ハワイ渡航、隔離免除=利用回復、期待と不安―航空大手

 日本からの観光客などが米ハワイ州に入国する際、新型コロナウイルス感染防止策で義務付けられていた到着後2週間の隔離措置が6日から条件付きで免除された。国際線の旅客需要が落ち込み、航空各社は「ドル箱路線」とされるハワイ便の利用回復に期待をかける。ただ、帰国後は2週間の待機が必要で、「先行きは楽観できない」(日本航空)と不安視する声も上がっている。

 全日本空輸の羽田―ホノルル便が6日夜、羽田空港を出発した。年に1回は日本に帰国するというホノルル在住の女性客(36)は、「ハワイには行きやすくなると思うが、日本に来るときの待機がなくなればもっと良い」と語った。この便の搭乗率は26%にとどまった。

 全日空の11月の国際線は当初計画比で8割強減便。週7往復だった羽田―ホノルル線は現在、月2往復のみ。日航も臨時便で月2往復だ。 

 ホノルル線は搭乗率が高く、米国本土と並ぶ高収益路線。渡航前の検査で陰性なら隔離が免除となり、出入国規制で悪化した航空会社の収益改善が期待される。

 ただ、日本入国時の待機は難点で、誘客効果は限定的との見方もある。日航は「引き続き需要動向を注視する必要がある」と指摘している。

【了】

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