デルタ航空、マイレージ担保に65億ドル調達=支援不透明、自力で資金確保

 【ニューヨーク時事】米航空大手デルタ航空は14日、マイレージ事業を担保にした社債発行と融資枠の設定を通じ、65億ドルの資金を確保すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で旅行需要が低迷。与野党対立が先鋭化し、米政府による追加支援のめどが立たない中、自力で資金を確保する。

 顧客が航空券割引などに使用できる「マイル」は、航空会社にとっては負債に当たる。負債を担保とするのは異例だ。ただ、ユナイテッド航空も同様の手法で資金を調達しており、米航空業界では、新たな手段として広がっている。

 発表によると、マイレージ事業を手掛ける完全子会社と共同で社債を発行する。発行条件などの詳細は、市場動向を踏まえ、今後決定するという。

 旅行需要は、新型コロナ拡大を受けた外出規制などがもっとも厳しかった4~5月に前年同期比で一時、1割以下に減少。6月以降に経済活動再開が進み、改善したが、前年同期の3割程度にとどまっている。

 ロイター通信によると、デルタは、需要減を踏まえ、9月の旅客輸送能力を前年同月比6割削減。現金流出は1日当たり2700万ドルに上る。

【了】

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