月面探査協定、8カ国署名=「宇宙での対立回避」―NASA

 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は13日、人類の月面探査の取り決め「アルテミス協定」に、日米など8カ国が署名したと発表した。資源採掘をめぐる係争の防止など、月面での経済活動を見据えた国際的な枠組みと位置付けている。

 署名国は日米のほかオーストラリア、カナダ、イタリア、ルクセンブルク、アラブ首長国連邦(UAE)、英国。国際宇宙ステーション(ISS)運営で米国と協力するロシアや、独自に月面探査を進める中国は含まれていない。

 協定は1967年発効の宇宙条約を土台に、緊急時の相互協力や科学的データの共有に関する原則を規定している。NASAのブライデンスタイン長官は声明で「原則として(参加国間の)相互理解を深め誤解を減らすことで、宇宙での対立を回避するためのものだ」と説明した。 

 NASAは2024年の実現を目指す人類の月面再訪と並行し、月周回軌道上に宇宙ステーション「ゲートウェー」を建設。将来は月面に恒久基地を設置し、有人の火星探査に向けた拠点とする構想を打ち出しており、国際的な協力体制の構築を目指している。

【了】

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