米自動車3社、黒字確保=コロナで悪化の需要改善―7~9月期

 【ニューヨーク時事】米国を拠点とする自動車大手3社(ビッグスリー)の2020年7~9月期決算が5日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って悪化した需要が持ち直し、3社とも純損益で黒字を確保した。主力の北米市場で、公共交通の代わりに自家用車を使う動きが広がったことも業績を支えた。

 ゼネラル・モーターズ(GM)は40億4500万ドル(約4190億円)の黒字。黒字は2四半期ぶりで、前年同期比72%の大幅増益となった。バーラ最高経営責任者(CEO)は「米中市場が予想以上に早く、力強い回復をみせた」と説明した。

 フォード・モーターは23億8500万ドル(約2470億円)の黒字。黒字額はリストラ費用などがかさんだ前年同期の5.6倍に膨らんだ。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は12億500万ユーロ(約1480億円)の黒字。3四半期ぶりに黒字転換した。

 各社の世界販売台数は3~5%減となり、いずれも2桁のマイナスとなった4~6月期から大きく改善した。 

 ◇7~9月期の米自動車大手3社決算

       売上高      純利益      世界販売

GM   355億ドル  40.5億ドル  179.3万台

      (0.0%) (72.1%)  (▲4.0%)

フォード 375億ドル  23.9億ドル  117.8万台

      (1.4%)  (5.6倍)  (▲5.3%)

FCA  258億ユーロ 12.1億ユーロ 102.6万台

      (▲5.5%)   (―)   (▲3.1%)

(注)カッコ内は前年同期比増減率、▲はマイナス。―は前年が赤字のため比較できず

【了】

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