川重、電動タンカー向け推進システム供給=CO2削減へ

 川崎重工業は8日、電池を動力源とする内航船サイズのタンカーに搭載する大容量バッテリー推進システムを受注したと発表した。地球温暖化対策として、海運分野でも二酸化炭素(CO2)の排出量削減が課題となっており、タンカーの電動化は世界で初めてという。

 東京湾内を運航予定の全長62メートルの舶用燃料供給船2隻向けに、大容量リチウムイオンバッテリーを活用した推進システムを納入する。2隻は旭タンカー(東京)が発注。興亜産業(香川県丸亀市)と井村造船(徳島県小松島市)が1隻ずつ建造し、2022年3月から23年3月にかけて順次完成する。

 搭載バッテリーは、一般的な電気自動車100台分に相当する容量で、災害時に陸上へ電力を供給する非常用電源にもなる。

 船舶では、一般的に利用されてきた重油に代わる次世代燃料による推進機関の開発が進められている。水素、アンモニアなど複数の候補があり、完全電池推進船も選択肢の一つとなる。

【了】

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