタリック」。これはもともと2011(平成23)年の「東京モーターショー」に出展された、コンセプトカー「マツダ 雄(TAKERI)」に使われていたものです。マツダの広報担当によれば、「圧倒的な存在感を表現する『強烈な鮮やかさ』と『深みのある陰影感』を両立した全く新しい『赤』。『色も造形の一部』と捉え、魂動デザインの躍動的な立体造形を際立たせる色として、作りだされたもの」とか。

2011年の「東京モーターショー」に出展された、コンセプトカー「マツダ 雄(TAKERI)」(画像出典:マツダ)。

 この「ソウルレッドプレミアムメタリック」を量産車に適応するには、「気が遠くなるようなエンジニアの試行錯誤があった」といいます。

「通常、モーターショーなどで展示されるコンセプトカーは、職人が何層も塗り重ねる漆のような塗り方で仕上げるのですが、美しさを追求するあまり耐久性や実用性は考慮されていません。そんな繊細な色を、安定的に1か月何千台というペースで塗り上げ、あらゆる環境下でその発色を保ち続けるために、塗装の成分や組成にまで踏み込み、塗料メーカー、生産技術、技術研究所、ボディ設計そしてデザインが一丸となって取り組むことで、コンセプトカーの色といってもおかしくない色を生み出すことができたのです」(マツダ 広報担当)

 そして2013年より、「ソウルレッドプレミアムメタリック」はついにカープのヘルメットに採用されました。

厳密には違う色? それでも色にこだわったワケ

 ヘルメットとクルマのボディは材質が違うため、同じ塗料のままでは発色が異なってしまうそうです。ゆえに、ヘルメットに使われているものは、厳密には違う塗料なのですが、そのぶん見た目に全力を注いだといいます。

 前述のように球団名は「東洋」のまま「他人のフリ」をしているのに、どうしてそこまでして、マツダとカープのつながりを象徴するかのような「ソウルレッドプレミアムメタリック」を使用しているのでしょうか。この背景は、広島東洋カープの松田オーナーがマツダ「アテンザ」の「ソウルレッドプレミアムメタリック」に興味を持ったことがきっかけといいます。

2012年に発売され、広島東洋カープの松田オーナーが目を留めたという、3代目「アテンザ」の「ソウルレッドプレミアムメタリック」(写真出典:マツダ)。

「マツダが世界で最もエモーショナルな赤を追求した『ソウルレッドプレミアムメタリック』と、広島東洋カープの情熱や闘志をあらわすチームカラーの赤のイメージが合致したことにより実現しました」(マツダ 広報担当)

 マツダにとって特別な「赤」である「ソウルレッドプレミアムメタリック」は、かくしてクルマという枠を飛び越え、球場を駆ける「赤ヘル」のあの「赤」になったのです。

「確かにこれだけ関係は深いのですが、あくまで別の企業ですよ」(カープ 広報担当)

 やはり、あくまでも「他人」ということのようです。

 なお、カープ広報担当は2016年シーズンを振り返り、「今季チームは、長年の念願でありましたリーグ優勝を果たすことができました。残念ながら日本一には届きませんでしたが、シーズンを通じてマツダ スタジアムを真赤に染めていただきご声援くださった皆様のおかげでチーム一丸となり最後まで戦い抜くことができました。来季も優勝争いを繰り広げ、今季の雪辱を果たせられますよう、チームはさらなる成長を期してまいります。引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします」としています。

【画像】新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を纏う「CX-5」

マツダが2016年11月16日に発表した新型「CX-5」は、「ソウルレッドプレミアムメタリック」より彩度や深みを増した新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を採用(写真出典:マツダ)。
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そのほか 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161121_carp_01.jpg
<![CDATA[京阪神~静岡県内に割安な4列シート「京阪神エコドリーム静岡号」臨時運行]]> https://trafficnews.jp/?p=60331 2016-11-21T11:48:56+0000 2016-11-22T02:00:16+0000 4列シートで割安な「京阪神エコドリーム静岡号」が、京阪神と浜松、掛川、静岡とのあいだで臨時運行されます。

毎日運行の3列シートより安く

 西日本ジェイアールバスは2016年11月21日(月)、年末年始に割安な4列シートの夜行バス「京阪神エコドリーム静岡号」を運行すると発表しました。ジェイアール東海バスと共同運行されます。

「京阪神エコドリーム静岡号」には、「ネット割」や「利用回数割引」も適用される(写真出典:西日本ジェイアールバス)。

 運行ダイヤは、上りが三宮バスターミナルを21時10分に発車。大阪駅や京都駅などを経由したのち、翌朝に浜松駅、掛川駅と停車して終点の静岡駅へ7時00分に到着します。下りは静岡駅を22時00分に発車し、同じく浜松駅や大阪駅などを経由して、三宮バスターミナル7時35分着です。

 普通運賃は、京阪神エリアと浜松駅、掛川駅のあいだが5700円から、静岡駅とのあいだが6000円からで、それぞれ3列シートの「京阪神ドリーム静岡号」(毎日運行)より1000円、1200円安い価格になります。「早売21」「早売5」「早売1」、学生割引などの割引も用意され、「早売21」の京阪神~浜松・掛川間は4500円です(「早割」は席数が限られ、設定がない場合もあり)。

 運行は12月22日(木)と23日(金・祝)、28日(水)、29日(木)、1月2日(月・祝)、3日(火)。チケットの販売は乗車1か月1日前の午前10時から、インターネットの「高速バスネット」などで行われます。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161121_jrwbus_01.jpg
<![CDATA[専用車両で防護柵を設定 工事の車線規制が自在かつ安全に 外環道で導入]]> https://trafficnews.jp/?p=60306 2016-11-21T09:24:15+0000 2016-11-21T09:24:15+0000 外環道の本線上にベルトコンベアを設置する工事にともない、NEXCO東日本が移動式防護柵(ロード・ジッパー・システム)を導入。専用車両でコンクリート製防護柵を移動させ、車線規制の範囲を自在かつ安全に変えられるといいます。

夜間の車線規制時に使用

 NEXCO東日本東京支社は2016年11月21日(月)、外環道の本線上にベルトコンベアを設置する工事にともない、移動式防護柵(ロード・ジッパー・システム)を導入すると発表しました。

コンクリート製の防護柵を移動させることができる防護柵切替用車両(写真出典:NEXCO東日本)。

 専用の「防護柵切替用車両」を用いてコンクリート製防護柵を移動させるシステムで、道路の混雑状況にあわせて、車線規制の範囲を自在かつ安全に変えられるのが特長です。NEXCO東日本は、コンクリート製防護柵で通行車線と作業帯を分離することで、一般車両と規制内作業の安全性が向上するとしています。

 外環道は現在、関越道から東名高速にかけての区間およそ16kmにおいて事業が推進中。大泉JTC(東京都練馬区)ではシールドマシンが発進する立坑の掘削工事などが行われています。ベルトコンベアは、このシールドマシンが掘削する土砂を和光市新倉の「掘削土仮置場」まで運ぶために設置されるものです。

 移動式防護柵(ロード・ジッパー・システム)が導入される区間は、外環道外回りの大泉JCT~和光IC間の工事車線規制箇所(約1.5km)。11月21日(月)から2017年3月までの期間、交通量が減る夜間にロード・ジッパー・システムを用いて車線規制を行い、ベルトコンベア設置のための基礎工事が実施されます。

【画像】ロード・ジッパー・システムを使用したアメリカでの事例

ロード・ジッパー・システムを使用した米国ニューヨーク州での施工事例(画像出典:NEXCO東日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161121_gaikandozipper_01.jpg
<![CDATA[『君の名は。』効果? 飛騨古川行き高速バス、12月から増便]]> https://trafficnews.jp/?p=60302 2016-11-21T06:59:39+0000 2016-11-21T06:59:39+0000 京王電鉄バスと濃飛乗合自動車が共同運行する高速バス、新宿~飛騨高山線の一部便が、2016年12月1日から、飛騨古川まで延伸運行されるようになります。

飛騨古川行き直通便は1日2便に

 京王電鉄バスは2016年11月21日(月)、濃飛乗合自動車と共同運行している高速バス、新宿~飛騨高山線のうち下り1便の運行区間を、古川駅前(飛騨古川)まで延伸すると発表しました。

古い町並みがあることで知られる飛騨古川(写真出典:京王電鉄バス)。

 新宿~飛騨高山線は、今年10月1日から、6往復のうち1往復が古川駅前発着で延伸運行されています。12月1日からはこの1往復に加え、濃飛乗合自動車が運行するバスタ新宿発8時15分の便が、古川駅前着14時15分のダイヤで延伸運行される予定です。

 バスタ新宿~古川駅前間の運賃は片道6900円、往復1万2460円。なお、高山濃飛バスセンター行きなどのバスを利用する場合でも、バスタ新宿の発券窓口において高山~古川線の乗車券を同時購入すれば、古川直通便の運賃と同額で、バスタ新宿~古川駅前間を乗り継いで利用できます。

 飛騨市では現在、「古川祭の起し太鼓・屋台行事」が「ユネスコ無形文化遺産」に登録される見込みであるほか、JR高山本線の飛彈古川駅などは現在公開中の大ヒット映画『君の名は。』に登場する舞台のモデルになったといわれ“聖地巡礼”の対象に。京王電鉄バスは「今話題の飛騨古川へ、高速バスでぜひお出かけください」としています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161121_keiofurukawa_01.jpg
<![CDATA[外見で展示内容がわかる建物も 交通博物館の「お国柄」スイスの場合は?]]> https://trafficnews.jp/?p=60270 2016-11-28T01:32:39+0000 2016-11-20T09:14:31+0000 日本のみならず、世界各地にある交通系博物館。それぞれの地域らしい個性があり、2016年にあることで日本を抜いたスイスのものも、「らしい」内容でした。しかし、「世界で変わらないこと」もあるようです。

鉄道、航空、クルマ、船など、さまざまな「乗りもの」が

 2016年4月開館の「京都鉄道博物館」など、国内各地に存在している交通系の博物館。同様のものは世界でも広く親しまれており、内容やデザインど、その場所ならではの個性もあります。

 スイス中部のルツェルンにある、ヨーロッパの代表的な交通博物館のひとつ「スイス交通博物館」は、1959(昭和34)年にオープン。2万平方メートルの敷地に、鉄道車両や航空機、クルマ、船といった3000点以上の収蔵品が展示されているほか、列車の運転シミュレーター、プラネタリウム、IMAXムービーシアターといった体験形のアトラクションも用意されています。

 そうしたさまざまな「乗りもの」がある「スイス交通博物館」ですが、その「自動車館」は、ひと目でそれがわかる姿をしています。

ひと目で展示内容が分かる「スイス交通博物館」の「自動車館」(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 道路標識が壁一面に掲示されているのです。写真と別の側は、緑色をした高速道路の標識がズラリ。内部にはクラシックカーやレーシングカーを含む多様なクルマ、バイクなどが展示されているほか、クルマに乗って「衝突体験」ができるコーナーなどもあります。

かつてスイス航空で使われていた旅客機コンベア990A コロナード(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 航空機も実物が展示されており、内部見学も可能です。現地でひときわ目につくのは、かつてスイス航空が使っていた中型のジェット機コンベア990A コロナード。1961(昭和36)年に初飛行した旅客機で、当時「世界最速」がアピールされましたが、ボーイング727、ダグラスDC-9といったライバルを前に、製造が40機足らずで打ち切られてしまった機体です。

今年、日本を越えたスイス その立役者が博物館の玄関に

「スイスの交通」にとって、今年2016年はとても大きな年。アルプス山脈を南北に貫く鉄道トンネル「ゴッタルドベーストンネル」が6月1日に開業したからです。その長さは57.1kmと、日本の青函トンネル(53.9km)を抜き鉄道トンネルとして世界最長。12月11日から列車の定期運行を開始し、“本開業”します。

 2016年8月に「スイス交通博物館」を訪れた際、その玄関付近には“大きな円盤”が待っていました。「ゴッタルドベーストンネル」を実際に掘削したトンネルボーリングマシン(TBM)の“頭”です。

「スイス交通博物館」の玄関付近に展示されている「Sissi」(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 簡単にいえば、トンネルを掘削するドリルの先端部分です。直径は9.43m。ゴッタルドベーストンネルの掘削ではこれが複数使用されており、そのうち「Sissi」という名前が付いたものが、この「スイス交通博物館」で展示されています。ちなみに「Sissi」のほか、「Heidi(ハイジ)」と「Gabi 1」「Gabi 2」がいるそうです。

ゴッタルドベーストンネルで運行される予定である電車EC250の模型(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 ゴッタルドベーストンネルの列車が通過する部分は、青函トンネルのような同じトンネルへ2本の線路を敷設した「複線トンネル」ではなく、線路1本だけの「単線トンネル」が2本という構造です。アルプスの地中へそうしたトンネルが掘られている様子や、各所における地質を表した模型の展示なども、「スイス交通博物館」では行われていました。なお、ゴッタルドベーストンネルの設計最高速度は250km/hです。

大井川鐵道、信越本線碓氷峠とスイス人の関係

「スイス」といえば、「登山鉄道」を思い浮かべる人は少なくないでしょう。

 また、かつて国鉄の信越本線・横川~軽井沢間(碓氷峠)で使用され、現在の日本では大井川鐵道が採用する、車両側の歯車と歯形のレールをかみ合わせて急坂を上り下りをする方法「アプト式」は、スイス出身の技術者カール・ローマン・アプト氏がその名の由来です。

 スイスの交通博物館には、当然のようにその展示がありました。

「スイス交通博物館」の「ラック式鉄道」見本。左からリンゲンバッハ式、ロヒャー式、シュトループ式、アプト式(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 こうした、車両の歯車と線路側の歯形レールをかみ合わせて急坂を克服する方法は「ラック式鉄道」といい、先述の「アプト式」はそのひとつです。それらいくつもある「ラック式鉄道」の仕組みが展示されているのは、「登山鉄道大国スイス」らしいところといえるでしょう。

「スイス交通博物館」で鉄道模型のジオラマに見入る子どもたち(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 日本、そして世界各地で個性がある交通系の博物館。ですが筆者(鉄道ライター:恵 知仁)がこれまで訪問した国内外の交通系博物館で、変わらないものもありました。目を輝かせる子どもたちの姿です。「スイス交通博物館」は来訪者がスイスで最も多いミュージアムといわれ、同国では多くの子どもたちが一度は行くような場所といいます。

●取材協力:在日スイス大使館

【写真】クルマらしい別のもので埋め尽くされた壁も

「スイス交通博物館」の建物には、壁にズラリとクルマのホイールが並ぶ場所も(2016年8月、恵 知仁撮影)。
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特集ニュース 恵 知仁(鉄道ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161120_tpm_11.jpg
<![CDATA[新東名で「ダブル連結トラック」実験走行始まる PAでの「中継輸送」も実施]]> https://trafficnews.jp/?p=60183 2016-11-18T09:11:08+0000 2016-11-18T09:11:08+0000 1台で大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の走行実験が、新東名高速を中心とした区間で開始。PAにその駐車マスを設け、乗務員が交代する「中継輸送実験」もあわせて行われます。

まず全長21mのトラックで実験

 国土交通省中部地方整備局は2016年11月18日(金)、1台で大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の走行実験を11月22日(火)から開始すると発表しました。

全長21mの「ダブル連結トラック」で、高速道や一般道を走る実験を行う(画像出典:国土交通省中部地方整備局)。

 国土交通省では、現行で最長21mの車両長を25mに緩和する特殊車両通行許可基準の特例通達を今年10月に発出し、参加者を公募。今回、まずは緩和前の最大値である21mの「ダブル連結トラック」で実験が開始されることになりました。

 走行ルートは、ひとつが埼玉県狭山市と愛知県豊田市のあいだ331km、もうひとつが群馬県太田市と三重県鈴鹿市のあいだ489kmです。後者のルートでは、およそ中間地点に位置する新東名高速・清水PA(静岡県静岡市)において上りと下りのトラック間で乗務員が交代する「中継輸送実験」も実施。これまで上り線、下り線ともに19m×3台分だった清水PAのトレーラー駐車マスは、27m×3台に拡大されます。

清水PAではトレーラー駐車マスを拡大。上りと下りの「ダブル連結トラック」間で乗務員を交代する中継輸送実験を行う(画像出典:国土交通省中部地方整備局)。

 実験の背景には、トラックドライバーのおよそ4割が50歳以上といった高齢化や、人材不足といった問題があります。国土交通省は今回の実験を通じて収集したデータをもとに、将来の自動運転や隊列走行も見据えつつ、省人化などを促進するとしています。

【画像】実験走行ルートの詳細

実験走行は2ルート。圏央道、東名高速、新東名高速などのほか、一般道も経由する(画像出典:国土交通省中部地方整備局)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161118_doubletruck_01.jpg
<![CDATA[阪神高速大和川線の一部区間、2017年1月下旬~2月に開通へ]]> https://trafficnews.jp/?p=60116 2016-11-17T02:55:26+0000 2016-11-17T02:55:26+0000 建設が進められている阪神高速大和川線のうち、三宝JCT~鉄砲西(仮称)間の開通時期が2017年1月下旬~2月であると発表されました。開通を記念するイベントも予定されています。

湾岸線と松原線をつなぐ計画の大和川線

 阪神高速道路は2016年11月16日(水)、6号大和川線の三宝JCT~鉄砲西(仮称)出入口間1.4kmが、2017年1月下旬~2月に開通する見込みであると発表しました。

2017年1月下旬~2月に開通する見込みの6号大和川線・三宝JCT~鉄砲西(仮称)出入口間の位置(画像出典:阪神高速道路)。

 6号大和川線は4号湾岸線の三宝JCTと14号松原線の三宅JCTを大和川沿いに東西に結ぶ9.7kmの路線です。2013年3月に三宅西出入口~三宅JCT間0.6kmが開通。残りの区間はその大半がトンネルとして建設中です。

 なお今回、三宝JCT~鉄砲西(仮称)出入口間の開通を記念して、2017年1月21日(土)に開通前のトンネルを走れる(歩ける)「大和川クォーターマラソン&ハイウェイウォーク」の開催が予定されています。クォーターマラソンはウェブサイトで参加を受付中。ハイウェイウォークは申し込み不要で当日自由参加です。

【画像】鉄砲西(仮称)出入口の場所は

6号大和川線開通予定箇所の概要図。今回は4号湾岸線・三宝JCTから国道26号に接続する鉄砲西(仮称)出入口までの区間1.4kmが開通する(画像出典:阪神高速道路)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161117_hanshinyamatogawasen_01.jpg
<![CDATA[補助席にもシートベルト設置義務付け スキーバス事故受け制度改正]]> https://trafficnews.jp/?p=60035 2016-11-15T06:39:08+0000 2016-11-15T06:39:08+0000 2016年1月に発生し、15人が亡くなった「軽井沢スキーバス事故」を受け、貸切バスの運行に関する制度が改正。大型バスの補助席にシートベルトの設置を義務付けるなど、規制が強化されます。

有識者会議がまとめた再発防止策をもとに規制強化へ

 国土交通省は2016年11月15日(火)、貸切バスの運行に関する制度を改正すると発表しました。

 今年1月15日に発生し15人が亡くなった「軽井沢スキーバス事故」を踏まえ、6月3日には国土交通省の有識者会議「軽井沢スキーバス事故事故対策検討委員会」が、「安全・安心な貸切バスの運行を実現するための総合的な対策」をまとめました。

「軽井沢スキーバス事故」を踏まえ、再発防止のため、貸切バス運行に関して規制が強化される。写真はイメージ(写真出典:photolibrary)。

 そのうち、2016年中が実施の目途とされた対策などについて、次のとおり省令、告示が改正されます。

●「旅客自動車運送事業運輸規則」等の一部改正
・一般貸切旅客自動車運送事業者は、営業所ごとの運行管理者の必要選任数を20両ごとに1人(100両以上分は30両ごとに1人)、最低2人とする(現行は30両ごとに1人)。
・夜間・長距離などの運行をする貸切バス運転者には、道路や運行状況、疲労の有無などを確認するための中間点呼を義務付ける。

●「道路運送車両の保安基準」等の一部改正
・大型高速バスなどの補助席にシートベルトの設置を義務付ける。

●「道路運送車両法施行規則」等の一部改正
・乗車定員11人以上の自動車の使用者は、整備管理者を解任されてから5年を経過していない者を、整備管理者として選任できない(現行は解任後2年)。

 このほかにも運行管理者の資格要件などが強化されます。公布は2016年11月15日(火)、施行は2016年12月1日(木)ですが、補助席へのシートベルト設置義務付けは公布日と同日、運行管理者の必要選任数引き上げは2017年12月1日です。

 なお、新型車に対する補助席へのシートベルト設置の適用時期は、車両総重量12t超のバスが2017年11月(継続生産車は2018年11月)、それ以外の自動車が2019年11月(同2021年11月)とされています。

【写真】補助席にもシートベルト設置を義務付け

大型高速バスなどの補助席にシートベルトの設置が義務付けられる。写真はそのイメージ(写真出典:国土交通省)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161115_busseido_01.jpg
<![CDATA[京都市交通局、制服デザインを一部変更 上衣はシングルタイプに]]> https://trafficnews.jp/?p=60025 2016-11-15T05:27:43+0000 2016-11-15T05:27:43+0000 京都市交通局が制服をリニューアル。帽子、上衣、防寒衣がそれぞれ新しいデザインに変更され、2016年11月19日から、着用が順次始まります。

現在の制服は1997年度から着用

 京都市交通局は2016年11月11日(金)、制服デザインの一部を変更すると発表しました。

変更後の制服デザイン。左は市バス、地下鉄運輸関係職員。右は事務、技術職員(写真出典:京都市交通局)。

 現在の制服は東西線が最初に開業した1997(平成9)年度に着用を開始し、今年度で20年。京都市交通局は「更なる待遇の向上と爽やかなイメージの発信を目指し」制服のデザインをリニューアルするといいます。

 制帽はドゴール帽(ケピ帽)に、上衣はシングルタイプにそれぞれ変更。直営職員は11月19日(土)から(コートタイプの防寒衣は2017年1月から)着用が始まります。

 また、委託先職員は次回契約期間の開始時期から着用を開始。市バス営業所は2019年度以降、東西線駅は2020年度以降、烏丸線駅は2021年度以降です。

【写真】防寒衣もコートタイプに変更

防寒衣もコートタイプのものに変更される。左は市バス、地下鉄運輸関係職員。右は事務、技術職員(写真出典:京都市交通局)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161115_kyotoseifuku_01.jpg
<![CDATA[無料Wi-Fiを高速バス全車両に導入 SNSアカウントで認証可 京成バス]]> https://trafficnews.jp/?p=60029 2016-11-15T02:42:06+0000 2016-11-15T02:42:06+0000 京成バスが高速バスで、SNSアカウントでも認証可能な無料Wi-Fiサービスの提供を開始。2017年1月にかけて全車両に導入されます。

深夜急行バスを含む高速バス全車両に

 京成バスは2016年11月12日(土)から、高速バスで無料Wi-Fiサービス「KeiseiBus FREE Wi-Fi」の提供を開始しました。

京成バスなどが運行する東京駅と成田空港を結ぶ高速バス「東京シャトル」専用車(写真出典:京成バス)。

「KeiseiBus FREE Wi-Fi」のステッカーが掲示された車両で、1回あたり90分、1日2回まで利用可能。接続時の認証はメールアドレスもしくは、Facebook、Twitter、Google、Yahoo! JAPAN、QQ、weibo(微博)といったSNSアカウントが使えます。

 このサービスは、訪日外国人需要に対応するため「バス輸送サービスの多言語化」の一環として実施。日本語、英語、中国語(繁体字と簡体字)、韓国語、タイ語、ポルトガル語の6か国語に対応しています。

 成田空港、羽田空港、東京駅、東京ディズニーリゾートなどを発着する高速バスのほか、東京と名古屋、関西方面を結ぶ夜行バスや、山手線の駅から運転される深夜急行バスにも順次導入。2017年1月をめどに全163両でサービスの提供が始まる予定です。

【画像】無料Wi-Fi導入車両の目印

無料Wi-Fiを導入した車両に掲示されるステッカー(画像出典:京成バス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161115_keiseibuswifi_01.jpg
<![CDATA[日産「ノート e-POWER」誕生のワケ 電気自動車の時代見据えた、執念の「37.2km/L」]]> https://trafficnews.jp/?p=60015 2016-11-16T08:57:53+0000 2016-11-14T22:00:50+0000 日産が2016年11月2日に発売した「ノート e-POWER」は、エンジンが発電に専念するという方式のハイブリッド車です。鉄道車両や船などでは既存の技術ですが、いまクルマでそれを実現した日産のねらいは、どこにあるのでしょうか。

「エンジンは発電するだけ」のハイブリッド車、日産より発売

 日産は、コンパクトカーの「ノート」に「e-POWER」という新しいパワートレインを搭載し、2016年11月2日(水)より発売を開始しました。e-POWERは、エンジンとモーターを使ったハイブリッドではありますが、これまでに広く普及している「パラレル方式」のハイブリッドではなく、「シリーズ方式」になります。

日産が2016年11月2日に発売した「ノート e-POWER」。「プレミアムコロナオレンジ」のボディカラーはe-POWER専用色(写真出典:日産)。

 たとえばトヨタの「プリウス」や「アクア」などのハイブリッドは「パラレル方式」と呼び、モーターとエンジンを効率のよいように使い分け、エンジンは発電と駆動の両方を行っています。一方、e-POWERの「シリーズ方式」とは、エンジンが発電に専念して、走行の駆動力はモーターが担当するものです。

 従来、ハイブリッド車は「燃費効率はパラレル方式のほうがよい」と考えられ、いま販売されているハイブリッドの大多数はパラレル方式です。日産も「スカイライン」や「エクストレイル」といった車種のハイブリッドでは、パラレル方式を採用しています。

 では、なぜ日産はわざわざ「ノート」に、少数派であるシリーズ方式のハイブリッドを採用したのでしょうか。

いま日産が「シリーズ方式」を世に問うワケ

 開発陣に話を聞いてみると、おもしろい答えが得られました。それは「電動の走行フィールを味わってほしかった」というものです。

 日産には「リーフ」という電気自動車が存在し、2010(平成22)年の発売からこれまで、世界中で20万台以上が販売されてきました。販売数でいえば世界一をほこる電気自動車で、その走りは静かで力強く、ガソリンエンジン車とはまったく異なる新しいフィールです。しかし、電気自動車は自宅に充電インフラが必要で、所有のハードルが高いのです。また、普及が始まったばかりで、電気自動車に乗ったことのないという人が、世の中の大半を占めています。

「その電動の走行フィールを、『ノート e-POWER』で多くの人に知ってもらいたかった」と、日産の開発陣は言います。なるほど、「ノート e-POWER」は充電が不要で、ガソリン車と同様の使い勝手です。それでいて走行フィールは、電気自動車そのもの。実際に走らせてみると、2クラス上の静粛性とダッシュ力を味わうことができます。

「e-POWER」「電気自動車」「従来型ハイブリッド(パラレル方式)」の概念図。「e-POWER」は、カテゴリとしてはハイブリッドになるが、従来型とは大きく違う(画像出典:日産)。

「電動車両の楽しさを理解してもらえれば、電気自動車の普及もさらに促進できるはず」という、そんな狙いが日産にあったのです。将来、電気自動車時代が到来したとき、「ノート e-POWER」や「リーフ」で電気自動車を初体験した人が増えれば、競争力という点でもアドバンテージになるはず、というわけです。

「シリーズ方式」の弱点をも克服か…?

 電動走行のフィールを味わうには、確かに「プリウス」のようなパラレル方式ではなく、シリーズ方式のほうがよいでしょう。ただし、シリーズ方式のハイブリッドは、ストップ&ゴーの多い市街地では燃費に有利ですが、高速道路が苦手とされていました。高速走行するには高出力モーターに大きな電力を供給する必要があり、そうなると車体に大きなモーターと大きな発電用エンジンを搭載しなくてはならないからです。

 パラレル方式ならば、小さなモーターと小さなエンジンで済むところを、実際「ノートe-POWER」には、格上の「リーフ」のモーターと、ガソリン版「ノート」と同じ1.2リッター ガソリン・エンジンが搭載されています。普通なら重くて燃費が悪くなりそうなものですが、「ノートe-POWER」は「JC08モード燃費」で最高37.2km/Lを達成。37.0km/Lのパラレル方式ハイブリッド車「アクア」を上回ったのです。

 この数字をたたき出すには、システムロスの低減や車体側での走行抵抗軽減などを徹底的に進める必要があります。まさに執念とも呼べる努力があったことでしょう。その数字からは、日産が電動車両にかける思いの強さを感じられるばかりです。

【写真】60年目の「スカイライン」は…?

日産「スカイライン」60周年記念の特別仕様車。歴代通算13代目にあたり、3グレードのうちふたつがパラレル方式のハイブリッド仕様(写真出典:日産)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161119_epower_01-pu.jpg
<![CDATA[「バスタ新宿」にファミリーマート、11月18日開店 来夏には本格営業]]> https://trafficnews.jp/?p=59998 2016-11-15T10:04:14+0000 2016-11-14T07:18:53+0000 日本最大級の交通ターミナル「バスタ新宿」に「ファミリーマート バスタ新宿店」が暫定オープンします。およそ7坪の売り場面積で22時間営業です。

初のコンビニ、まずは「暫定」約7坪から

 国土交通省東京国道事務所とファミリーマートは2016年11月14日(月)、日本最大級の交通ターミナル「バスタ新宿」4階に、「ファミリーマート バスタ新宿店」を暫定オープンすると発表しました。

「バスタ新宿」4階における「ファミリーマート バスタ新宿店」の出店場所(画像出典:国土交通省)。

 開店日時は11月18日(金)午前7時。営業時間は午前3時30分から翌午前1時30分まで(22時間)です。

 暫定オープンの時点では売場面積がおよそ7坪であるものの、おむすび、弁当、サンドイッチ、菓子、飲料などが厳選されて並ぶほか、「挽きたてコーヒー」も販売されます。また、交通系電子マネーや各種クレジットカードなどの決済手段は通常店舗と同様です。

 なお同店は、2017年夏を目途に本格的な営業開始を予定しています。

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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161114_bustafamima_01.jpg