サノヤスHD、造船事業撤退=新来島どっくに子会社売却、業績低迷で

 サノヤスホールディングスは9日、造船事業から撤退すると発表した。造船事業を手掛ける完全子会社「サノヤス造船」の全株式を新来島どっく(東京)に譲渡する。譲渡額は100万円。造船事業は中韓メーカーとの競争激化などにより、業績低迷が続いていた。さらに新型コロナウイルス感染拡大による海運市況の悪化で業績回復は見通せず、事業継続は困難だと判断した。 

 造船事業はサノヤスHDの主力事業。同事業の20年3月期の売上高は約299億円で、全体の約60%を占める。同社は今後、産業用・建設用機械の製造や遊園地施設の建設など他事業に注力していく考え。

 譲渡は2021年1月に開く臨時株主総会で承認を得たのち実施される。サノヤスHDの造船事業の正社員約600人の雇用は維持される見通し。

【了】

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