レバノン首都に「ヒズボラ武器庫」=イスラエル首相、危険と訴え

 【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は29日、国連総会の一般討論演説で、レバノンの首都ベイルート南部の住宅地にイランの支援を受けるイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの「秘密の武器庫」が存在すると主張した。その上で、約200人が犠牲になった8月のベイルート港での大規模爆発のような惨事が繰り返されかねないと警告した。

 ネタニヤフ氏は「武器庫」の場所を示す地図を持ち出し、「国際空港のすぐ近くで、ガソリンスタンドから数メートルだ」と指摘。爆発の危険があることから撤去に向けた行動を起こすよう現地の住民に呼び掛ける一方、レバノン市民に対して「ヒズボラとイランはあなたたちを大きな危険にさらしている」と訴えた。

 ヒズボラ指導者のナスララ師は「レバノンの人々を反ヒズボラへと扇動しようとするものだ」と述べ、ネタニヤフ氏の主張を否定した。 

 ネタニヤフ氏はイランやヒズボラを「国際社会の脅威」と訴え続けている。2年前の国連総会演説でも、写真を使ってイランに「秘密の核倉庫がある」と非難し、波紋を呼んだ。

【了】

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