独アウディ前会長の公判開始=排ガス不正事件

 【フランクフルト時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題をめぐり、詐欺罪などで起訴された同社傘下アウディのシュタードラー前会長の公判が30日始まった。独メディアなどによると、初公判は新型コロナウイルスの感染予防のため、広い法廷を確保できるミュンヘンの刑務所で行われたという。

 VWの排ガス不正は2015年9月に、米環境保護局(EPA)がVWのディーゼル車にリコール(回収・無償修理)命令を出したことで明らかとなった。シュタードラー氏は不正を知りながら販売を継続していたとして、在任中の18年6月に逮捕された。同氏に加えて、不正に関与したとしてアウディのエンジン開発部門の責任者ら3人も起訴されている。

 排ガス不正をめぐっては、発覚当時に経営トップだったウィンターコルン元VW会長らも独検察に起訴された。

 不正事件では、検査時のみ排ガス低減機能を稼働させる違法なエンジン制御ソフトウエアが悪用された。違法ソフトを搭載したエンジンはアウディが開発し、VWなどに供給していた。

【了】

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