対中国境地帯へトンネル完成=モディ首相「軍の助けに」―インド

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3日、インド北部ヒマチャルプラデシュ州に開通したトンネルを歩くモディ首相(インド政府のツイッターより)

 中国と国境を接するインド北部ヒマチャルプラデシュ州で3日、国境地帯への通年のアクセスを容易にする山岳トンネルが開通した。45年ぶりに死者を出した今年6月の軍同士の衝突以降、中印両国の緊張は高まったままだ。モディ首相は開通式で演説し、「国境地帯のインフラ整備は、住民だけでなく軍の助けにもなる」と意義を強調した。

 全長約9キロのトンネルは、ヒマラヤ山脈沿いの標高約3000メートルの高地に建設された。トンネル周辺は例年、大雪によって1年のうち半年近い期間、道路の通行が困難となっていた。トンネル開通により、道路が約45キロ短縮され、国境地帯への軍部隊や物資の移動が容易になった。 

 開通式にはモディ首相のほか、シン国防相らも出席した。モディ政権は国境対立に関し、米国に次ぐ第2の貿易相手国の中国を刺激しないよう配慮。一方、国内で高まる反中世論への対応にも苦慮しており、開通式での演説には国民をなだめる狙いもありそうだ。(時事)

【了】

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