ドローンで離島へ医療物資配送=名鉄などが実証実験

 名古屋鉄道は12日、愛知県の受託事業としてドローンによる離島への医療物資配送の実証実験を行った。医療機関と連携し、医薬品を愛知県美浜町の河和港から南知多町の離島、篠島へ運搬。ドローンを活用した遠隔医療サービスの運用モデルを検証する。

 実証実験は「無人飛行ロボット(ドローン)社会実装推進事業」の一環で11日からの2日間の日程で行った。飛行レベル3(無人地域での補助なし目視外飛行)で海上を飛行し、河和港から約14キロ先の篠島へ、20分かけて医薬品を配送した。

 知多厚生病院(美浜町)と日本調剤が篠島などで行っているオンライン診療・服薬指導の実証事業と連携。医薬品とともに温度や湿度、衝撃を測る機器を箱に入れ、安全性や配送スピードを検証するほか、運用コストの算出や既存サービスとの比較を行う。

 事業はドローンによる山間部や離島などへの荷物輸送の社会実装モデルを作成するため昨年から実施。中日本航空(愛知県豊山町)と構成する名鉄グループドローン共同事業体が主体となり、通信分野をKDDI、ドローンの機体管理をプロドローン(名古屋市)が担当する。9月に愛知県豊田市で鉄道の廃線跡地を利用した日用雑貨の輸送実験を行ったほか、10月には災害時における避難所への遠隔医療サービス提供をテーマに通信医療機器を運搬する実証実験を行った。

【了】

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