名古屋鉄道、名古屋駅再開発計画見直し=着工は無期延期

 名古屋鉄道は10日、名古屋駅に商業施設やオフィス、ホテルなどが入る巨大高層ビルを建設する再開発計画を見直す方針を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で業績が悪化している上、消費行動が変化しており、2022年度に予定していた着工時期や規模自体の再考を余儀なくされた。24年度をめどに事業の方向性を打ち出す。 

 構想では地下にある名鉄の名古屋駅を現在の2線から4線化するとともに、近鉄グループホールディングスと日本生命保険、三井不動産の4者共同で南北400メートル、30階建ての複合施設を建設。リニア中央新幹線の品川―名古屋間開業に合わせ27年度をめどに完了させる計画だった。

 安藤隆司社長は記者会見で「新型コロナウイルスの影響で業績が大きな打撃を受けた」と指摘。今後の需要動向を見極める必要があるとして「財務基盤も考慮しながら次の計画を練り直したい」と話した。着工延期に伴い、名鉄百貨店本店や名鉄グランドホテルの営業は当面継続する。

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