次期戦闘機、再エネ検証へ=12日から秋の行政レビュー―政府

 政府は6日の行政改革推進会議(議長・菅義偉首相)で、政府事業の内容や効果を点検する行政事業レビューのうち、公開で実施する「秋のレビュー」を12~15日の日程で行うことを決めた。次期戦闘機の調達や教育現場のオンライン化など13項目を有識者が検証する。結果は2021年度予算案などに生かす。

 これまでレビューでは行政の無駄削減などに重点を置くこともあったが、今回は主に菅政権下での重要施策の推進や行政の縦割り是正に役立てる観点から議論する。会合には河野太郎行政改革担当相が出席し、インターネットで生中継される。

 レビュー対象はほかに、再生可能エネルギー促進(経済産業省、環境省、国土交通省)▽農産品の輸出促進(農林水産省)▽薬価算定の透明性・適正性の確保(厚生労働省)といった首相が重視する政策課題が並ぶ。

 次期戦闘機調達は防衛省所管。日本主導で開発する方針で、河野氏も防衛相時代に事業化に関わった経緯がある。河野氏は6日の記者会見で「国民に事業の背景、その他について認識を深めてほしい事業の一つが次期戦闘機だ。しっかりご覧いただきたい」と述べた。

 行政事業レビューは政府の約5000事業が対象で、公開されるのはこの一部。公開されないが、首相が会員候補6人の任命を拒否した日本学術会議も予算執行の観点などから検証する。

 ◇秋のレビューのテーマと日程

【12日】

▽子どもの貧困・シングルペアレンツ問題(I)(内閣府、文部科学省、厚生労働省)

【13日】

▽子どもの貧困・シングルペアレンツ問題(II)(内閣府、文科省、厚労省)

【14日】

▽次期戦闘機の調達(防衛省)

▽日本原子力研究開発機構の検証(文科省)

▽農林漁業の担い手づくり支援等(農林水産省)

▽農産品の輸出促進策(農水省)

▽地方のインフラの総合的整備(下水道)(国土交通省)

▽地方のインフラの総合的整備(道路)(国交省)

【15日】

▽中小企業支援策(経済産業省)

▽再エネルギー・省エネルギーの促進(経産省、環境省、国交省)

▽幼稚園の預かり保育の促進(文科省、内閣府)

▽薬価算定の透明性・適正性の確保(厚労省)

▽教育現場のオンライン化の推進(文科省)

【了】

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